ゲーム感覚で異世界最強

ユキ

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救世主を夢見て

この堕女神は私を本気でおちょくっていると思います

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眼が覚めるとそこはとても豪華で絢爛な雰囲気の寝室だった。
誰かに攫われた!?とか思って見ても記憶がない。

目の前には、
"これでチュートリアル終了です!これからは死んだら本当に死んじゃうから気おつけて下さいね!魔王倒すまでログアウトとか出来ないんだよねー、ま、頑張って♪(女神より)"

と書いたメッセンジャーとその下に、

"追伸
ゴッメーン☆
間違って魔王城に連れてっちゃった♪
許してヒヤシンス~☆"

という文字しか書いてない。

とりあえず私は深く深ーくため息をし、そしてふかくふかーーーーく息を吸い込んで深呼吸をする。
とりあえず整理しよう、てかつっこませてくれ。

「なんなんだよおおおおいいいいいいいいー!!!!!まずひとーーつ!!ログアウトできないってどういう事だよ!!新手のソード○ートオン○インのパクリかよ!!!2つめぇ!!死んじゃうってどういう事??死ぬの??本当にリアルに!?意味わからねーわよ!3つ!なんか女語になってんじゃんか私!!!!!4つ!!女神って誰だよおおおおおー!!!5つめ!!!軽いよ!!2000年頃の日本ギャルかよ!!!!6つめ!!痛えよ!!!超痛くて苦しくて途中から感覚なかったよクソやろおおおお!!!最後!!!いろいろとめたいんだよおおおおおおお!!!」

はぁはぁ、と俺は息をしながらふかふかのベッドに横たわる。
いうこと言ってスッキリしたわー。
ふと視界の端にメールマークがついたのでいしきをそこに向けると勝手に開いた、なんだかんだ便利なんだなー。

女神より
黒星ユキさん、これからあなたはこの世界を自由に旅できます。それと...その...良く物語にあるような力とかチート?とかそういうの、まっっったくきたいしなくていいからね!期待してたら死ぬから!決して私がつけ忘れたーとか、まあどうでもいいかなーとか思ってたわけじゃないですからね!!
それでは良き旅を。

追伸:そこ魔王城なので死なないように...まぁ...ガンバッ☆

「今クソだ女神ガァァァァァア!!!!!!!!!!」

俺は本日二度目の咆哮を放った。
するとドタバタと廊下の方から何人かの走る音が聞こえる。
あー、俺もう終わったなー、だってここ魔王城でしょ?てことは魔物とか魔王とかそういうのがいるんでしょ??さっきはなんか死にまくったからあんまり実感ないけど、死ぬのってどんな感じなのかなー、あー、最後くらい美少女とキャッキャウフフしたかったなー。

とか思っているとピタッとドタバタ音が止まり、ドアをノックするコンコンという音だけが部屋に響き渡った。
とりあえず居留守作戦をしよう。

コンコン

……

コンコンコン

…………

「おい!起きていらっしゃらないではないか!!お前いい加減にしないと養分にするぞ!!」

「ヒィッ!?申し訳ございませんー!!!」

「バカヤロウっ!!!!!!!大声出して起きられたらどうするつもりだ!!!」

「ヒィィイ!!!」

なんだ、この漫才は。
とりあえず私に敬語?を使っているのでいいのかな?
さしずめさっきの大声聞かれて上司に相談に行った感じかなー、なんか私の方が立場上みたいな感じがするけど。
どうするかなー。
逃げるか。

私は少し高めの窓に手をかけよじ登り窓を開ける。
そとは少し暗く...ん?暗...過ぎないか??
そーと指を出してみるとドプンという音ともに俺の指が闇に飲み込まれた。
私は思わず手を引っ込めてそして窓から転げ落ちてしまった。

地味にお尻が痛い、指は...なんとも無さそうだな、ってやべ!?
音で外にバレ....!!

時すでに遅し。
小柄の水色の髪と目の小さな妖精のような悪魔のような、さしずめサキュバス?のような子が涙を少し出しながらドアを開けて私とバッチリ目があった。

しばしの無言の時、両者とも目を離さずに時が過ぎ行く。

そしてまた時は動き出す。
私は思わず「なにこの子かわいいいいいい!!!!」
と、叫んでしまい。
サキュバスのような子は「きゃぁぁあ!!!??!動いたいきてるーーー!!??!?!」
と、私を指差してをブンブンさせながら泣きじゃくった、ってなんで生きてたらこんな泣かれるんや、わいは何処ぞの火星に住んでるGではないぞ。

そうして2人で騒いでいると奥からまたドタバタと走る音が聞こえてきた。
ヤバイかもしれない、この子はただ泣いてるだけだけど、この足音的に、今来てる奴はでかい...!!

そして私が思っていた通り、この足音の正体は大きなライオンのような男だった。
そのライオンはまずサキュバスちゃんを見るなりまた怒鳴りだし、そしてちらっとこちらを見た途端。
ガタガタと震え出して冷や汗を出し目がウルウルとっ....てえぇ!?なんで!!!?

私ってそんなにGに似てるの!!???
てかライオンもゴキ○リ苦手なの!?

サキュバスちゃんの方は今度はまた私と目が合い泣き出して、ライオンさんの方は震えがやば過ぎて部屋が若干揺れてる。




えーと、なにこれぇ?
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