ゲーム感覚で異世界最強

ユキ

文字の大きさ
14 / 15
救世主を夢見て

策略と思惑

しおりを挟む
魔王はこちらを見て....え、なんで頬染めてんのキモい....

「よ、ようこそユキよ、我が魔王城へ、今日は少し話があってな、その、悪かったな」

「それは何に対しての悪かったなの?」

まあ呼び出したことについてだろう、わかっていながらも聞く私は我ながら意地が悪いと思う。
魔王はそれを聞かれ少し戸惑っているような、困ったような顔を浮かべ顔を少し赤らめさせていた。
可愛いかよ。

「そ、その、だな、私の勝手な判断で呼んでしまってだな、その、悪かった」

「ふーん....で?」

やっぱり私は意地汚いと思う、周りの魔物たちはどうしたものかとオドオドしてるし、魔王すらもなんか...泣きそうな顔になってるし。

私は少し怒っている、なぜかというと向こうから攻撃してきて条約まで立てた挙句にこれだ、私はまだ病欠(魔力切れ)だとわかっていて呼び出し魔物を周りに展開して少し圧をかけてくる。

何かの条件を出すつもりなのだろう、高圧的に接して。

よくある話だ、上司や部下、同僚などをまわりにはりつかせ無理な話を皆に聞かせて下っ端を圧する。
そういう手口なのだろう。

だから私は怒った、そして向こうは予想外とばかりに戸惑っている、本当ならば場を制するのは自分だったのに...と言うことなのだろう。

さて、私が怒って意地汚く接したが、魔王はどう出るのだろうか...

「そ、そのだな、少し言いにくいのだが....」

さて、どんな無理難題を吹っかけるか?それとも私が怒っているとわかって控えめにくるのか....??
どう出る魔王?

「す、好きだ....一目惚れだ...なんて言えばわからず、こんな事になってしまったが...好きなんだ...」

....へ?

「結婚してくれ...ください...」

「いやいやいや!!は?え?....なんで??」

流石にこれは予想外だった、周りの魔物たちはよく言った!頑張ったな魔王様ー!とか言ってるけどなんなのこの状況!?
よくあるラブコメですか!?
戦ってた敵同士がいつの間にか結ばれちゃうっていうそういう展開ですか!?

いやいやいや.....マジで??

「ま、まず経緯を話して?」

魔王は深呼吸をしまだ顔を赤らめさせているが少しずつ話していった。

「まずはじめは、その白い髪に見とれた、神のような...いや、神なのだろうが、その白く輝く綺麗な髪に見惚れた、そして私の攻撃を始めて防いだその強さに惹かれた、そして最後はその美しさと、その....俺を助けてくれた優しさに...引かれた...のだ...」

魔王は顔を隠しながらも耳を真っ赤にさせながらも、話していった....乙女か!!!!

周りの魔物たちは大興奮だ。
魔王はその歓声が聞こえるたびに顔の赤さを増している気がする...
私はとりあえず深呼吸をし、笑顔で魔王の近くに近づき方を叩いた。

魔王は少し涙目になっていたが、フルフルと顔を震わせながらも私と目を合わせた。

「私も、魔王のことかっこいいなーとか思ってたんだ」

「じゃ!じゃあ!!」

魔王は晴れやかな顔になり周りの魔物達もおぉ!!と声を出して私の返事を聞きたがっていた。

ふふふ、ではいってあげようではないか...私がやりたかったこと第26位くらいの事!!

「ごめんなさい♪」

イケメン(可愛い子でも可)に告らせといて笑顔で振る!!

その瞬間世界が凍りついたことを私は今も覚えている、あ、私のスキルじゃないよ?物理じゃないほう
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜

美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

【完結】私が愛されるのを見ていなさい

芹澤紗凪
恋愛
虐げられた少女の、最も残酷で最も華麗な復讐劇。(全6話の予定) 公爵家で、天使の仮面を被った義理の妹、ララフィーナに全てを奪われたディディアラ。 絶望の淵で、彼女は一族に伝わる「血縁者の姿と入れ替わる」という特殊能力に目覚める。 ディディアラは、憎き義妹と入れ替わることを決意。 完璧な令嬢として振る舞いながら、自分を陥れた者たちを内側から崩壊させていく。  立場と顔が入れ替わった二人の少女が織りなす、壮絶なダークファンタジー。

幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~

二階堂吉乃
恋愛
 同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。  1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。  一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。

処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う

yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。 これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

【完結】シュゼットのはなし

ここ
恋愛
子猫(獣人)のシュゼットは王子を守るため、かわりに竜の呪いを受けた。 顔に大きな傷ができてしまう。 当然責任をとって妃のひとりになるはずだったのだが‥。

処理中です...