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第3章
報告会
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ヘンルーダの冒険者ギルドに立ち寄り、重大な発表と相談があるから、早急にリベルタへ変異種育成計画のギルド担当者と、冒険者ギルドと商業ギルドのギルド長か副ギルド長も来て欲しいと頼んだ。
ついでにリベルタの冒険者ギルド長へ、今回の話し合いの結果のことで秘密裏に重要な話しがあるため、ヘンルーダと相談して日時を決めて欲しい旨と、幻獣舎の建設の計画停止を伝えてもらうように頼んだ。
直ぐにスティードに乗り自宅へ帰る。
留守中にアーウィンがある程度の引き継ぎを、森の幻獣舎の従業員にしてくれていて助かった。
緊急性が高いということで、2日後に育成計画ギルド会議が開かれた。
場所はリベルタの商業ギルド長の別邸で、参加者はリベルタとヘンルーダの両ギルド長の4人と、ヘンルーダの冒険者ギルド副ギルド長、魔性植物園園長と、各ギルドの育成計画担当責任者、レナードの10人。
先ずは呼び出しの経緯が、保護した幻獣の費用面のことだと説明する。
そして4属性の精霊王と幻獣王が勢揃いしていて、提案をされたことを伝えた。
「簡単にまとめると、既存の迷いの森に戻れない者や帰る場所がない者のために、新たな小さな森を作りたいと。
そしてそこで幻獣士の契約の場所にしたら良いのではという話しになりました」
あまりのスケールの話しに海千山千の強者達も沈黙する。
「あくまでも契約者の居ない幻獣を守るためと、魔素の流出を防ぐための措置で、私の希望により不可視にしてもらいました。
入り口の1つはこれから建設してもらう幻獣舎で、対外的には幻獣舎から精霊術で、『試練の森』という場所に移転するということにします」
責任者クラスがしきりにこめかみをさすっている。
「幻獣士は試練を無事達成出来た者のみがなれ、地位やお金、種族など一切関係しない制度にします。
そしてここが一番重要なことです。
幻獣士はどの迷いの森も、幻獣士と契約した幻獣とならば、自由に出入り出来ます」
全員の目がレナードに集中する。
「但し持ち出しの制限は今まで通りで、違うのは幻獣が案内してくれたところで採取出来た分は制限がないそうです。
もちろんその時点で一定以上は見えないため、取り尽くしたように見えても、あくまでも他の者より多いというだけです。
幻獣士と他の職業の者とパーティを組んでも、その幻獣士の持ち出し分以上は持ち出せないです」
いくつか唸り声が聞こえた。
「流石は自ら採取をする薬師さんだ。
ある程度冒険者の事を分かっている。
しかし相談も無しに決められるのは困るな」
「私の方こそ相談したかったんです。
でも幻獣側がどんどん話しを進めて、これでも出来る限り人間に不利な条件にならないように必死で交渉したんですよ」
「まぁまぁ、人間嫌いの幻獣側が譲歩してくれたんですから、それを元にこちらの仕組みを作るしかありませんよ」
エドウィンが取りなし場は収まった。
「1つを除いて決まったことを書いて来たので、商業ギルド長に渡すので後で写して下さい。
今からピュードルに新しい森を作るということだけ、皆さまの記憶を書き換えさせていただきます。
これは精霊王からの命令なので抗議は受け付けられません」
その言葉を合図にレナード以外のメンバーに煌めく霧が通り抜ける。
改ざんされた記憶は試練の森という新しい森の発見というものだった。
レナードのメモを元に森の幻獣舎の設計変更のための話し合いが始まり、部屋数や大きさなどの概要が決まると担当者の1人が大工との打ち合わせに飛んで行った。
国への報告は幻獣舎の設計図が出来てからということになり、両ギルドでもその後連日会議となったのは別の話し。
会の終った後にレナードは園長に声をかけた。
「お疲れ様でした。
突然幻獣達が増えて植物園も大変でしょう?」
「レナードさんのところに比べたらマシですよ」
「私もあそこまで多いのは未経験ですが、突然なのは何度もありますから。
ところでそちらで手に余る子がいれば、森の方で引き受けますので、遠慮せずに連絡して下さいね」
「帰ったら担当職員に確認してみます。
ついでに植物園で面倒をみれる数を見極めなくては」
ついでにリベルタの冒険者ギルド長へ、今回の話し合いの結果のことで秘密裏に重要な話しがあるため、ヘンルーダと相談して日時を決めて欲しい旨と、幻獣舎の建設の計画停止を伝えてもらうように頼んだ。
直ぐにスティードに乗り自宅へ帰る。
留守中にアーウィンがある程度の引き継ぎを、森の幻獣舎の従業員にしてくれていて助かった。
緊急性が高いということで、2日後に育成計画ギルド会議が開かれた。
場所はリベルタの商業ギルド長の別邸で、参加者はリベルタとヘンルーダの両ギルド長の4人と、ヘンルーダの冒険者ギルド副ギルド長、魔性植物園園長と、各ギルドの育成計画担当責任者、レナードの10人。
先ずは呼び出しの経緯が、保護した幻獣の費用面のことだと説明する。
そして4属性の精霊王と幻獣王が勢揃いしていて、提案をされたことを伝えた。
「簡単にまとめると、既存の迷いの森に戻れない者や帰る場所がない者のために、新たな小さな森を作りたいと。
そしてそこで幻獣士の契約の場所にしたら良いのではという話しになりました」
あまりのスケールの話しに海千山千の強者達も沈黙する。
「あくまでも契約者の居ない幻獣を守るためと、魔素の流出を防ぐための措置で、私の希望により不可視にしてもらいました。
入り口の1つはこれから建設してもらう幻獣舎で、対外的には幻獣舎から精霊術で、『試練の森』という場所に移転するということにします」
責任者クラスがしきりにこめかみをさすっている。
「幻獣士は試練を無事達成出来た者のみがなれ、地位やお金、種族など一切関係しない制度にします。
そしてここが一番重要なことです。
幻獣士はどの迷いの森も、幻獣士と契約した幻獣とならば、自由に出入り出来ます」
全員の目がレナードに集中する。
「但し持ち出しの制限は今まで通りで、違うのは幻獣が案内してくれたところで採取出来た分は制限がないそうです。
もちろんその時点で一定以上は見えないため、取り尽くしたように見えても、あくまでも他の者より多いというだけです。
幻獣士と他の職業の者とパーティを組んでも、その幻獣士の持ち出し分以上は持ち出せないです」
いくつか唸り声が聞こえた。
「流石は自ら採取をする薬師さんだ。
ある程度冒険者の事を分かっている。
しかし相談も無しに決められるのは困るな」
「私の方こそ相談したかったんです。
でも幻獣側がどんどん話しを進めて、これでも出来る限り人間に不利な条件にならないように必死で交渉したんですよ」
「まぁまぁ、人間嫌いの幻獣側が譲歩してくれたんですから、それを元にこちらの仕組みを作るしかありませんよ」
エドウィンが取りなし場は収まった。
「1つを除いて決まったことを書いて来たので、商業ギルド長に渡すので後で写して下さい。
今からピュードルに新しい森を作るということだけ、皆さまの記憶を書き換えさせていただきます。
これは精霊王からの命令なので抗議は受け付けられません」
その言葉を合図にレナード以外のメンバーに煌めく霧が通り抜ける。
改ざんされた記憶は試練の森という新しい森の発見というものだった。
レナードのメモを元に森の幻獣舎の設計変更のための話し合いが始まり、部屋数や大きさなどの概要が決まると担当者の1人が大工との打ち合わせに飛んで行った。
国への報告は幻獣舎の設計図が出来てからということになり、両ギルドでもその後連日会議となったのは別の話し。
会の終った後にレナードは園長に声をかけた。
「お疲れ様でした。
突然幻獣達が増えて植物園も大変でしょう?」
「レナードさんのところに比べたらマシですよ」
「私もあそこまで多いのは未経験ですが、突然なのは何度もありますから。
ところでそちらで手に余る子がいれば、森の方で引き受けますので、遠慮せずに連絡して下さいね」
「帰ったら担当職員に確認してみます。
ついでに植物園で面倒をみれる数を見極めなくては」
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