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第8章
本部報告
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ギルド連合本部は全てのギルドを総括し、どの国家とも中立な独立組織である。したがって一定のルールのもとに情報も保護される。
だが国家や大商会などの一部の権力主義者達のせいで地域や一部ギルド職員は完全に中立ではないのが問題でもある。
商業ギルド、冒険者ギルド、海運ギルドの様に国家にも対抗出来る力に加えて、交渉力や観察眼などが優れている者達が本部の幹部トップでしっかり牛耳っているところも有れば、薬師ギルドや鍛治師ギルドの様に職業としての能力は高いが、プライドも無駄に高いところでは幹部職員にも権力者の手が伸びている。
今までの変異種育成計画は一部地域での検証期間中だとはいえ、幹部トップがしっかりしている商業ギルドと冒険者ギルドだけだったため正式な報告はまだしていなかったのだ。ちなみに幻獣士ギルドは冒険者ギルドの下位組織である。
今回薬師ギルドや治療ギルドなど他のギルドが関係して来る可能性が高くなったので、変異種育成計画を正式な活動としてギルド連合本部の承認と、関係ギルドへの通知などの様々な手続き行うことになる。
精霊王達との話し合いで治療ギルドへの通知が許可された。教会の治療院については詳細を報せない事は双方一致。治療ギルドに関しては幹部にのみ情報開示となった。
変異種育成計画は当初と若干変更し、変異種の成体率UPと同じく育成や育成率が低い特異体や希少幻獣も加えられる事になった。計画参加ギルドは冒険者ギルド、商業ギルド、幻獣士ギルド、薬師ギルドとなったが、薬師ギルドはあくまでも情報開示と薬や毒に関する事にのみ発言権などを認められる形となった。他ギルドへは共同の計画がある事を通知することになったが、今後の進展により有用性が他ギルドに応用される可能性が有れば打診するというひと言も加えられた。
この計画が今までと大きく違うところは、精霊王と幻獣王が関わっているために本来開示されるべき全てのギルド連合本部への内容が概要のみで、詳細は計画に賛同したギルド本部のみという事と、参加ギルドでさえも秘匿される情報があるという点。当然情報開示が少な過ぎるとクレームが殺到したが、それ以上の情報開示には開示した者に妖精か小精霊の常時監視が必須だと説明したところほとんどが撤回した。薬師ギルド本部の一部幹部や変異種を悪用しようと思う組織や後ろ盾がある者はそれでも抗議したため、後日クレームがある者だけを集めて説明会を開いた。詳細開示のための条件を話し出したが、最初は何でも良いから早く教えろと喚いていた。開示された情報を精霊王が認めていない者に教えた場合に、その者が直接間接を問わず幻獣や変異種に被害が出たら以前あった粛正のように関係した者が全て幻獣達によって罰せられることを理解した途端沈黙した。
こうして変異種育成計画はギルド連合本部に承認され参加ギルドも増えたが、徹底した悪用防止策として正式発表前に参加していた地域で研修することが必須とし、急速に広まることによる誤情報や誤運用を防ぐと共に、悪用や独占を狙う者達との接触が監視しやすい環境を整えた。
のちに海運ギルドや輸送ギルドなど幻獣を使役するギルドにも打診後に詳細が開示された。海の幻獣や竜種、大型飛翔幻獣や変異種が人族の幻獣士と契約する様になったからだ。特に情に厚く、結束力の高い海の漢達の集団である海運ギルドは、全ての情報を開示されるほど強力な参加ギルドとなる。
だが国家や大商会などの一部の権力主義者達のせいで地域や一部ギルド職員は完全に中立ではないのが問題でもある。
商業ギルド、冒険者ギルド、海運ギルドの様に国家にも対抗出来る力に加えて、交渉力や観察眼などが優れている者達が本部の幹部トップでしっかり牛耳っているところも有れば、薬師ギルドや鍛治師ギルドの様に職業としての能力は高いが、プライドも無駄に高いところでは幹部職員にも権力者の手が伸びている。
今までの変異種育成計画は一部地域での検証期間中だとはいえ、幹部トップがしっかりしている商業ギルドと冒険者ギルドだけだったため正式な報告はまだしていなかったのだ。ちなみに幻獣士ギルドは冒険者ギルドの下位組織である。
今回薬師ギルドや治療ギルドなど他のギルドが関係して来る可能性が高くなったので、変異種育成計画を正式な活動としてギルド連合本部の承認と、関係ギルドへの通知などの様々な手続き行うことになる。
精霊王達との話し合いで治療ギルドへの通知が許可された。教会の治療院については詳細を報せない事は双方一致。治療ギルドに関しては幹部にのみ情報開示となった。
変異種育成計画は当初と若干変更し、変異種の成体率UPと同じく育成や育成率が低い特異体や希少幻獣も加えられる事になった。計画参加ギルドは冒険者ギルド、商業ギルド、幻獣士ギルド、薬師ギルドとなったが、薬師ギルドはあくまでも情報開示と薬や毒に関する事にのみ発言権などを認められる形となった。他ギルドへは共同の計画がある事を通知することになったが、今後の進展により有用性が他ギルドに応用される可能性が有れば打診するというひと言も加えられた。
この計画が今までと大きく違うところは、精霊王と幻獣王が関わっているために本来開示されるべき全てのギルド連合本部への内容が概要のみで、詳細は計画に賛同したギルド本部のみという事と、参加ギルドでさえも秘匿される情報があるという点。当然情報開示が少な過ぎるとクレームが殺到したが、それ以上の情報開示には開示した者に妖精か小精霊の常時監視が必須だと説明したところほとんどが撤回した。薬師ギルド本部の一部幹部や変異種を悪用しようと思う組織や後ろ盾がある者はそれでも抗議したため、後日クレームがある者だけを集めて説明会を開いた。詳細開示のための条件を話し出したが、最初は何でも良いから早く教えろと喚いていた。開示された情報を精霊王が認めていない者に教えた場合に、その者が直接間接を問わず幻獣や変異種に被害が出たら以前あった粛正のように関係した者が全て幻獣達によって罰せられることを理解した途端沈黙した。
こうして変異種育成計画はギルド連合本部に承認され参加ギルドも増えたが、徹底した悪用防止策として正式発表前に参加していた地域で研修することが必須とし、急速に広まることによる誤情報や誤運用を防ぐと共に、悪用や独占を狙う者達との接触が監視しやすい環境を整えた。
のちに海運ギルドや輸送ギルドなど幻獣を使役するギルドにも打診後に詳細が開示された。海の幻獣や竜種、大型飛翔幻獣や変異種が人族の幻獣士と契約する様になったからだ。特に情に厚く、結束力の高い海の漢達の集団である海運ギルドは、全ての情報を開示されるほど強力な参加ギルドとなる。
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