Ωの僕がお偉いさん

白いモフモフ

文字の大きさ
上 下
409 / 670

※(記念)

しおりを挟む
★こんにちは、書き手です。_(..)_
有り難くもお気に入りの数字が2222という素晴らしい数に達しましたので、記念として本編に添う形でノエル君の秘密を一部分暴露致します。
 楽しんでいただければ幸いです。


・・・・・・・・・・・・


 サミュエル様の希望で僕の経験談をちょっとだけ皆に話す。
 基本的に僕は極々普通が好きなんだけど、たまに……本当にたまに、ちょっと普通じゃ無いのもする。たぶんトータに言えば「特に変じゃないよ?よくあるよ。」と返されそうだけど僕のなかでは『おもいっきた事』なんだ。

 ちょうどこの航海に出るためにグリフウッドに居たときの話だ。最近の事過ぎて恥ずかしいので皆には時期は伏せる。

 お昼を食べて子供達がお昼寝した頃、アーノルドがやって来て航海の話をした。心配するアーノルドをキスで宥めてるとお誘いがきた。明るい室内は恥ずかしいと行ったら夜に来るからそのつもりでと言われた。……まぁ、準備したよ。ちょっと嬉しくてランジェリーっぽい下着を用意。そわそわしてたからか爺にバレてたようで夕飯の後は子供達の事は引き受けてくれた。

 お風呂で綺麗にしてランジェリーをつけてガウンを羽織る。軽いお酒と僕用に更に薄くしたお酒も用意。カーテンをどうしようか迷ったけどテラスの外は人気もないし遠くに港の灯りが綺麗に見えてるので開けておいてた。
 アーノルドが来たのは僕の用意が整ったちょっと後で良いタイミング。アーノルドがお風呂を使ってる間にグラスにお酒をついでテラスのテーブルに。キャンドルなんかも灯しちゃって『いいムードじゃない?』と自己満足。

 ええ……そうです。甘い雰囲気でキスなんかしてベッドに運んでもらえると思ってたんですが、なんとそこで始まってしまったんですよ。
 アーノルドの膝も上で口移しでお酒をもらってイチャイチャまでは僕の予定にもあったから思いっきり甘えていた。だけどそこでアーノルドが僕の胸元から薄い布地を見つけてしまったんだ。

「珍しいね、よく見せて?」

 なんて言われてガウンの紐を解かれたら薄い布地から乳首が透けて見えたらしく、とてもいい笑顔になった。そのうち手が妖しい動きに変わって「ベッドに連れていって」と僕が言うより早く口をキスで塞がれて言い出せなくなってしまった。

 頭の中が溶けたように何も考えられずに気持ちよくなってたら「ノエル、かわいい声が響いちゃうよ」って言われて外だと思い出した。でも思い出したとたんに中も締め付けちゃってアーノルドの指を思いっきり感じちゃって、なんとか声を抑えたんだけどそれが刺激になってもっと感じるようになっちゃったんだ。

 テラスという戸外であられもなく乱れてと今、思い出すととても恥ずかしいけどテラスの柵に体を預けて後ろから突かれたりテーブルの上で受け入れてた時はそんな事気にもしなかった。いや、どちらかというと時々アーノルドが「声を聞かれちゃうね」という言葉攻めに少しだけ酔っていたかもしれない。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

エリート建築士は傷心した彼女を愛し抜きたい

恋愛 / 完結 24h.ポイント:106pt お気に入り:231

待ち遠しかった卒業パーティー

恋愛 / 完結 24h.ポイント:1,036pt お気に入り:1,288

弱みを握られた僕が、毎日女装して男に奉仕する話

BL / 完結 24h.ポイント:227pt お気に入り:10

三十代で再召喚されたが、誰も神子だと気付かない

BL / 連載中 24h.ポイント:2,165pt お気に入り:5,942

顔の良い灰勿くんに着てほしい服があるの

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:21pt お気に入り:0

処理中です...