675 / 708
デジレ様の心内
しおりを挟む
ノエル様から招集がかかった。セオと私だけなら行く必要なしと判断していたかもしれない。だが今回はこの移動の件と贈り物の件、もしかしたらあの変な令嬢の事もあるかもしれないと応じた。
行ってみればやはり真っ先に移動の件があったがノエル様は知らせが早すぎだと指摘された。……だからもう少し待てば良かったのだ面倒くさい。超高速連絡手段を両国で編み出したのがバレるではないか。
まぁバレた処で使える条件が厳しくて他が扱えるものでは無いから一般の連絡手段にも使えないのだが、『僕も使いたい』と言い出されると面倒だ。
このノエル様という人はとんでもない事を考え出すからこの連絡手段を知られたらどうなるか予測できない。
……しかしノエル様はもはやもう最強の人になってしまっているようだ。問題ごとが山積みになりそこへ思わぬ問題(我々の入国の仕方)が重なった為にキレたという状態になったのだろうが、2国の王を相手に叱りつける。更には友国であり慣れてるのもあるが、鬼神提督を睨むのもこの人くらいだろう。
尤も、今回はどれをとってもノエル様は正論を言ってる。おや?そういえばノエル様が正論とは珍しいものだ。
おっと……考え事をしていたら私の方ヘ剣先が向かってきたか。
……いや、私とてはじめは真珠や珊瑚だろうかと思ったのだ。気付いた時にはもう島の付近で布陣を展開していた。海賊の本拠地なんて碌な島じゃないと思っていたのだが、いやいや稀なる美しい海と浜辺に心を奪われた。
あの海賊達は小物過ぎて島を独占しても改造する程の力を持っていなかったのが幸いだった。
このエルドゥド王国の王妃の座にありながらも未だフールフーガの艦隊の中に私兵をもつフールフーガの姫艦隊をそっくり南の島に移したが、実は私の家も用意させている。リリーの祖父なのだから問題無いだろう。
ノエル様の問には尤もらしいことを話す。リリーの立場とか王女なのだから~とか。
面倒は御免だがこの美しい島には私も惚れ込んだのでリリーの持ち物にしておけば都合よく使えそうだなんて知られてはいけない。
リリーの館を建てる予定地の更に奥に小さい浜辺と自然の洞窟を見つけその近くに私の別荘を建てる予定なのだ。
……セオと2人きりで……なかなか良い場所だろう。
いや……毎日愛されてるからといってこの様な考えをこの場でしてはいけない
さて、どうも今日に限ってはノエル様は色々と言いたいらしいが都合の悪い方に話を持っていかれるのは避けたい。どうしたものか?ふむ、……
「…………ノエル様、フールフーガでは」
私が年寄りの船員に言われて考え込んだ言葉をそのまま言った。フールフーガでは普通なのだと。
聞いたノエル様も黙った……よし、成功だ。
行ってみればやはり真っ先に移動の件があったがノエル様は知らせが早すぎだと指摘された。……だからもう少し待てば良かったのだ面倒くさい。超高速連絡手段を両国で編み出したのがバレるではないか。
まぁバレた処で使える条件が厳しくて他が扱えるものでは無いから一般の連絡手段にも使えないのだが、『僕も使いたい』と言い出されると面倒だ。
このノエル様という人はとんでもない事を考え出すからこの連絡手段を知られたらどうなるか予測できない。
……しかしノエル様はもはやもう最強の人になってしまっているようだ。問題ごとが山積みになりそこへ思わぬ問題(我々の入国の仕方)が重なった為にキレたという状態になったのだろうが、2国の王を相手に叱りつける。更には友国であり慣れてるのもあるが、鬼神提督を睨むのもこの人くらいだろう。
尤も、今回はどれをとってもノエル様は正論を言ってる。おや?そういえばノエル様が正論とは珍しいものだ。
おっと……考え事をしていたら私の方ヘ剣先が向かってきたか。
……いや、私とてはじめは真珠や珊瑚だろうかと思ったのだ。気付いた時にはもう島の付近で布陣を展開していた。海賊の本拠地なんて碌な島じゃないと思っていたのだが、いやいや稀なる美しい海と浜辺に心を奪われた。
あの海賊達は小物過ぎて島を独占しても改造する程の力を持っていなかったのが幸いだった。
このエルドゥド王国の王妃の座にありながらも未だフールフーガの艦隊の中に私兵をもつフールフーガの姫艦隊をそっくり南の島に移したが、実は私の家も用意させている。リリーの祖父なのだから問題無いだろう。
ノエル様の問には尤もらしいことを話す。リリーの立場とか王女なのだから~とか。
面倒は御免だがこの美しい島には私も惚れ込んだのでリリーの持ち物にしておけば都合よく使えそうだなんて知られてはいけない。
リリーの館を建てる予定地の更に奥に小さい浜辺と自然の洞窟を見つけその近くに私の別荘を建てる予定なのだ。
……セオと2人きりで……なかなか良い場所だろう。
いや……毎日愛されてるからといってこの様な考えをこの場でしてはいけない
さて、どうも今日に限ってはノエル様は色々と言いたいらしいが都合の悪い方に話を持っていかれるのは避けたい。どうしたものか?ふむ、……
「…………ノエル様、フールフーガでは」
私が年寄りの船員に言われて考え込んだ言葉をそのまま言った。フールフーガでは普通なのだと。
聞いたノエル様も黙った……よし、成功だ。
217
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
普段「はい」しか言わない僕は、そばに人がいると怖いのに、元マスターが迫ってきて弄ばれている
迷路を跳ぶ狐
BL
全105話*六月十一日に完結する予定です。
読んでいただき、エールやお気に入り、しおりなど、ありがとうございました(*≧∀≦*)
魔法の名手が生み出した失敗作と言われていた僕の処分は、ある日突然決まった。これから捨てられる城に置き去りにされるらしい。
ずっと前から廃棄処分は決まっていたし、殺されるかと思っていたのに、そうならなかったのはよかったんだけど、なぜか僕を嫌っていたはずのマスターまでその城に残っている。
それだけならよかったんだけど、ずっとついてくる。たまにちょっと怖い。
それだけならよかったんだけど、なんだか距離が近い気がする。
勘弁してほしい。
僕は、この人と話すのが、ものすごく怖いんだ。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
起きたらオメガバースの世界になっていました
さくら優
BL
眞野新はテレビのニュースを見て驚愕する。当たり前のように報道される同性同士の芸能人の結婚。飛び交うα、Ωといった言葉。どうして、なんで急にオメガバースの世界になってしまったのか。
しかもその夜、誘われていた合コンに行くと、そこにいたのは女の子ではなくイケメンαのグループで――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる