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二章 ハミヤ
48-5 竜杯
しおりを挟む「ゲートが開きました!第3回、H1竜杯。各馬一斉にターフへ飛び出しました。先手を取ったのはケイだ!ケイが先頭に立ちました。なんとドロが出遅れています。逃げ一辺倒のドロが最後方からレースを進めます。坂競馬場、最初のコーナーまで208m。ケイが先頭で1コーナーに入ります。続いてキンコが1馬身後方。その後にシホーが3番手。2コーナーを抜けてバックストレッチに入りました。1番人気ガキは7~8番手といったところでしょうか。少し折り合いを欠いているか。鞍上ホーナーが手綱を絞って宥めます。ガキのすぐ後ろにシバ。新馬勝ちのあとH2大空賞を優勝。3戦目でH1竜杯まで駒を進めてきました。鞍上はリーディングジョッキーのバツク。1週目の3コーナーに入ります。最後尾から3頭目に2番人気のパパ。プレイジョッキーいつもより後方の位置取りです、3,000mの長丁場を意識したスタミナ温存でしょうか。最後方にドロです。出遅れたまま、後方待機。4コーナーを抜けて最初の直線に入ります」
ハミル牧場では牧場主のユタタとその恋人のヨウコがテレビ画面、競馬中継に見入っていた
「いけ!チアン!4番手か。えらい折り合ってるな。頼むぞナナナちゃん。単勝しこたま買ってるみゃ。20万になるわ」
「来年はハミヤ出走できるかしら。竜杯」
「当たり前じゃ!そうなってもらわないと困るにゃ。おいおい!3コーナーに入るぞ!」
「2週目?」
「当たり前じゃ!最終コーナーだ」
雄馬四冠レース 2033
1冠目虎杯をパパが制した
2冠目熊杯はママが制した
3冠目竜杯
4冠目猫杯
・・・・
2025
菊花賞をエネルジコが制した
私の夢は、アマヒキ
私の夢は散りましたが、かすかな縁が芽生えました
競馬は浪漫
私とエキサイトバイオの物語が始まった
私の小心馬券
「よし、なんとか抑えた方のエキサイトバイオが来た。3着。よしよし。1,360円プラスと」
「ポニテとったのかよ!よくエキサイトバイオいけたな」
「フッ、女の勘よ。気になったのよね」
「オンナノカン。か。そんな常套句もあるか。ハハッ。それにしてもエネルジコ、これは強いな」
「強いね。有馬かな。JC?」
「どうだろう。有馬かな」
「エキサイトバイオは、有馬?」
「いやあ、どうだろう。うーん、師走のGⅡステイヤーズSの線があるかな。GⅢ鳴尾記念、GⅢ中日新聞杯あたりかな」
「私、エキサイトバイオ追いかけてみる」
「ハハッ。競馬あるあるだな。あるかもな、ジャパンカップ、有馬記念」
「金杯の線もあるよね」
「うん」
「よし、お気に入り登録して」
「行こうか」
「うん」
ポニテとダーフは中京競馬場のオーロラビジョンに背を向けて、市街へと
2025-10-26
・・・・
2033-10-30
「高低4.3mの坂を下る。最終コーナーを抜けて先頭はケイ!苦しいか!外からガキが持ったまま並びかけた、熊杯2着の雪辱なるか。バツクが手綱を扱いてシバが追走する!柵外れのインを突いてパパが伸びてくる。馬群を割ってドロの末脚!・・・強い!強い!ガキ!後続を引き離す!雄馬3冠目竜杯はガキが制しました!」
一番人気ガキがその支持に応えて優勝した、ホーナーJ
坂競馬場 3000m 曇 稍重 3.04.2
2着 シバ 4 バツクJ
3着 ドロ 首 シンチョJ
4着 パパ 1/2 プレイJ
5着 チアン 鼻 ナナナJ
「ああ、ダメだみゃ。4着、5着か?はあ、焼そば食うか」
「よし。取った」
「なんだと!何を買ってたんだ!」
「ドロの複勝よ。フフッ」
「くそー。女の勘か」
「そんな決まり文句もあったわね」
そこは静岡ハミル牧場
「ちょっと子ども達、見てくるわ」
「ああ、ウマハナの様子見てきてくれ」
「俺は花の手入れしてくる」
「はい」
「いい子をたくさん、これからね」
「ツバキ」
-2033-
-2025-
競馬で糸。
ポニテとダーフ、恋人。
いつものH BARではなくて
ダーフの家
「今日は俺が作る」
「ホント?何」
「それは、やっぱウオッカだろう。これウオッカグラスホッパーっていうのか」
「これ間違えたかも。ココナッツホワイトだ。よく見なかった」
「ああ、そうだね。いいよ、家飲みだし」
「うん」
「カカオリキュールホワイトだった。これ代わりになるかな」
「いやいや、あなた」
「みろ、けっこういけるぞ」
「うん、いいよ」
「素人だから許してくれ」
「うん。うん?誰に言ってるの」
「来週は天皇賞だな」
「ウオッカって」
「ああ、2008年な」
「ダイワスカーレット、あの名勝負」
7 ダイワスカーレット
14 ウオッカ
・・・・
秋だな
H1が続くわね
ハミヤ元気かな
うん
来週はH1皇妃杯でございます
実況はワタクシ、ヘイツでございました
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