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場所を変えて。
リサリスティは、アルヴァトランが普段使っている寝台の上にいた。
秘めやかな場所に、彼の指を迎えて──
「ひっ、んあっ」
「意外と大きいんだな」
アルヴァトランの手が、リサリスティの胸をふにふにと揉む。その感覚だけでも、たまらなく甘い快感にかわる。足の指がピンと張ると、アルヴァトランがふっ、と笑った。
「可愛いな、やはり」
「うっ……んああっんっ! ああっ、ああっ!」
「ここがいいみたいだな」
「あああっ、っあっ……!」
秘唇の入り口付近を滑っていた彼の指が、ぬぷぷ……っと、もう少しだけ奥へと進む。中指が折り曲げられ、こすられる。バチバチと火花が散るような快感が駆け巡って、嬌声がとまらない。
(だ、め……気持ち良すぎて、おかしくなりそうっ!)
「はぁ…ん、ああっ……や、っ」
「イヤか?」
動きが止まってしまう。
リサリスティは、青宝玉の瞳を潤ませてアルヴァトランを見つめた。
「イヤ、……じゃないです。むしろ……」
「むしろ?」
「きもちよすぎて……ヘンに、なりそうで……」
「ヘンになれ。俺しか見ていない」
ぐちゅぐちゅ……っ。
「んああっ、あぁあっ、ああっ……!」
恥ずかしくて、声を出さないように下唇を噛んで耐え忍べば、彼の指がそれを阻んだ。
親指で押され、噛まないように促される。イヤイヤするようにリサリスティが首を振れば、有無を言わさない動きで彼に唇を吸われた。
それとともに指をぐちゅぐちゅと動かされ、背中が反りあがった。胸の尖りをもう片方の指でこねくり回される。ひっぱられ、つままれ、唇で食まれた。舌で転がすように舐められ、リサリスティの身体はどんどん熱く、疼いていく。
「ひぅああっ、ああっ、あああ!!」
指の動きが速くなる。
「あ…っ、あんっ、あっ……あああああっ!!」
じゅぼじゅぼじゅぼ……。
ナカがきゅうっと収縮して、弾けた。
「あぁ…………はぁ……っ」
リサリスティは、初めての『絶頂』の余韻を味わっていた。
「リサ」
「あ、るさま……」
切なげに眉をひそめて、アルヴァトランが名前を呼んでくる。それだけで、リサリスティの奥底が切なくなる。もっと欲しい。もっと感じたいと、思ってしまう。
アルヴァトランが、どこからか小瓶を取り出した。己の口に含み、そのままリサリスティに口づける。舌とともに奥へ奥へと流し込まれて、リサリスティはたまらず飲み込んだ。
「あ、るさまぁあっ、こへ、なんれすかっ?」
「破瓜の痛みを軽減してくれる媚薬だ」
「ひやぁん♡」
彼の指がお腹に触れただけなのに、とんでもない快感に襲われて、喘ぐことしか出来ない。蜜壺からは絶えず愛液がどんどん溢れてくる。体全体が熱くなっていき、疼いて仕方なくなってくる。
リサリスティは、アルヴァトランが普段使っている寝台の上にいた。
秘めやかな場所に、彼の指を迎えて──
「ひっ、んあっ」
「意外と大きいんだな」
アルヴァトランの手が、リサリスティの胸をふにふにと揉む。その感覚だけでも、たまらなく甘い快感にかわる。足の指がピンと張ると、アルヴァトランがふっ、と笑った。
「可愛いな、やはり」
「うっ……んああっんっ! ああっ、ああっ!」
「ここがいいみたいだな」
「あああっ、っあっ……!」
秘唇の入り口付近を滑っていた彼の指が、ぬぷぷ……っと、もう少しだけ奥へと進む。中指が折り曲げられ、こすられる。バチバチと火花が散るような快感が駆け巡って、嬌声がとまらない。
(だ、め……気持ち良すぎて、おかしくなりそうっ!)
「はぁ…ん、ああっ……や、っ」
「イヤか?」
動きが止まってしまう。
リサリスティは、青宝玉の瞳を潤ませてアルヴァトランを見つめた。
「イヤ、……じゃないです。むしろ……」
「むしろ?」
「きもちよすぎて……ヘンに、なりそうで……」
「ヘンになれ。俺しか見ていない」
ぐちゅぐちゅ……っ。
「んああっ、あぁあっ、ああっ……!」
恥ずかしくて、声を出さないように下唇を噛んで耐え忍べば、彼の指がそれを阻んだ。
親指で押され、噛まないように促される。イヤイヤするようにリサリスティが首を振れば、有無を言わさない動きで彼に唇を吸われた。
それとともに指をぐちゅぐちゅと動かされ、背中が反りあがった。胸の尖りをもう片方の指でこねくり回される。ひっぱられ、つままれ、唇で食まれた。舌で転がすように舐められ、リサリスティの身体はどんどん熱く、疼いていく。
「ひぅああっ、ああっ、あああ!!」
指の動きが速くなる。
「あ…っ、あんっ、あっ……あああああっ!!」
じゅぼじゅぼじゅぼ……。
ナカがきゅうっと収縮して、弾けた。
「あぁ…………はぁ……っ」
リサリスティは、初めての『絶頂』の余韻を味わっていた。
「リサ」
「あ、るさま……」
切なげに眉をひそめて、アルヴァトランが名前を呼んでくる。それだけで、リサリスティの奥底が切なくなる。もっと欲しい。もっと感じたいと、思ってしまう。
アルヴァトランが、どこからか小瓶を取り出した。己の口に含み、そのままリサリスティに口づける。舌とともに奥へ奥へと流し込まれて、リサリスティはたまらず飲み込んだ。
「あ、るさまぁあっ、こへ、なんれすかっ?」
「破瓜の痛みを軽減してくれる媚薬だ」
「ひやぁん♡」
彼の指がお腹に触れただけなのに、とんでもない快感に襲われて、喘ぐことしか出来ない。蜜壺からは絶えず愛液がどんどん溢れてくる。体全体が熱くなっていき、疼いて仕方なくなってくる。
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