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24.穏やかな日々へと
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「……さて、アフィーリに少し聞きたいことがあるんだが、いいだろうか?」
「うん? 何かな?」
ドルマール様の処遇の説明を終えてから、ロヴァイドは少し遠慮がちにそのようなことを言ってきた。
なんだか、少し様子がおかしい気がする。一体どうしたのだろうか。
「アフィーリを苦しめていたドルマール殿下は、捕まった訳だよな? アフィーリはこれからどうするつもりなんだ?」
「どうするつもりって?」
「王都に戻ったりはしないのか?」
「え?」
ロヴァイドの質問に、私は少し驚いた。
それは、まったく考えていなかったことである。
だが、私はドルマール様が嫌になって王都から出て行った。それなら、彼が捕まったから王都に戻るというのはあり得ないことではないだろう。
「そんなつもりはないよ? 私は結構ひどい出て行き方をしちゃったし、それに戻って来てわかったんだ。私は、この村が好きだってことに。だから、これからはこの村で生きていきたいと思う」
「そうか……」
私の言葉に、ロヴァイドは安心したような表情を浮かべた。
彼も、私がこの村にいることを望んでくれているということだろう。それが嬉しくて、私も笑みを浮かべてしまう。
「アフィーリ、それなら聞いて欲しいことがある」
「聞いて欲しいこと? 何かな?」
「……俺はお前のことが好きだ。俺の妻になって欲しい」
「なっ……!」
ロヴァイドは、私に真っ直ぐに告白してきた。
その言葉に、私は固まってしまう。あまりに突然のことに、思考が追いつかなかったからである。
「お前が王都で夢を追いかけるなら、俺はこの気持ちを諦めようと思っていた。だが、これからもこの村で暮らしてくれるなら、俺はお前と生きていきたい」
「あ、えっと、その……」
「……駄目だろうか?」
「ううん、駄目じゃない! 私、嬉しい……私も、ロヴァイドのことが好きだから」
思考が追いついた私は、必死にそう言っていた。
ロヴァイドからの告白の答えなんて決まっている。私だって、ロヴァイドには好意を抱いていた。夢を追いかけるために、その想いは胸にしまっていたが。
「ありがとう、アフィーリ……」
「ロヴァイド……」
私とロヴァイドは、ゆっくりと唇を重ねた。
幼い頃の思い出が、ふと蘇ってくる。聖女になろうと思う前、私は当たり前に彼と結婚して、この村で一生を過ごすと思っていた。
紆余曲折あったが、概ねその通りの結果にはなった。それは、不思議なことである。
「……この想いが叶って嬉しく思うよ」
「……うん、ごめんね」
「謝る必要はないさ……こうして、結ばれることができたのだから」
ロヴァイドには、辛い思いをさせてしまった。だから、これから私は彼を全力で支えていきたいと思う。
私はこの村で、彼と穏やかな日々を過ごしていく。それはきっと、幸せな日々になるはずだ。
「うん? 何かな?」
ドルマール様の処遇の説明を終えてから、ロヴァイドは少し遠慮がちにそのようなことを言ってきた。
なんだか、少し様子がおかしい気がする。一体どうしたのだろうか。
「アフィーリを苦しめていたドルマール殿下は、捕まった訳だよな? アフィーリはこれからどうするつもりなんだ?」
「どうするつもりって?」
「王都に戻ったりはしないのか?」
「え?」
ロヴァイドの質問に、私は少し驚いた。
それは、まったく考えていなかったことである。
だが、私はドルマール様が嫌になって王都から出て行った。それなら、彼が捕まったから王都に戻るというのはあり得ないことではないだろう。
「そんなつもりはないよ? 私は結構ひどい出て行き方をしちゃったし、それに戻って来てわかったんだ。私は、この村が好きだってことに。だから、これからはこの村で生きていきたいと思う」
「そうか……」
私の言葉に、ロヴァイドは安心したような表情を浮かべた。
彼も、私がこの村にいることを望んでくれているということだろう。それが嬉しくて、私も笑みを浮かべてしまう。
「アフィーリ、それなら聞いて欲しいことがある」
「聞いて欲しいこと? 何かな?」
「……俺はお前のことが好きだ。俺の妻になって欲しい」
「なっ……!」
ロヴァイドは、私に真っ直ぐに告白してきた。
その言葉に、私は固まってしまう。あまりに突然のことに、思考が追いつかなかったからである。
「お前が王都で夢を追いかけるなら、俺はこの気持ちを諦めようと思っていた。だが、これからもこの村で暮らしてくれるなら、俺はお前と生きていきたい」
「あ、えっと、その……」
「……駄目だろうか?」
「ううん、駄目じゃない! 私、嬉しい……私も、ロヴァイドのことが好きだから」
思考が追いついた私は、必死にそう言っていた。
ロヴァイドからの告白の答えなんて決まっている。私だって、ロヴァイドには好意を抱いていた。夢を追いかけるために、その想いは胸にしまっていたが。
「ありがとう、アフィーリ……」
「ロヴァイド……」
私とロヴァイドは、ゆっくりと唇を重ねた。
幼い頃の思い出が、ふと蘇ってくる。聖女になろうと思う前、私は当たり前に彼と結婚して、この村で一生を過ごすと思っていた。
紆余曲折あったが、概ねその通りの結果にはなった。それは、不思議なことである。
「……この想いが叶って嬉しく思うよ」
「……うん、ごめんね」
「謝る必要はないさ……こうして、結ばれることができたのだから」
ロヴァイドには、辛い思いをさせてしまった。だから、これから私は彼を全力で支えていきたいと思う。
私はこの村で、彼と穏やかな日々を過ごしていく。それはきっと、幸せな日々になるはずだ。
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ご指摘ありがとうございます。
修正させていただきます。