6 / 27
ep2
冒険者となる
しおりを挟む
冒険者ギルドは、ちょうど一日の活動を終えて戻ってくる人が多い時間帯だった。
「おら どけお前ら、ギムラ様のお帰りだ。
ん なんだお前ら見ねぇ顔だな、新人か?
オッサン一人にガキ二人かぁ。
死なねぇように頑張れよ。
俺様はBランクのギムラだ。
わかったらそこをどけ。」
「Bランクかなんか知らないけど、なんでアンタに順番譲らなきゃならないのよ。
強い人ほど礼儀正しく、みんなの手本とならないといけないでしょ。
多少腕っぷしが強くても、順番も守れないようじゃ人として駄目ね」
「アクア!止めろ!」
ジンベエが止めに入ったが、遅かった。
「なんだとこのメスガキ、物の道理を知らねぇのはお前の方だ。
ションベンちびって泣いても許さねえぞ」
ギムラはアクアに掴みかかってこようとしたが
「えっ」
と一言だけ言って、倒れた。
「あなた、私に掴みかかってこようとしたから、正当防衛よね。
このまま死ぬ?
それとも周りの人みんなに謝って列の後に並ぶ?
どっちにしても、もうその右手は一生使えないかも知れないけどね。」
ギムラの右手は、干からびたミイラの様になっていた。
そう、アクアは、干物の様にギムラの右手から水分=血液を抜き去ったのだ。
ギムラは左手で右ひじあたりを押さえながら、画面蒼白だ。
「てめぇ、俺に何を」
「ふぅーん。
このまま死ぬ方を選んだのね。
あなたの質問に答える気は無いわ。」
「わかった。謝る。
順番守らなくてごめんなさい。
ちゃんと後に………」
それっきりギムラは気を失った。
「間に合うかなぁ。
この人の体力時代ね。」
アクアはギムラに血液を戻した。
するとギムラの顔色は倒れた時より少し赤みが戻って来だした。
「こんなとこで寝てられたら邪魔よね」
アクアはウオーターベッドをギムラの下に作り出し、ギムラごとベッドを部屋の端に移動させ、それからベッドをソファに変えた。
アクアの意のままに、ベッドが何も無い所から現れ、人を載せて移動したのだ。
その場にいた誰もがポカンとしてアクアを見ていた。
「これでよし」
アクアがそう言うと、一気に歓声があがった。
「すげぇーな嬢ちゃん、あのギムラを一捻りかよ」
「頼む俺たちのパーティーに入ってくれ」
「バカ、お前らじゃ釣り合わねぇよ、うちのパーティーに来てくれよ」
アクアの周りに人集りりができ、アクアは揉みくちゃにされていた。
「えーい 控え控え控え~~~い
このお方をどなたと心得る
下がれ下がれ、頭が高ぁ~~い
この乱れた世の中を、たださんが為に天が遣わした『水の申し子アクア』それこそがこの方ぞ。
フー フー」
大見得切って、ジンベエは肩で息をしている。
アサリが、おら知らねぇとばかりに両手を広げたポーズで
「アクアがいきなり大騒ぎ起こすからだよ、親父がこうでもしなきゃ収まらなかったよな。
大勢の前であんだけ能力も見せちゃつたら、『天女を内緒に』なんてどだい無理だよ。
覚悟するしか無いね。『水の申し子アクア』様」
「わかってるわよ。私もちょっとやり過ぎたかなぁとは思ったわよ。でも、あいつ頭にくるんだもん。
事故よ事故」
ジンベエは両手を広げてガードマンのように、アクアに近づく人がいないようにガードしている。
アサリは両手を頭の後で組んで、面倒臭そうにしている。
「あの~ それでご用は?」
アクアの順番が来たようで、受付嬢が恐る恐る声をかけてきた。
「冒険者登録をお願いします。」
アクアは元気に返事をした。
「新規の登録ですね。えーと、先程の件も有りますので、ちょっとここでこのままお待ち下さい」
受付嬢は、奥へピューっと小走りで消えた。
「登録前から騒ぎを起こした問題児には、さてお咎めが有るのかなぁ」
アサリが小声で耳打ちしてくる。
アクアがキッっとアサリを睨むと
「んだよ~おっかねーなぁ」
先程の受付嬢が戻ってきて
「アクアさんとお連れの方は、奥へどうぞ、ご案内します」
カウンターを跳ね上げて中に通してくれた。
『ギルド長室』と札の下がっている部屋の前まで来ると。
受付嬢がドアをノックした。
「先程お話した方をお連れしました。」
「どうぞ」
受付嬢は、アクアと目を合わせて一度ニッコリ微笑んでからドアを開けた。
大きなテーブルの向こうには、熊
?いや顔に傷のある大男が座っていた。
大男はジンベエを見ると
「なんだ、ジンベエじゃねぇか。久しぶりだなぁ。
ん?そうするとこいつがアサリか?
デカくなりやがったなぁ」
大男は、ジンベエと握手を交わしてから、アサリの頭をワシャワシャした。
「や やめてくれよぅ」
「どうしたアサリ。お前も冒険者になりに来たんだろ。」
「おれじゃねぇよハックのおっちゃん。こっちのアクアだよ」
「おいアサリ、ここじゃあ俺の事ギルド長って呼べって言っただろう。忘れたのか。」
「ああ、忘れたよ。誰かに頭をワシャワシャやられたせいだ。」
「アハハハ 相変わらずジンベエの息子は面白えガキだ」
「あの~~お楽しみの所すみません」
アクアが恐る恐る声をかけた。
「ああ、わりいわりい、あんたの新規登録の件で来たんだったな。
もう分かってると思うが、俺はこのギルドの長をやってるハックだ、宜しくな。」
〈ハックって言うより超人ハルクよね〉
「私はアクアです。宜しくお願いします。」
「で、アクアさんは、Bランクのギムラを一瞬で戦闘不能にしたそうだな。」
「ええ、並んでる列に横入りしてきて、それに私が文句を言ったら、掴みかかってきたので、返り討ちにしました。」
「そうそう。格好良かったですよ。痛快でした。
おかげで胸のつかえがとれてスッキリしました。」
受付嬢がニコニコして会話に加わった。
「私には何かお咎めが有るんですか」
恐る恐るアクアが聞くと。
「アハハ そんなこと心配してたのか。その件は不問だ。
これで君を罰したら、俺が皆んなから恨まれるよ。
ここに呼んだのは君のランクについてだよ。
通常新人はFランクからのスタートなんだが、Bランクのギムラを軽くあしらったということは、君の実力は、最低でもAランク相当のはずだ。」
「それでどうなるんですか。」
「俺と模擬戦をしてそれなりの実力と俺が認めればCランク。
模擬戦をしなくても、特例措置でDランクのスタートとなる。」
「それじゃあ」
「ちょっと待て待て!
結論を早まるなよ。
え~っと俺としては、模擬戦無しのDランクスタートをオススメする。
多分だが君は俺より強いだろう。
Dランクスタートだろうと直ぐにランクアップすると思うよ。
だから、わざわざ戦わなくてもいいと思うんだよ。
な そうだろう。」
「それじゃあ、模擬戦宜しくお願いします。」
「へっ 今俺の話聞いてたよね。
君ならDランクから始めても、直ぐにランクアップするから、わざわざ戦わなくてもっていいんじゃないかって言ったんだけど。」
「はい。聞いてました。
その上で模擬戦をお願いします。」
「ちょっと待った。
ん~~~ そうだなぁ~
特例の特例にしよう。
模擬戦はなし。Cランクスタート。これで手を打とう。」
「おいハック、お前アクア様にビビってんのか」
ジンベエがニヤけて話かけた。
「ジンベエ、お前なら勝てるのかよ」
「いや、オラは勝てねぇよ。
っていうか、アクア様に勝てるやつなんて、この世にいないと思うぞ」
「だったら戦ったって意味無いだろう。俺が痛い思いするだけじゃないか。
無しだ無し。模擬戦は無しでアクアさんはCランク。
それで決まりな。」
「戦ってみたかった」
ボソッとアクアが呟いた。
「えっ?」
「強い人と戦ってみたかったんです。」
「いやぁ でもあなたの期待に添えるほどの力は俺には無いと思うが」
隣ではジンベエがうんうんと頷いてる。
「私からは攻撃しないという条件ではどうですか」
「いやいやいや 俺にもチッポケだがプライドがあるんだ。
アクアさんに完封されたら、ちょっと立ち直れなくなりそうだから、遠慮させてくれ。」
「アクア、許してやれよ。ハックのおっちゃんだって、ギルド長としてのメンツが有るんだよ。
俺から見たらハックのおっちゃんだって雲の上の人なんだ。
情けない所は見たくないよ」
アサリの正論にみな黙ってしまった。
しばらく考えてアクアが口をきった。
「わかりました。
当初のお話の条件の模擬戦無しDランクスタートにします。
模擬戦は、私から辞退したということにしましょう。」
「え~~」
「え~~」
「え~~」
「え~~」
ハック・ジンベエ・アサリ・受付嬢の4人が驚きの声をあげた。
「私はランクにこだわりは無いので、問題ありませんわ。」
「なんだか、いきなり大きな借りが出来ちまったな。
俺は今後、いつでもアクアさんの力になると約束しよう。」
「ギルド長、聞きましたよ今の言葉。私とジンベエさんとアサリさんが証人ですからね。フフフ」
「シェリー 心配するな。俺に二言は無い。」
♤♡♢♧♤♡♢♧
アクアの冒険者スタートは、こうしてお約束どおりの「新人いびりの返り討ち」から始まりました
ギムラは出血性ショック状態になったんですね。
アクアの能力は、これからも増えていきます。
新章冒険者編お楽しみに。
お気に入り登録もよろしくお願いします。
「おら どけお前ら、ギムラ様のお帰りだ。
ん なんだお前ら見ねぇ顔だな、新人か?
オッサン一人にガキ二人かぁ。
死なねぇように頑張れよ。
俺様はBランクのギムラだ。
わかったらそこをどけ。」
「Bランクかなんか知らないけど、なんでアンタに順番譲らなきゃならないのよ。
強い人ほど礼儀正しく、みんなの手本とならないといけないでしょ。
多少腕っぷしが強くても、順番も守れないようじゃ人として駄目ね」
「アクア!止めろ!」
ジンベエが止めに入ったが、遅かった。
「なんだとこのメスガキ、物の道理を知らねぇのはお前の方だ。
ションベンちびって泣いても許さねえぞ」
ギムラはアクアに掴みかかってこようとしたが
「えっ」
と一言だけ言って、倒れた。
「あなた、私に掴みかかってこようとしたから、正当防衛よね。
このまま死ぬ?
それとも周りの人みんなに謝って列の後に並ぶ?
どっちにしても、もうその右手は一生使えないかも知れないけどね。」
ギムラの右手は、干からびたミイラの様になっていた。
そう、アクアは、干物の様にギムラの右手から水分=血液を抜き去ったのだ。
ギムラは左手で右ひじあたりを押さえながら、画面蒼白だ。
「てめぇ、俺に何を」
「ふぅーん。
このまま死ぬ方を選んだのね。
あなたの質問に答える気は無いわ。」
「わかった。謝る。
順番守らなくてごめんなさい。
ちゃんと後に………」
それっきりギムラは気を失った。
「間に合うかなぁ。
この人の体力時代ね。」
アクアはギムラに血液を戻した。
するとギムラの顔色は倒れた時より少し赤みが戻って来だした。
「こんなとこで寝てられたら邪魔よね」
アクアはウオーターベッドをギムラの下に作り出し、ギムラごとベッドを部屋の端に移動させ、それからベッドをソファに変えた。
アクアの意のままに、ベッドが何も無い所から現れ、人を載せて移動したのだ。
その場にいた誰もがポカンとしてアクアを見ていた。
「これでよし」
アクアがそう言うと、一気に歓声があがった。
「すげぇーな嬢ちゃん、あのギムラを一捻りかよ」
「頼む俺たちのパーティーに入ってくれ」
「バカ、お前らじゃ釣り合わねぇよ、うちのパーティーに来てくれよ」
アクアの周りに人集りりができ、アクアは揉みくちゃにされていた。
「えーい 控え控え控え~~~い
このお方をどなたと心得る
下がれ下がれ、頭が高ぁ~~い
この乱れた世の中を、たださんが為に天が遣わした『水の申し子アクア』それこそがこの方ぞ。
フー フー」
大見得切って、ジンベエは肩で息をしている。
アサリが、おら知らねぇとばかりに両手を広げたポーズで
「アクアがいきなり大騒ぎ起こすからだよ、親父がこうでもしなきゃ収まらなかったよな。
大勢の前であんだけ能力も見せちゃつたら、『天女を内緒に』なんてどだい無理だよ。
覚悟するしか無いね。『水の申し子アクア』様」
「わかってるわよ。私もちょっとやり過ぎたかなぁとは思ったわよ。でも、あいつ頭にくるんだもん。
事故よ事故」
ジンベエは両手を広げてガードマンのように、アクアに近づく人がいないようにガードしている。
アサリは両手を頭の後で組んで、面倒臭そうにしている。
「あの~ それでご用は?」
アクアの順番が来たようで、受付嬢が恐る恐る声をかけてきた。
「冒険者登録をお願いします。」
アクアは元気に返事をした。
「新規の登録ですね。えーと、先程の件も有りますので、ちょっとここでこのままお待ち下さい」
受付嬢は、奥へピューっと小走りで消えた。
「登録前から騒ぎを起こした問題児には、さてお咎めが有るのかなぁ」
アサリが小声で耳打ちしてくる。
アクアがキッっとアサリを睨むと
「んだよ~おっかねーなぁ」
先程の受付嬢が戻ってきて
「アクアさんとお連れの方は、奥へどうぞ、ご案内します」
カウンターを跳ね上げて中に通してくれた。
『ギルド長室』と札の下がっている部屋の前まで来ると。
受付嬢がドアをノックした。
「先程お話した方をお連れしました。」
「どうぞ」
受付嬢は、アクアと目を合わせて一度ニッコリ微笑んでからドアを開けた。
大きなテーブルの向こうには、熊
?いや顔に傷のある大男が座っていた。
大男はジンベエを見ると
「なんだ、ジンベエじゃねぇか。久しぶりだなぁ。
ん?そうするとこいつがアサリか?
デカくなりやがったなぁ」
大男は、ジンベエと握手を交わしてから、アサリの頭をワシャワシャした。
「や やめてくれよぅ」
「どうしたアサリ。お前も冒険者になりに来たんだろ。」
「おれじゃねぇよハックのおっちゃん。こっちのアクアだよ」
「おいアサリ、ここじゃあ俺の事ギルド長って呼べって言っただろう。忘れたのか。」
「ああ、忘れたよ。誰かに頭をワシャワシャやられたせいだ。」
「アハハハ 相変わらずジンベエの息子は面白えガキだ」
「あの~~お楽しみの所すみません」
アクアが恐る恐る声をかけた。
「ああ、わりいわりい、あんたの新規登録の件で来たんだったな。
もう分かってると思うが、俺はこのギルドの長をやってるハックだ、宜しくな。」
〈ハックって言うより超人ハルクよね〉
「私はアクアです。宜しくお願いします。」
「で、アクアさんは、Bランクのギムラを一瞬で戦闘不能にしたそうだな。」
「ええ、並んでる列に横入りしてきて、それに私が文句を言ったら、掴みかかってきたので、返り討ちにしました。」
「そうそう。格好良かったですよ。痛快でした。
おかげで胸のつかえがとれてスッキリしました。」
受付嬢がニコニコして会話に加わった。
「私には何かお咎めが有るんですか」
恐る恐るアクアが聞くと。
「アハハ そんなこと心配してたのか。その件は不問だ。
これで君を罰したら、俺が皆んなから恨まれるよ。
ここに呼んだのは君のランクについてだよ。
通常新人はFランクからのスタートなんだが、Bランクのギムラを軽くあしらったということは、君の実力は、最低でもAランク相当のはずだ。」
「それでどうなるんですか。」
「俺と模擬戦をしてそれなりの実力と俺が認めればCランク。
模擬戦をしなくても、特例措置でDランクのスタートとなる。」
「それじゃあ」
「ちょっと待て待て!
結論を早まるなよ。
え~っと俺としては、模擬戦無しのDランクスタートをオススメする。
多分だが君は俺より強いだろう。
Dランクスタートだろうと直ぐにランクアップすると思うよ。
だから、わざわざ戦わなくてもいいと思うんだよ。
な そうだろう。」
「それじゃあ、模擬戦宜しくお願いします。」
「へっ 今俺の話聞いてたよね。
君ならDランクから始めても、直ぐにランクアップするから、わざわざ戦わなくてもっていいんじゃないかって言ったんだけど。」
「はい。聞いてました。
その上で模擬戦をお願いします。」
「ちょっと待った。
ん~~~ そうだなぁ~
特例の特例にしよう。
模擬戦はなし。Cランクスタート。これで手を打とう。」
「おいハック、お前アクア様にビビってんのか」
ジンベエがニヤけて話かけた。
「ジンベエ、お前なら勝てるのかよ」
「いや、オラは勝てねぇよ。
っていうか、アクア様に勝てるやつなんて、この世にいないと思うぞ」
「だったら戦ったって意味無いだろう。俺が痛い思いするだけじゃないか。
無しだ無し。模擬戦は無しでアクアさんはCランク。
それで決まりな。」
「戦ってみたかった」
ボソッとアクアが呟いた。
「えっ?」
「強い人と戦ってみたかったんです。」
「いやぁ でもあなたの期待に添えるほどの力は俺には無いと思うが」
隣ではジンベエがうんうんと頷いてる。
「私からは攻撃しないという条件ではどうですか」
「いやいやいや 俺にもチッポケだがプライドがあるんだ。
アクアさんに完封されたら、ちょっと立ち直れなくなりそうだから、遠慮させてくれ。」
「アクア、許してやれよ。ハックのおっちゃんだって、ギルド長としてのメンツが有るんだよ。
俺から見たらハックのおっちゃんだって雲の上の人なんだ。
情けない所は見たくないよ」
アサリの正論にみな黙ってしまった。
しばらく考えてアクアが口をきった。
「わかりました。
当初のお話の条件の模擬戦無しDランクスタートにします。
模擬戦は、私から辞退したということにしましょう。」
「え~~」
「え~~」
「え~~」
「え~~」
ハック・ジンベエ・アサリ・受付嬢の4人が驚きの声をあげた。
「私はランクにこだわりは無いので、問題ありませんわ。」
「なんだか、いきなり大きな借りが出来ちまったな。
俺は今後、いつでもアクアさんの力になると約束しよう。」
「ギルド長、聞きましたよ今の言葉。私とジンベエさんとアサリさんが証人ですからね。フフフ」
「シェリー 心配するな。俺に二言は無い。」
♤♡♢♧♤♡♢♧
アクアの冒険者スタートは、こうしてお約束どおりの「新人いびりの返り討ち」から始まりました
ギムラは出血性ショック状態になったんですね。
アクアの能力は、これからも増えていきます。
新章冒険者編お楽しみに。
お気に入り登録もよろしくお願いします。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
転生ヒロインは不倫が嫌いなので地道な道を選らぶ
karon
ファンタジー
デビュタントドレスを見た瞬間アメリアはかつて好きだった乙女ゲーム「薔薇の言の葉」の世界に転生したことを悟った。
しかし、攻略対象に張り付いた自分より身分の高い悪役令嬢と戦う危険性を考え、攻略対象完全無視でモブとくっつくことを決心、しかし、アメリアの思惑は思わぬ方向に横滑りし。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです
ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。
転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。
前世の記憶を頼りに善悪等を判断。
貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。
2人の兄と、私と、弟と母。
母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。
ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。
前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
1つだけ何でも望んで良いと言われたので、即答で答えました
竹桜
ファンタジー
誰にでもある憧れを抱いていた男は最後にただ見捨てられないというだけで人助けをした。
その結果、男は神らしき存在に何でも1つだけ望んでから異世界に転生することになったのだ。
男は即答で答え、異世界で竜騎兵となる。
自らの憧れを叶える為に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる