織田家次男、織田信雪です。

コン

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幼少の時

1.4 策を提案します。

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 「てきのねらいは、ちちうえです」

 「どういうことだ?」

 内心、脳筋と信秀を罵る彼はこう続ける。

 「ぼくたちがねらわれた……なら、ごえいをつけるはず」

 「確かに、そう考えていた」

 「しかし、ごえいもへいがふえるはずもなく。どこからか、もってくることになる」

 「戦場の兵は戦中だ。俺の近衛から出すつもりだ」

 「はい。そこで、ちちうえのぶたいへ、きしゅうをかけます」

 「まさか……!?」

 「てきは、もうすでに、ちかくにひそんでます」

 「では、どうする?」

 そんなのは、簡単な話だ。近衛を動かさず、兵が多い場所へ移動し、この戦で勝てばいいのだ。

 「いくさのさいはいを、まかせてください」

 「はは、部隊を動かせると?」

 「いえ」

 「は?」

 「しょうりを、つかむのです」

 信秀の、笑い声が響き渡る。
 こんなに笑うのを、信勝は初めて見た。
 そんなあった回数も多くはないのだが。

 「では、やってみせよ」

 「ちちうえも、ごぶじで」

 「はっ!心配するなんざ、100年早い
わ」

 はっ!?やってしまった。ついつい、いつもの癖で出来ると思い引き受けてしまった。

 自分の出来る範囲を、理解できてるだけあって、出来る事はやってしまう性格なのだ。
 損な性格だが、感謝をされたこともしばしばあり、諦めていたのだが。

 こんな時に、裏目に出たー!

 「………と、あにうえが、もうしておりました」

 「はぁ?」

 「では、頼んだぞ」

 信秀は信広にそういうと、近衛がいる方へ行ってしまった。

 「はぁーーー?!」

 「では、がんばりましょう」

 「おい!聞いてないのだか!どうするのだ!?」

 「がんばるのです」

 「大丈夫なのかぁ………」

 社畜の性か、上から頼んだぞと言われたら、了承しやり抜かねばいけない、という気持ちになる。

 まあ責任は信広が取ってくれる。やりやすい。



 「それで、どうするのだ?」

 全く、心強くない、信広が心配そうに聞いてくる。

 どうするも何も、やれって言ったんだから、やり切るしかないんですよ。取り敢えず、これが終わったら、引き篭もるかな。
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