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イケオジになった結衣
しおりを挟む**中身は娘・結衣(14歳)**
**見た目は父・健一(45歳・営業課所属)**
そんな【パパボディの中に娘】が職場で爆誕!
無意識で“イケオジ”ムーブをかましてしまい、社内に大波乱を巻き起こす!
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## 🕴️💄
## 『中身・14歳、外見・イケおじ』
## ~結衣 in 健一、伝説の営業マンとして覚醒する~
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### 【朝――ワイシャツとの戦い】
結衣(in 健一の体):「ネクタイってどう結ぶの!?てかこのYシャツ首しまるの!?ていうかヒゲそり!?何それ怖い!!」
美奈:「落ち着いて!私が結んであげるから!あと髭剃りはこれ使って!カミソリは負けると地獄よ!」
健一(in 結衣の体):「おい俺の肌っ!大事に扱えよ!!」
結衣:「いや!もうこれ修行じゃん!!女子中学生が一日営業部長やるノリなんだけど!?」
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### 【出社――“変わったパパ”が社内に旋風を巻き起こす】
受付女子:「おはようございます、田中さん……なんだか今日、雰囲気違いますね!」
結衣(中身):
「お、おはようございまーすっ!(やば、声が低い……おじ声コントロールむずっ!!)」
→ 清潔感ある笑顔 →「やだ、田中さんって実はイケメンだった…?」というささやき。
結衣(心の声):
「なにこれ!?なにこのイケオジブーム!?!?」
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### 【💼営業課ミーティング:パパの名を継ぐ者】
部長:「田中くん、先週の数字、素晴らしいな。今週の提案、頼んだぞ」
結衣(内心パニック):「あ、はい!(……やばい、提案書ってどこだ!?)」
→ 偶然、資料のグラフをカラフルに色分けして印刷したおかげで
「見やすい!すごい!」と大絶賛。
→ トンチンカンな発言も「なるほど、若者の視点か…」とポジティブ変換。
→ 同僚女子に「ランチどうですか?」と誘われてオロオロ。
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### 【🍽昼休み:まさかのモテ期】
先輩女子社員:「田中さん、今日なーんか可愛いところありますよね。
いつもより柔らかいっていうか……なんだろ、愛嬌?」
結衣:「(いやそれは、中身が14歳の女子だから!)」
→ 焦ってジュース吹き出す → 服が濡れる → 社内の女子「キャッ、可愛い!!」
健一(in結衣)からLINE:「おい…俺そんなに“愛されキャラ”じゃないぞ!?なにした!?」
結衣:「知らないよ!!パパの身体が勝手にモテるんだよ!!」
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### 【帰り道:知らぬ間に女子力】
帰りに同僚から「このスーツ、似合ってますよ♡」と言われて照れてしまい――
結衣(低音だけど照れ声で):「あ、あざっす……(え、なんかキュンってしてる?)」
→ 鏡でパパの顔が照れてるのを見てゾッとする。
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### 【帰宅:イケオジの呪い】
健一(in結衣):「おい!今日なんかあったろ!?LINEで“♡”とか来てたぞ!!何をした!!」
結衣:「何もしてない!!勝手にモテてんのパパの顔だし声だし!私は普通にがんばっただけ!!」
美奈:「…まさかとは思うけど、女子社員から“推し”認定されてない?」
結衣:「……たぶんされてる。」
健一:「なにしてくれてんだーーー!!俺の会社ライフがーーー!!!」
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エピローグ
次の日、健一(結衣)は職場のデスクで震える。
なぜなら――女子社員から“推し田中ノート”をもらってしまったからだ。
表紙にはこう書かれていた。
> **“田中さんの素敵ポイント100連発♡”**
健一(結衣):「……お父さん、モテ人生すごいね……」
結衣(健一):「知らんかった……怖っ……!」
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