ストレンジな世界

廣瀬純七

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アレがくっ付いた

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僕は風呂に入って股間を丁寧に洗ってペニスを股間にくっ付けて見たがダメだった。

「ダメか、、」

何度か試みたものの、股間にくっ付けてもすぐにまた落ちてしまう。

「これはマズいな…」

しばらく試行錯誤した後、諦めて風呂場を出た。体にタオルを巻きつけ、片手にはまたしてもタオルに包んだペニスを持っていた。どうするべきか迷っていると、その時、廊下で姉が家に帰ってきたところだった。

「ただいまー!ん、あんた風呂上がり?」

姉は何の疑いもなく僕を見て笑っていた。僕は内心焦りながら、なんとか状況を隠そうとしたが、急に姉が近づいてきた。

「ねえ、何か隠してるんじゃない?タオルの中、何持ってんの?」

「いや、何でもないよ!」僕は慌てて答えたが、姉は興味津々で手を伸ばしてきた。

「ちょっと見せなさいよ!」

そう言いながら、姉は僕のタオルを強引に引っ張った。その瞬間、僕の手から滑り落ちたタオルの中のペニスが、なぜか姉の体に触れてしまった。

「えっ…」

瞬間、姉の表情が変わった。驚きとともに、彼女の体に何かが起こっているのがわかった。そして、僕はその光景を目の当たりにした。姉の下腹部に、僕のペニスが…くっ付いてしまったのだ。

「何これ!?何でこんなところに…!?」

姉は自分の股間を見てパニックに陥った。僕も同じくらい混乱していたが、何とか冷静を保とうと努めた。

「いや、わかんない…!でも、それ、俺の…」

「はあ!?何であんたのが私にくっ付くのよ!」

姉は半ば叫びながら、必死にそれを外そうとしたが、しっかりと彼女の体にくっ付いてしまっている。まるで自分のもののように、自然な位置に収まっていた。

「何とかしなさいよ!」姉は怒り混じりに叫んだ。

僕は焦って再びペニスを引っ張ろうとしたが、全く取れる気配がない。むしろ、さらにしっかりとくっ付いてしまっているように感じた。

「どうしよう…」

二人はしばらくの間、呆然と立ち尽くしていたが、状況を受け入れるにはあまりにも奇妙すぎる。だが、問題を放っておくわけにもいかない。どうにかして解決しなければならないが、どうすればいいのか全くわからない。

「病院に行く?」姉は眉をひそめて提案した。

「いや、前回行ったけど、信じてもらえなかったし…」

「じゃあ、どうするのよ!」姉は怒りを抑えきれない様子で僕を睨んだ。

途方に暮れたまま、二人でいろいろと考えたが、解決策は見つからなかった。そしてふと、僕は前回の風呂の出来事を思い出した。湯船に浸かると、元に戻ったのだ。

「もしかして…風呂に入れば治るかも?」

「は?風呂?」

「うん、前回も風呂に入ったら戻ったんだよ…」

姉は半信半疑ながらも、「それしかないなら、やるしかないか」と言って、僕と一緒に再び風呂場に向かった。

二人で湯船に浸かり、何が起こるのか静かに待った。しかし俺のペニスは姉の体から外れなかった。

「取れないよ!」

姉は溜息をつきながら僕を睨んだ。

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