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姉の災難
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数日後、姉にくっ付いていたペニスが取れたのでお風呂で自分の股間に何度もくっ付けてみたがダメだった。
そのとき、姉が風呂場のドアをノックしてきた。
「ちょっと、何やってんの?早く上がりなさいよ!」
「今、ちょっと待ってくれ!」と僕は叫び返したが、姉はお構いなしに風呂場のドアを開けてしまった。
「早くしなさいって言ってるでしょ、もう!」
姉は怒った顔で風呂場に入ってきた。その瞬間、僕は手に持っていたペニスを咄嗟に隠そうとしたが、タイミングが悪すぎた。手から滑り落ちたそれが、まさかの姉にぶつかってしまった。
「えっ…」
二人とも一瞬、時が止まったかのように固まった。そして、信じられないことが再び起こった。僕のペニスが、またしても姉の股間にぴったりとくっ付いてしまったのだ。
「ちょ、ちょっと待って!またこれ!?なんでこうなるのよ!?」姉はパニック状態になりながら叫んだ。
僕もまた、事態の深刻さをすぐに理解した。「ごめん…本当にごめん!わざとじゃないんだ!」と必死に言い訳するも、姉の怒りは収まるわけがない。
「こんなの、もう我慢できない!今度こそちゃんと病院で診てもらうわよ!」
姉は怒り心頭のまま、タオルで体を巻き、僕に「すぐ着替えろ!」と命令した。仕方なく、僕も服を着て、二人で再び病院に向かうことになった。
---
病院の待合室は静かだったが、僕たちの心中は嵐のようだった。前回、医者には信じてもらえなかったが、今回は姉が一緒だ。証人もいるから大丈夫だろう、と僕は自分に言い聞かせた。
診察室に呼ばれ、姉と一緒に入った。医者は前回と同じ、少し疲れた顔をした中年の男性だ。僕を見るなり、彼は軽くため息をついた。
「またあなたですか…。今回は何の問題ですか?」
姉が代わりに答えた。「弟のペニスが、なぜか私にくっ付いてしまったんです!」
医者は一瞬、困惑した顔をしたが、次第に真面目な表情を崩さないように努力している様子が見えた。「ええと…どういうことですか?ペニスが…あなたに?」
「そうなんです!見てください、ここに!」姉はズボンを少し下ろして、自分の股間を見せた。そこには、僕のペニスがしっかりとくっ付いていた。
医者は無言でそれを見つめた後、深いため息をついた。「これは…冗談ですよね?」
「冗談じゃないんです!本当にこんなことが起こってるんです!」僕は必死に説明した。
だが、医者は眉をひそめたまま、腕を組んで椅子に深く座り直した。「そうですか…。これは何かの心理的なストレスによる幻覚とかではありませんか?以前もお話ししましたが、こういったことが現実に起こるとは考えにくいですね。」
「幻覚じゃない!本当にくっ付いてるんです!」姉は怒りを抑えきれない様子で、医者に詰め寄った。
医者は困ったように頭を掻きながら、「ちょっと待ってください」と言い、部屋を出て行った。しばらくして、別の医者や看護師が何人か入ってきた。みんな、姉の股間を見ては小声で何かを話していたが、誰も真剣に対応してくれる様子はなかった。
「君たち、少し落ち着いてください。これは医学的にあり得ない現象です。おそらく、ストレスか何かでそう見えているだけです。お互いに少し時間を置いて冷静になってから、また来てください。」
信じられない――この状況でも、誰も僕たちを信じてくれないのだ。
「もういい!こんな病院、頼りにならない!」姉は怒って立ち上がり、僕を引っ張って診察室を出た。
---
結局、再び誰にも信じてもらえないまま、家に戻ることになった。姉は「次は絶対に病院なんか行かないわ!」と怒鳴りながら、僕を湯船に押し込んだ。お湯に浸かると、案の定、ペニスは姉の体から外れ、元の場所に戻った。
「やっぱりこれしかないのか…」
姉は溜息をつきながら、呆れたように僕を見た。「もう二度とこんなこと起こさないでよね!」
「わかってるよ…でも、なんでこんなことが起こるんだろうな…」
二人とも、もうどうすればいいのかわからないまま、奇妙な日々が続くことを予感していた。でも、一つだけ確かなことがある――次にこれが起こっても、もう誰にも言わない。
そのとき、姉が風呂場のドアをノックしてきた。
「ちょっと、何やってんの?早く上がりなさいよ!」
「今、ちょっと待ってくれ!」と僕は叫び返したが、姉はお構いなしに風呂場のドアを開けてしまった。
「早くしなさいって言ってるでしょ、もう!」
姉は怒った顔で風呂場に入ってきた。その瞬間、僕は手に持っていたペニスを咄嗟に隠そうとしたが、タイミングが悪すぎた。手から滑り落ちたそれが、まさかの姉にぶつかってしまった。
「えっ…」
二人とも一瞬、時が止まったかのように固まった。そして、信じられないことが再び起こった。僕のペニスが、またしても姉の股間にぴったりとくっ付いてしまったのだ。
「ちょ、ちょっと待って!またこれ!?なんでこうなるのよ!?」姉はパニック状態になりながら叫んだ。
僕もまた、事態の深刻さをすぐに理解した。「ごめん…本当にごめん!わざとじゃないんだ!」と必死に言い訳するも、姉の怒りは収まるわけがない。
「こんなの、もう我慢できない!今度こそちゃんと病院で診てもらうわよ!」
姉は怒り心頭のまま、タオルで体を巻き、僕に「すぐ着替えろ!」と命令した。仕方なく、僕も服を着て、二人で再び病院に向かうことになった。
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病院の待合室は静かだったが、僕たちの心中は嵐のようだった。前回、医者には信じてもらえなかったが、今回は姉が一緒だ。証人もいるから大丈夫だろう、と僕は自分に言い聞かせた。
診察室に呼ばれ、姉と一緒に入った。医者は前回と同じ、少し疲れた顔をした中年の男性だ。僕を見るなり、彼は軽くため息をついた。
「またあなたですか…。今回は何の問題ですか?」
姉が代わりに答えた。「弟のペニスが、なぜか私にくっ付いてしまったんです!」
医者は一瞬、困惑した顔をしたが、次第に真面目な表情を崩さないように努力している様子が見えた。「ええと…どういうことですか?ペニスが…あなたに?」
「そうなんです!見てください、ここに!」姉はズボンを少し下ろして、自分の股間を見せた。そこには、僕のペニスがしっかりとくっ付いていた。
医者は無言でそれを見つめた後、深いため息をついた。「これは…冗談ですよね?」
「冗談じゃないんです!本当にこんなことが起こってるんです!」僕は必死に説明した。
だが、医者は眉をひそめたまま、腕を組んで椅子に深く座り直した。「そうですか…。これは何かの心理的なストレスによる幻覚とかではありませんか?以前もお話ししましたが、こういったことが現実に起こるとは考えにくいですね。」
「幻覚じゃない!本当にくっ付いてるんです!」姉は怒りを抑えきれない様子で、医者に詰め寄った。
医者は困ったように頭を掻きながら、「ちょっと待ってください」と言い、部屋を出て行った。しばらくして、別の医者や看護師が何人か入ってきた。みんな、姉の股間を見ては小声で何かを話していたが、誰も真剣に対応してくれる様子はなかった。
「君たち、少し落ち着いてください。これは医学的にあり得ない現象です。おそらく、ストレスか何かでそう見えているだけです。お互いに少し時間を置いて冷静になってから、また来てください。」
信じられない――この状況でも、誰も僕たちを信じてくれないのだ。
「もういい!こんな病院、頼りにならない!」姉は怒って立ち上がり、僕を引っ張って診察室を出た。
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結局、再び誰にも信じてもらえないまま、家に戻ることになった。姉は「次は絶対に病院なんか行かないわ!」と怒鳴りながら、僕を湯船に押し込んだ。お湯に浸かると、案の定、ペニスは姉の体から外れ、元の場所に戻った。
「やっぱりこれしかないのか…」
姉は溜息をつきながら、呆れたように僕を見た。「もう二度とこんなこと起こさないでよね!」
「わかってるよ…でも、なんでこんなことが起こるんだろうな…」
二人とも、もうどうすればいいのかわからないまま、奇妙な日々が続くことを予感していた。でも、一つだけ確かなことがある――次にこれが起こっても、もう誰にも言わない。
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