紅蓮の獣

仁蕾

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紫雲の章

12

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   ***
 
 ―カタン…
 小さな物音に、ヴェルジネは目を覚ました。
 視界に広がるのは、見た事の無い天井。その身に感じるのは、柔らかな布団の感触。仄かに香る甘やかな匂いが鼻腔を擽る。
「どこ…?」
 思った以上に掠れた声が零れ落ちた。 
「あら、ごめんなさい。起こしちゃったわね」
 思いがけず返事があった事に驚きながらも、顔を横に向ければ、紫紺の髪の女が微笑んでいた。
「だれ…」
「初めまして、ヴェルジネ。あたしは、ソニア。ソニア・リーチェよ。あなたを此処に運んで来た人の近衛隊員」
「オレを…運んだ…?」
 その瞬間、ヴェルジネの頭を過ぎったのは、二人の兄。
 叫びだしたい衝動を堪え、ソニアを見上げた。
「ソニア…さん……龍馬様、は?」
「ソニアで構わないわ。龍馬なら、もうすぐ来ると思うけど?」
 ギリッと奥歯が軋む。
(あの男は、自分の兄を見殺しに…!)
 そこまで考えたとき、冷ややかな空気が肌を刺した。
「…馬鹿な事は、考えない方が良いわよ?」
 静かな声に、ハッとする。
 天井に向けていた視線をソニアに向ければ、その表情は微笑んでいた。が、目が笑っていない。
「龍馬の周りには、かなり強い守護者がウジャウジャいるわよ?」
「あ、アンタも、その一人か?」
 底知れぬ恐怖に声が震える。
 すると、一瞬のうちにソニアの表情は柔和に綻んだ。
「ふふ、あたしなんかはまだまだね」
 ヴェルジネの喉が、自然と上下した。
 まだまだと笑うソニア。
 先程の恐怖よりも恐いものがあるのかと思うと、今すぐこの場から逃げ出したい。が、体は言う事を利かない。
「ヴェルジネ…うーん、ベルでいいかしら」
 了承を得る為の確認のはずなのに、否と言わせない空気がそこにある。ヴェルジネが小さく頷き、了承の意を示せば、「有難う」と微笑まれた。
 その時、扉がノックされる。
 ソニアが扉を開ければ、龍馬とルシルがそこに立っていた。
「丁度よかった。ついさっき、ベルが目を覚ましたの」
 ソニアが紡いだ聞き慣れない名前に、龍馬はきょとりとまばたいたが、すぐに合点が行く。
「ベル?あぁ、ヴェルジネね」
「他に誰が居るのよ。ベル、お待ちかねのアホの子が来たわよ」
 冷たい態度に唇を尖らせながらも、龍馬は室内に足を踏み入れる。
「お邪魔しまーす」
「失礼いたします」
 帝王の来訪にヴェルジネは起き上がろうとするが、龍馬に優しく止められる。
「無理はダメだよ」
「でも…」
 相手は帝王。非礼があってはいけない。
「いいの、いいの。この子、普段はあんまり帝王らしくないから」
「…そうですけど、酷くないでしょうか…」
「あら、そうかしら?」
 友人のような軽い掛け合いは、帝王とその配下の会話とは思えない。
 まったく、と文句を零しながら、龍馬はヴェルジネへと視線を戻した。
「えーっと…まずは、ごめんなさい」
 突如頭を下げられる。
 流石にそれはいけないと顔を上げるように言うのだが、龍馬は頑として上げようとしない。
「謝っても足りない。ヴェルジネにもお兄さん方にも…」
 放たれた言葉にヴェルジネが黙せば、ようやっと龍馬が顔を上げた。真摯な眼差しに息を呑む。
「今でも悩んでる。…ジェメリさんを止めるべきだったんじゃないか、ジェメロさんを守れたんじゃないかって」
 二人の兄の死。大きな喪失感が甦る。
 しかし。
「……アンタが気にする事じゃない」
 ヴェルジネは、握り締めた自身の両手を見下ろしながらポツリと零す。
「兄貴達は、いつも一緒だった。『生まれた時も一緒なら、死ぬ時も一緒』って、口癖のように言ってた。だから、アンタの選択は間違っちゃいない。…アリガトウ…二人の願い、叶えてくれて」
 思いもよらぬ感謝の言葉に、龍馬は眉尻を下げた。
「あのね…ジェメリさんが『魂は共に在る』って、君に伝えてくれって…」
 ヴェルジネの視界が滲む。
 走馬灯のように駆け抜ける辛くとも笑顔の絶えなかった遠い過去。運命に抗えず、二人の笑顔を奪ってしまった分、自分は沢山笑えただろうか。どれだけ辛くとも、常に笑ってきた。きっと、兄達は自分の無理に気付いていただろうけど。
 手で目を押さえつける。必死で嗚咽を噛み殺す。
 そっと手をとられ、重ねられた。温かくて、大きな、兄達のような優しい手。
「ヴェルジネ…俺達、家族になろう…?」
「…え?」
 驚き、龍馬を見れば、優しい微笑みを向けられる。
「家族。この世界に、養子縁組とかそんなのがあるのか分からないけど、そんなの関係ないよね。戸籍上の問題じゃない。血の繋がりが問題じゃない。お互いの絆があれば、家族になれる。…嫌、かな」
 龍馬の眉尻が下がり、少し困ったような笑みに変わる。
 新たな涙がヴェルジネの頬を伝った。
 家族。
 その響きが胸に染み渡る。
 ヴェルジネは、何度も頷いた。何度も、何度も。龍馬は破顔し、泣き止まないヴェルジネを強く抱き締めた。
 小さな手が、龍馬に強くしがみ付く。しばらくそうして抱擁を交わしていたが。
「サラ様、そろそろ私の紹介をして下さいませんか?」
 笑みを含んだ柔らかな声が、龍馬の意識を現実に引き戻す。
「そうだった。ヴェルジネ、この方、ルシル様」
 端的な紹介に、ルシルは苦笑を浮かべながら頭を下げた。
「ルシル・ティ・ティリヤと申します」
「…ルシル…?っ、あんた…あの市場の…」
「ええ、統括者でした」
「え、でも、ばあさん…」
「諸事情により」
 疑問を口にする前に、ばっさりと告げられる。それ以上の追及は笑みの恐さ故、不可能だった。
 少しの間のあと、ヴェルジネは謝罪の言葉を述べる。例え自分の指示でなくとも、市場の人間を手に掛けたのは自分の配下だったから。それが自己満足で、意味がないことだと分かってはいたが、言わずにはいれなかった。
「…謝って頂いても、市場の者達は戻りません」
 最もな言葉は、少女の胸に突き刺さる。
「…ですが、あなたの指示でない事など、重々承知しております。あなたは、最低限の殺生しかされませんでしたから。あれだけの無意味な殺生…血に飢えた者にしか出来ません。…だからと言って、許す訳にはいかないのも事実」
 ヴェルジネは、ルシルの言葉を待った。そして、覚悟した。どんな罰であろうと、甘んじて受け入れる、と。
 しかし。
「あなたへの罰…それは、私の教育を受けて頂く事」
 ヴェルジネが顔を上げれば、ルシルには優しい笑みが浮かんでいる。
「あなたはつい先程、サラ様の義理の御子になられましたもの。それなりにお勉強をして頂かねば。サラ様も、宜しいでしょうか?」
「勿論。あ、ヒガ様にご報告しなくちゃ!ソニア、ルシルさん、あとは宜しく!」
 慌しく立ち上がると、そう言い残し、部屋を走り去っていった。
「全く…相変わらず忙しないわね」
「それが、彼らしいでしょう?」
「それもそうね。さ、ベル、起き上がれるのなら、湯浴みに行きましょう!丸二日眠ってたんだから」
 眠り続けた日数にも驚いたが、目の前の女性達にも驚くものがある。幾ら帝王の言う事でも、此処まですんなりと聞き入れてしまうのは、女性特有の強さからなのか。
 兎にも角にも。
 生涯孤独と思ったのも束の間。少女には何ともハチャメチャで、何とも逞しい家族が新たに出来たのだった。

   ***

 ―今夜、ヒガ様に紹介するから!
 湯浴みを終えたヴェルジネの前に現れた龍馬は、嬉しそうにそう告げて、再び去って行った。
 その背をぽかんと見送ってからしばらく。ヴェルジネは僅かに青ざめながらソニアの顔を見上げた。
 裸の付き合いは思った以上に二人の距離を縮めたのか、ヴェルジネは特に警戒を見せる事も無く、ソニアと手を繋いでいた。
「ど、どうしよう…」
「うん?お会いになればいいと思うわよ?そんなに心配しなくても、悪いお方ではないわ」
 それはそうだろうけども。
 言い表せない不安に、ヴェルジネが唇を尖らせると、それを見ていたソニアは「ふふっ」と笑みを浮かべた。
「じゃあ、心配性なベルに味方を作ってあげなきゃね」
「味方?」
「そ。ほら、行こう」
 優しく手を引かれ、ヴェルジネは頭にハテナマークを飛ばしながら足を踏み出した。
 城の中を練り歩き、辿り着いたのは城の裏にある広い庭。
「とうちゃーく」
 二人の目の前に聳えるのは、龍馬と望達四人が、ヒガディアルやマツバなどの要職に就く者達から許可を毟り取って、自分達の為に自分達で建てた専用の稽古場である。
 建物の周囲には結界が張られているが、それでも尚、中の力のぶつかり合う衝撃がびりびりと響いてくる。
 ヴェルジネが無意識にソニアの手に縋りつくと、ソニアは安心させるように少女の小さな頭をそっと撫でた。
「まだあなたには中の空気が辛いでしょうから、彼らが出てくるまでそこで待ってましょうか」
 そう言ってヴェルジネを座らせたのは、建物から少し離れた場所にある大きな木の根元。ヴェルジネは大木の盛り上がった太い根に座らされ、ソニアもその隣に腰を下ろした。
「ただ待つのも暇ね…」
 お茶でもしましょうか、とソニアは笑う。
赫貔かくび
《あいな!お呼びですか、ご主人様!》
 ソニアが呼べば、ヴェルジネと同じか少し上くらいのアルビノの少女が姿を現し、背後からソニアの首に抱きついた。
「ベル、この子はあたしの唯一の精霊、赫貔よ。赫貔、この子は…」
《存じ上げておりますよう!龍馬母上様の姫ですよねえ!》
 お見知りおきをと、ヴェルジネにも同じように抱き着いた赫貔に対し、当のヴェルジネは目を白黒させていた。
「赫貔、あたしの部屋のティーセットを持って来て。お茶請けはあなたの好みでいいわ」
《ご相伴にお預かりしても?》
 頬を染め、首を傾げて見せた赫貔に、ソニアは「もちろんよ」と優しく微笑んで見せた。
 意気揚々と姿を消した赫貔に、呆気に取られていたヴェルジネはふと思い当たる。
「無神族は精霊と契約できないはずじゃ…?」
 呟くような問い掛けは、二人しかいない裏庭には少しだけ大きく聞こえた。ソニアは苦笑を滲ませながら、ひとつ頷いた。
「ちょっと色々あってね。あたしと、これから会ってもらう三人にはそれぞれ契約してる火の精霊がいるの。ほら、うちの帝王ってあんな感じでしょ?自分よりも他人を優先しちゃう」
 その言葉に、思い当たる節が僅かばかりあった。まだ、知り合ってそれほど時間が経っていないはずなのに。
「で、その思いに共鳴って言うか、応えちゃったって言うか…そう言うあいつの思いを色濃く反映して生まれて来たのが、『焔花』って言うあたし達の精霊なの」
 苦笑を浮かべながらも、その目は嬉しそうな照れ臭そうな、面映ゆい色を浮かべている。
 『焔花』の話を聞いている内に、使いに出ていた赫貔がテーブルとティーセット、お茶菓子の山を器用に積み上げてバランスを取りながら手に持って戻ってきた。
 眠気に負けた赫貔がソニアの中に戻り、ティーポットのお茶が冷める頃。
「あれー、ソニアこんなとこいたのかよ」
 扉が開く音と男の声がお茶会の空気を引き裂いた。
 手拭いで流れる汗を拭きながら歩み寄って来たのは康平だ。
「中入ればよかったのに」
「この子が怪我したらどうするのよ」
 そう言ってソニアは隣に座るヴェルジネの頭を撫でる。
 おずおずと視線を向けて来た少女に、康平は合点が行ったと声を上げた。
「ああ、その子が。さっき龍馬が言いに来たけど」
「そ、この子。ヴェルジネ、こいつがさっき言ってた味方の一人、康平よ」
 康平は少女の足元に膝をつき、警戒心の滲む双眸を覗き込んで、いつものニカッとした笑みを見せる。
「初めまして、ヴェルジネちゃん。立花康平です。気軽に康平って呼んでね」
「えと、ヴェルジネです」
 ヴェルジネの視線は康平とソニアを行ったり来たりを繰り返し、戸惑いながらも名を告げる。
「ソニア姉には、ベルって呼ばれてます」
 よろしくお願いします、と頭を下げれば、康平の手が握り込む小さな手を取った。
「うん、よろしくね、ベル」
 温かな康平の手に、ほんの少しだけ緊張が解れたのか、ヴェルジネはほんのりと頬を染め、はにかみながら小さく頷いて見せた。
「汗臭かったら言ってね」
「へ?うわっ」
 問い返したのとほぼ同時に抱き上げられ、ヴェルジネが座っていた場所に康平が腰を下ろし、その膝の上に鎮座する事となり瞬く間に緊張がぶり返してしまう。
「ちょっと康平、女の子にそんな簡単に触るんじゃないわよ」
 やれやれと息を吐きながらも、伏せていたカップに手を伸ばし、康平の分として冷めてしまったお茶を注いだ。
「いやー、妹が出来たみたいで妙に嬉しくて」
 ソニアに礼を述べながら康平が笑えば、ソニアも「わかるー」と自分のカップにもお茶を注ぎ足した。
「何やってんの、君達」
 呆れたような声に三人が視線を動かせば、望とアイリーンが稽古場から姿を現した。
 ヴェルジネを目ざとく見つけたアイリーンが、「お!」と声を上げて目を輝かせた。
「そのチビがヴェルジネか?」
「チビじゃないっ」
 反射的にヴェルジネが叫べば、アイリーンは悪びれもなく「悪い、悪い」と笑って返した。
「ソニアのチビの頃に似てんなー。初めまして、俺はアイリーンな。ソニアの兄貴。んで、あっちは望。ノン様って読んであげてね」
 言うや否や、後頭部に衝撃が走り「いだっ」と悲鳴を上げた。
「余計な事を言うんじゃない」
 まったく、と舌打ちをした望は、前かがみになって膝に手をつき、康平の膝に座るヴェルジネと視線を合わせた。
「初めまして、麻生望です。よろしくね、ヴェルジネ」
「は、初めまして、ヴェルジネです…」
「ベルって呼んであげてね」
 俯いてしまったヴェルジネの代わりにソニアが告げれば、望とアイリーンは了解と頷いた。
「あ、あの…お、オレ…」
 小さな声が震えている事に気が付いた望と康平は、一度互いに視線を合わせ、そっとソニアにその視線を投げかけた。ソニアが小さく頷いたのを見て、再び二人の視線が交わる。互いにひょいと眉を跳ね上げて苦笑を滲ませた。
「ソニアに、聞いたんだ…?」
 俺達と、ルシルばぁとの関係を。
 言外にそう告げれば、震えながらも小さく頷く。
 叱責を覚悟している幼子に、望は苦笑をこぼし、その小さな頭を優しく撫でた。
 色々と思う部分もあるが、本当に責めるべきは少女ではない事など百も承知だ。
「優しい君のその気持ちだけ貰っておくよ」
 望が微笑む。康平と、アイリーンと、ソニアも笑う。
 本当に辛いのは自分達よりも、この心優しき少女だと知っているから。
「ベル、この三人が新しいあなたの味方よ。もしあなたがよければ仲良くしてあげてね」
 ソニアの言葉に、ヴェルジネは小さく頷き、「よろしくお願いします…」と鼻を鳴らして呟いたのだった。
「さて、約束の夕食時まで時間が有り余ってるね」
「ベルー、何して遊ぶー?」
 右に左に。ヴェルジネをのせた足を左右に揺らしながら康平が問えば、ヴェルジネは言葉に窮してしまう。
 遊びと言われても、今よりも幼い頃にままごとを数度したっきり。遊びらしい遊びをした記憶がほとんどない。
「んー、じゃあ、鬼ごっこする?」
 顎に人差し指を添えてソニアが提案すれば、ヴェルジネの目が年相応に輝いた。
「し、したいっ」
 可愛らしい自己主張に望達は笑みを深め、了承するのだった。
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