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最終章
最終話~17
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「司祭! 司祭はどこだ?」
ジュリアを横抱きにしながら、礼拝堂の扉を蹴破り、ジョルジュが大きな声で叫んだ。
礼拝堂の中で監禁されていた司祭が何事かと立ち上がり、驚いた顔でジョルジュを出迎えた。
ついにザビラが陥落してしまったのだ。自分達は一体どうなってしまうのかと、不安で顔を青くしている矢先のことだ。要塞が陥落したと言うことは、この要塞は自動的に征服者のものとなってしまうのが、この世界の常だった。
だから、新しい統治者であるガルバーニ公爵が、わざわざ自分を訪ねてきたのだ。一体何の用かと不安に思う司祭の目に入ったのは、美しい女性を横抱きにしている公爵の姿だった。
「どんなご用件でしょうか? 公爵様」
新しい統治者に向けて、司祭が温厚な顔で丁寧に出迎えれば、ガルバーニ公爵は整った顔立ちをその司祭に向ける。
─ これが、ガルバーニ公爵。古い貴族の血を引く、サラブレッドのような男が自分に一体何の用か?
公爵の口元には温厚な笑みが浮かび、見るからに、この男の聡明さや利発さが伝わってくる。新しい領主は、オーティス様に比べれば、随分、まともな人柄のようだ。
少しほっとしている司祭に、公爵は堂々とした様子で命じた。
「司祭、私たちに祝福をしてくれたまえ」
「祝福とはどのような?」
戦が終結した祝福だろうか? そんな司祭に、何を無粋なと言う顔を公爵は向けた。
「私の腕の中に、愛しい女性を抱いているのだ。祝言の祝福以外に何がある?」
「申し訳ありま・・・」
丁寧な口調の司祭を見事に遮る公爵を司祭は驚きの目で見つめた。
「私たちには時間がないのだよ、司祭。手早く頼む」
見れば二人は相思相愛の恋人のようだ。公爵の口調には幸せそうな響きがあり、それを見つめている娘の顔も上気していたが、幸せそうな顔をして公爵にぐったりと身を預けている。
見る限りにおいて、そんなカップルに祝福を与えることに、何の不都合も感じなかった司祭は、二人の目の前で、素早く十字を切り、この二人に永久の幸せがあらんことを・・・と、祈ってやった。
「これで、婚姻は終了だな?」
本当は、フルでやれば、30分はかかろうかと言うものなのだが。
「もちろんですとも。これでお二人は晴れてご夫婦と・・・」
司祭は融通が利く男だった。司祭が全て言い終わらない内に、ジョルジュは、真っ赤な顔をしている女性を抱きかかえ、踵を返して、礼拝堂を後にしてしまった。
「・・・・あれは、まあ、なんとせっかちな・・・」
二人の後ろ姿を見送った年老いた司祭は、助かったとほっとしながらも、二人の幸せそうな表情を思い出し、少しだけ、まともな仕事をしたような気がした。
ザビラは完敗したが、あの二人の顔は、愛し合うものだけに許される幸せそうな笑みを湛えていた。仕事柄、沢山のカップルに結婚の祝福を与えてきたが、貴族の結婚であれば、満ち足りた顔で結婚式に挑むカップルはほとんどいない。お互いにそっぽを向き合ったり、無感動な様子で早く終われと言わんばかりの顔をするものも少なくない。
その中で、公爵様の口元に浮かんだ満ち足りた笑みは印象深いものだった。きっと、あのカップルの結婚生活は明るいだろう。彼がザビラに留まるのなら、すぐに幸福な家庭に満ち足りた領主が出来るのに違いない。そうなれば、ザビラの将来は安定する。
神は苦難の先に至福の時を用意してくださるのだ。ガルバーニ公爵様が統治してくださるなら、ザビラも、幸運のおこぼれに預かれるのに違いないと、司祭は、祭壇の前に跪き、心よりの感謝の気持ちを神に伝えた。
◇
「ジュリア、もう少しだ」
礼拝堂を後にして、横に曲がったすぐ先の小部屋へとジョルジュは向った。
結婚の儀式は終了した。もうこれで、何も迷うことなくジュリアを我が妻として迎える事が出来る。心配そうにジュリアの顔をのぞき込めば、真っ赤に上気した顔で、震えながらジョルジュの上着を掴んでいる。
─ もうそろそろ限界か。
扉を蹴破れば、空の部屋の中に、寝台がおいてあり、感じのよい小部屋だった。ジョルジュはジュリアをそっと寝台の上に降ろし、素早く振り返り、部屋の扉に鍵をかけた。
この辺一体は全て公爵領の騎士団が制圧した。ザビラの人間はすべて一纏めにして拘束してあるし、自分の騎士達も用もなくうろついたりする訳がないのだが、万が一、間違って扉を開けられでもしたら、大変だ。
ジョルジュは慎重で思慮深い性格なのである。
「ああ、ジュリア、もうすぐ楽になる。気をしっかりともって」
寝台の上に靴を脱いであがり、ジョルジュは、ジュリアを抱き起こした。ぐったりしている彼女を自分の腕の中に固く閉じ込め、彼女の顔をじっと見つめた。
「ジュリア・・・君が負傷して、行方不明と聞いた時には、身が震える思いだった」
そっと彼女の額や頬に軽い口付けを落としながら、ジュリアの耳元で囁けば、ジュリアも彼の胸へと頬を寄せる。
「ジョルジュ・・・会いたかった。とても、会いたかった」
二人はしっかりと抱き合い、幸せな気持ちに浸る。もう二度と君を離すものか、とジョルジュは呪詛のように呟く。
「もう貴女は私の妻だ。こんなに幸せなことあるだろうか?」
そんな彼の言葉を聞けば、ジュリアが幸せそうにため息をつき、彼女の口元も優しげに綻んだ。
二人は、晴れて夫婦となったのだ。ジョルジュは貴族らしいものの考え方で、この結婚をどう公にしたものか、と素早く頭の中で考えを巡らせた。
後で盛大な結婚式をして、この国の内外に、ジュリア・フォルティス・マクナム伯爵が、ジョルジュ・フランシス・ガルバーニ公爵の正式な妻となったことを知らしめなければならないが、今は、その事実を二人だけで共有していれば構わない。
─ やっと、やっと私だけのものになった。
ジョルジュの目には喜びと情熱の輝きが浮かび、形のよい口元には満足げな微笑みが浮かんでいた。彼の愛が、疑う必要のない愛情が、彼の顔一杯に広がり、大きく手を広げてジュリアを抱きしめようとしている。
「はあっ・・・」
ジュリアが苦しげなため息を漏らした。体の熱は切迫し、もうどうしようもないほどに膨らんでいる。頭が熱のせいで朦朧とし、よく回らない状態だったが、一つだけはっきりと分かっていることがあった。
これから、すぐに、ジョルジュ・ガルバーニの妻になるのだ。司祭が祝言をあげ、二人の結婚を祝福してくれた。これからは朝も昼も、そして夜も、ずっとずっと一緒に ─
そんなジュリアの感慨はすぐに消え失せた。唇にジョルジュの口づけを感じたからだ。
「ジョル・・ジュ・・・」
「辛かったかい?今すぐ楽にしてあげる」
彼は手早くジュリアのドレスを脱がせば、白い肩がむき出しになる。そこへ彼の唇が触れれば、ジュリアは目を閉じて大きく息を吸って、そして、祈るように甘い吐息をはき出した。
彼の頬に自分の頬が触れるのが分かる。そして、自分の肌に彼の唇が這うように触れる。ああ・・やっと、やっとここまで。
その時、城の外ではザビラが完全に落ちたことを示す大きな笛の音と、騎士達の歓声がどっと沸き上がったのが聞こえた。
「ザビラ陥落!」
「ガルバーニ公爵万歳!!」
口々に声高く叫ぶ騎士たちの声が遠くに聞こえた。
「・・・ザビラが陥落した・・の?」
「ああ、今からザビラはガルバーニ公爵領の統治下になる。・・・そう、この要塞は今から私たちのものだ」
そんなことより、とジョルジュは横になったジュリアにたっぷりと口付けを与えた。
「早く行かないと・・・」
焦るジュリアに、ジョルジュはくすりと自信のある笑みを漏らした。
「・・・私たちが命令を出さない限り、何も動きはしないよ。ザビラは今、私たちの城なのだからね。連中は待たせておけばいいさ」
ジョルジュは自信たっぷりに言い、ジュリアも、甘えるように彼の言葉に応えた。
「そうね。ジョルジュ。時間は沢山あるわ・・・」
自分の胸の中でうっとりと幸せそうに呟くジュリアをジョルジュは熱い眼差しで見つめた。
─ そうだ。これから時間は沢山ある。死が二人を分かつまで、これから彼女と一緒にいる時間は沢山あるのだ。闇の王家と呼ばれる陰鬱そうな顔をした男はもういない。真に愛する女性と結ばれた一人の幸せな男が、そこにいたのだ。
◇
【書籍化決定のお知らせ】
「偽りの花嫁~」ですが、アルファポリス様より書籍化が決定しました。発売日などの詳細が決まり次第、近況ボードなどでご紹介させていただきます。これも一重に、毎日のように、コメントをいただいたり、面白かったよ、と仰ってくださり、いつも、ご愛読くださった読者様のおかげです。
私も書籍化が決定してとても嬉しく思っております。取り急ぎ、読者様へお礼を申し上げさせていただきます。物語はもう少し続きますが、引き続き、ご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。
後数話で完結しますが、この後もまだ少しお話は続きますので、お楽しみに!番外編なども、この後、予定しております。
ジュリアを横抱きにしながら、礼拝堂の扉を蹴破り、ジョルジュが大きな声で叫んだ。
礼拝堂の中で監禁されていた司祭が何事かと立ち上がり、驚いた顔でジョルジュを出迎えた。
ついにザビラが陥落してしまったのだ。自分達は一体どうなってしまうのかと、不安で顔を青くしている矢先のことだ。要塞が陥落したと言うことは、この要塞は自動的に征服者のものとなってしまうのが、この世界の常だった。
だから、新しい統治者であるガルバーニ公爵が、わざわざ自分を訪ねてきたのだ。一体何の用かと不安に思う司祭の目に入ったのは、美しい女性を横抱きにしている公爵の姿だった。
「どんなご用件でしょうか? 公爵様」
新しい統治者に向けて、司祭が温厚な顔で丁寧に出迎えれば、ガルバーニ公爵は整った顔立ちをその司祭に向ける。
─ これが、ガルバーニ公爵。古い貴族の血を引く、サラブレッドのような男が自分に一体何の用か?
公爵の口元には温厚な笑みが浮かび、見るからに、この男の聡明さや利発さが伝わってくる。新しい領主は、オーティス様に比べれば、随分、まともな人柄のようだ。
少しほっとしている司祭に、公爵は堂々とした様子で命じた。
「司祭、私たちに祝福をしてくれたまえ」
「祝福とはどのような?」
戦が終結した祝福だろうか? そんな司祭に、何を無粋なと言う顔を公爵は向けた。
「私の腕の中に、愛しい女性を抱いているのだ。祝言の祝福以外に何がある?」
「申し訳ありま・・・」
丁寧な口調の司祭を見事に遮る公爵を司祭は驚きの目で見つめた。
「私たちには時間がないのだよ、司祭。手早く頼む」
見れば二人は相思相愛の恋人のようだ。公爵の口調には幸せそうな響きがあり、それを見つめている娘の顔も上気していたが、幸せそうな顔をして公爵にぐったりと身を預けている。
見る限りにおいて、そんなカップルに祝福を与えることに、何の不都合も感じなかった司祭は、二人の目の前で、素早く十字を切り、この二人に永久の幸せがあらんことを・・・と、祈ってやった。
「これで、婚姻は終了だな?」
本当は、フルでやれば、30分はかかろうかと言うものなのだが。
「もちろんですとも。これでお二人は晴れてご夫婦と・・・」
司祭は融通が利く男だった。司祭が全て言い終わらない内に、ジョルジュは、真っ赤な顔をしている女性を抱きかかえ、踵を返して、礼拝堂を後にしてしまった。
「・・・・あれは、まあ、なんとせっかちな・・・」
二人の後ろ姿を見送った年老いた司祭は、助かったとほっとしながらも、二人の幸せそうな表情を思い出し、少しだけ、まともな仕事をしたような気がした。
ザビラは完敗したが、あの二人の顔は、愛し合うものだけに許される幸せそうな笑みを湛えていた。仕事柄、沢山のカップルに結婚の祝福を与えてきたが、貴族の結婚であれば、満ち足りた顔で結婚式に挑むカップルはほとんどいない。お互いにそっぽを向き合ったり、無感動な様子で早く終われと言わんばかりの顔をするものも少なくない。
その中で、公爵様の口元に浮かんだ満ち足りた笑みは印象深いものだった。きっと、あのカップルの結婚生活は明るいだろう。彼がザビラに留まるのなら、すぐに幸福な家庭に満ち足りた領主が出来るのに違いない。そうなれば、ザビラの将来は安定する。
神は苦難の先に至福の時を用意してくださるのだ。ガルバーニ公爵様が統治してくださるなら、ザビラも、幸運のおこぼれに預かれるのに違いないと、司祭は、祭壇の前に跪き、心よりの感謝の気持ちを神に伝えた。
◇
「ジュリア、もう少しだ」
礼拝堂を後にして、横に曲がったすぐ先の小部屋へとジョルジュは向った。
結婚の儀式は終了した。もうこれで、何も迷うことなくジュリアを我が妻として迎える事が出来る。心配そうにジュリアの顔をのぞき込めば、真っ赤に上気した顔で、震えながらジョルジュの上着を掴んでいる。
─ もうそろそろ限界か。
扉を蹴破れば、空の部屋の中に、寝台がおいてあり、感じのよい小部屋だった。ジョルジュはジュリアをそっと寝台の上に降ろし、素早く振り返り、部屋の扉に鍵をかけた。
この辺一体は全て公爵領の騎士団が制圧した。ザビラの人間はすべて一纏めにして拘束してあるし、自分の騎士達も用もなくうろついたりする訳がないのだが、万が一、間違って扉を開けられでもしたら、大変だ。
ジョルジュは慎重で思慮深い性格なのである。
「ああ、ジュリア、もうすぐ楽になる。気をしっかりともって」
寝台の上に靴を脱いであがり、ジョルジュは、ジュリアを抱き起こした。ぐったりしている彼女を自分の腕の中に固く閉じ込め、彼女の顔をじっと見つめた。
「ジュリア・・・君が負傷して、行方不明と聞いた時には、身が震える思いだった」
そっと彼女の額や頬に軽い口付けを落としながら、ジュリアの耳元で囁けば、ジュリアも彼の胸へと頬を寄せる。
「ジョルジュ・・・会いたかった。とても、会いたかった」
二人はしっかりと抱き合い、幸せな気持ちに浸る。もう二度と君を離すものか、とジョルジュは呪詛のように呟く。
「もう貴女は私の妻だ。こんなに幸せなことあるだろうか?」
そんな彼の言葉を聞けば、ジュリアが幸せそうにため息をつき、彼女の口元も優しげに綻んだ。
二人は、晴れて夫婦となったのだ。ジョルジュは貴族らしいものの考え方で、この結婚をどう公にしたものか、と素早く頭の中で考えを巡らせた。
後で盛大な結婚式をして、この国の内外に、ジュリア・フォルティス・マクナム伯爵が、ジョルジュ・フランシス・ガルバーニ公爵の正式な妻となったことを知らしめなければならないが、今は、その事実を二人だけで共有していれば構わない。
─ やっと、やっと私だけのものになった。
ジョルジュの目には喜びと情熱の輝きが浮かび、形のよい口元には満足げな微笑みが浮かんでいた。彼の愛が、疑う必要のない愛情が、彼の顔一杯に広がり、大きく手を広げてジュリアを抱きしめようとしている。
「はあっ・・・」
ジュリアが苦しげなため息を漏らした。体の熱は切迫し、もうどうしようもないほどに膨らんでいる。頭が熱のせいで朦朧とし、よく回らない状態だったが、一つだけはっきりと分かっていることがあった。
これから、すぐに、ジョルジュ・ガルバーニの妻になるのだ。司祭が祝言をあげ、二人の結婚を祝福してくれた。これからは朝も昼も、そして夜も、ずっとずっと一緒に ─
そんなジュリアの感慨はすぐに消え失せた。唇にジョルジュの口づけを感じたからだ。
「ジョル・・ジュ・・・」
「辛かったかい?今すぐ楽にしてあげる」
彼は手早くジュリアのドレスを脱がせば、白い肩がむき出しになる。そこへ彼の唇が触れれば、ジュリアは目を閉じて大きく息を吸って、そして、祈るように甘い吐息をはき出した。
彼の頬に自分の頬が触れるのが分かる。そして、自分の肌に彼の唇が這うように触れる。ああ・・やっと、やっとここまで。
その時、城の外ではザビラが完全に落ちたことを示す大きな笛の音と、騎士達の歓声がどっと沸き上がったのが聞こえた。
「ザビラ陥落!」
「ガルバーニ公爵万歳!!」
口々に声高く叫ぶ騎士たちの声が遠くに聞こえた。
「・・・ザビラが陥落した・・の?」
「ああ、今からザビラはガルバーニ公爵領の統治下になる。・・・そう、この要塞は今から私たちのものだ」
そんなことより、とジョルジュは横になったジュリアにたっぷりと口付けを与えた。
「早く行かないと・・・」
焦るジュリアに、ジョルジュはくすりと自信のある笑みを漏らした。
「・・・私たちが命令を出さない限り、何も動きはしないよ。ザビラは今、私たちの城なのだからね。連中は待たせておけばいいさ」
ジョルジュは自信たっぷりに言い、ジュリアも、甘えるように彼の言葉に応えた。
「そうね。ジョルジュ。時間は沢山あるわ・・・」
自分の胸の中でうっとりと幸せそうに呟くジュリアをジョルジュは熱い眼差しで見つめた。
─ そうだ。これから時間は沢山ある。死が二人を分かつまで、これから彼女と一緒にいる時間は沢山あるのだ。闇の王家と呼ばれる陰鬱そうな顔をした男はもういない。真に愛する女性と結ばれた一人の幸せな男が、そこにいたのだ。
◇
【書籍化決定のお知らせ】
「偽りの花嫁~」ですが、アルファポリス様より書籍化が決定しました。発売日などの詳細が決まり次第、近況ボードなどでご紹介させていただきます。これも一重に、毎日のように、コメントをいただいたり、面白かったよ、と仰ってくださり、いつも、ご愛読くださった読者様のおかげです。
私も書籍化が決定してとても嬉しく思っております。取り急ぎ、読者様へお礼を申し上げさせていただきます。物語はもう少し続きますが、引き続き、ご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。
後数話で完結しますが、この後もまだ少しお話は続きますので、お楽しみに!番外編なども、この後、予定しております。
応援ありがとうございます!
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