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剣姫④
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教室の中、二人の姿を目にします。
何をしているのでしょうか?防音結界が貼られているようで話し声までは聞こえません。
息を潜めて覗きます。
あれは、トーノさんが姫様の足元で……
嘘ッ、足を舐めている?
信じられない光景に驚きの声が出そうになるのを堪えます。
静かに立ち去りこの場で何も見なかったことにするのが正しいのでしょう。しかし私は二人の姿から目を話すことができませんでした。
足を舐めて舐められてなんて異常な状況なのに姫様もトーノさんもなんだか楽しそうです。
トーノさんは変態さんなのでしょうか?
姫様も嫌がる様子もなく恍惚の表情を浮かべています。
足を舐めて貰うのって気持ちいいものなのでしょうか?あそこにいるのが私だったら?姫様に自分の姿を重ねてトーノさんに足を舐められている自分の姿を想像してしまいます。い、いけません、ふしだらです!
頭をふってイケナイ妄想を振り払います。
あっ、トーノさんが起き上がって……
キスしました。えっこれがキスなのですか?わ、私も将来、結ばれる殿方とのロマンチックなキスを想像したことがありますけど、ち、ちがいます、ぜんぜんちがう。
あ、あんなにも激しくて、ねっとりとしているものなのですかっ!?
き、気持ちいいのかな?
二人ともすごく気持ち良さそう。
自分の身体が熱を帯びるのを感じます。
む、胸を揉んでいます!や、やっぱり、殿方はおっぱいが好きなのですね。
ひ、姫様。ずっと側にいた姫様が私が一度も見たことのない表情を浮かべています。
……胸、気持ちいいのかな?
気づいたら自分の胸を掴んでいました。
んッ いけない事だととわかっているのに手が動いてしまいます。
嗚呼、トーノさん。
鍛練でよく知る彼の掌をイメージします。
あの掌に掴まれて、揉まれて
んッ、こ、こんなことしてはイケナイのに
も、申し訳ありません、姫様。
私は二人の痴態を見ながら、自分を重ねて……
二人の秘め事はさらに激しさを増していきます。
トーノさんがズボンを脱いで、あ、あんなに大きいのがはいるのですかっ!?
私の驚きをよそに姫様の中へと納まります。
す、すごいです。
思わず私の手も秘部に伸びます。
んッ、声を出してはいけません、必死に声を潜めます。
んッ、ハァハァハァ
二人の行為が終わったあとも私に灯った情欲の炎は鎮まることがありませんでした。
二人は乱れた服装を直して、教室を片付け始めました。扉の方を向かれたら気づかれてしまいます。私は静かに扉を閉じて気配を殺し物陰に隠れます。
しばらくして扉が開き、姫様が一人で出てきました。
二人は別々に帰るようですね。
……今、教室の中にいるのはトーノさん一人。
……ゴクリ
私は、扉に手をかけると音をたてて開けます。
その音に反応して彼がこちらを向きます。
「……チ、チグサ様」
私は扉を閉めると施錠をして、防音結界を張り直します。
「……チグサ様、み、見ました?」
彼がおそるおそる尋ねてきます。
その言葉に私は……
何をしているのでしょうか?防音結界が貼られているようで話し声までは聞こえません。
息を潜めて覗きます。
あれは、トーノさんが姫様の足元で……
嘘ッ、足を舐めている?
信じられない光景に驚きの声が出そうになるのを堪えます。
静かに立ち去りこの場で何も見なかったことにするのが正しいのでしょう。しかし私は二人の姿から目を話すことができませんでした。
足を舐めて舐められてなんて異常な状況なのに姫様もトーノさんもなんだか楽しそうです。
トーノさんは変態さんなのでしょうか?
姫様も嫌がる様子もなく恍惚の表情を浮かべています。
足を舐めて貰うのって気持ちいいものなのでしょうか?あそこにいるのが私だったら?姫様に自分の姿を重ねてトーノさんに足を舐められている自分の姿を想像してしまいます。い、いけません、ふしだらです!
頭をふってイケナイ妄想を振り払います。
あっ、トーノさんが起き上がって……
キスしました。えっこれがキスなのですか?わ、私も将来、結ばれる殿方とのロマンチックなキスを想像したことがありますけど、ち、ちがいます、ぜんぜんちがう。
あ、あんなにも激しくて、ねっとりとしているものなのですかっ!?
き、気持ちいいのかな?
二人ともすごく気持ち良さそう。
自分の身体が熱を帯びるのを感じます。
む、胸を揉んでいます!や、やっぱり、殿方はおっぱいが好きなのですね。
ひ、姫様。ずっと側にいた姫様が私が一度も見たことのない表情を浮かべています。
……胸、気持ちいいのかな?
気づいたら自分の胸を掴んでいました。
んッ いけない事だととわかっているのに手が動いてしまいます。
嗚呼、トーノさん。
鍛練でよく知る彼の掌をイメージします。
あの掌に掴まれて、揉まれて
んッ、こ、こんなことしてはイケナイのに
も、申し訳ありません、姫様。
私は二人の痴態を見ながら、自分を重ねて……
二人の秘め事はさらに激しさを増していきます。
トーノさんがズボンを脱いで、あ、あんなに大きいのがはいるのですかっ!?
私の驚きをよそに姫様の中へと納まります。
す、すごいです。
思わず私の手も秘部に伸びます。
んッ、声を出してはいけません、必死に声を潜めます。
んッ、ハァハァハァ
二人の行為が終わったあとも私に灯った情欲の炎は鎮まることがありませんでした。
二人は乱れた服装を直して、教室を片付け始めました。扉の方を向かれたら気づかれてしまいます。私は静かに扉を閉じて気配を殺し物陰に隠れます。
しばらくして扉が開き、姫様が一人で出てきました。
二人は別々に帰るようですね。
……今、教室の中にいるのはトーノさん一人。
……ゴクリ
私は、扉に手をかけると音をたてて開けます。
その音に反応して彼がこちらを向きます。
「……チ、チグサ様」
私は扉を閉めると施錠をして、防音結界を張り直します。
「……チグサ様、み、見ました?」
彼がおそるおそる尋ねてきます。
その言葉に私は……
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