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礼祭!
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一晩明けて、プリス・センテノーラの街は未だ活気を失ってはいなかった。
なぜなら、使徒の降臨が夜だったから、パレードは夜が明けてからと言うことになったのだ。
そして、祭りも引き続き御礼祭として、降臨の翌日に行われたのだった。
「さあ、使徒様!皆に手を振ってやって下さい!!」
「あ、ああ、そうだな…」
側つきの兵士長、ラケルに促され、勇人は凛々しく手を振る。
実は勇人は、民衆からこんなにも注目を浴び、しかもそれが異常な熱を帯びて、期待に満ち満ちた視線ばかりを受ける状況というものに慣れていない。
内心はかなりビビって縮こまっていたのだが、変な器用さが不自然さを感じさせず、自然に手を振る勇ましい勇者を演じていた。
「使徒様~!!」
「勇者様ッ!!」
「早く魔王をぶっ殺して来てくれーッ!!」
「あの憎き魔族共を…!」
「奴らを滅ぼしてくれ!!」
「使徒様カッコいい!!」
人々は思い思いの言葉を勇人にぶつける。
それらに応える様に、勇人も時折、腰から下げた剣を抜いて、一振り、二振りして空に掲げたりもした。
その度に大きな歓声があがり、勇人もテンションが上がるのだが、カッコいいという言葉には、勇人も鼻の下を伸ばして別の意味でテンション爆上がりだった。
「使徒様、どうかしましたか?」
ラケルが勇人の異変に気付き、声をかける。
「あ、ああ、いや、なな、何でもない!」
勇者でも、邪な心を見透かされた様で、アハハと乾いた笑い声を張りながら、恥ずかしさで顔が赤くなったのを誤魔化す。
そんな情けない姿も、民衆の目にはクールに手を振ってラケルの言葉を流している様に映る。
美化した目線とは、そういうものだ。
ラケルが引くまでやり取りを続け、気を取り直した勇人は、振る手を止めて誰にともなく呟く。
「そ、それにしてもすごい熱気だな…」
「それはそうですよ。何せここ十数年もの間、人間族は魔族にやられっぱなしでしたからな。でも、使徒様がいらしたからには、それももう終りです。そう思えば、民衆の気持ちも高まりますよ」
「そう言えば、魔王ってそんなに凄いのか?」
それを口にした途端、ラケルの表情が引き締まる。
「凄いと言うものではありませんよ。あれは本当に化け物です。ここより遥か東北に、グラニートーと言う名の国がありました…」
そう切り出して一呼吸置くラケルの空気に、相当な重さを感じる。
或いは生唾を飲まされたかもしれない。
それ程の重い空気を作るくらいだから、余程のものなのだろう。
しかし、今はパレード中だからと、勇人も気を回す。
「ま、まあ、俺から聞いといて悪いけど、その話はまた後でにしようか」
「あ、こ、これは、これから討伐に向けて盛り上がってるところに、要らぬ水を差してしまった様で、すみません」
頭を兜の上から掻きつつ、罰の悪そうな笑みを見せた。
「いや、聞いた俺が悪かった。これだけの民衆が、俺の召喚にこれ程の期待を寄せているんだ。相当な悲願だったのだろう事くらいは察してなきゃな。すまない…」
勇人も、盛大な民衆の声援にただ浮かれていた自分を反省する。
自分は勇者なのだから、もっと皆に気を配って、細心の注意を払っていかなければならない。
そう、強く思うのであった。
パレードは盛大に終え、勇人の疲労も盛大に勇人の身体にのし掛かる。
1国の首都だけあって、街はかなりの広さで、1週回るだけでも結局は日中の殆どを費やし、祭りを楽しむ余裕もなく、日が暮れた。
ずっと笑顔を作っていたから、顔中が痛くてもう笑顔を作るのもキツすぎる。
城に戻るなり、早めの入浴と夕食を済ませ、少し休んだお陰で、多少の回復は得られた。
部屋で寛いでいた所へ、使いの者が訪れる。
朝のパレード前に、予め聖皇から召喚を受けていて、時間通りに迎えに来た使いの者と共に、皇宮会議室に向かった。
聖皇からは、謁見の間ではなく会議室への召喚を受けていたのだ。
「さて、皆、集まった様だな」
そう前置きしたのは、聖皇コルテアだった。
会議室には、勇人とコルテアを含め国の重臣達が15人、楕円型のテーブルを囲む。
「あれが使徒様か…」
「まだ若いではないか…」
「ひ弱そうに見えるが、本当に大丈夫なのか…?」
まだ顔を合わせていなかった重臣が半数を越える中、そんな小言が室内をざわつかせる。
「そうであった。まだ使徒様を拝見していない者の方が多いのであったな。何分、降臨召されたのが昨晩も遅かった上、今朝も早くからパレードの準備などで慌ただしかったからな…」
聖皇自ら進行を執る様子の会議に、勇人も疑問に思いながらも少し落ち着く。
何を議題にする会議かは概ね予想は付くが、こうも知らない顔ばかりだと、アンチが居た場合に見知らぬ輩に進行を任せるよりは、少しでも見知った、アンチではない者が制してくれた方が安心できる。
それが聖皇なら尚更だ。
そんな事を考えている内に、重臣達は次々に自己紹介をしていく。
昨日、召喚の時に聖皇に付いていた2人は、近衛騎士団長グラードと、内政総締官ナバールと言うそうだ。
それから、聖騎士軍白の騎士団長シェルハザード、同じく聖騎士軍の法術師団長マリクト、内政官外交監理長タンザバルは朝のパレード前に顔を合わせて挨拶を交わした。
国防兵士長のラケルはパレード中もずっと一緒だったし、この中では1番打ち解けた間柄だ。
聖皇と勇人を1番奥に据え、勇人から見て左側に軍司臣達、右側に政司臣達が6人ずつ並ぶ。
最後に、教団から記録係兼教団との伝達役として、大司祭のルシアが勇人達の反対側の、楕円の先端に座っていた。
国の重臣達の、特に重役を担う重鎮達が集まる会議で、今後の魔王討伐へ向けた会議が、これから始まろうとしていた。
なぜなら、使徒の降臨が夜だったから、パレードは夜が明けてからと言うことになったのだ。
そして、祭りも引き続き御礼祭として、降臨の翌日に行われたのだった。
「さあ、使徒様!皆に手を振ってやって下さい!!」
「あ、ああ、そうだな…」
側つきの兵士長、ラケルに促され、勇人は凛々しく手を振る。
実は勇人は、民衆からこんなにも注目を浴び、しかもそれが異常な熱を帯びて、期待に満ち満ちた視線ばかりを受ける状況というものに慣れていない。
内心はかなりビビって縮こまっていたのだが、変な器用さが不自然さを感じさせず、自然に手を振る勇ましい勇者を演じていた。
「使徒様~!!」
「勇者様ッ!!」
「早く魔王をぶっ殺して来てくれーッ!!」
「あの憎き魔族共を…!」
「奴らを滅ぼしてくれ!!」
「使徒様カッコいい!!」
人々は思い思いの言葉を勇人にぶつける。
それらに応える様に、勇人も時折、腰から下げた剣を抜いて、一振り、二振りして空に掲げたりもした。
その度に大きな歓声があがり、勇人もテンションが上がるのだが、カッコいいという言葉には、勇人も鼻の下を伸ばして別の意味でテンション爆上がりだった。
「使徒様、どうかしましたか?」
ラケルが勇人の異変に気付き、声をかける。
「あ、ああ、いや、なな、何でもない!」
勇者でも、邪な心を見透かされた様で、アハハと乾いた笑い声を張りながら、恥ずかしさで顔が赤くなったのを誤魔化す。
そんな情けない姿も、民衆の目にはクールに手を振ってラケルの言葉を流している様に映る。
美化した目線とは、そういうものだ。
ラケルが引くまでやり取りを続け、気を取り直した勇人は、振る手を止めて誰にともなく呟く。
「そ、それにしてもすごい熱気だな…」
「それはそうですよ。何せここ十数年もの間、人間族は魔族にやられっぱなしでしたからな。でも、使徒様がいらしたからには、それももう終りです。そう思えば、民衆の気持ちも高まりますよ」
「そう言えば、魔王ってそんなに凄いのか?」
それを口にした途端、ラケルの表情が引き締まる。
「凄いと言うものではありませんよ。あれは本当に化け物です。ここより遥か東北に、グラニートーと言う名の国がありました…」
そう切り出して一呼吸置くラケルの空気に、相当な重さを感じる。
或いは生唾を飲まされたかもしれない。
それ程の重い空気を作るくらいだから、余程のものなのだろう。
しかし、今はパレード中だからと、勇人も気を回す。
「ま、まあ、俺から聞いといて悪いけど、その話はまた後でにしようか」
「あ、こ、これは、これから討伐に向けて盛り上がってるところに、要らぬ水を差してしまった様で、すみません」
頭を兜の上から掻きつつ、罰の悪そうな笑みを見せた。
「いや、聞いた俺が悪かった。これだけの民衆が、俺の召喚にこれ程の期待を寄せているんだ。相当な悲願だったのだろう事くらいは察してなきゃな。すまない…」
勇人も、盛大な民衆の声援にただ浮かれていた自分を反省する。
自分は勇者なのだから、もっと皆に気を配って、細心の注意を払っていかなければならない。
そう、強く思うのであった。
パレードは盛大に終え、勇人の疲労も盛大に勇人の身体にのし掛かる。
1国の首都だけあって、街はかなりの広さで、1週回るだけでも結局は日中の殆どを費やし、祭りを楽しむ余裕もなく、日が暮れた。
ずっと笑顔を作っていたから、顔中が痛くてもう笑顔を作るのもキツすぎる。
城に戻るなり、早めの入浴と夕食を済ませ、少し休んだお陰で、多少の回復は得られた。
部屋で寛いでいた所へ、使いの者が訪れる。
朝のパレード前に、予め聖皇から召喚を受けていて、時間通りに迎えに来た使いの者と共に、皇宮会議室に向かった。
聖皇からは、謁見の間ではなく会議室への召喚を受けていたのだ。
「さて、皆、集まった様だな」
そう前置きしたのは、聖皇コルテアだった。
会議室には、勇人とコルテアを含め国の重臣達が15人、楕円型のテーブルを囲む。
「あれが使徒様か…」
「まだ若いではないか…」
「ひ弱そうに見えるが、本当に大丈夫なのか…?」
まだ顔を合わせていなかった重臣が半数を越える中、そんな小言が室内をざわつかせる。
「そうであった。まだ使徒様を拝見していない者の方が多いのであったな。何分、降臨召されたのが昨晩も遅かった上、今朝も早くからパレードの準備などで慌ただしかったからな…」
聖皇自ら進行を執る様子の会議に、勇人も疑問に思いながらも少し落ち着く。
何を議題にする会議かは概ね予想は付くが、こうも知らない顔ばかりだと、アンチが居た場合に見知らぬ輩に進行を任せるよりは、少しでも見知った、アンチではない者が制してくれた方が安心できる。
それが聖皇なら尚更だ。
そんな事を考えている内に、重臣達は次々に自己紹介をしていく。
昨日、召喚の時に聖皇に付いていた2人は、近衛騎士団長グラードと、内政総締官ナバールと言うそうだ。
それから、聖騎士軍白の騎士団長シェルハザード、同じく聖騎士軍の法術師団長マリクト、内政官外交監理長タンザバルは朝のパレード前に顔を合わせて挨拶を交わした。
国防兵士長のラケルはパレード中もずっと一緒だったし、この中では1番打ち解けた間柄だ。
聖皇と勇人を1番奥に据え、勇人から見て左側に軍司臣達、右側に政司臣達が6人ずつ並ぶ。
最後に、教団から記録係兼教団との伝達役として、大司祭のルシアが勇人達の反対側の、楕円の先端に座っていた。
国の重臣達の、特に重役を担う重鎮達が集まる会議で、今後の魔王討伐へ向けた会議が、これから始まろうとしていた。
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