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1章 新たな人生
10話 責任を取らせる為に
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「これより、ドラゴンの翼の処罰を決める会議を始めるが、まず首謀者であるアモスとその仲間たち、今までの経緯で間違いはあるかな?」
国からの使者である、セバール・フォル・ラインハット第1王子が進めるが、アモスたちは自分たちは悪くないと、方向違いの言い分を述べて来た。
既にその段階は過ぎているのに、リケイルが自分たちを奴隷としていたのが悪いと言って来たんだ。
「ふむ、お前たち何か勘違いをしているな」
「ど、どういうことだ?」
「この会議は、今後起きるであろう我が国の損失の話をしている、お前たちが奴隷として働かされていても関係はない」
そもそも、奴隷として働いていないんだが、もしそれで国の利益になっていたのなら、それでも良かったと王子はここで答えたんだ。
それを聞いて黙ってないのが、バカで何も分かっていないアモスたちで、自分たちは7つ星の凄腕冒険者と言い放ったよ。
「そうか、ではその腕で損失を解消してもらおう」
「望む所だ」
「そうかそうか、聞くところによると、そなたたちの実力は追放したリケイル殿あっての事だと聞いているが、ほんとに出来るんだな?」
王子の質問は、嘘を言う事の重罪さを伝えているんだが、アモスたちは勿論とか簡単に了承してしまった。
これでダメだった場合、アモスたちは文字通り奴隷として寝る間もない程の重労働をさせられるが、そんな程度でリケイル殿の損失を補えるわけもなく、話しはその視点に戻したんだ。
「それで、打開策はあるのか?」
「申し上げますがセバール王子、リケイル殿は天才です、彼の教えてくれた技術は何とか生産は出来ますが、今後の向上は見込めず、彼が卸していた特別品は手に入りません」
「そうか・・・では、彼を探して連れ戻すしかないな」
「はい、今ギルド総出で探していまして、リケイル殿のギルドカードが使われれば、居場所がこちらに報告され、元ドラゴンの翼の仲間だったカーリー殿が見つけてくれる手はずになっています」
王子が納得する内容ではあったが、ドラゴンの翼が受ける負債は、金貨5000万枚と言い渡されたよ。
その金額は、国の国家予算であると王子が言って来て、アモスたちは無理と即答して来たよ。
「お前は先ほど約束しただろう、もう遅いぞ」
「そ、そんな大金稼げるわけねぇ」
「だからそなたらは分かっていないのだ、誰かこの馬鹿者たちに説明してやれ」
王子がため息を付いて、冒険者ギルドのマスターであるオレに視線が集まった。
やれやれと言う感じで、嫌ではあるがオレは説明に入ったよ。
「まず、リケイル殿の特別品は1つ金貨10枚で取引され、王族御用達の品になっていてそれがもう渡せない、その意味が分かるか?」
「の、納品出来ないだけだろう?」
「違う、王族とは他の国も入っていて、それが渡せないのは国際問題になるんだ」
それだけでもかなりの賠償金を払う事になるのに、更にその理由が罠に嵌めての追放となれば、他の国でも探し始めリケイル殿が住む国は莫大な利益を得られる。
そうなれば、この国は相当まずい立場になり、賠償金どころではなくなる。
「そ、そんな」
「分かったようだな、お前たちには一生働いて稼いでもらうぞ」
「ちょっと待ってよギルマス、その契約ってリケイルが個別にしていたんでしょ、何処かに行ったリケイルの責任じゃない」
「ほう、仲間の格闘士リゼはこう言っているぞアモス、どうやら仲間には言ってないようだな」
顔を逸らしてくるアモスだが、こいつはリケイル殿を嵌めるため、各ギルドにいた新人職員を金で雇い、その日に来た時点でギルドカードを抹消させる予定だったんだ。
リケイル殿は、冒険者ギルドにしか訪れなかったから他ギルド資格は残ったが、もし行っていたら同じ様にはく奪され契約はおろか、手続きも出来なかっただろう。
「しかもだ、そこの男はカードに入っているはずの金を奪う気だった様だぞ」
「そ、そんな!?」
「そう言う事だリゼ、こいつはそこまでを計画していたわけだが、これでもリケイル殿のせいと言うのかな?」
全てを奪うつもりでいたようだが、見限られたのはアモスたちで、もうお終いと宣告してやった。
3人はもう何も言わなかったが、ドラゴンの翼に残っている2つのPTも一緒に働いてもらうから、少しでも元を取らなければならない。
「カーリー殿がリケイル殿を見つけたら、お前たちには謝罪してもらうが、もしそこで許して貰えなければ、ここのダンジョンで死ぬ気で戦え」
「ま、待ってくださいギルマス!ワタシたちにも言い分があるわ」
「それは奴隷紋の事かシューリ?」
「そ、そうよ、それが無ければアモスだって」
それも言ってないのかとアモスを見たが、もう顔すら上げない。
アモスはリケイル殿を良く思ってなくて、邪魔者扱いをしていたんだ。
「それは、リケイルが悪いのよ」
「アモスの素行が悪い事は冒険者なら誰でも知っている、リケイル殿はそれを止めてくれていたが、それでもかな?」
「それは・・・お酒が入ったら少し乱暴になっていたかもしれないけど、リケイルだってアモスを殴ったりしていたのよ」
「そうそこだよシューリ、その時アモスも殴り返したよな?」
それは当然とシューリは返してきたが、そもそも奴隷紋を刻んでいたらそんな事は出来ない。
リケイル殿が命令すれば、酒を飲んでいようと暴力なんて振るう事は出来ないと教えてやった。
「こんな事誰でも知っているが、奴隷には人権は無いんだよ」
「でも、ワタシたちは奴隷紋を刻まれて」
「その奴隷紋は何処に刻まれた?お前たちのクランの証だったネックレスだろう」
「そ、そうよ」
それのどこが奴隷紋なんだと言ってやったが、シューリは分かってない様だ。
胸に刻まなければ奴隷紋として機能せず、他の品に刻むのは付与だと言ってやったよ。
「で、でも奴隷紋なんでしょ」
「強制力のない奴隷紋は奴隷紋ではない、ただの強化アイテムだ」
「で、でもアモスが、いつかは奴隷にされるって」
「そいつはな、素行が悪すぎてほんとに奴隷紋を刻まれそうになったんだよ」
リケイル殿にボコボコにされ、もう悪さをしないと誓ったから刻まれなかった。
しかし、その時にクランの証が奴隷紋と知り、今回の計画を考え実行したと教えたら、リゼとシューリは聞いてないとアモスにつかみ掛かったよ。
「そいつは最後のチャンスもフイにし、リケイル殿を逆恨みして追放したんだよ」
「そ、そんな!?どうしてそんな事したのよ」
「アモス、あいつがいつでも奴隷に出来るってのも嘘なのかよ」
「リゼ、奴隷契約はお互いの了承が必要で、拒否すれば了承するまで痛めつけるのが普通だ」
リケイル殿がそんな事をするわけないと教えたが、アモスにはそこまでするつもりだっただろう。
だからこそ、カーリー殿が見つけても許しては貰えないと思っているが、死ぬまで働くのは同じなので、2人がアモスを殴るのを見ているだけにしたよ。
「ふたりとも、そいつを殴ってもお前たちの罪は変わらないぞ」
「ちょっと待ってよ、ワタシたちは騙されていたのよ」
「そうだぜ、こいつと一緒なんてあんまりだ」
「だったら、それをリケイル殿に言って許して貰うんだな」
そこが一番の問題で、ふたりは顔を青くしてしまった。
自分だったら許せるのかと想像し、そんな事絶対にないのが分かったんだろう、やっと静かになり王子もやれやれと困ってしまっていた。
「すみませんセバール王子、ダメな冒険者たちが失礼をしました」
「この為に来たんだこれくらいは許すが、もうあのハチミツ酒は飲めないのだな」
「セバール王子もあれのファンでしたか」
オレも大好きな酒で、リケイル殿が特別に作っている精霊の蜂蜜酒は、ほんとうに美味くて止まらない。
それがもう飲めないと分かり、セバール王子は何とかしたかったのだろうが、事態が変わらないのでガッカリしているよ。
「カーリー殿が見つけてくれれば、輸出くらいはしてくれますよ」
「そうだと良いのだが、あまりにもふざけた理由で追放だからな」
アモスたちを部屋から追い出し、ここにいた全員がため息を漏らしたが、ほんとにふざけた理由だから、あいつらを処刑してやりたくなる。
しかし、少しでも利益を得なくてはいけないので、出来るだけ長く冒険者を務めて貰うしかなかった。
「後は、戻って来てくれるかだが、どう思う?」
「仲間に理由も聞いて貰えず追放され、おまけにギルドも同じ対応をしたと思われていますから、まず無理でしょう」
「そうだろうな」
オレだったらまず許さないし、謝られても信じる事が出来ないだろう。
だからこそ、追跡されるのを考えてリケイル殿はギルドカードを使っていないのかもしれず、それだけ警戒されているんだ。
「そうすると、隣国に入ってから使うだろうな」
「その通りです王子、なので謝罪文を用意していた方が良いです」
「はぁ~もうそれしかないな」
隣国との友好関係を維持する為にもそれしかなく、セバール王子は渋々席を立って後日王都に戻って行った。
アモスたちはと言うと、4つ星冒険者が周回するダンジョン40階を3PTで何とかクリアしていたが、装備の修理などの費用も掛かり利益はそんなに出ていなかったよ。
国からの使者である、セバール・フォル・ラインハット第1王子が進めるが、アモスたちは自分たちは悪くないと、方向違いの言い分を述べて来た。
既にその段階は過ぎているのに、リケイルが自分たちを奴隷としていたのが悪いと言って来たんだ。
「ふむ、お前たち何か勘違いをしているな」
「ど、どういうことだ?」
「この会議は、今後起きるであろう我が国の損失の話をしている、お前たちが奴隷として働かされていても関係はない」
そもそも、奴隷として働いていないんだが、もしそれで国の利益になっていたのなら、それでも良かったと王子はここで答えたんだ。
それを聞いて黙ってないのが、バカで何も分かっていないアモスたちで、自分たちは7つ星の凄腕冒険者と言い放ったよ。
「そうか、ではその腕で損失を解消してもらおう」
「望む所だ」
「そうかそうか、聞くところによると、そなたたちの実力は追放したリケイル殿あっての事だと聞いているが、ほんとに出来るんだな?」
王子の質問は、嘘を言う事の重罪さを伝えているんだが、アモスたちは勿論とか簡単に了承してしまった。
これでダメだった場合、アモスたちは文字通り奴隷として寝る間もない程の重労働をさせられるが、そんな程度でリケイル殿の損失を補えるわけもなく、話しはその視点に戻したんだ。
「それで、打開策はあるのか?」
「申し上げますがセバール王子、リケイル殿は天才です、彼の教えてくれた技術は何とか生産は出来ますが、今後の向上は見込めず、彼が卸していた特別品は手に入りません」
「そうか・・・では、彼を探して連れ戻すしかないな」
「はい、今ギルド総出で探していまして、リケイル殿のギルドカードが使われれば、居場所がこちらに報告され、元ドラゴンの翼の仲間だったカーリー殿が見つけてくれる手はずになっています」
王子が納得する内容ではあったが、ドラゴンの翼が受ける負債は、金貨5000万枚と言い渡されたよ。
その金額は、国の国家予算であると王子が言って来て、アモスたちは無理と即答して来たよ。
「お前は先ほど約束しただろう、もう遅いぞ」
「そ、そんな大金稼げるわけねぇ」
「だからそなたらは分かっていないのだ、誰かこの馬鹿者たちに説明してやれ」
王子がため息を付いて、冒険者ギルドのマスターであるオレに視線が集まった。
やれやれと言う感じで、嫌ではあるがオレは説明に入ったよ。
「まず、リケイル殿の特別品は1つ金貨10枚で取引され、王族御用達の品になっていてそれがもう渡せない、その意味が分かるか?」
「の、納品出来ないだけだろう?」
「違う、王族とは他の国も入っていて、それが渡せないのは国際問題になるんだ」
それだけでもかなりの賠償金を払う事になるのに、更にその理由が罠に嵌めての追放となれば、他の国でも探し始めリケイル殿が住む国は莫大な利益を得られる。
そうなれば、この国は相当まずい立場になり、賠償金どころではなくなる。
「そ、そんな」
「分かったようだな、お前たちには一生働いて稼いでもらうぞ」
「ちょっと待ってよギルマス、その契約ってリケイルが個別にしていたんでしょ、何処かに行ったリケイルの責任じゃない」
「ほう、仲間の格闘士リゼはこう言っているぞアモス、どうやら仲間には言ってないようだな」
顔を逸らしてくるアモスだが、こいつはリケイル殿を嵌めるため、各ギルドにいた新人職員を金で雇い、その日に来た時点でギルドカードを抹消させる予定だったんだ。
リケイル殿は、冒険者ギルドにしか訪れなかったから他ギルド資格は残ったが、もし行っていたら同じ様にはく奪され契約はおろか、手続きも出来なかっただろう。
「しかもだ、そこの男はカードに入っているはずの金を奪う気だった様だぞ」
「そ、そんな!?」
「そう言う事だリゼ、こいつはそこまでを計画していたわけだが、これでもリケイル殿のせいと言うのかな?」
全てを奪うつもりでいたようだが、見限られたのはアモスたちで、もうお終いと宣告してやった。
3人はもう何も言わなかったが、ドラゴンの翼に残っている2つのPTも一緒に働いてもらうから、少しでも元を取らなければならない。
「カーリー殿がリケイル殿を見つけたら、お前たちには謝罪してもらうが、もしそこで許して貰えなければ、ここのダンジョンで死ぬ気で戦え」
「ま、待ってくださいギルマス!ワタシたちにも言い分があるわ」
「それは奴隷紋の事かシューリ?」
「そ、そうよ、それが無ければアモスだって」
それも言ってないのかとアモスを見たが、もう顔すら上げない。
アモスはリケイル殿を良く思ってなくて、邪魔者扱いをしていたんだ。
「それは、リケイルが悪いのよ」
「アモスの素行が悪い事は冒険者なら誰でも知っている、リケイル殿はそれを止めてくれていたが、それでもかな?」
「それは・・・お酒が入ったら少し乱暴になっていたかもしれないけど、リケイルだってアモスを殴ったりしていたのよ」
「そうそこだよシューリ、その時アモスも殴り返したよな?」
それは当然とシューリは返してきたが、そもそも奴隷紋を刻んでいたらそんな事は出来ない。
リケイル殿が命令すれば、酒を飲んでいようと暴力なんて振るう事は出来ないと教えてやった。
「こんな事誰でも知っているが、奴隷には人権は無いんだよ」
「でも、ワタシたちは奴隷紋を刻まれて」
「その奴隷紋は何処に刻まれた?お前たちのクランの証だったネックレスだろう」
「そ、そうよ」
それのどこが奴隷紋なんだと言ってやったが、シューリは分かってない様だ。
胸に刻まなければ奴隷紋として機能せず、他の品に刻むのは付与だと言ってやったよ。
「で、でも奴隷紋なんでしょ」
「強制力のない奴隷紋は奴隷紋ではない、ただの強化アイテムだ」
「で、でもアモスが、いつかは奴隷にされるって」
「そいつはな、素行が悪すぎてほんとに奴隷紋を刻まれそうになったんだよ」
リケイル殿にボコボコにされ、もう悪さをしないと誓ったから刻まれなかった。
しかし、その時にクランの証が奴隷紋と知り、今回の計画を考え実行したと教えたら、リゼとシューリは聞いてないとアモスにつかみ掛かったよ。
「そいつは最後のチャンスもフイにし、リケイル殿を逆恨みして追放したんだよ」
「そ、そんな!?どうしてそんな事したのよ」
「アモス、あいつがいつでも奴隷に出来るってのも嘘なのかよ」
「リゼ、奴隷契約はお互いの了承が必要で、拒否すれば了承するまで痛めつけるのが普通だ」
リケイル殿がそんな事をするわけないと教えたが、アモスにはそこまでするつもりだっただろう。
だからこそ、カーリー殿が見つけても許しては貰えないと思っているが、死ぬまで働くのは同じなので、2人がアモスを殴るのを見ているだけにしたよ。
「ふたりとも、そいつを殴ってもお前たちの罪は変わらないぞ」
「ちょっと待ってよ、ワタシたちは騙されていたのよ」
「そうだぜ、こいつと一緒なんてあんまりだ」
「だったら、それをリケイル殿に言って許して貰うんだな」
そこが一番の問題で、ふたりは顔を青くしてしまった。
自分だったら許せるのかと想像し、そんな事絶対にないのが分かったんだろう、やっと静かになり王子もやれやれと困ってしまっていた。
「すみませんセバール王子、ダメな冒険者たちが失礼をしました」
「この為に来たんだこれくらいは許すが、もうあのハチミツ酒は飲めないのだな」
「セバール王子もあれのファンでしたか」
オレも大好きな酒で、リケイル殿が特別に作っている精霊の蜂蜜酒は、ほんとうに美味くて止まらない。
それがもう飲めないと分かり、セバール王子は何とかしたかったのだろうが、事態が変わらないのでガッカリしているよ。
「カーリー殿が見つけてくれれば、輸出くらいはしてくれますよ」
「そうだと良いのだが、あまりにもふざけた理由で追放だからな」
アモスたちを部屋から追い出し、ここにいた全員がため息を漏らしたが、ほんとにふざけた理由だから、あいつらを処刑してやりたくなる。
しかし、少しでも利益を得なくてはいけないので、出来るだけ長く冒険者を務めて貰うしかなかった。
「後は、戻って来てくれるかだが、どう思う?」
「仲間に理由も聞いて貰えず追放され、おまけにギルドも同じ対応をしたと思われていますから、まず無理でしょう」
「そうだろうな」
オレだったらまず許さないし、謝られても信じる事が出来ないだろう。
だからこそ、追跡されるのを考えてリケイル殿はギルドカードを使っていないのかもしれず、それだけ警戒されているんだ。
「そうすると、隣国に入ってから使うだろうな」
「その通りです王子、なので謝罪文を用意していた方が良いです」
「はぁ~もうそれしかないな」
隣国との友好関係を維持する為にもそれしかなく、セバール王子は渋々席を立って後日王都に戻って行った。
アモスたちはと言うと、4つ星冒険者が周回するダンジョン40階を3PTで何とかクリアしていたが、装備の修理などの費用も掛かり利益はそんなに出ていなかったよ。
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