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異世界クリアのラストステップ
98歩目 海の戦闘
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「暇だなぁ~」
「暇だね~」
船で出航して2日、明日には魔族大陸に到着します、ここまで何事もなく平和なんです、船同士の連絡では警戒を怠らないようにって報告だけが来ています。
「ふたりとも、どうやら暇な時間は終わったみたい、来たわよ」
前方の船から、赤いのろしが上がったのを見えました、二人にも報告して見てもらいます、武器を持ち準備運動を始めました、私たちは準備が出来たので船の前方に走り状況を確認します。
「来たねローナ、準備はいいかい」
「もちろんですミケサさん、ジャースワさんいますね」
「もちろんですローナ殿、ここにおりますよ」
私の影からデンタルサーノを統括しているバンパイアのジャースワさんが現れました、ジャースワさんはアユムお兄ちゃんに救われ、私たちの村に協力したいと来てくれたんです、それからは秘密裏に情報伝達係として動いて貰っていました、あの国のほとんどはジャースワさんの部下で、この時の為に壊滅した音信不通外にしていたんです。
「私たちは小さいのを倒します、ジャースワさんたちは大きいモンスターを頼みます」
「はっ!お任せくださいローナ殿、この時をどんなに待っていた事か、今こそアユム様に貰った御恩を返す時、行きますぞ」
ジャースワさんは黒い霧になって空に飛んで行きました、ミケサさんはそれを見て感心していますよ。
「あいつに任せておけばクラーケンたちは平気そうだね」
「はいミケサさん、彼はとても強いですからね、私は船に上がったマーマンたちを対処します」
ジャースワさんは強い魔法を使います、でも小さなモンスターたちは素早く動くので当てるのは苦手です、そう言った奴らは既に外側の船に飛び乗ってきています、兵士さんたちが相手をして戦いの音が聞こえ始めました。
「あたしたちも行くよローナちゃん」
「エイミーお願い、サルートも頑張ってね」
「おうよ!いくぜエイミー」
エイミーが畳まれていた竹トンボを広げ回転させ宙に浮きます、サルートがその竹とんぼを掴み一緒に飛んで行きました、ふたりは海から出て来る敵を空から攻撃していきます。
「あのふたりもやるねぇ、あたしたちも負けてられないね、娘たち行くよ!」
「わかったにゃ」「行くのみゃ」
エイミーの様に空を飛べる大きさの竹とんぼを持っているのは各船に数人です、その人たちで海の中の敵を討伐し、それ以外は船の上で戦っています。
でもミケサさんと娘さんたちはちょっと違います、普通に海の上を走って戦う事が出来るんですよ、3人は船の間をすごい速さで走り、途中で海面から顔を出しているマーマンたちを倒していきます。
「聞いていたけどすごい、アユムお兄ちゃんはいったいどれだけの装備を渡したんだろう」
この戦闘の為にお兄ちゃんが色々送って来てくれました、私たち3人は別ですけど、他の人達が持っている大きなおもちゃ武器はそれです、この為に私たちは小さいのを使って熟練度を上げていたんだそうです。
「何処までも先を見ていたんだねお兄ちゃん、私も負けてられないよ」
「キシャー」
ミケサさんたちを見ていたら、私に近づいてきたマーマンがいました、油断していたわけではなく小さ目のヨーヨーを回していて、私は既に臨戦態勢だったんです、マーマンの顎にヨーヨーが当たり少し浮かせます、そして背中にしょってる本命の大型ヨーヨーをマーマンのお腹にぶつけて吹っ飛ばしました。
「うん絶好調、お兄ちゃんの前にまずはみんなよりも頑張って見せなくちゃだよ、ここで負けてちゃダメだもんね!」
船の上で私は、両手に大きさの違う大小のヨーヨーを操り暴れます、他の人達も頑張っていますけど、私が暴れた事で止まってしまっています、アユムお兄ちゃんの装備を持ってるメンバーは、みんな知ってるはずなんですけど驚きが隠せないみたい、私を見て手を止めるなんてまだまだですね。
私は魔族がひるんでいるのでどんどん倒します、でもここで遠くの海面が盛り上がり始めたんです、私はそれを見て血の気が引きました。
「ああ、あれって・・・もしかして水龍!?」
水から山の様な甲羅が現れだしました、戦ってる者もそうでない者もみんな止まって見上げています、私は船が攻撃されない様、急ぎ後退の合図を兵士に伝えます。
「あれはまずいよ・・・でも、みんなで力を合わせれば、勝たなくちゃ」
船さえ残っていればサルートやローナがいます、それに凄くつよいミケサさんたちがなんとかしてくれます、私も水龍を倒すのに参加です、大きなヨーヨーを2つにして水面を走らせます、足には小さなヨーヨーを着け海面に浮き更に速度アップです。
「ローナ殿お待ちください!そやつは味方です」
ヨーヨーを走らせていたら、横をジャースワさんが並んで飛び知らせてくれました、水が流れ終わると水龍が大きな顔をこちらを向けてきました、その顔は睨んでいる様に見えて、とても味方には見えません、人睨みで普通は気絶してしまいそうです、そう思っていたら水龍が急に笑顔になったんですよ。
「我が名は海龍王、アユム兄さんに従う者、この戦い、そなたらに加勢する」
「はい?」
私たちに加勢してくれると言い出し、魔族たちは唖然としています、私も疑問の声をあげて頭を傾げちゃったわ。
海龍王が私たちの回答を聞かず、大きな口を開けて魔力の玉を発射しました、魔族たちはそれを受け海の渦に巻き込まれて行きます、船を撤退させていたから良かったけど、もしあのままだったら大変な被害でした、船に残っていたマーマンたちも逃げて行きます。
「や、やったのかな?」
「ローナ殿、我らの勝利です、このまま上陸しましょう」
「ちょっと待ってよジャースワさん、その前にあの人と話をしないとだよ」
ジャースワさんに海龍王さんの顔の前まで運んで貰いました、船よりも大きな顔が目の前にあってすごく緊張します、でも私は頑張って自己紹介をしてお話をします。
「ほう、そなたはアユム兄さんのお知り合いだったか、だからここの戦いに介入するように言ってきたのだな、いやいやさすがアユム兄さんだ、がははは!」
凄く大きな声で笑ったから、私もジャースワさんも耳を押さえたよ、口からも息もすごかったけど耳の方が痛かった。
「たた、助かりました、ありがとうございます」
「いやいや、こちらも間に合って何よりだ、ジャースワも頑張るのだぞ、我はこのまま北上して海を制圧する事になっておる、スカイドラゴンもサキーナも合流するはずだ」
笑いながら波を起こして方向を変え始めました、ジャースワさんが返事をする前だったので急ぎすぎじゃない?って私はジャースワさんを見ます、ジャースワさんはため息を付いて、浄化されても変わってないって呟いています。
「あやつは一度方向を変えると次の動作まで反応できんのです、そして悪い事に方向音痴でしてな・・・アユム様に言われたのは我の復活の少し後です、それもこちら側を通るはずがないのです」
ジャースワさんが言うには、海龍王さんは南の海を統括していたそうです、だから北に向かうのならば南側の海を通るはずだって話しています。
「ですから姿を現した時、我は驚いたのですよ、あいつの方向音痴は変わらなかったようですな」
「そ、そうなんですね・・・それで、他にもアユムお兄ちゃんの援軍っています?」
「個人差がある様で復活していない者もいるようです・・・全員となると我にも分かりかねますな」
ジャースワさんは一番早かったそうです、なんでも変わったアイテムを使って貰ったそうです、それもあって自分は特別なんだって、アユムお兄ちゃんを余計崇拝しています。
ジャースワさんにそのまま運んで貰い、私は魔族大陸に先に上陸しました、魔族の襲撃が無いか警戒しています。
「いませんねジャースワさん」
「そうですな、船も接舷しましたからこれで進軍ですかな?」
「そうなります、今日は砦を築いてお終いですけどね」
予想よりも被害がなく上陸出来ました、もし海龍王さんが敵のままだったら、きっと私たちは負けていました、14将軍と言うのはすごい人達ばかりですね。
「暇だね~」
船で出航して2日、明日には魔族大陸に到着します、ここまで何事もなく平和なんです、船同士の連絡では警戒を怠らないようにって報告だけが来ています。
「ふたりとも、どうやら暇な時間は終わったみたい、来たわよ」
前方の船から、赤いのろしが上がったのを見えました、二人にも報告して見てもらいます、武器を持ち準備運動を始めました、私たちは準備が出来たので船の前方に走り状況を確認します。
「来たねローナ、準備はいいかい」
「もちろんですミケサさん、ジャースワさんいますね」
「もちろんですローナ殿、ここにおりますよ」
私の影からデンタルサーノを統括しているバンパイアのジャースワさんが現れました、ジャースワさんはアユムお兄ちゃんに救われ、私たちの村に協力したいと来てくれたんです、それからは秘密裏に情報伝達係として動いて貰っていました、あの国のほとんどはジャースワさんの部下で、この時の為に壊滅した音信不通外にしていたんです。
「私たちは小さいのを倒します、ジャースワさんたちは大きいモンスターを頼みます」
「はっ!お任せくださいローナ殿、この時をどんなに待っていた事か、今こそアユム様に貰った御恩を返す時、行きますぞ」
ジャースワさんは黒い霧になって空に飛んで行きました、ミケサさんはそれを見て感心していますよ。
「あいつに任せておけばクラーケンたちは平気そうだね」
「はいミケサさん、彼はとても強いですからね、私は船に上がったマーマンたちを対処します」
ジャースワさんは強い魔法を使います、でも小さなモンスターたちは素早く動くので当てるのは苦手です、そう言った奴らは既に外側の船に飛び乗ってきています、兵士さんたちが相手をして戦いの音が聞こえ始めました。
「あたしたちも行くよローナちゃん」
「エイミーお願い、サルートも頑張ってね」
「おうよ!いくぜエイミー」
エイミーが畳まれていた竹トンボを広げ回転させ宙に浮きます、サルートがその竹とんぼを掴み一緒に飛んで行きました、ふたりは海から出て来る敵を空から攻撃していきます。
「あのふたりもやるねぇ、あたしたちも負けてられないね、娘たち行くよ!」
「わかったにゃ」「行くのみゃ」
エイミーの様に空を飛べる大きさの竹とんぼを持っているのは各船に数人です、その人たちで海の中の敵を討伐し、それ以外は船の上で戦っています。
でもミケサさんと娘さんたちはちょっと違います、普通に海の上を走って戦う事が出来るんですよ、3人は船の間をすごい速さで走り、途中で海面から顔を出しているマーマンたちを倒していきます。
「聞いていたけどすごい、アユムお兄ちゃんはいったいどれだけの装備を渡したんだろう」
この戦闘の為にお兄ちゃんが色々送って来てくれました、私たち3人は別ですけど、他の人達が持っている大きなおもちゃ武器はそれです、この為に私たちは小さいのを使って熟練度を上げていたんだそうです。
「何処までも先を見ていたんだねお兄ちゃん、私も負けてられないよ」
「キシャー」
ミケサさんたちを見ていたら、私に近づいてきたマーマンがいました、油断していたわけではなく小さ目のヨーヨーを回していて、私は既に臨戦態勢だったんです、マーマンの顎にヨーヨーが当たり少し浮かせます、そして背中にしょってる本命の大型ヨーヨーをマーマンのお腹にぶつけて吹っ飛ばしました。
「うん絶好調、お兄ちゃんの前にまずはみんなよりも頑張って見せなくちゃだよ、ここで負けてちゃダメだもんね!」
船の上で私は、両手に大きさの違う大小のヨーヨーを操り暴れます、他の人達も頑張っていますけど、私が暴れた事で止まってしまっています、アユムお兄ちゃんの装備を持ってるメンバーは、みんな知ってるはずなんですけど驚きが隠せないみたい、私を見て手を止めるなんてまだまだですね。
私は魔族がひるんでいるのでどんどん倒します、でもここで遠くの海面が盛り上がり始めたんです、私はそれを見て血の気が引きました。
「ああ、あれって・・・もしかして水龍!?」
水から山の様な甲羅が現れだしました、戦ってる者もそうでない者もみんな止まって見上げています、私は船が攻撃されない様、急ぎ後退の合図を兵士に伝えます。
「あれはまずいよ・・・でも、みんなで力を合わせれば、勝たなくちゃ」
船さえ残っていればサルートやローナがいます、それに凄くつよいミケサさんたちがなんとかしてくれます、私も水龍を倒すのに参加です、大きなヨーヨーを2つにして水面を走らせます、足には小さなヨーヨーを着け海面に浮き更に速度アップです。
「ローナ殿お待ちください!そやつは味方です」
ヨーヨーを走らせていたら、横をジャースワさんが並んで飛び知らせてくれました、水が流れ終わると水龍が大きな顔をこちらを向けてきました、その顔は睨んでいる様に見えて、とても味方には見えません、人睨みで普通は気絶してしまいそうです、そう思っていたら水龍が急に笑顔になったんですよ。
「我が名は海龍王、アユム兄さんに従う者、この戦い、そなたらに加勢する」
「はい?」
私たちに加勢してくれると言い出し、魔族たちは唖然としています、私も疑問の声をあげて頭を傾げちゃったわ。
海龍王が私たちの回答を聞かず、大きな口を開けて魔力の玉を発射しました、魔族たちはそれを受け海の渦に巻き込まれて行きます、船を撤退させていたから良かったけど、もしあのままだったら大変な被害でした、船に残っていたマーマンたちも逃げて行きます。
「や、やったのかな?」
「ローナ殿、我らの勝利です、このまま上陸しましょう」
「ちょっと待ってよジャースワさん、その前にあの人と話をしないとだよ」
ジャースワさんに海龍王さんの顔の前まで運んで貰いました、船よりも大きな顔が目の前にあってすごく緊張します、でも私は頑張って自己紹介をしてお話をします。
「ほう、そなたはアユム兄さんのお知り合いだったか、だからここの戦いに介入するように言ってきたのだな、いやいやさすがアユム兄さんだ、がははは!」
凄く大きな声で笑ったから、私もジャースワさんも耳を押さえたよ、口からも息もすごかったけど耳の方が痛かった。
「たた、助かりました、ありがとうございます」
「いやいや、こちらも間に合って何よりだ、ジャースワも頑張るのだぞ、我はこのまま北上して海を制圧する事になっておる、スカイドラゴンもサキーナも合流するはずだ」
笑いながら波を起こして方向を変え始めました、ジャースワさんが返事をする前だったので急ぎすぎじゃない?って私はジャースワさんを見ます、ジャースワさんはため息を付いて、浄化されても変わってないって呟いています。
「あやつは一度方向を変えると次の動作まで反応できんのです、そして悪い事に方向音痴でしてな・・・アユム様に言われたのは我の復活の少し後です、それもこちら側を通るはずがないのです」
ジャースワさんが言うには、海龍王さんは南の海を統括していたそうです、だから北に向かうのならば南側の海を通るはずだって話しています。
「ですから姿を現した時、我は驚いたのですよ、あいつの方向音痴は変わらなかったようですな」
「そ、そうなんですね・・・それで、他にもアユムお兄ちゃんの援軍っています?」
「個人差がある様で復活していない者もいるようです・・・全員となると我にも分かりかねますな」
ジャースワさんは一番早かったそうです、なんでも変わったアイテムを使って貰ったそうです、それもあって自分は特別なんだって、アユムお兄ちゃんを余計崇拝しています。
ジャースワさんにそのまま運んで貰い、私は魔族大陸に先に上陸しました、魔族の襲撃が無いか警戒しています。
「いませんねジャースワさん」
「そうですな、船も接舷しましたからこれで進軍ですかな?」
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