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12章最終決戦
閑話 絶望しました
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「どうもケイイチさん」
私たちはケイト君に親戚の事を聞き情報を貰ったのでまたケイイチさんの所に来ました、これでつじつまが合えば確定ね。
「やぁまた来たね、それでケイトはどうだったかな?」
「それがね、親戚にケイイチって人がいたのよ、それで少し話を合わせたいの」
そう言ってケイト君から聞いたことを話しました、通帳に大金が入っていたとか、子供と良く遊んでいたかとか、後は独身だったかね。
「どうかしら間違ってるとこある?」
「う~ん、最後のは少し痛いね・・・でも大体合ってる、そうかぁ俺のお金ってそのままだったのか」
どうやらほんとに親戚なのね、まぁケイト君はもう平気だけどね。
「ケイト君の話ではまだ話し合いは続いてるらしいわ、だからそこら辺も考えてくれるとありがたいわね」
「うんうん、それはちゃんとするよ、でも君は気にならないの?俺が大金を持っていたことにさ」
それは気になるけど、あっちの世界の話だし、今はこっちが大変なのよ。
「ケイト君の方が心配だわ、今は精神的に安定したから問題ないんだけど、念の為手紙をお願いできるかしら?」
「もちろん書くよ、あのお金の事とか家の事とかもね」
まぁ聞いちゃったらそうよね、そして色々手紙に書いて貰いました、こうやって向こう宛の手紙を書いているのを見るとやっぱり迷惑よねぇ。
「よし出来たよ、これをケイトに渡してくれ」
「ええありがとう・・・それでちょっと気になるから聞くんだけど、言えなかったら無理にとは言わないわ、聞いていいかしら?」
どうしても気になるのよ、さっきも手紙を書いている時意見を聞いていたわ、それを聞く限りサーニャンさんが何か上限を作っているって感じなのよ、それ以上は無理ですとかどうしてわかるのかしら。
「まぁ俺に言える範囲なら」
「どうして後ろのサーニャンさんにちょくちょくサインを出しているの?」
「う!?」
とても困った顔をしているわ、そしてサーニャンさんを見てる。
「マスターいいですよ」
「そうかい、じゃあ言うけどサーニャンは俺のサポートキャラなんだ、まぁ妻でもあるんだけど、それで神と交信できるんだよ」
それは・・・すごい事ね。
「じゃ、じゃあ召喚返しが出来るって時にサーニャンさんを見たのは神様に連絡を入れてたって事?」
「ああそうだよ、俺の時も出来ないって言われたんだ、いやー長生きはするものだね、出来るようになるなんて驚きだよ」
笑顔でそう言ってきたわ、神様と交信できるならちょっと聞いてみようかしら、私の死活問題を。
「なるほどね、じゃあサーニャンさんお願い神様に聞いて見て欲しい事があるの」
「な、何でしょうか?」
少し後ろに引いてしまったわ、ここに来た強者だからね私は、しょうがないけどそこまで大変な事は聞かないわよ。
「こっちのダンジョンマスターは定期的にイベントをやるの、それがどうしてか筋トレになるのよ、どうしてか聞いてくれるかしら、とてもとても困ってるの!」
「はい?」
サーニャンさんが訳が分からないって顔してるわ、私には死活問題なのよ!この体を使えれば全然問題ないけど、本体を使わないとダメなの。
「サーニャン聞いてあげて、この子は真剣みたいだ」
「わ、分かりましたマスター」
聞いてくれるようで黙っています、お願いもう筋トレは嫌なのよ。
「わかりました」
「ど、どうしてなのかしら」
唾を飲んで私は聞きました、緊張するわねこれ。
「はい、なんでもそっちの神様が体を鍛えることの好きな方で、あなたが嫌がっているのを治してあげたいって事らしいです、なのであなたが変わらない限り・・・すみません」
私の顔色が段々変わって行ったのでサーニャンさんが段々声を落とし、最後は謝ってくれました。
「分かりました、もういいです」
「マコッチファイトだよ」
「頑張りましょう主様」
「自分も一緒にやります、頑張りましょうマスター」
みんなが私の背中や肩に手を当てて慰めてくれました、永遠に無くならないのが確定したわ。
「何だか良く解らないけど頑張って」
「ありがとうケイイチさん・・・それと気になったんですが、どうしてここにはあなた達しかいないんですか?ここって孤児院区の中心ですよね」
暗い顔で私がそう言ったらケイイチさんがいやそうな顔をしていました、どうしたのかしら?
「それねぇ~言いたくないなぁ~」
「えースイ気になる、教えてよケイイチ」
更にいやそうな顔をしてますけど、私も気になるのよ、だっておかしいわよね、今回ここに来た時外の施設には沢山の子供や教師風の人がいたのよ、でもここにはサーニャンさんとフルーティアさんしかいないわ、ケイイチさんの妻で一緒に暮らしているって可能性もあるけど、それだったらここでなくても良いはずよね。
「ケイイチ私が言いましょうか?」
「マスター私でも良いですよ」
サーニャンさんとフルーティアさんがケイイチさんの代わりに言ってくれそうだけど、ケイイチさんは頭を左右に振ったわ。
「いや俺が話すよ・・・実はここは俺と嫁たちの家なんだ」
「「「「はい?」」」」
私たちはそろって首を捻ったわ、どういう事よ。
「つまりね、今他の嫁たちは仕事で出かけてるんだ、俺の水晶で自分の部屋に転移してきて夕食を食べて夜の相手をする、はぁ~まぁそう言うわけだよ」
私たちの呆れた顔を見てケイイチさんがいやそうな顔をしたわ、こんな顔をされるからやだったのねごめんなさい。
「じゃ、じゃあさ今ケイイチさんの嫁って何人いるのさ、この施設の部屋全部とか言わないよね」
「・・・」
ケイイチさんが無言になったわ、サーニャンさんたちは笑っているわよ・・・つまり部屋のほとんどを使ってるってこと?そんなにいるの。
「俺だって断ったりしたんだ、でもこっちの世界は優秀な男性には女性が何人も付くんだよ、この街を発展させたり色々していたらどんどん増えたんだよ・・・分かるかな俺の気持ち!」
少し涙目で言ってきましたね、苦労してるのねケイイチさんも。
「なんかごめんなさい、じゃあその話は終わりで召喚者の話ね、出来るようになったら連絡するわ」
「ああ頼むよ、これ以上嫁を増やしたくないんだ、もうほんとお願い」
何だかケイイチさんがブツブツ言ってるわ、まぁこの施設の大きさを考えると部屋は100部屋くらいありそうだもんね、良くその数の嫁を相手に出来るわよ、って心の中の事は言わないようにして手紙は貰ったしもういいわ。
「じゃあまた今度来るわね」
そう言って別れました、こっちの事はこっちで何とか出来るわ、でも落ち着いたらダンジョンとか入ってみたいじゃない、少し楽しみが出来たわね。
《そしてマコッチたちが帰った後の孤児院では》
「はぁ~やっぱりあんな顔されたよ、俺だって断ってるんだよ」
「ふふ、それはしょうがないわケイイチがすごすぎるのよ」
「そうですマスターそれにもう使わなくなった部屋もあるでしょう、まだまだ行けますって」
「いやいやみんなとの思い出をそのままにしたいんだ、子供たちも帰って来た時嬉しそうに使うしね、部屋は空けないよ」
「なんだかその内子供たちにも迫られそうね」
「う!?・・・それにしてもあの子そんなに筋トレ苦手なんだな」
「話を逸らしましたねマスター・・・まあいいです神様の話では相当のようですよ、なんでもわざと称号に悪い影響を与えるものを付けて鍛えようとしているとか・・・あれは本人は分かってませんよ」
「ははは、じゃあ好きになるまで頑張らないとね、てかあれは無理だよね」
「そうですね、でも次は強制参加させるとか言ってたそうです、向こうの変革が終わったら覚悟しておけと伝えてくれって言われました」
「え!?・・・それ言わなかったわよねサーニャン!」
「言えないでしょうフルーティア!あんな顔したのですよ、あれ以上言ったらどうなってしまうのか」
「まぁ頑張るしかないよ、応援だけはしてあげよう、ははは」
孤児院に乾いた笑い声が響くのだった。
私たちはケイト君に親戚の事を聞き情報を貰ったのでまたケイイチさんの所に来ました、これでつじつまが合えば確定ね。
「やぁまた来たね、それでケイトはどうだったかな?」
「それがね、親戚にケイイチって人がいたのよ、それで少し話を合わせたいの」
そう言ってケイト君から聞いたことを話しました、通帳に大金が入っていたとか、子供と良く遊んでいたかとか、後は独身だったかね。
「どうかしら間違ってるとこある?」
「う~ん、最後のは少し痛いね・・・でも大体合ってる、そうかぁ俺のお金ってそのままだったのか」
どうやらほんとに親戚なのね、まぁケイト君はもう平気だけどね。
「ケイト君の話ではまだ話し合いは続いてるらしいわ、だからそこら辺も考えてくれるとありがたいわね」
「うんうん、それはちゃんとするよ、でも君は気にならないの?俺が大金を持っていたことにさ」
それは気になるけど、あっちの世界の話だし、今はこっちが大変なのよ。
「ケイト君の方が心配だわ、今は精神的に安定したから問題ないんだけど、念の為手紙をお願いできるかしら?」
「もちろん書くよ、あのお金の事とか家の事とかもね」
まぁ聞いちゃったらそうよね、そして色々手紙に書いて貰いました、こうやって向こう宛の手紙を書いているのを見るとやっぱり迷惑よねぇ。
「よし出来たよ、これをケイトに渡してくれ」
「ええありがとう・・・それでちょっと気になるから聞くんだけど、言えなかったら無理にとは言わないわ、聞いていいかしら?」
どうしても気になるのよ、さっきも手紙を書いている時意見を聞いていたわ、それを聞く限りサーニャンさんが何か上限を作っているって感じなのよ、それ以上は無理ですとかどうしてわかるのかしら。
「まぁ俺に言える範囲なら」
「どうして後ろのサーニャンさんにちょくちょくサインを出しているの?」
「う!?」
とても困った顔をしているわ、そしてサーニャンさんを見てる。
「マスターいいですよ」
「そうかい、じゃあ言うけどサーニャンは俺のサポートキャラなんだ、まぁ妻でもあるんだけど、それで神と交信できるんだよ」
それは・・・すごい事ね。
「じゃ、じゃあ召喚返しが出来るって時にサーニャンさんを見たのは神様に連絡を入れてたって事?」
「ああそうだよ、俺の時も出来ないって言われたんだ、いやー長生きはするものだね、出来るようになるなんて驚きだよ」
笑顔でそう言ってきたわ、神様と交信できるならちょっと聞いてみようかしら、私の死活問題を。
「なるほどね、じゃあサーニャンさんお願い神様に聞いて見て欲しい事があるの」
「な、何でしょうか?」
少し後ろに引いてしまったわ、ここに来た強者だからね私は、しょうがないけどそこまで大変な事は聞かないわよ。
「こっちのダンジョンマスターは定期的にイベントをやるの、それがどうしてか筋トレになるのよ、どうしてか聞いてくれるかしら、とてもとても困ってるの!」
「はい?」
サーニャンさんが訳が分からないって顔してるわ、私には死活問題なのよ!この体を使えれば全然問題ないけど、本体を使わないとダメなの。
「サーニャン聞いてあげて、この子は真剣みたいだ」
「わ、分かりましたマスター」
聞いてくれるようで黙っています、お願いもう筋トレは嫌なのよ。
「わかりました」
「ど、どうしてなのかしら」
唾を飲んで私は聞きました、緊張するわねこれ。
「はい、なんでもそっちの神様が体を鍛えることの好きな方で、あなたが嫌がっているのを治してあげたいって事らしいです、なのであなたが変わらない限り・・・すみません」
私の顔色が段々変わって行ったのでサーニャンさんが段々声を落とし、最後は謝ってくれました。
「分かりました、もういいです」
「マコッチファイトだよ」
「頑張りましょう主様」
「自分も一緒にやります、頑張りましょうマスター」
みんなが私の背中や肩に手を当てて慰めてくれました、永遠に無くならないのが確定したわ。
「何だか良く解らないけど頑張って」
「ありがとうケイイチさん・・・それと気になったんですが、どうしてここにはあなた達しかいないんですか?ここって孤児院区の中心ですよね」
暗い顔で私がそう言ったらケイイチさんがいやそうな顔をしていました、どうしたのかしら?
「それねぇ~言いたくないなぁ~」
「えースイ気になる、教えてよケイイチ」
更にいやそうな顔をしてますけど、私も気になるのよ、だっておかしいわよね、今回ここに来た時外の施設には沢山の子供や教師風の人がいたのよ、でもここにはサーニャンさんとフルーティアさんしかいないわ、ケイイチさんの妻で一緒に暮らしているって可能性もあるけど、それだったらここでなくても良いはずよね。
「ケイイチ私が言いましょうか?」
「マスター私でも良いですよ」
サーニャンさんとフルーティアさんがケイイチさんの代わりに言ってくれそうだけど、ケイイチさんは頭を左右に振ったわ。
「いや俺が話すよ・・・実はここは俺と嫁たちの家なんだ」
「「「「はい?」」」」
私たちはそろって首を捻ったわ、どういう事よ。
「つまりね、今他の嫁たちは仕事で出かけてるんだ、俺の水晶で自分の部屋に転移してきて夕食を食べて夜の相手をする、はぁ~まぁそう言うわけだよ」
私たちの呆れた顔を見てケイイチさんがいやそうな顔をしたわ、こんな顔をされるからやだったのねごめんなさい。
「じゃ、じゃあさ今ケイイチさんの嫁って何人いるのさ、この施設の部屋全部とか言わないよね」
「・・・」
ケイイチさんが無言になったわ、サーニャンさんたちは笑っているわよ・・・つまり部屋のほとんどを使ってるってこと?そんなにいるの。
「俺だって断ったりしたんだ、でもこっちの世界は優秀な男性には女性が何人も付くんだよ、この街を発展させたり色々していたらどんどん増えたんだよ・・・分かるかな俺の気持ち!」
少し涙目で言ってきましたね、苦労してるのねケイイチさんも。
「なんかごめんなさい、じゃあその話は終わりで召喚者の話ね、出来るようになったら連絡するわ」
「ああ頼むよ、これ以上嫁を増やしたくないんだ、もうほんとお願い」
何だかケイイチさんがブツブツ言ってるわ、まぁこの施設の大きさを考えると部屋は100部屋くらいありそうだもんね、良くその数の嫁を相手に出来るわよ、って心の中の事は言わないようにして手紙は貰ったしもういいわ。
「じゃあまた今度来るわね」
そう言って別れました、こっちの事はこっちで何とか出来るわ、でも落ち着いたらダンジョンとか入ってみたいじゃない、少し楽しみが出来たわね。
《そしてマコッチたちが帰った後の孤児院では》
「はぁ~やっぱりあんな顔されたよ、俺だって断ってるんだよ」
「ふふ、それはしょうがないわケイイチがすごすぎるのよ」
「そうですマスターそれにもう使わなくなった部屋もあるでしょう、まだまだ行けますって」
「いやいやみんなとの思い出をそのままにしたいんだ、子供たちも帰って来た時嬉しそうに使うしね、部屋は空けないよ」
「なんだかその内子供たちにも迫られそうね」
「う!?・・・それにしてもあの子そんなに筋トレ苦手なんだな」
「話を逸らしましたねマスター・・・まあいいです神様の話では相当のようですよ、なんでもわざと称号に悪い影響を与えるものを付けて鍛えようとしているとか・・・あれは本人は分かってませんよ」
「ははは、じゃあ好きになるまで頑張らないとね、てかあれは無理だよね」
「そうですね、でも次は強制参加させるとか言ってたそうです、向こうの変革が終わったら覚悟しておけと伝えてくれって言われました」
「え!?・・・それ言わなかったわよねサーニャン!」
「言えないでしょうフルーティア!あんな顔したのですよ、あれ以上言ったらどうなってしまうのか」
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