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3 勇者
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「ふふ。やはり、サクヤは泣き顔もかわいいな。……けれど、一ついいかい?」
それからややあって――街の人たちが一足先に帰った頃、マルグリットが口を開いた。
僕に対しての言葉のようだったけど、ちょうど僕はソフィーから貰った紙で鼻をかんでいるところで、返事をすることができなかった。
そんな僕の代わりにフェデリカが返してくれる。
「なによ? まさか、男が人前で泣くな、とか言い出すんじゃないでしょうね?」
「そんなわけないだろう。フェデリカ。もしそういう苦言を呈したいのであれば、私ははっきり言うさ。それに」
マルグリットが僕の前髪に指を通すようにして、くしゃくしゃと頭を撫でてきた。
……くすぐったい。
再会したときもそうだったように、彼女は僕の頭を撫でるのがお気に入りで、なにかある度に僕の頭へ手を伸ばしてくる。
かつて一緒に旅をしていた時も、野営などで一息つけるタイミングが訪れれば、僕の頭を膝の上に乗せて、ただひたすら撫で続けるということをやる人だった。
「さっき私は、泣き顔もかわいいな、とサクヤを褒めただろう。男が人前でうんぬん、などと思っているならば、かわいいなんて褒めたりしないんじゃないかな?」
「……ま、そりゃそうよね。でもサクヤが人前で泣いたのは初めてだから、念のため訊いてみただけよ。イヤな思いをさせたならごめんなさい」
そう言ってフェデリカは頭を下げた。
もしここに魔族のことを研究している学者がいたら驚くだろうなと思う。
魔族は頭を下げるという行為を極端に嫌うからだ。
彼女たちの頭から生えているツノは血族のシンボルで、尊いもの。それを血族外の何者かに向かって下げる――魔族がもっとも忌避することだった。
しかし、フェデリカは魔界から飛び出してきた“はぐれ魔族”で、そのような魔族のしきたりや、ルールをすでに捨てている。
彼女にとって頭を下げるとは、多くの人がそうであるように、謝意を示す行動にすぎなかった。
街の人たちも含めて、僕たちはみんな、そのことを知っている。
マルグリットはそんなフェデリカを見て、微笑んだ。
「イヤな思いなんてしてないさ。……ふふ、フェデリカは優しいね」
「あんたに優しくしたつもりはないんですが」
「もちろん、彼に、さ」
「それなら当たり前じゃない。サクヤはあたしの惚れた男よ」
「ああ、ああ、そうだね。至極もっともなことだ」
「……それで? 結局なにが言いたいのよ、あんたは」
フェデリカが肩をすくめて言った。
うん、そうだ、結局のところ、マルグリットはなにを言おうとしていたのだろう。
「おっと。うっかり話が脱線しそうになっていたね。なに、私の言いたいことはとてもシンプルなことだよ」
「シンプルなこと?」
と、鼻をかみ終わった僕も話に加わる。
あれやこれやと僕の世話を焼いてくれていたクロエとソフィーも。
全員が揃ったことを見届けて、マルグリットが話を再開する。
「サクヤがこうして、やっと帰ってこれたわけだからね。まずやっておかないといけないことが色々あるだろう? ――勇者として」
僕以外の三人が「あー」と声を漏らした。
……勇者として?
正直、ピンと来なかった。なんのことだろうか。
「うん、うん、そうね。あたしとしたことがすっかり頭から抜けてたわ。サクヤが帰ってくるからって、ちょっと浮かれすぎてたかしら」
フェデリカが言うと、それにクロエ、ソフィーが続く。
「ええ、そうですよね。拠点での生活環境はきちんと整えてありますし、周辺国への挨拶、教会に提出する報告書類など基本的な事務仕事の準備はしてありましたが……」
「魔術師協会と連盟からの面会申請も処理してある。冒険者ギルドだってすでに復帰についての話はつけてあるんだけど。……確かにマルグリットの言う通り、肝心な事を失念してたね」
「それは私だって同じだよ。実はついさっきまで忘れていたんだ。いや、忘れていたと言うよりも……」
そこで、マルグリットが僕の方を見た。
フェデリカ、クロエ、ソフィーも同じようにこっちに顔を向ける。
「え? え? な、なにかな? 僕、なにかやらかしちゃった?」
僕はキョロキョロとみんなの顔を見回した。
我ながら、絵に描いたようなうろたえっぷりだと思う。
「……まぁ、肝心のうちの勇者様がこの感じだしねぇ。あたしたちだって、うっかりすることくらいあるわよ。うん」
「ふふ、そんな彼だからこそ私たちはこうして一緒にいるんだ。なにより、かわいくて結構なことじゃないか」
「ちょっとだけ、間の抜けたところが、こう、母性をくすぐられるというか……あ、い、いえ! 本当にちょっと、ちょっとだけですよっ?」
「クロエ、誤魔化せてないから。サクヤが間抜け面なのはいつものこと」
「ま、間抜け面とは言ってないよ! ソフィーちゃん!」
わいわいと女の子たちが喋りだす。
最初は僕の話題だったけれど、フェデリカが焼き菓子の話をしてから、お喋りはどんどん脇道へと逸れていった。
街で見つけた美味しいお菓子、クエストで起こった出来事、服、マジックアイテムの効果、それから――
「あたしが洗濯物を届けに行ったら、よだれ垂らして眠りこけてるのよ。こう、魔術書を枕にして、ぐてっ、と」
「なるほど。そういうことだったんだね。あのとき、クロエとソフィーが広間で魔術書の修繕をしていたから何事かと気にはなっていたんだ」
「あはは……サクヤくんのよだれで魔術回路が機能不全になってしまって。それでソフィーちゃんと一緒に直していたんです」
「ほんっとに大変だったんだよ、あれ。マナコードから書き直さないといけなかったから。まったく、どんなよだれしてるのよって話」
……早々にまた僕の話に戻ったと思ったら。
あーでも確かに、そんなこともあったよね。ソフィーからめちゃくちゃ怒られたなぁ。
――それにしても。
この光景も、懐かしい。
ふわりと浮かぶ笑顔と、絶えることのない話題。
いつだって彼女たちは、楽しそうに、幸せそうに。お喋りに花を咲かせるんだ。
……しばらくこのまま、みんなの笑顔を眺めていたかったけれど。
でも残念ながら、そうもいかないよね。
僕の“やっておかないといけないこと”があるのなら尚更。
僕は遠慮がちにちょこんと手を挙げて、みんなに向かって質問を投げかけることにする。
「それでみんな? つまり、僕はなにをすればいいんでしょう?」
すると、彼女たちは揃って「あ、」と動きを止めた。
「……あはは。そうだ。そうだった。結局、脱線してしまったか。うん、今しなくちゃいけないのはサクヤの話だね」
マルグリットは誤魔化すように目線を逸らして、ぎこちなく笑った。
と、思ったら、もう次の瞬間にはスイッチを切り換え、いつもの堂々とした身振りで僕に向き直る。
「サクヤのやるべきこと……と言っても、心配しなくていい。さっき言ったようにシンプルな話でね。難しいことでもなんでもないよ」
うん、その通り、とフェデリカが相槌を打つ。
クロエとソフィーも同意を示すように頷いた。
そして、マルグリットはこう続けた。
「ひさしぶりにこの世界に帰還したサクヤ――きみの勇者としてのブランクがないか、チェックしておこう、という話さ」
それからややあって――街の人たちが一足先に帰った頃、マルグリットが口を開いた。
僕に対しての言葉のようだったけど、ちょうど僕はソフィーから貰った紙で鼻をかんでいるところで、返事をすることができなかった。
そんな僕の代わりにフェデリカが返してくれる。
「なによ? まさか、男が人前で泣くな、とか言い出すんじゃないでしょうね?」
「そんなわけないだろう。フェデリカ。もしそういう苦言を呈したいのであれば、私ははっきり言うさ。それに」
マルグリットが僕の前髪に指を通すようにして、くしゃくしゃと頭を撫でてきた。
……くすぐったい。
再会したときもそうだったように、彼女は僕の頭を撫でるのがお気に入りで、なにかある度に僕の頭へ手を伸ばしてくる。
かつて一緒に旅をしていた時も、野営などで一息つけるタイミングが訪れれば、僕の頭を膝の上に乗せて、ただひたすら撫で続けるということをやる人だった。
「さっき私は、泣き顔もかわいいな、とサクヤを褒めただろう。男が人前でうんぬん、などと思っているならば、かわいいなんて褒めたりしないんじゃないかな?」
「……ま、そりゃそうよね。でもサクヤが人前で泣いたのは初めてだから、念のため訊いてみただけよ。イヤな思いをさせたならごめんなさい」
そう言ってフェデリカは頭を下げた。
もしここに魔族のことを研究している学者がいたら驚くだろうなと思う。
魔族は頭を下げるという行為を極端に嫌うからだ。
彼女たちの頭から生えているツノは血族のシンボルで、尊いもの。それを血族外の何者かに向かって下げる――魔族がもっとも忌避することだった。
しかし、フェデリカは魔界から飛び出してきた“はぐれ魔族”で、そのような魔族のしきたりや、ルールをすでに捨てている。
彼女にとって頭を下げるとは、多くの人がそうであるように、謝意を示す行動にすぎなかった。
街の人たちも含めて、僕たちはみんな、そのことを知っている。
マルグリットはそんなフェデリカを見て、微笑んだ。
「イヤな思いなんてしてないさ。……ふふ、フェデリカは優しいね」
「あんたに優しくしたつもりはないんですが」
「もちろん、彼に、さ」
「それなら当たり前じゃない。サクヤはあたしの惚れた男よ」
「ああ、ああ、そうだね。至極もっともなことだ」
「……それで? 結局なにが言いたいのよ、あんたは」
フェデリカが肩をすくめて言った。
うん、そうだ、結局のところ、マルグリットはなにを言おうとしていたのだろう。
「おっと。うっかり話が脱線しそうになっていたね。なに、私の言いたいことはとてもシンプルなことだよ」
「シンプルなこと?」
と、鼻をかみ終わった僕も話に加わる。
あれやこれやと僕の世話を焼いてくれていたクロエとソフィーも。
全員が揃ったことを見届けて、マルグリットが話を再開する。
「サクヤがこうして、やっと帰ってこれたわけだからね。まずやっておかないといけないことが色々あるだろう? ――勇者として」
僕以外の三人が「あー」と声を漏らした。
……勇者として?
正直、ピンと来なかった。なんのことだろうか。
「うん、うん、そうね。あたしとしたことがすっかり頭から抜けてたわ。サクヤが帰ってくるからって、ちょっと浮かれすぎてたかしら」
フェデリカが言うと、それにクロエ、ソフィーが続く。
「ええ、そうですよね。拠点での生活環境はきちんと整えてありますし、周辺国への挨拶、教会に提出する報告書類など基本的な事務仕事の準備はしてありましたが……」
「魔術師協会と連盟からの面会申請も処理してある。冒険者ギルドだってすでに復帰についての話はつけてあるんだけど。……確かにマルグリットの言う通り、肝心な事を失念してたね」
「それは私だって同じだよ。実はついさっきまで忘れていたんだ。いや、忘れていたと言うよりも……」
そこで、マルグリットが僕の方を見た。
フェデリカ、クロエ、ソフィーも同じようにこっちに顔を向ける。
「え? え? な、なにかな? 僕、なにかやらかしちゃった?」
僕はキョロキョロとみんなの顔を見回した。
我ながら、絵に描いたようなうろたえっぷりだと思う。
「……まぁ、肝心のうちの勇者様がこの感じだしねぇ。あたしたちだって、うっかりすることくらいあるわよ。うん」
「ふふ、そんな彼だからこそ私たちはこうして一緒にいるんだ。なにより、かわいくて結構なことじゃないか」
「ちょっとだけ、間の抜けたところが、こう、母性をくすぐられるというか……あ、い、いえ! 本当にちょっと、ちょっとだけですよっ?」
「クロエ、誤魔化せてないから。サクヤが間抜け面なのはいつものこと」
「ま、間抜け面とは言ってないよ! ソフィーちゃん!」
わいわいと女の子たちが喋りだす。
最初は僕の話題だったけれど、フェデリカが焼き菓子の話をしてから、お喋りはどんどん脇道へと逸れていった。
街で見つけた美味しいお菓子、クエストで起こった出来事、服、マジックアイテムの効果、それから――
「あたしが洗濯物を届けに行ったら、よだれ垂らして眠りこけてるのよ。こう、魔術書を枕にして、ぐてっ、と」
「なるほど。そういうことだったんだね。あのとき、クロエとソフィーが広間で魔術書の修繕をしていたから何事かと気にはなっていたんだ」
「あはは……サクヤくんのよだれで魔術回路が機能不全になってしまって。それでソフィーちゃんと一緒に直していたんです」
「ほんっとに大変だったんだよ、あれ。マナコードから書き直さないといけなかったから。まったく、どんなよだれしてるのよって話」
……早々にまた僕の話に戻ったと思ったら。
あーでも確かに、そんなこともあったよね。ソフィーからめちゃくちゃ怒られたなぁ。
――それにしても。
この光景も、懐かしい。
ふわりと浮かぶ笑顔と、絶えることのない話題。
いつだって彼女たちは、楽しそうに、幸せそうに。お喋りに花を咲かせるんだ。
……しばらくこのまま、みんなの笑顔を眺めていたかったけれど。
でも残念ながら、そうもいかないよね。
僕の“やっておかないといけないこと”があるのなら尚更。
僕は遠慮がちにちょこんと手を挙げて、みんなに向かって質問を投げかけることにする。
「それでみんな? つまり、僕はなにをすればいいんでしょう?」
すると、彼女たちは揃って「あ、」と動きを止めた。
「……あはは。そうだ。そうだった。結局、脱線してしまったか。うん、今しなくちゃいけないのはサクヤの話だね」
マルグリットは誤魔化すように目線を逸らして、ぎこちなく笑った。
と、思ったら、もう次の瞬間にはスイッチを切り換え、いつもの堂々とした身振りで僕に向き直る。
「サクヤのやるべきこと……と言っても、心配しなくていい。さっき言ったようにシンプルな話でね。難しいことでもなんでもないよ」
うん、その通り、とフェデリカが相槌を打つ。
クロエとソフィーも同意を示すように頷いた。
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