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第一王子レグルス

★☆王子の妃の愛し方

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レグルスが18歳、リシェルが16歳になった歳に二人は結婚した。



リシェルはいつも寝台でぐったりとすることになる。レグルスとの行為は、精を注ぎ込まれることは少なく、繋がらず終わることもあるのにだ。そう、レグルスは、リシェルの体をくまなく愛撫し、反応を楽しむのが好きなのだ。


唇から始まり、頬、額、耳、首筋、鎖骨、胸、太ももとキスの雨を降らす。身体中キスをしながら舐めまわし、甘噛みし、時には吸い付き、赤い花弁を散らしたような後をたくさんつけた。


胸にも執拗に愛撫を続ける。ぷっくりと膨れた突起を、つまみ、はじき、爪でカリカリと引っ掻いたと思えば、強く押してみたり、口に咥えて吸い付き、舌で転がし反応を見る。

秘部に顔を埋め、花芯を見つけると、舐めて吸い付き、甘噛みし、蜜が溢れる場所には舌を入れてくまなく舐めまわす。


リシェルの反応が可愛くて、つい愛撫に時間をかけてしまう。目の前の可愛い反応を示すリシェルに、自身のモノも大きく、硬くなっている。これ以上にないくらい興奮し、反り立っているが、入れることもなく、指で舌で、とにかく身体中を愛撫し続け、時間をかけて何度も何度も絶頂をむかえさせる。


「れ、れぐ、る、すさまぁ・・・そ、そこっ・・・だめっぇぇ」

「どこならいいんだ?ここか?」


探っているように見えて、レグルスは熟知しているので、どこが反応がいいか知っている。


「あっ、あぅんっ、ひぅっ!」

「ここか。こっちはどうだ?」

「きゃうっん、ひゃぅっ、ひぃん!んんんんっっっっ!!」

「イったな!今度はこっちだな」

「だ、だめぇぇ!いやぁぁぁっ、ひゃぁぅっ、あぅっん、んんんっっっ!」

「はぁ、リシェ可愛い。もとイって?もっと乱れて」

「あぅっ、はぁぅっ、ああああっっっ!!!」

「何回でもイかせてあげる。リシェ、愛してるよ。リシェ!」

「いあぁぁぁっ!あうんっ!」


ガクガクガクガク・・・
リシェルはもう、何度達したか数え切れなくなっていた。もう、これは毎晩の事。



「あっ・・・あぅ・・・れ、れぐる、すさまぁぁぁ・・・」

「どうしたの?」

「欲しいです・・・れぐるすさまのが・・・ほしいですぅぅ」

「リシェ?そんな風に煽るのどこで覚えてきたのかな?僕は教えてないよ?まさか・・・他の男が?」

「い、いません!レグルス様だけです!!」

「そんなに必死に・・・誰を庇っているんだ?怪しいな・・・」

「誰も!誰も、あぅぅ、庇ってなど、あんっ、おりません!」

「そうか・・・意地でも言わぬか・・・ならこうだ」



レグルスは言葉責めをしながら、リシェルの蜜が溢れるソコに入れた指を一本から二本、三本と増やしていく。リシェルの弱いところを熟知しているレグルスは執拗にそこばかりを攻めていく。何度迎えたかわからない絶頂で、リシェルは意識を手放した。



「あぁ・・・しまった・・・また繋がらずに終わってしまったな」


そんな風で、反り立ったものを入れずに終わる日もしばしば。そのせいか、レグルスではなく、リシェルのほうが不安になっていく。自身にはレグルスが欲情しなくなったのではないかと不安でたまらない。レグルスと繋がるにはどうしたらいいのかと毎日考え、あれこれおねだりしたりする。その結果、レグルスのそんな事、誰が教えたんだ?が始まり、今日も夫婦の寝室では、リシェルの嬌声だけが何時間も響いている。


ぐったりとしたリシェルはいつもレグルスの腕で眠る。


「僕の可愛いリシェ、大好きだ。いつもやりすぎてしまってすまない。僕の愛と嫉妬を全て受け入れてくれるのに、それでもまだ求めてくれるなんて・・・リシェを見つけてよかった。リシェじゃないと、僕は僕でなかったかもしれないな。リシェ、愛してる・・・ずっと一緒にいてくれな?」


レグルスはリシェルが疲れて眠ってしまった後に、いつも感謝と愛の言葉を囁いている。眠ってると思っていたが、時折囁いている途中にリシェルが気づくこともある。


リシェルは心の中でいつも囁いている。


私だけの王子レグルス様・・・あなただけを愛しています。私の一番星の王子様・・・大好き・・・。




レグルス×リシェル編【完】




第一王子レグルス編、これにて完結です。突然結婚したい!とバージルの元へ駆け込んだレグルスでしたが、見事長年の片想いを実らせることができました。将来国王になるのですが、王としての気質はきちんとあります。リシェルの事になると見境がつかなくなり、少々残念な王子になりますが、リシェルが好きすぎる故の事。リシェルはちゃんとわかっているので、これが重たい愛などとは思っていません。二人の間にはレグルスにそっくりな男の子が産まれます。息子はどこまでもレグルスそっくりです。

「父上、僕は彼女と結婚したいです!」

そう言って突撃してくるところも同じでした。






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次回

少女は雷に撃たれたのか?


第一王女スピカ編スタートです!
スピカもミーティアのように、素敵な夫となる者を見つけれるのか?スピカが捕まえた男は××××!?





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