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✿❀✿ 番外編 ❀✿❀

§§  ネクタイ 裏  §§

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固定カプ以外の
モブ(豚男)×アキラです

また暴力シーンがあり、エロはこの回はありませんが今後に出てくるよていです

苦手な方はスルー願います


===================
「ふざけないでくださいよ?
僕にこんなことして許されると思ってるんですか?
M&A子会社化の話が頓挫すれば困るのはそちらですよ?若社長」



僕に覆いかぶさるように肩を震わせて、今しがた僕を殴った拳を握りしめてこちらを睨んでくるかなりの恰幅のいい…
イヤッこれは、デブデブに肥膨れた脂ぎった豚のような男


そんな僕は後手で縛られてソファに座らされ、しかも上半身裸の上にスラックスの前も開けられている…


人が朦朧としている間に、なにしてくれてんだ!
そんな若社長あらため豚男を不敵な笑みで見上げる



「……あんたがそんなよけいなことをしたから…
うちは変わらずずっとやってこれたのに、百歩譲ってあんたんとこの傘下に入るのはいい……
でもなんで俺だけ出向なんだよ!
おかしいだろう!?」




おかしい?どこが…?
あんたが安易に結んできたクソみたいな契約がポーション界では貴重なこの会社を危機に落としたんだぞ?



営業のイロハもわからないようなあんたが、利益もヘッタクレもないような手間ばかりかかるクソ案件を結んだことでなぁ?



「当然でしょ?あなたはまだまだ成長してもらわないといけない、まだこの会社を背負って立つには力不足ですよ……
だから勉強になればっと思って、営業課への出向をと考えていたのに……
こんなバカなことを…残念だ」


「なんでだよ?俺はこの会社の一人息子だぞ
それだけで社長の座は約束されてんだよ!わかったか!!
他のやつは変わらず雇用なのに、なんで俺だけ?なんで営業課??」




わかんねぇよ!
こいつダメだ…
僕の一番嫌いなタイプだ…
自分の恵まれた環境に胡座をかいて努力を怠るダメ世継ぎだ
まぁこんなことしちゃったら、もちろんタダじゃあ済まされないけどね…




「若社長…あんた、さっきの僕のお茶に何入れました?
僕は一瞬、気を失いましたよね?
もしかして、自分のとこで作ってる製品じゃないだろうなぁ?
気を失うような危険な製品を持ち出して、人に使うなんて…
ずさん過ぎる製品管理に、倫理的コンプライアンス違反も甚だしい…」




僕の地を這うような怒りを含んだに声に、脂が詰まった体がピクリっと跳ね上げて汗を滴らせる
っというかさっきからずっと滴らせてる…




「いいんだよ……ここは俺の会社なんだから!
そんなことより、自分の心配しろよ!これから俺がぶち犯して、そのアヘアヘ言ってる姿を撮影してやるよ…
ふふっあんたはそれでもう俺には逆らえない!!」




こいつは何を言っているんだ?
そんな犯罪の証拠をあそこの固定してあるビデオで撮影しているわけか…



太りすぎると頭にウジが湧くのかな?
おっと、この考え方はさすがに善良なフワフワマシュマロさんたちに悪いか…

 

「あんたなぁ…ドラマやエロ漫画の見過ぎだよ…
僕はそんなことを弱みになんて思わないし、アヘアヘなんて顔もしない!
もしそれでも僕を犯すって言うなら、あんたは命がけでこい…
本当に…僕は…あんたを殺しにかかるからね?」



僕の本気のスゴミに豚男はふぅ~ふぅ~っと鼻息を荒くして真っ赤な顔で興奮しだす




「やれるもんならやってみろよ!
お前も自分の姿見てから言え
後手で縛ってたらすぐに目を覚ましやがって…
あの量なら30分は余裕で気を失ってるはずなのによ!
まぁこれも飲んでもらうがね?
ぐふぅっ天国見れるぜぃ」



醜く鼻を鳴らず豚男に嫌悪感が湧く、ピンク色の液体の瓶を振りながら顎を掴まれて上を向かすられてしまう
どうせ媚薬だろう?




無駄な抵抗でも歯を食いしばり体を必死にねじり暴れるが、こんなときにやはり僕の力のなさを思い知らされて…
自分自身が情けなくなる




鼻を摘まれ、呼吸のため開かれた口に無理やりに瓶口をねじ込まされ液体を喉に流し込まれた
むせ返ってほとんど逆流して喉をつたって胸や腹、ソファを汚すが



そんなことこっちはかまってなんかいられない…
息ができない……必死に空気を求めて暴れるしかできなくて
気道にも容赦なく甘ったるい匂いの液体が入りゴボゴボっと嫌な音をさせてはむせ返る…苦しい……



やっと瓶が空になり、肺に勢いよく入ってきた空気に更にむせ返らされた



自涙と涙が滲み、肩で息を整えて口から涎とも媚薬とも取れないものを垂らしたままで、後手で拭うこともできない様を見て…豚男はさも愉快そうに笑う………
ゲス野郎が!!




「ぐふぅぐふぅ…
もう少ししたら、その美しい顔を醜く歪めて、俺に許しを請うんだよ…
あぁ楽しみだ、ぐふぅふふふ…」



 

豚男の醜悪さに吐き気がする…



「若様…流石にそれは…あんまりにも…」




僕のまだ後ろにもう一人いたらしい…こっちは切羽詰まってて気づかなかった




「うるさい!お前は俺の言うことだけ聞いていればいいんだよ!
お前なんてすぐにクビにできるんだからな…路頭に迷いたいのか?あぁ?
お前みたいなババァ雇うとこなんてねぇぞ!」




声からしてお茶を持ってきて年配の女性だろう…お前その顔で若様って?っとか、従業員に対する態度なってないなぁパワハラ案件だろ!っとか言いたくなるが…




ふぅっと息を吐いて、咳払いをしてゆっくりと女性の方に目をやると…
案の定、細身に黒縁メガネの作業着をきた50代くらいの女性が怯えるように立っている
なるべく柔らかい笑顔を作ると…




「失礼しました…女性がいらっしゃると思いませんでした
乱暴な言葉を使ってしまった…
このような見苦しい格好で申し訳ありませんが
よろしければ退席願えますか?
あまりお見せしたい状況じゃない…」



女性の目が見開かれて、驚きと焦り表していく…
僕が助けを求めると思ったのだろう



「……あっ…あの……でも」


「大丈夫ですよ!あなたの今後の生活に支障をきたすようなことはさせません
僕が約束しますよ…僕は少なくともこの豚男よりは力がありますからね?
さぁ行ってください、こんな見苦しいもの見ててはいけない…」




ガッ!
次の瞬間、豚男に僕の頬を再度殴られた…ふぅ~ふぅ~っと興奮して鼻息が荒い…



「誰が豚男だ!お前はもういい…出ていけ!
俺はこの身の程知らずの研究バカを可愛がってやるんだからなぁ?」



興奮しすぎてツバをが飛び散らせるのが不快だ…顔に掛かりそうで気が気じゃない…



オロオロと困惑してどうしたものかっと考えあぐねている女性に柔らかい笑顔を見せれば…
こちらを見て一瞬だけ固まった後、足早に退出していった



「ふんっ!これで心置きなく楽しめる…ぐふぅぐふぅ
覚悟しろよ、ぐふぅふふ…」



はぁ鳥肌が止まらない…その鼻息なんとかならないんだろうか…
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