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20.胸のホールを埋めてください 3
526.スパダリ溺愛系 (sideシノダ教授)
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クスクスっと笑い合いながら穏やかに朝ご飯を食べ終わり、食後のコーヒーを入れる
アキラ君がお皿洗いくらいやらせて欲しいっと言ってきたが、丁重に断らせてもらう
「アキラ君……僕はね、めちゃくちゃ恋人になったら可愛がりたいの!
もうひたすらに、可愛がりたいの!!
だからお願いします、水仕事とか絶対にしないで!手が荒れる…
あと料理も止めて、火傷が怖い…掃除とかもしないで、埃を吸うかも…
あとは……」
「わかりました!わかりました!!
大人しくしておきます
むぅ…洗濯物くらいはさせてくださいね?
一緒に過ごしていくなら…何もさせてもらえないじゃ
ちょっと気が引けます…」
本当は嫌だ!干すとき日焼けをしたらどうするんだ…
でもアキラ君とはお互い快適に暮らしたいし、恋人とかではないし、クソっ仕方がない…
「ははっ、シノダ教授って釣った魚に餌をヤりまくるタイプなんですね?
僕が本当に恋人になったら、ベロベロに甘やかされて太りそう…
尽くしすぎてなんでも自分でできちゃうから、捨てられるんだなぁ…損な人だなぁ」
またアキラ君が残念そうな目で見てくる!
確かに身に覚えはありまくりますよ!!
振られるときは、あなたに世話されるのが鬱陶しいとか、私はこの家に必要ないでしょ?とかだったし……
でももう性分だし…たぶんドワーフ特有の強い仲間愛が変な風に出てるんだろうけど
自分でも止められないんだよ!!
「尊敬する人の意外な一面をみてしまった…
まさかスパダリ溺愛系だとは思っていなかった、俺様系とは程遠そうだとは思ってたけど
もっとワイルド系だと思ってた、いつもクラーケンを追いかけてるイメージが強かったから、あとシノダ教授の見た目が……」
「あぁ…もしかしたらアキラ君の俺への理想像崩しちゃったかな?
そうだね…見た目は反社に間違われるほどに厳ついのに、ハーブとかパンとかチマチマ作ってたら変だよね……
でもスパダリではなくないか?」
俺ががっかりさせたのではっと不安を感じているのに、アキラ君が嬉しそうにクスクスっと笑い出す
「いえ、そのギャップが………大変に魅力的ですよ?
あの朝食のクオリティーはスパダリでしょ!
あとこのコーヒーもめちゃくちゃ香りいいですよ…
焙煎からやってますよね?
家事スキルがスパダリ過ぎるんですよ!」
アキラ君の言葉にほっとしたのと同時に、ちょっとこの小生意気なことを言う可愛い子に意地悪したくなる
「そういえば、ギルマスと話してた、その後はちゃんと聞いてくれたかな?
俺は実年齢は還暦過ぎちゃってるけど…ドワーフだから平均寿命が人間種より長いんだよ
だから今の俺を人間に年齢換算すると、だいたい三十代後半から四十代前半くらいになるんだけど
ふふっ安心してね?俺はまだ現役だからね?
……ベッドの中くらいはワイルド系がいいのかな?」
僕の言葉にブワッと一気に顔を赤くするアキラ君の反応に満足して
ゆっくりとコーヒーを飲む
うん、今日のコーヒーは最高においしいね…
きっと目の前に真っ赤な顔で下を向きながら、モニョモニョ言ってるアキラ君がいるからだろう
ずっとこんな素敵な朝が迎えれればっと思えてならなかった……
アキラ君がお皿洗いくらいやらせて欲しいっと言ってきたが、丁重に断らせてもらう
「アキラ君……僕はね、めちゃくちゃ恋人になったら可愛がりたいの!
もうひたすらに、可愛がりたいの!!
だからお願いします、水仕事とか絶対にしないで!手が荒れる…
あと料理も止めて、火傷が怖い…掃除とかもしないで、埃を吸うかも…
あとは……」
「わかりました!わかりました!!
大人しくしておきます
むぅ…洗濯物くらいはさせてくださいね?
一緒に過ごしていくなら…何もさせてもらえないじゃ
ちょっと気が引けます…」
本当は嫌だ!干すとき日焼けをしたらどうするんだ…
でもアキラ君とはお互い快適に暮らしたいし、恋人とかではないし、クソっ仕方がない…
「ははっ、シノダ教授って釣った魚に餌をヤりまくるタイプなんですね?
僕が本当に恋人になったら、ベロベロに甘やかされて太りそう…
尽くしすぎてなんでも自分でできちゃうから、捨てられるんだなぁ…損な人だなぁ」
またアキラ君が残念そうな目で見てくる!
確かに身に覚えはありまくりますよ!!
振られるときは、あなたに世話されるのが鬱陶しいとか、私はこの家に必要ないでしょ?とかだったし……
でももう性分だし…たぶんドワーフ特有の強い仲間愛が変な風に出てるんだろうけど
自分でも止められないんだよ!!
「尊敬する人の意外な一面をみてしまった…
まさかスパダリ溺愛系だとは思っていなかった、俺様系とは程遠そうだとは思ってたけど
もっとワイルド系だと思ってた、いつもクラーケンを追いかけてるイメージが強かったから、あとシノダ教授の見た目が……」
「あぁ…もしかしたらアキラ君の俺への理想像崩しちゃったかな?
そうだね…見た目は反社に間違われるほどに厳ついのに、ハーブとかパンとかチマチマ作ってたら変だよね……
でもスパダリではなくないか?」
俺ががっかりさせたのではっと不安を感じているのに、アキラ君が嬉しそうにクスクスっと笑い出す
「いえ、そのギャップが………大変に魅力的ですよ?
あの朝食のクオリティーはスパダリでしょ!
あとこのコーヒーもめちゃくちゃ香りいいですよ…
焙煎からやってますよね?
家事スキルがスパダリ過ぎるんですよ!」
アキラ君の言葉にほっとしたのと同時に、ちょっとこの小生意気なことを言う可愛い子に意地悪したくなる
「そういえば、ギルマスと話してた、その後はちゃんと聞いてくれたかな?
俺は実年齢は還暦過ぎちゃってるけど…ドワーフだから平均寿命が人間種より長いんだよ
だから今の俺を人間に年齢換算すると、だいたい三十代後半から四十代前半くらいになるんだけど
ふふっ安心してね?俺はまだ現役だからね?
……ベッドの中くらいはワイルド系がいいのかな?」
僕の言葉にブワッと一気に顔を赤くするアキラ君の反応に満足して
ゆっくりとコーヒーを飲む
うん、今日のコーヒーは最高においしいね…
きっと目の前に真っ赤な顔で下を向きながら、モニョモニョ言ってるアキラ君がいるからだろう
ずっとこんな素敵な朝が迎えれればっと思えてならなかった……
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