532 / 1,158
20.胸のホールを埋めてください 3
527.会長宅では 〜憤り〜 (side会長)
しおりを挟む
気に入らん
『アキラ君…殺られてましたよ……』
ジーザスの言葉に心臓が止まるかと思った…ジョン君がアキラ君を殺しかねなかったなんぞ…思いもしなかった…
じゃが、気に入らん!
『ジョン君がアキラ君に危害を加えないっとわかるまで、アキラ君を戻す気はありません…』
あぁそれが一番じゃろうさ、
とても今のジョン君では会わせられない…
ワシはジョン君可愛さに…あの子達の仲を壊れてほしくないあまりに
アキラ君を危険に晒しかねなかった…
認めるわい、ワシの目は心配のあまり曇っておったわい
今回のジーザスの行動は最適だっただろう…
あの場であの子達を一緒にしておくのは危険すぎた!
あいつの言葉で氷水をぶっ掛けられたみたいに冷静になった
今ならわかるジーザス、お前が正しかった!!
じゃがなぁ、ひったすら…ひったすら、気に入らん!!!?
何が晩年の春じゃい!
何が現役じゃい!
浮かれた声しよってからに、あぁ腹が立つ!?
『ギルマスこそ、俺がなんの種族がお忘れですか?』
クソっ、そうじゃった、あいつはドワーフじゃった!
見た目と雰囲気でとっくに性欲なんぞ枯れ切っとると思っておった……
貴様なんぞ年寄りの冷水で、腹上死でもしとけ!
色欲ジジィが!あぁ腹が立つ!!
しかもワシのことを、
『ジョン君のおじいちゃんなんだから』
なんじゃい!!?自分は現役でワシはジジィ呼ばわりかい!!
ブチッチィィィ!!!
怒りのあまりに羽毛クッションを引きちぎってしまった…
応接間にフワフワとした羽毛が舞い上がる、田中がすぐにローテーブルを移動させて掃除機とコロコロで綺麗にしてくれたが
まだ興奮は納まらなくて、ゼェハァっと肩で息をする
「会長、あまり興奮すると血圧があがるますのでお控えください……
まぁ私もブチギレてますけどねぇ?
あのクソっイカ野郎が!!
女神をかっさらいやがって……
血祭り開宴ですよぉぉぉ!?
我等の推しカプを離別させるなど……
万死に値しますよぅ!!!」
ブチッチィィィ!!!
………自分以上にブチギレとる人間を見ると、人間っというのは不思議と冷静になるのぅ
田中がワシより更にブチギレて、また新しいクッションを引きちぎった
肩で息をしながら、再度掃除機とコロコロをもくもくとかけている
これはワシを冷静にさせてくれた、できた秘書なんじゃろうか?
……………イヤっ違うな、単に本心からブチギレたんじゃろうなぁ
その証拠に今もぶつぶつっとジーザスを呪う言葉を呟きながらコロコロしておる
一つでかいため息ついて、気持ちを落ち着かせる
アキラ君がジョン君に振られたっと考えておるらしいが…
あの子のジョン君をへの執着はそんなもんじゃったか?
しかし…あのときアキラ君は自分を断罪していた
ジョン君に自分を許すなっと、アキラ君を消したのは自分だと…
あの子は本当にあの時に死を願って、それを成せなかったジョン君を見切ったのか?
自分の至った考えにゾクリっとしたものが走る…それではあまりにも
あまりにも、ジョン君が可哀想だ!
「田中…ジョン君は起きとるかのう?
ちっとは落ち着いたじゃろうか?会いに行くぞ!」
『アキラ君…殺られてましたよ……』
ジーザスの言葉に心臓が止まるかと思った…ジョン君がアキラ君を殺しかねなかったなんぞ…思いもしなかった…
じゃが、気に入らん!
『ジョン君がアキラ君に危害を加えないっとわかるまで、アキラ君を戻す気はありません…』
あぁそれが一番じゃろうさ、
とても今のジョン君では会わせられない…
ワシはジョン君可愛さに…あの子達の仲を壊れてほしくないあまりに
アキラ君を危険に晒しかねなかった…
認めるわい、ワシの目は心配のあまり曇っておったわい
今回のジーザスの行動は最適だっただろう…
あの場であの子達を一緒にしておくのは危険すぎた!
あいつの言葉で氷水をぶっ掛けられたみたいに冷静になった
今ならわかるジーザス、お前が正しかった!!
じゃがなぁ、ひったすら…ひったすら、気に入らん!!!?
何が晩年の春じゃい!
何が現役じゃい!
浮かれた声しよってからに、あぁ腹が立つ!?
『ギルマスこそ、俺がなんの種族がお忘れですか?』
クソっ、そうじゃった、あいつはドワーフじゃった!
見た目と雰囲気でとっくに性欲なんぞ枯れ切っとると思っておった……
貴様なんぞ年寄りの冷水で、腹上死でもしとけ!
色欲ジジィが!あぁ腹が立つ!!
しかもワシのことを、
『ジョン君のおじいちゃんなんだから』
なんじゃい!!?自分は現役でワシはジジィ呼ばわりかい!!
ブチッチィィィ!!!
怒りのあまりに羽毛クッションを引きちぎってしまった…
応接間にフワフワとした羽毛が舞い上がる、田中がすぐにローテーブルを移動させて掃除機とコロコロで綺麗にしてくれたが
まだ興奮は納まらなくて、ゼェハァっと肩で息をする
「会長、あまり興奮すると血圧があがるますのでお控えください……
まぁ私もブチギレてますけどねぇ?
あのクソっイカ野郎が!!
女神をかっさらいやがって……
血祭り開宴ですよぉぉぉ!?
我等の推しカプを離別させるなど……
万死に値しますよぅ!!!」
ブチッチィィィ!!!
………自分以上にブチギレとる人間を見ると、人間っというのは不思議と冷静になるのぅ
田中がワシより更にブチギレて、また新しいクッションを引きちぎった
肩で息をしながら、再度掃除機とコロコロをもくもくとかけている
これはワシを冷静にさせてくれた、できた秘書なんじゃろうか?
……………イヤっ違うな、単に本心からブチギレたんじゃろうなぁ
その証拠に今もぶつぶつっとジーザスを呪う言葉を呟きながらコロコロしておる
一つでかいため息ついて、気持ちを落ち着かせる
アキラ君がジョン君に振られたっと考えておるらしいが…
あの子のジョン君をへの執着はそんなもんじゃったか?
しかし…あのときアキラ君は自分を断罪していた
ジョン君に自分を許すなっと、アキラ君を消したのは自分だと…
あの子は本当にあの時に死を願って、それを成せなかったジョン君を見切ったのか?
自分の至った考えにゾクリっとしたものが走る…それではあまりにも
あまりにも、ジョン君が可哀想だ!
「田中…ジョン君は起きとるかのう?
ちっとは落ち着いたじゃろうか?会いに行くぞ!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
344
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる