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20.胸のホールを埋めてください 3
557.反省会
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「はっ?なんで?
なんで僕はアキラに近づけないの?
アキラは目が覚めたときに僕がいないと、這ってでも探しに来ちゃうんだよ?
側にいないと、アキラ泣いちゃうんだよ!」
「そうじゃな、じゃが駄目じゃ!
今回はワシとお前さんは反省会じゃ!
なんでワシ等はアキラ君とジーザスから対峙されたか考えたか?
なんでお前さんはアキラ君から離れて行かれたか考えたか?
なんでアキラ君はワシやお前さんには頼らずに、ジーザスに頼ったか考えたか?
このまま何も考えずに反省もせずにいたら、それこそ、いつかアキラ君に逃げられるぞ!」
ブワッと毛が逆だったのを感じた。
自然と目に涙が溜まる。
アキラの側にいたい、手を握ってたい、でも今はそれよりも、考えなきゃいけないの?
「僕があのとき投げ飛ばしちゃったからいけないんだ、僕のアキラを消したって言われて理性を失くしてた。
もっとちゃんとあのときにアキラの話を聞いてたらよかったんだ
おじいちゃんが止めてくれたのに…」
「そうじゃなぁ、あのときアキラ君は決意したみたいじゃな
自分を危険に晒してでもジョン君のアキラ君を取り戻すって…
じゃがもしも、もっとワシ等があの子の信頼を得ていたらあの子は話してくれたんじゃないか?
魔力吸収を行うことも、そのために誰かと暮らさないといけないことも
もしジョン君に話すことができたら、アキラ君とジョン君と誰かが一緒に住むなりすることもできたし、アキラ君はジーザスと恋人関係になるまではしなかったはずじゃよ?
もっと時間をかけてゆるやかなに、信頼を作ればよかったんじゃからな?
でもお前さんが受け入れられないっと判断したから、強硬手段を選んだ!
短い時間で信頼関係を築くためにあやつ等は恋人同士になったんじゃよ…
いろいろなものを犠牲にしてな!」
おじいちゃんの言葉に胸がギュッとなった
アキラは話してくれない、いつも僕に話さずに自分で終わらせてしまう
『僕はジョン君に本当の僕のパートナーになって欲しい』
アキラは僕にそう望んでいたのに、きっと僕のせいだ
僕が話すに足らなかったんだ
僕が受け入れれないって判断されたから、離れられて対峙されて…
「ワシも、お前さん達をくっつけとくことばかりに固執しとったよ
それが一番の幸せの形だと信じて止まなかった。
そりゃワシも外されるわな…
ジーザスは違った、あいつは即座にアキラ君の危険だと判断して
お前さん達を離れさせて、アキラ君の申し出もできる限りの実験と準備で応えて、冷静で理性的な行動じゃ
今思い返せば、はっきりとわかるわい、そりゃジーザスを頼るわな…」
おじいちゃんが肩を落として笑っている
唇を噛んで、泣きそうだけど…
悔しいけど僕はシノダ教授には勝てなかったんだ、アキラが信頼したのも頼ったのもシノダ教授で
そして…あのアキラが最後に選んだのもシノダ教授だったんだ
『アキラ君を責める権利なんて君にはないと思ってね?』
わかってる、僕があのアキラを捨てたんだ
でも…もし僕が変わらなかったら?ずっとこのままなら
また何かあったら、アキラはシノダ教授を選ぶの?僕を選ばずに
たどり着いた答えが僕の背筋を凍らせた…
なんで僕はアキラに近づけないの?
アキラは目が覚めたときに僕がいないと、這ってでも探しに来ちゃうんだよ?
側にいないと、アキラ泣いちゃうんだよ!」
「そうじゃな、じゃが駄目じゃ!
今回はワシとお前さんは反省会じゃ!
なんでワシ等はアキラ君とジーザスから対峙されたか考えたか?
なんでお前さんはアキラ君から離れて行かれたか考えたか?
なんでアキラ君はワシやお前さんには頼らずに、ジーザスに頼ったか考えたか?
このまま何も考えずに反省もせずにいたら、それこそ、いつかアキラ君に逃げられるぞ!」
ブワッと毛が逆だったのを感じた。
自然と目に涙が溜まる。
アキラの側にいたい、手を握ってたい、でも今はそれよりも、考えなきゃいけないの?
「僕があのとき投げ飛ばしちゃったからいけないんだ、僕のアキラを消したって言われて理性を失くしてた。
もっとちゃんとあのときにアキラの話を聞いてたらよかったんだ
おじいちゃんが止めてくれたのに…」
「そうじゃなぁ、あのときアキラ君は決意したみたいじゃな
自分を危険に晒してでもジョン君のアキラ君を取り戻すって…
じゃがもしも、もっとワシ等があの子の信頼を得ていたらあの子は話してくれたんじゃないか?
魔力吸収を行うことも、そのために誰かと暮らさないといけないことも
もしジョン君に話すことができたら、アキラ君とジョン君と誰かが一緒に住むなりすることもできたし、アキラ君はジーザスと恋人関係になるまではしなかったはずじゃよ?
もっと時間をかけてゆるやかなに、信頼を作ればよかったんじゃからな?
でもお前さんが受け入れられないっと判断したから、強硬手段を選んだ!
短い時間で信頼関係を築くためにあやつ等は恋人同士になったんじゃよ…
いろいろなものを犠牲にしてな!」
おじいちゃんの言葉に胸がギュッとなった
アキラは話してくれない、いつも僕に話さずに自分で終わらせてしまう
『僕はジョン君に本当の僕のパートナーになって欲しい』
アキラは僕にそう望んでいたのに、きっと僕のせいだ
僕が話すに足らなかったんだ
僕が受け入れれないって判断されたから、離れられて対峙されて…
「ワシも、お前さん達をくっつけとくことばかりに固執しとったよ
それが一番の幸せの形だと信じて止まなかった。
そりゃワシも外されるわな…
ジーザスは違った、あいつは即座にアキラ君の危険だと判断して
お前さん達を離れさせて、アキラ君の申し出もできる限りの実験と準備で応えて、冷静で理性的な行動じゃ
今思い返せば、はっきりとわかるわい、そりゃジーザスを頼るわな…」
おじいちゃんが肩を落として笑っている
唇を噛んで、泣きそうだけど…
悔しいけど僕はシノダ教授には勝てなかったんだ、アキラが信頼したのも頼ったのもシノダ教授で
そして…あのアキラが最後に選んだのもシノダ教授だったんだ
『アキラ君を責める権利なんて君にはないと思ってね?』
わかってる、僕があのアキラを捨てたんだ
でも…もし僕が変わらなかったら?ずっとこのままなら
また何かあったら、アキラはシノダ教授を選ぶの?僕を選ばずに
たどり着いた答えが僕の背筋を凍らせた…
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