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25.怯える君
644.だから大丈夫
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「よし、大分片付いたかな?
あとはローテーブルとベッドを新しいのにして、この観葉植物は大丈夫かな?
枝折れちゃったけど…
ねぇ?カズマさん魔法で、なんとかならないの?」
「観葉植物は回復魔法なら治るけど、俺は植物相手になんて使えないよ!
俺の回復魔法は相手を選ぶんだよ
ダークあたりに頼んでみたら?
本当に人使いの荒いワンコだな!
クソッなかなかこのシミ取れない、清浄魔法をこんなに一日でかけまくったの初めてかもしれないよ」
部屋を片付けに向かう前に、カズマさんにアキラの様子を尋ねられたから、連れてきて片付けを手伝ってもらうことにした。
これはカズマさんが暴れた後片付けがほぼだし…やってもらって当たり前だし!
「それはアキラの血のシミですよ?
ありがたく綺麗にしてくださいね
アキラが作ったポーションであんだけ興奮できるなら、アキラの血なんて見てるだけで幸せでしょ?」
「人を変態みたいに言わないでくれる?
俺はアキラが作り出すポーションに惚れてるだけだよ
アキラからでた体液なんかに興奮する変態じゃないからね
アキラ自身には勿論、興奮するけどね」
へへっと嫌らしい顔で清浄魔法をせっせとしゃがんでするカズマさんを、後ろから蹴り上げたい衝動を抑えて
アキラが助手にすることを受け入れても、絶対にこの人とアキラは二人だけにさせないようにしよう!っと心に決めた。
「おぉ…大分片付いたのう?
ほれっ昼飯じゃよ?外商に頼んでローテーブルとベッドは来るようにしたわい、絨毯は綺麗になりそうか?」
「うん、カズマさんが頑張ってる。
よかったよ、この絨毯はけっこうアキラが気に入ってたから…」
「………それはよかったよ
これ、俺が昔あげたやつだから
なんであげたんだか覚えてないけど
アキラがまだ使ってくれてたなんて、嬉しいよ」
「おじいちゃん、新しい絨毯もお願いします。この絨毯は、すぐに捨てよう、速攻で捨てよう!」
「なんでだよ!今、頑張ってシミを取ってるだろ?
そんなん言われたら絶対に取ってやるよ、アキラが気に入ってくれてるなら捨てさせないよ!」
はぁっと盛大にため息をおじいちゃんがついて僕たちを見る。
なんだろう?なんか問題でもあるのかな?
「お前たち…、なんか仲良いのう
ん~これはちとマズイことしたかもしれんなぁ……
ちと軽率な行動だったかもしれんなぁ……
いや、でもあのアキラ君じゃから大丈夫かの?」
なんだかブツブツっと呟いいる。
とりあえず、部屋は綺麗になりそうだけど…僕の不安は拭えなくて
もしも…もしも…僕が受け入れられないなら、しばらくはシノダ教授に任せることにした
すごくすごく嫌だけど、アキラを他の人に触られるのなんて本当はすごく嫌だけど……それでも………
脳裏に泣き叫ぶアキラが映り出す。
痛かったよね、苦しかったよね
辛かったよね、それでも必死に僕の名前すら呼ばなかったんだ、僕を守るために
うなされてるときの何回も僕の名前を呼んでたのは…助けを呼ぶときの呼び方で
ずっと僕を求めてくれてたのはわかってるから
だから、大丈夫…我慢できるから、アキラが僕を愛してくれてるのは変わらないから
あとはローテーブルとベッドを新しいのにして、この観葉植物は大丈夫かな?
枝折れちゃったけど…
ねぇ?カズマさん魔法で、なんとかならないの?」
「観葉植物は回復魔法なら治るけど、俺は植物相手になんて使えないよ!
俺の回復魔法は相手を選ぶんだよ
ダークあたりに頼んでみたら?
本当に人使いの荒いワンコだな!
クソッなかなかこのシミ取れない、清浄魔法をこんなに一日でかけまくったの初めてかもしれないよ」
部屋を片付けに向かう前に、カズマさんにアキラの様子を尋ねられたから、連れてきて片付けを手伝ってもらうことにした。
これはカズマさんが暴れた後片付けがほぼだし…やってもらって当たり前だし!
「それはアキラの血のシミですよ?
ありがたく綺麗にしてくださいね
アキラが作ったポーションであんだけ興奮できるなら、アキラの血なんて見てるだけで幸せでしょ?」
「人を変態みたいに言わないでくれる?
俺はアキラが作り出すポーションに惚れてるだけだよ
アキラからでた体液なんかに興奮する変態じゃないからね
アキラ自身には勿論、興奮するけどね」
へへっと嫌らしい顔で清浄魔法をせっせとしゃがんでするカズマさんを、後ろから蹴り上げたい衝動を抑えて
アキラが助手にすることを受け入れても、絶対にこの人とアキラは二人だけにさせないようにしよう!っと心に決めた。
「おぉ…大分片付いたのう?
ほれっ昼飯じゃよ?外商に頼んでローテーブルとベッドは来るようにしたわい、絨毯は綺麗になりそうか?」
「うん、カズマさんが頑張ってる。
よかったよ、この絨毯はけっこうアキラが気に入ってたから…」
「………それはよかったよ
これ、俺が昔あげたやつだから
なんであげたんだか覚えてないけど
アキラがまだ使ってくれてたなんて、嬉しいよ」
「おじいちゃん、新しい絨毯もお願いします。この絨毯は、すぐに捨てよう、速攻で捨てよう!」
「なんでだよ!今、頑張ってシミを取ってるだろ?
そんなん言われたら絶対に取ってやるよ、アキラが気に入ってくれてるなら捨てさせないよ!」
はぁっと盛大にため息をおじいちゃんがついて僕たちを見る。
なんだろう?なんか問題でもあるのかな?
「お前たち…、なんか仲良いのう
ん~これはちとマズイことしたかもしれんなぁ……
ちと軽率な行動だったかもしれんなぁ……
いや、でもあのアキラ君じゃから大丈夫かの?」
なんだかブツブツっと呟いいる。
とりあえず、部屋は綺麗になりそうだけど…僕の不安は拭えなくて
もしも…もしも…僕が受け入れられないなら、しばらくはシノダ教授に任せることにした
すごくすごく嫌だけど、アキラを他の人に触られるのなんて本当はすごく嫌だけど……それでも………
脳裏に泣き叫ぶアキラが映り出す。
痛かったよね、苦しかったよね
辛かったよね、それでも必死に僕の名前すら呼ばなかったんだ、僕を守るために
うなされてるときの何回も僕の名前を呼んでたのは…助けを呼ぶときの呼び方で
ずっと僕を求めてくれてたのはわかってるから
だから、大丈夫…我慢できるから、アキラが僕を愛してくれてるのは変わらないから
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