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✿❀✿ 番外編 ❀✿❀
§§ 君の初めてを僕に 1 §§
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久しぶりの番外編です。
年末も近くなってきて、お餅もスーパーに並んできたので、ヤキモチ焼きなジョンのお話です。
後半エロが入りますよ。
あいかわらずのイチャラブなので、楽しんでいただければ幸いです。
====================
僕は大変に不機嫌です!
なぜなら、今日は珍しくしっかりとしたダークグレーのスーツに灰色のシャツ、紫のネクタイっと大変オシャレな出で立ちで会社に向かったアキラが、帰ってきたら香水の臭いがプンプンといたしていたから!!
今日はおじいちゃんちでお仕事が終わった後に皆でご飯を食べるお楽しみの日なのに、帰ってきたアキラからは女物の香水の臭いがプンプンしてる…
「違うからね?全くもって浮気とかじゃないからね!
女性用美容ポーションの新商品の打ち合わせで、商品の営業担当者さんか女性だったんだよ!
マサトさんも谷口さんも同席してたからね!!」
アキラが必死で弁明している…わかってるし、マサトさんや谷口さんからも同じ臭いがするから
でも…なんでアキラだけそんなにしっかりガッツリ臭いが付いてるんだよ!
どれだけベッタリくっついていたらそうなるの?
「ジョン君、本当だからね?アキラさんは本当にしっかりと仕事をしていただけで…
ただちょっと営業の女性が距離が近い人っていうか…肉食っていうか…ボディータッチが多いというか……まぁ狙われまくってただけだから…
アキラさんからは一切触ってないから!ただ、触られてただけで…」
「マサトさんはとりあえず黙っててください!!
いらんこと言わないでください!
全然僕は興味ないし、僕が愛してるのはジョンだけだからね」
わかっている、アキラはいつも僕だけを愛してくれるし特別に思ってくれてる。ただ…
「何?またジョン君がヤキモチ焼いてるの?アキラも大変だね…
このままだとアキラは童貞で一生を終わるのかな…
ははっ!ヤキモチ焼きの彼氏とか…可哀想!」
「カズマも黙ってて!
僕の童貞とかは今はどうでもいいの
可哀想じゃないからね?僕はジョンがいるだけで十分だからね?」
そうこのチャラエルフのカズマさんとか…
「あぁ…そうか、アキラ君はずっとできないってことだから、そうなるね?
本当によかったの?一回とか体験してみたいとかなかったの?」
「ロンさんも、何を言い出すんですか!もういいですよ…僕はもうこのままで満足してるんです。
ジョンをこれ以上刺激しないでくださいよぅ」
この優しい笑顔のむっつりエロおやじのシノダ教授とか…
なんでアキラの周りにはアキラを狙う人が多いんだよ!
しかたないよ、僕のアキラは魅力的だから皆が欲しがるのはわかるけど!
僕がこんなヤキモチ焼いてもしかたないのもわかるけど…
「あの……本当に、違うからね!
僕は…本当に、ジョンだけで…
怒らないでよ…僕っ…だって…」
アキラが焦った顔から泣きそうな顔になっていく、わかってるアキラが悪いわけじゃないし
今日もきっと慣れない人との仕事で疲れている様子なのに…
それでも僕のヤキモチは止められなくて…
「とりあえず…ご飯の前にお風呂入ってきてよ、しっかりその臭い落としてきてよ…」
本当はいつもなら皆でご飯を食べた後にお風呂に入るのがだが、とてもご飯の最中にこんな臭いのアキラが横にいるなんて……耐えられない!
「うん、わかった…田中さんすいません、お先にいただけますか?」
シュンっとした様子で、優しい笑顔の田中さんに連れられてアキラはお風呂に向かっていった。
「はぁ…コレッ!ジョン君、あんまり嫉妬心が過ぎるとまた痛い目みるぞ?
まぁ鼻がいいお前さんにはキツかったのかもしれんが…ワシにすら少しわかる臭いじゃったかなぁ」
おじいちゃんに軽く怒られたし…
僕が悪いのはわかってるから、今日の気分はだだ下がりで耳も尻尾もたれてしまう
「まぁね、今日の営業の女性はかなりの肉食っぷりだったから……
いやぁ、アレでピクリとも反応しないアキラさんには驚かされますよ!
太ももとか撫でられてましたからね?耳に息とかかけられてたのに、アキラさんは淡々と商品説明していくんですよ?あのスルースキルはSランクレベルですよ!
俺達も止めたほうがいいのかな?って思いつつ外部の営業の方だから、ちょっと口を出しずらくて…」
「社長、それ以上いらないこと言わないほうがいいですよ
アキラさんの立場が悪くなります。
ジョン君、今回は本当に社外の方との打ち合わせだったから
アキラさんもあまり強く出れなかったのは事実だからね、そこは理解してあげてね?」
マサトさんが追い打ちなのかわからないフォローと、谷口さんのしっかりと端的なフォローが身にしみる
わかってるし、お仕事のことだから僕がわがまま言ってるだけってのもわかってるけど……
それでも僕はまだここで気を治めるつもりだったんだ、お風呂から帰ってきたら臭いもなくなってるだろうからって
年末も近くなってきて、お餅もスーパーに並んできたので、ヤキモチ焼きなジョンのお話です。
後半エロが入りますよ。
あいかわらずのイチャラブなので、楽しんでいただければ幸いです。
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僕は大変に不機嫌です!
なぜなら、今日は珍しくしっかりとしたダークグレーのスーツに灰色のシャツ、紫のネクタイっと大変オシャレな出で立ちで会社に向かったアキラが、帰ってきたら香水の臭いがプンプンといたしていたから!!
今日はおじいちゃんちでお仕事が終わった後に皆でご飯を食べるお楽しみの日なのに、帰ってきたアキラからは女物の香水の臭いがプンプンしてる…
「違うからね?全くもって浮気とかじゃないからね!
女性用美容ポーションの新商品の打ち合わせで、商品の営業担当者さんか女性だったんだよ!
マサトさんも谷口さんも同席してたからね!!」
アキラが必死で弁明している…わかってるし、マサトさんや谷口さんからも同じ臭いがするから
でも…なんでアキラだけそんなにしっかりガッツリ臭いが付いてるんだよ!
どれだけベッタリくっついていたらそうなるの?
「ジョン君、本当だからね?アキラさんは本当にしっかりと仕事をしていただけで…
ただちょっと営業の女性が距離が近い人っていうか…肉食っていうか…ボディータッチが多いというか……まぁ狙われまくってただけだから…
アキラさんからは一切触ってないから!ただ、触られてただけで…」
「マサトさんはとりあえず黙っててください!!
いらんこと言わないでください!
全然僕は興味ないし、僕が愛してるのはジョンだけだからね」
わかっている、アキラはいつも僕だけを愛してくれるし特別に思ってくれてる。ただ…
「何?またジョン君がヤキモチ焼いてるの?アキラも大変だね…
このままだとアキラは童貞で一生を終わるのかな…
ははっ!ヤキモチ焼きの彼氏とか…可哀想!」
「カズマも黙ってて!
僕の童貞とかは今はどうでもいいの
可哀想じゃないからね?僕はジョンがいるだけで十分だからね?」
そうこのチャラエルフのカズマさんとか…
「あぁ…そうか、アキラ君はずっとできないってことだから、そうなるね?
本当によかったの?一回とか体験してみたいとかなかったの?」
「ロンさんも、何を言い出すんですか!もういいですよ…僕はもうこのままで満足してるんです。
ジョンをこれ以上刺激しないでくださいよぅ」
この優しい笑顔のむっつりエロおやじのシノダ教授とか…
なんでアキラの周りにはアキラを狙う人が多いんだよ!
しかたないよ、僕のアキラは魅力的だから皆が欲しがるのはわかるけど!
僕がこんなヤキモチ焼いてもしかたないのもわかるけど…
「あの……本当に、違うからね!
僕は…本当に、ジョンだけで…
怒らないでよ…僕っ…だって…」
アキラが焦った顔から泣きそうな顔になっていく、わかってるアキラが悪いわけじゃないし
今日もきっと慣れない人との仕事で疲れている様子なのに…
それでも僕のヤキモチは止められなくて…
「とりあえず…ご飯の前にお風呂入ってきてよ、しっかりその臭い落としてきてよ…」
本当はいつもなら皆でご飯を食べた後にお風呂に入るのがだが、とてもご飯の最中にこんな臭いのアキラが横にいるなんて……耐えられない!
「うん、わかった…田中さんすいません、お先にいただけますか?」
シュンっとした様子で、優しい笑顔の田中さんに連れられてアキラはお風呂に向かっていった。
「はぁ…コレッ!ジョン君、あんまり嫉妬心が過ぎるとまた痛い目みるぞ?
まぁ鼻がいいお前さんにはキツかったのかもしれんが…ワシにすら少しわかる臭いじゃったかなぁ」
おじいちゃんに軽く怒られたし…
僕が悪いのはわかってるから、今日の気分はだだ下がりで耳も尻尾もたれてしまう
「まぁね、今日の営業の女性はかなりの肉食っぷりだったから……
いやぁ、アレでピクリとも反応しないアキラさんには驚かされますよ!
太ももとか撫でられてましたからね?耳に息とかかけられてたのに、アキラさんは淡々と商品説明していくんですよ?あのスルースキルはSランクレベルですよ!
俺達も止めたほうがいいのかな?って思いつつ外部の営業の方だから、ちょっと口を出しずらくて…」
「社長、それ以上いらないこと言わないほうがいいですよ
アキラさんの立場が悪くなります。
ジョン君、今回は本当に社外の方との打ち合わせだったから
アキラさんもあまり強く出れなかったのは事実だからね、そこは理解してあげてね?」
マサトさんが追い打ちなのかわからないフォローと、谷口さんのしっかりと端的なフォローが身にしみる
わかってるし、お仕事のことだから僕がわがまま言ってるだけってのもわかってるけど……
それでも僕はまだここで気を治めるつもりだったんだ、お風呂から帰ってきたら臭いもなくなってるだろうからって
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