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27.強くなるよ
712.貴方は最高の人
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「バスターさん、貴方はまさかアキラさんを認めていないんですか?
この人がどれほど我が社に貢献をし、我が社にどれほどの利益を生み出したか!」
「そういう問題じゃないんですよね?バスターさん?
貴方みたいな屈強な見た目の方は、きっと戦いの場にひたすら身を投じてきたのでしょう?
なのにこんな机の上のでしか働けない僕を、認めることができないのでしょう?それは無意識的ですらあるのかもしれない、別に僕はそれならそれでいい…」
アキラさんがニヤニヤといやらしい笑いで、バスターさんを挑発するように見上げてくる。
この人のこの笑いのときはだいたい何かしらの悪巧みがあるときだ…
たぶんバスターさんだと、太刀打ちは無理だろうな…
これでもかっと鍛え上げられたムキムキな体に丸刈りで厳つい顔立ち、見事に割れた顎
ひと目見たら並のチンピラなら尻尾を巻いてにげだすような出で立ちのバスターさんが
あのヒョロガリなアキラさんの手を握りしめたまま、緊張するように汗を滲みださせている。
「ねぇ…バスターさん?僕…貴方に会ったことがあるんですよ…覚えてないかな?」
アキラさんが急に表情を変えて、ニコニコした表情でバスターさんを見る。
さっきまでの威圧感はどこへやら、ニコニコと悪意のない笑顔がを向けていく
「覚えてませんか?
僕はバスターさんと街で会ってるんですよ、パートナーと喧嘩しそうなときにバスターさんが解決してくれてね?
その節はありがとうございました。」
バスターさんの目がみるみると見開かれて、口元はピクピクっと痙攣していく。
アキラさん…あんた…この人と何したんですか?
「ふふっ…あのときの帽子は大事にしてますよ?
最高のデート記念の帽子になりましたから」
「アキラさん…あのっ!俺はやはりこの話は……」
「まさか、この話を断ったりしませんよね?僕はもう貴方が欲しくしかたないんですよ?
あなたは大変に心地よく機転をきかせてくれるし、ジョンを翻弄するほどの身のこなしだ
ねぇ?まさか…断ったりしませんよね?」
バスターさんが汗をダラダラっとかきながら、アキラさんの手を握りしめた手がブルブルっと震えてるのがわかる。
ちょっとアキラさん?初対面から何を脅しにかかってるんですか?
あなたはバスターさんのなんの弱みを握ってるんですか?
「もちろんバスターさんとはうまくやっていけたら嬉しいですよ、こんな男らしくて真面目そうな方となら…
大丈夫なんじゃないかな?
ふふっ…もちろん、パートナーの件は内緒でお願いしますね?
もちろんバスターさんは、風潮なんかしない方だと思いますけどね?」
すごい勢いで首を縦に振りまくるバスターさん…
アキラさん、それってあきらかに風潮したらこっちもバスターさんの秘密をバラしたるからな!の脅しですよね?
バスターさんがその後、心あらずの状態でフラフラっと退室していったが…
アキラさんはどこ吹く風で、握られた方の手をマッサージしている。
あぁ…痛かったんですね?
結構握りしめられてましたもんね?
でも……自業自得ですよ??
「アキラさん…バスターさんの秘密って……」
「あぁ、言いませんよ
プライベートは個人の自由でしょ?
バスターさんは犯罪に手を染めてるわけでもありませんから
いやぁ~マサトさんは僕には最高の人を見つけてきてくれましたね?」
ニヤニヤといい顔で笑うアキラさんを見て、俺はバスターさんの行く末が平穏であることを願うしかなかった。
=======
バスターさんは677話に出てきています。
この人がどれほど我が社に貢献をし、我が社にどれほどの利益を生み出したか!」
「そういう問題じゃないんですよね?バスターさん?
貴方みたいな屈強な見た目の方は、きっと戦いの場にひたすら身を投じてきたのでしょう?
なのにこんな机の上のでしか働けない僕を、認めることができないのでしょう?それは無意識的ですらあるのかもしれない、別に僕はそれならそれでいい…」
アキラさんがニヤニヤといやらしい笑いで、バスターさんを挑発するように見上げてくる。
この人のこの笑いのときはだいたい何かしらの悪巧みがあるときだ…
たぶんバスターさんだと、太刀打ちは無理だろうな…
これでもかっと鍛え上げられたムキムキな体に丸刈りで厳つい顔立ち、見事に割れた顎
ひと目見たら並のチンピラなら尻尾を巻いてにげだすような出で立ちのバスターさんが
あのヒョロガリなアキラさんの手を握りしめたまま、緊張するように汗を滲みださせている。
「ねぇ…バスターさん?僕…貴方に会ったことがあるんですよ…覚えてないかな?」
アキラさんが急に表情を変えて、ニコニコした表情でバスターさんを見る。
さっきまでの威圧感はどこへやら、ニコニコと悪意のない笑顔がを向けていく
「覚えてませんか?
僕はバスターさんと街で会ってるんですよ、パートナーと喧嘩しそうなときにバスターさんが解決してくれてね?
その節はありがとうございました。」
バスターさんの目がみるみると見開かれて、口元はピクピクっと痙攣していく。
アキラさん…あんた…この人と何したんですか?
「ふふっ…あのときの帽子は大事にしてますよ?
最高のデート記念の帽子になりましたから」
「アキラさん…あのっ!俺はやはりこの話は……」
「まさか、この話を断ったりしませんよね?僕はもう貴方が欲しくしかたないんですよ?
あなたは大変に心地よく機転をきかせてくれるし、ジョンを翻弄するほどの身のこなしだ
ねぇ?まさか…断ったりしませんよね?」
バスターさんが汗をダラダラっとかきながら、アキラさんの手を握りしめた手がブルブルっと震えてるのがわかる。
ちょっとアキラさん?初対面から何を脅しにかかってるんですか?
あなたはバスターさんのなんの弱みを握ってるんですか?
「もちろんバスターさんとはうまくやっていけたら嬉しいですよ、こんな男らしくて真面目そうな方となら…
大丈夫なんじゃないかな?
ふふっ…もちろん、パートナーの件は内緒でお願いしますね?
もちろんバスターさんは、風潮なんかしない方だと思いますけどね?」
すごい勢いで首を縦に振りまくるバスターさん…
アキラさん、それってあきらかに風潮したらこっちもバスターさんの秘密をバラしたるからな!の脅しですよね?
バスターさんがその後、心あらずの状態でフラフラっと退室していったが…
アキラさんはどこ吹く風で、握られた方の手をマッサージしている。
あぁ…痛かったんですね?
結構握りしめられてましたもんね?
でも……自業自得ですよ??
「アキラさん…バスターさんの秘密って……」
「あぁ、言いませんよ
プライベートは個人の自由でしょ?
バスターさんは犯罪に手を染めてるわけでもありませんから
いやぁ~マサトさんは僕には最高の人を見つけてきてくれましたね?」
ニヤニヤといい顔で笑うアキラさんを見て、俺はバスターさんの行く末が平穏であることを願うしかなかった。
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バスターさんは677話に出てきています。
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