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27.強くなるよ
714.シバという人
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「これは……すごいですね……
月1でハイポーション配布に、攻略ダンジョンのためのポーションのリクエスト、必要ならステータス値Upのポーションも必要数の配布
ここまでやってくれるギルドなんて聞いたことない……」
「攻略ダンジョンのリクエストは新しいポーションのヒントになりますし、ステータス値Upといっても既存の一時的なものでしからね?
僕の研究のために体を張ってくれるんだ安いものですよ!
ハイポーションと書いてありますけど、正規品ではないのでいろいろと制限がありますからね?そこらへんは気をつけてくださいね?」
アキラさんがバスターさんとシバさんに説明していけば、二人共目を輝かせて聞いている。
そりゃそうだ、ポーションといえばかなりの高価なものだし、普通の冒険者は使うような者はいない
使ってたら稼ぎがほとんどなくなってしまうから!
「ただ、僕のポーションの治験を行ってもらうときは必ず期日までにレポートを出してください
体の具合なんかも気になりますから、治験ポーションを飲む場合はこちらの研究室で、必要となれば何度か研究室に来ていただきます。」
さすがポーション学者だな、そこらへんの治験条件はしっかりとしている。
並の冒険者なら守るだろうが…
ただ下級の冒険者には荒くれ者が多いのも事実だ
「守れない場合はこちらの施設から退所していただきたい
僕としてもそんな方には、治験をさせられないですからね?」
まぁ、そうなりますよね?
俺としてもそれで問題ないと思うが、シバさんの顔が険しくなっていく
「あと絶対にこちらが配布したポーションを転売などはしないでいただきたい!
僕はポーション学者ですから、違法な転売なとは決して許せませんから!
一番の不安なハイポーションは対策をしっかりとりますが、既存のステータス値Upのポーションは僕ではなく会社で作ってもらう予定だから…
あまり難しい設定ができないんですよねぇ…」
「ハイポーションの対策って必要なんですか?
訓練生ってことは、同じ会社の仲間ってことでしょ?
信じて皆に任せることはできないんですか?」
険しい顔のシバさんが、悔しそうな表情で絞り出すように呟いた。
なるほど、シバさん!貴方はそういう方か……
「あぁ…今回のハイポーションはね、僕が作るんですけど、本来ならハイポーションとは呼べないものなんですよ?
許可をとらないといけないのですが、利益の面から…要は海賊版なんです。
だから決して、市場に流すわけにはいかないし、正規品とは違う特徴を持たせないといけない…」
「流すなんて…そんな裏切るような行為をする人なんて、いませんよ!」
シバさん、貴方はどんな真っ直ぐな道を歩いてきたのかわからないけど…貴方の目の前の人はね?
そんな真っ直ぐな道は見たこともない人なんですよ?
「はぁ……悪いですが、僕は信じられません
冒険者だからとかではありません、人間だからです!
シバさん、貴方は大変に素敵な方だ、でも悪いですが、貴方とは考え方が相容れない!」
月1でハイポーション配布に、攻略ダンジョンのためのポーションのリクエスト、必要ならステータス値Upのポーションも必要数の配布
ここまでやってくれるギルドなんて聞いたことない……」
「攻略ダンジョンのリクエストは新しいポーションのヒントになりますし、ステータス値Upといっても既存の一時的なものでしからね?
僕の研究のために体を張ってくれるんだ安いものですよ!
ハイポーションと書いてありますけど、正規品ではないのでいろいろと制限がありますからね?そこらへんは気をつけてくださいね?」
アキラさんがバスターさんとシバさんに説明していけば、二人共目を輝かせて聞いている。
そりゃそうだ、ポーションといえばかなりの高価なものだし、普通の冒険者は使うような者はいない
使ってたら稼ぎがほとんどなくなってしまうから!
「ただ、僕のポーションの治験を行ってもらうときは必ず期日までにレポートを出してください
体の具合なんかも気になりますから、治験ポーションを飲む場合はこちらの研究室で、必要となれば何度か研究室に来ていただきます。」
さすがポーション学者だな、そこらへんの治験条件はしっかりとしている。
並の冒険者なら守るだろうが…
ただ下級の冒険者には荒くれ者が多いのも事実だ
「守れない場合はこちらの施設から退所していただきたい
僕としてもそんな方には、治験をさせられないですからね?」
まぁ、そうなりますよね?
俺としてもそれで問題ないと思うが、シバさんの顔が険しくなっていく
「あと絶対にこちらが配布したポーションを転売などはしないでいただきたい!
僕はポーション学者ですから、違法な転売なとは決して許せませんから!
一番の不安なハイポーションは対策をしっかりとりますが、既存のステータス値Upのポーションは僕ではなく会社で作ってもらう予定だから…
あまり難しい設定ができないんですよねぇ…」
「ハイポーションの対策って必要なんですか?
訓練生ってことは、同じ会社の仲間ってことでしょ?
信じて皆に任せることはできないんですか?」
険しい顔のシバさんが、悔しそうな表情で絞り出すように呟いた。
なるほど、シバさん!貴方はそういう方か……
「あぁ…今回のハイポーションはね、僕が作るんですけど、本来ならハイポーションとは呼べないものなんですよ?
許可をとらないといけないのですが、利益の面から…要は海賊版なんです。
だから決して、市場に流すわけにはいかないし、正規品とは違う特徴を持たせないといけない…」
「流すなんて…そんな裏切るような行為をする人なんて、いませんよ!」
シバさん、貴方はどんな真っ直ぐな道を歩いてきたのかわからないけど…貴方の目の前の人はね?
そんな真っ直ぐな道は見たこともない人なんですよ?
「はぁ……悪いですが、僕は信じられません
冒険者だからとかではありません、人間だからです!
シバさん、貴方は大変に素敵な方だ、でも悪いですが、貴方とは考え方が相容れない!」
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