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29.二人の時間が動き出す
803恋人に (sideシバ)
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「私に恋人などいないよ、この料理は私が作ったし…この部屋も私が揃えたんだよ…
私が急にこんなに変わってしまったから勘違いしてしまったんだな?
私は…変わってしまったんだよ、こんな可愛いものが好きで、こんな格好が好きになってしまって
シバにそれを知られるのが恐ろしかった…がっかりされたくなかったんだよ」
「はっ?恋人はいないの…?本当に?
バスターさんが変わっただけ?
じゃあ、なんで?だって、部屋はすごく綺麗で気持ちいいし…ご飯も美味しそうだし…
バスターさんは魅力的だし…
俺は何をがっかりすればいいの?なんで隠してたの?理解ができないんだけど……」
心底に理解ができない!
何が問題があるの?いい方にしか変わってないじゃん!なんで良くなってがっかりするの?
たからバスターさんは、何を隠さないといけなかったの?
「ははっ…お前は本当に…可愛いなぁ
さっきお前も言っただろう?男らしくて格好良い私が好きだと
この姿もこの部屋も…こんな料理を作る姿さへ男らしくはないだろう?だから…」
「なにが?わからない…俺は馬鹿だから、わからない!
何が男らしくないの?バスターさんはずっと男らしいよ!強いし、優しいし、俺のことをずっと導いてくれる…
なんで可愛い物を集めたり、部屋をお洒落にしたら男らしくないの?
料理が上手になったら男らしくないの?
綺麗で色っぽくて、魅力的になるのも男らしくないの?何が駄目か理解ができない…」
もう困惑しかできなくて、理解できない自分のバカさ加減に気持ちが沈んでいきそうなのに、俺の言葉にすごく嬉しそうにバスターさんが破顔して、俺を包むように抱きしめてくれて…
ふわぁぁ、なんかバスターさん匂いまでいい匂いだし…なんかお花のいい匂いがドキドキしてしまう
「嬉しいよ、お前は私がずっと悩んでいたことを…当たり前みたいに受け入れてくれるんだな?本当に私はお前のことが、大好きだよ」
バスターさんの言葉に力が抜けていく…
大好きだって言った…今確実に大好きだって!
「それって、あのっ…恋人として?
バスターさんは恋人は本当にいないんですよね?
俺を恋愛対象として大好きであってます?ちゃんと、ちゃんと俺を…」
「あぁ、そうだよ!私は恋愛対象としてお前が好きでしかたがない…
シバは私の恋人になってくれるのか?
私がお前を愛人なんかにするわけないだろう?こんな真っ直ぐで可愛らしいワンコを遊びになんて使うわけないじゃないか
私はずっと前からお前が好きで好きでしかたなかった…」
「ふぅっ…本当に?夢じゃない?恋人になれるの?バスターさんと恋人に…
俺は…だって、馬鹿だし…すぐに勘違いするし…
でも俺だってずっとずっとバスターさんのこと好きだった。本当に本当に好きでした!」
もう俺の目からは涙がボロボロでてくる。
嬉しくて嬉しくてしかたなくて…抱きしめられてる逞しい胸筋に顔を埋めてわぁわぁっと声をだして泣けてくる。
そんな俺をバスターさんはしっかりと抱きしめて、優しく頭を撫でてくれて…もうバスターさんは聖母様のようで…
「好き…バスターさん、大好き…」
「あぁ…私もだ、シバが大好きだよ…」
もうその後は聖母化したバスターさんにひたすらに甘やかされた!
すっかり冷めてしまった料理も温めてもらって、俺がガフガフ食べる姿をバスターさんが嬉しそうに見てくるし、なんなら口も拭いてくれるし…たくさん食べたら頭も撫でられた!
なんなの?恋人…?俺は恋人なんだよね?
なんだか子供扱いされている気持ちなんだけど……
「シバ…今日はもう泊まっていかないか?
ほらっ外も暗いし、私達はしばらく停職だろう?時間もあるし、ゆっくりしてけばいいじゃないか?
それに今日はシバとずっと、こうしていたいんだよ」
場の雰囲気が変わった…誘われてる?確実に今、俺は誘われたよね??
付き合ってすぐにって……いいの?していいの??したいけど……いいもんなの?
私が急にこんなに変わってしまったから勘違いしてしまったんだな?
私は…変わってしまったんだよ、こんな可愛いものが好きで、こんな格好が好きになってしまって
シバにそれを知られるのが恐ろしかった…がっかりされたくなかったんだよ」
「はっ?恋人はいないの…?本当に?
バスターさんが変わっただけ?
じゃあ、なんで?だって、部屋はすごく綺麗で気持ちいいし…ご飯も美味しそうだし…
バスターさんは魅力的だし…
俺は何をがっかりすればいいの?なんで隠してたの?理解ができないんだけど……」
心底に理解ができない!
何が問題があるの?いい方にしか変わってないじゃん!なんで良くなってがっかりするの?
たからバスターさんは、何を隠さないといけなかったの?
「ははっ…お前は本当に…可愛いなぁ
さっきお前も言っただろう?男らしくて格好良い私が好きだと
この姿もこの部屋も…こんな料理を作る姿さへ男らしくはないだろう?だから…」
「なにが?わからない…俺は馬鹿だから、わからない!
何が男らしくないの?バスターさんはずっと男らしいよ!強いし、優しいし、俺のことをずっと導いてくれる…
なんで可愛い物を集めたり、部屋をお洒落にしたら男らしくないの?
料理が上手になったら男らしくないの?
綺麗で色っぽくて、魅力的になるのも男らしくないの?何が駄目か理解ができない…」
もう困惑しかできなくて、理解できない自分のバカさ加減に気持ちが沈んでいきそうなのに、俺の言葉にすごく嬉しそうにバスターさんが破顔して、俺を包むように抱きしめてくれて…
ふわぁぁ、なんかバスターさん匂いまでいい匂いだし…なんかお花のいい匂いがドキドキしてしまう
「嬉しいよ、お前は私がずっと悩んでいたことを…当たり前みたいに受け入れてくれるんだな?本当に私はお前のことが、大好きだよ」
バスターさんの言葉に力が抜けていく…
大好きだって言った…今確実に大好きだって!
「それって、あのっ…恋人として?
バスターさんは恋人は本当にいないんですよね?
俺を恋愛対象として大好きであってます?ちゃんと、ちゃんと俺を…」
「あぁ、そうだよ!私は恋愛対象としてお前が好きでしかたがない…
シバは私の恋人になってくれるのか?
私がお前を愛人なんかにするわけないだろう?こんな真っ直ぐで可愛らしいワンコを遊びになんて使うわけないじゃないか
私はずっと前からお前が好きで好きでしかたなかった…」
「ふぅっ…本当に?夢じゃない?恋人になれるの?バスターさんと恋人に…
俺は…だって、馬鹿だし…すぐに勘違いするし…
でも俺だってずっとずっとバスターさんのこと好きだった。本当に本当に好きでした!」
もう俺の目からは涙がボロボロでてくる。
嬉しくて嬉しくてしかたなくて…抱きしめられてる逞しい胸筋に顔を埋めてわぁわぁっと声をだして泣けてくる。
そんな俺をバスターさんはしっかりと抱きしめて、優しく頭を撫でてくれて…もうバスターさんは聖母様のようで…
「好き…バスターさん、大好き…」
「あぁ…私もだ、シバが大好きだよ…」
もうその後は聖母化したバスターさんにひたすらに甘やかされた!
すっかり冷めてしまった料理も温めてもらって、俺がガフガフ食べる姿をバスターさんが嬉しそうに見てくるし、なんなら口も拭いてくれるし…たくさん食べたら頭も撫でられた!
なんなの?恋人…?俺は恋人なんだよね?
なんだか子供扱いされている気持ちなんだけど……
「シバ…今日はもう泊まっていかないか?
ほらっ外も暗いし、私達はしばらく停職だろう?時間もあるし、ゆっくりしてけばいいじゃないか?
それに今日はシバとずっと、こうしていたいんだよ」
場の雰囲気が変わった…誘われてる?確実に今、俺は誘われたよね??
付き合ってすぐにって……いいの?していいの??したいけど……いいもんなの?
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