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29.二人の時間が動き出す

804.グイグイシバ  (sideバスター)

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「あのっ……えっと、それは、お誘いってことでいいんですか?付き合って、その日のうちにって、いいんですか?」


やや体も表情も固まりながらシバが俺に聞いてくる。
そうかっ、そうだった…私達は付き合い出したのだから、そういうこともするわけだな…

正直まったく考えていなかった、可愛いシバが自分の恋人になったことに浮かれて、もっと甘やかし倒したくて撫でくりまわしたくて、お泊りを誘ってしまった。
これは…ちょっとしまったかな?


「あぁ…そうだな、私もシバを感じたいのだが…駄目だろうか?
私達はもういい大人だし、お互いを知るのも、もうかなり理解し合っているからいいと思ってしまった。
やはり性急すぎたかな?今日はこのままお開きと…」

「泊まります!もう絶対に泊まりますよ!
えっと…えっ?どっち??えっ?ちょっと待って…」


めちゃくちゃ前のめりにグイグイこられてびっくりした!
泊まってはいくらしいけど、そういうこともしたいみたいだけど…
まぁ擦り合いくらいすれば気が収まるだろうな、シバだし…きっとそれで大丈夫だろう…


「あのっ!どっちがどっちですか?
バスターさんが入れる方?
それとも今の格好だと、俺が入れる方ですか?俺はどっちでもいいんですけど…
バスターさんとできるなら、本当にどっちでも」


おうっ!……大丈夫じゃなかった。ガッツリしっかりとやるつもりらしい……これは困ったな…


「あぁ~、えっと…すまないんだが…
俺は男相手にはそういうことをしたことがなくて…自信がないんだが……」

「わかりました!任せてください!!
ふわぁぁ…もうめちゃくちゃ頑張ります!
初めて、バスターさんの初めてがもらえるなんて!俺っ、嬉しいです!!」

「そっ…そうかっ、うん、よかった…じゃあ任せようかな?」


なんだかあんなにすごい勢いでガッツポーズ掴みかからん勢いで来られたら、流されるしかなかった。
何故か私が抱かれる方になったらしい…
まぁシバだし…そんな無茶苦茶なセックスはしないと思うが
体格差を考えたらそっちの方がいいかもしれない、私が抱くと抱き潰しかねないし…まず入るかどうか…

体格のこともあってなかなかの大きさのモノを持ってるから
シバの体に入れるとなると負担になるだろうから…シバとの体格差からいっても、私の方が負担は少ないだろう

使った皿を片付けるのを手伝ってもらって、風呂の準備を始めると


「バスターさん、俺はちょっと買い物してきます。
まだ近くのドラッグストア開いてますよね?ほらっ…いろいろと、準備とかしてこなかったから…
バスターさんは何かいるものありますか?」

「あぁ…ありがとう、特にないよ
お前は強いから大丈夫だろうが、もう暗くなっているから、気をつけるんだぞ!」


確かに急に泊まるとなれば下着とかいるし、いや…致すとしたらスキンとかもいるかな?
確かに用意していないし、助かるが…
でもなんでシバはそういうことをよく知っているんだ?

シバだっていい年なわけで、何も知らない子供ではないし…まさか童貞とも思っていないが
モヤッとする…

任せてくださいって…なんで私より男を抱くことが詳しいんだ?
つまり抱いたことがあるってことだだろうか?
シバはそっちもイケる方だったか?
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