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31.番う軌跡
933.ただいまのキス (sideバスター)
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仕事から家に帰り着くと、シバもちょうどダークさんのところから帰ってきたらしく、やいのやいのっと何かカズマさんと賑やかに話しながら家に近づいてくる声がする。
あの二人はなんやかんや言って仲良くしているようで、シバの騒がしい声に頬が緩んでしまう
どうしても訓練所ではシバはしっかりとした真面目に職員に接しているが、本来のシバを出せる相手が職場にいることは大変いいことだ、家の前で二人を待っていると…
「あっ!バスターさんも今帰ったんですね、バスターさんは早く家に入ってください!
このエロエルフにフェロモン吸われますよ!バスターさんが穢れるから、早くこのエロエルフから離れてください!」
「えぇ~フェロモンぐらいいいでしょ、減るもんじゃないし、所長、お疲れ様です。この前はどうもでした。今所長が素敵な雌だから、誘っていいかってシバさんに聞いてたんだけど、まったく了承してくれないんですよ、
俺的にはすごく残念です」
「アハハ、カズマさんは冗談が過ぎるよ?
ここが職場だったらセクハラ案件だぞ!
まぁ、私くらいには構わないけどね…
カズマさんみたいな魅力的な方にお誘いしてもらえるのは光栄だが、申し訳ないが私はシバに一筋なんですよ、お茶くらいどうですか?上がっていってください、渡したい物があるんですよ」
「いやぁ~、やめときます。シバさんにめちゃ睨まれてるし、アフターは受けない主義なんです。所長と二人だけとかなら喜んでお受けしますけど!」
今どきの若い子のように、慣れた断り方に苦笑が漏れてしまう、確かにシバはめちゃくちゃカズマさんを威嚇しているし、優男風情のチャラい断り方はカズマさんに大変お似合いだ…
それならばと、鞄の中を探り一枚のファイルを取り出して、カズマさんに渡していく
「それではここで渡してしまいますね、はい、頼まれていたヴィンゲ草のダンジョンでの分布図です。一番近くのダンジョンならカズマさんなら中層階くらいまでソロでいけるでしょう」
「うわぁ!ありがとうございます。こんなに早く、ふふっ…コレで良質なヴィンゲ草が手に入るぞ!さっそく準備しなくっちゃ、それでは、またご乗車くださ~い!」
チャラい優男がおもちゃをもらったワンコに豹変して、一瞬で消えていった。
その変わり身の早さには驚かされてしまう
「ヴィンゲ草って原っぱにも生えてる草ですよね?確かにたまに採取クエストとかはあるけど…ダンジョンまで取りに行くメリットってあるんですか?報酬なんて子供の小遣いくらいでしょ?」
「私には違いがわからないが、ダンジョン産の方が良質でポーションに向いているらしい、冒険者はそんな報酬じゃヴィンゲ草なんてダンジョンでは採取しないだろう?
たぶんアキラさんのためなんだろうけど、本当にカズマさんは忠犬のように尽くすな…あの様子だと明日にでも潜りそうな勢いだったな」
シバが家の扉を開けてくれて、エスコートするみたいに私の腰に手を回して家の中へと促される。
「それにしてもバスターさん!カズマさんにはあんまり近づかないでくださいよ、あの人はめちゃくちゃバスターさん狙ってましたからね!
バスターさんの雌フェロモンに惹き付けられまくってましたからね!」
「アハハ、あれは冗談だろう?フェロモンってそんな虫や動物じゃあるまいし…シバをからかったんだろう?それにさっきも言ったが、私はシバ一筋だよ?よそ見なんてする訳ないだろう?」
ヤキモチ焼きの可愛いワンコに、擦り寄ってオデコに触れるだけのキスを贈れば、すぐに雰囲気が和らいでいくのかわかる…
「ゔゔぅぅ…俺の雌は自分の魅力に疎すぎて困ります。絶対に俺だけを見ててくださいね?浮気なんかしたら、俺っ…ショックで引きこもってご飯食べられなくなっちゃいそう!三日三晩は閉じ籠もって泣き暮らしちゃうから!」
それは困るなぁ…閉められた扉の前で、オロオロするしかない自分の姿が思い浮かぶ
そんな可愛い脅しをしてくるワンコに、キスを強請るように唇をクイッと上げれば、困った顔のまま優しく頬に手を添えてくれて…
溢れる微笑みのままにキスを受け入れていった。
あの二人はなんやかんや言って仲良くしているようで、シバの騒がしい声に頬が緩んでしまう
どうしても訓練所ではシバはしっかりとした真面目に職員に接しているが、本来のシバを出せる相手が職場にいることは大変いいことだ、家の前で二人を待っていると…
「あっ!バスターさんも今帰ったんですね、バスターさんは早く家に入ってください!
このエロエルフにフェロモン吸われますよ!バスターさんが穢れるから、早くこのエロエルフから離れてください!」
「えぇ~フェロモンぐらいいいでしょ、減るもんじゃないし、所長、お疲れ様です。この前はどうもでした。今所長が素敵な雌だから、誘っていいかってシバさんに聞いてたんだけど、まったく了承してくれないんですよ、
俺的にはすごく残念です」
「アハハ、カズマさんは冗談が過ぎるよ?
ここが職場だったらセクハラ案件だぞ!
まぁ、私くらいには構わないけどね…
カズマさんみたいな魅力的な方にお誘いしてもらえるのは光栄だが、申し訳ないが私はシバに一筋なんですよ、お茶くらいどうですか?上がっていってください、渡したい物があるんですよ」
「いやぁ~、やめときます。シバさんにめちゃ睨まれてるし、アフターは受けない主義なんです。所長と二人だけとかなら喜んでお受けしますけど!」
今どきの若い子のように、慣れた断り方に苦笑が漏れてしまう、確かにシバはめちゃくちゃカズマさんを威嚇しているし、優男風情のチャラい断り方はカズマさんに大変お似合いだ…
それならばと、鞄の中を探り一枚のファイルを取り出して、カズマさんに渡していく
「それではここで渡してしまいますね、はい、頼まれていたヴィンゲ草のダンジョンでの分布図です。一番近くのダンジョンならカズマさんなら中層階くらいまでソロでいけるでしょう」
「うわぁ!ありがとうございます。こんなに早く、ふふっ…コレで良質なヴィンゲ草が手に入るぞ!さっそく準備しなくっちゃ、それでは、またご乗車くださ~い!」
チャラい優男がおもちゃをもらったワンコに豹変して、一瞬で消えていった。
その変わり身の早さには驚かされてしまう
「ヴィンゲ草って原っぱにも生えてる草ですよね?確かにたまに採取クエストとかはあるけど…ダンジョンまで取りに行くメリットってあるんですか?報酬なんて子供の小遣いくらいでしょ?」
「私には違いがわからないが、ダンジョン産の方が良質でポーションに向いているらしい、冒険者はそんな報酬じゃヴィンゲ草なんてダンジョンでは採取しないだろう?
たぶんアキラさんのためなんだろうけど、本当にカズマさんは忠犬のように尽くすな…あの様子だと明日にでも潜りそうな勢いだったな」
シバが家の扉を開けてくれて、エスコートするみたいに私の腰に手を回して家の中へと促される。
「それにしてもバスターさん!カズマさんにはあんまり近づかないでくださいよ、あの人はめちゃくちゃバスターさん狙ってましたからね!
バスターさんの雌フェロモンに惹き付けられまくってましたからね!」
「アハハ、あれは冗談だろう?フェロモンってそんな虫や動物じゃあるまいし…シバをからかったんだろう?それにさっきも言ったが、私はシバ一筋だよ?よそ見なんてする訳ないだろう?」
ヤキモチ焼きの可愛いワンコに、擦り寄ってオデコに触れるだけのキスを贈れば、すぐに雰囲気が和らいでいくのかわかる…
「ゔゔぅぅ…俺の雌は自分の魅力に疎すぎて困ります。絶対に俺だけを見ててくださいね?浮気なんかしたら、俺っ…ショックで引きこもってご飯食べられなくなっちゃいそう!三日三晩は閉じ籠もって泣き暮らしちゃうから!」
それは困るなぁ…閉められた扉の前で、オロオロするしかない自分の姿が思い浮かぶ
そんな可愛い脅しをしてくるワンコに、キスを強請るように唇をクイッと上げれば、困った顔のまま優しく頬に手を添えてくれて…
溢れる微笑みのままにキスを受け入れていった。
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