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✿❀✿ 番外編 ❀✿❀
§§ 一番綺麗な私を 10 (sideダーク) §§
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「ねぇ…?ダーク、ここに伸びてる看護婦長さんはいいの?シバさんが吹っ飛ばして、完全に脳震盪を起こしてるみたいだけど…」
「あぁ、いいですよ…とりあえずそこに置いといてください、はぁ~私が決して目を離さぬようにっと伝えていたのに、何か下心でも出して隙を見せたのでしょうね…とりあえず処分は後から考えます。」
「それにしても…さっきのシバさんって、めちゃくちゃ怖かったね?もう本当にケルベロスみたいな顔だったね?
全然、声とかかけられなかったよ…まじっ怖っ!!って目つきとオーラがさぁ…、いつもはあんなに可愛いのにね?」
アキラがあの後、騒ぎを聞きつけて慌てて部屋に入ってきたが、シバさんは無言でバスターさんを横抱きにするとアキラ達にペコリっと頭を一つ下げて、さっさと退室していったのだ
アキラにはどう見えているかわからないが、私にはとてもシバさんは可愛いとは思えない
中型の柴犬系人狼にしてはムキムキの体に、一吠えすれば、かなりの確率で麻痺を引き起こす剛力な声、まず本能でビリビリと感じる覇気がヤバいのだ、たぶんこれは人狼同士でしかわからないのだろうが…
「とりあえず、一週間はバスターさんを監禁するつもりですかね?あの目は完全にキレた雄の目でしたからねぇ」
「そうだね、今のバスターさんだと抗いようがないよね?
気が済んだらシバさん元に戻るかな?僕はいつもの可愛いシバさんの方がいいんだけどなぁ…
はぁ、それにしてもバスターさんが自殺をしようとするなんて、そこまで不安定になってたのか
なんとかしたいんだけどっ、不甲斐ないよ!」
アキラが小さく舌打ちをするように吐き捨てて、自分を責めているが…
しかたないよ、魔法式がないのだから、できる方法は限られる。年数をかけて魔法が薄まったところを無理矢理に解除するか、あとは術者を抹消するか…二つとも今回は挑めそうもない
「もし…可愛いシバさんに戻らなかったら、シバさんってMs.ヴィッチを消そうとするかな?バスターさんのためならしそうじゃない?」
「あぁ…そうですね、もしもバスターさんがそれを望めば、シバさんは実行するでしょうね、でもバスターさんはそんなことは望まないでしょう?それに…本当にバスターさんは自殺しようとしたんでしょうかね?」
アキラに窓の下を見るように顎で促せば、窓際に近づき目線を下にむければ、あぁ…っと言葉を漏らしている。
「いいの?バスターさん、きっとシバさんにめちゃくちゃ怒られるんじゃない?勘違い解いたほうがよくない?」
「まあ、バスターさんの勘違いも一緒に解けそうだから、このままでいいんじゃないですか?
たぶんシバさんが怒っても…やることなんて一緒でしょ?」
「ははっ…まぁ、そうだろうね?あのシバさんがバスターさんに酷いことできるわけないよね?」
そう、人狼の雄は番の雌には酷いことなどできないのだから、きっと一週間とか言っていたが数日で顔を出してくるたろう…
シバさんの中では永遠に部屋から出させないってくらいの怒り心頭だろうが、バスターさんが出たいとねだれば、断ることなんかできないだろうから
「あぁ、いいですよ…とりあえずそこに置いといてください、はぁ~私が決して目を離さぬようにっと伝えていたのに、何か下心でも出して隙を見せたのでしょうね…とりあえず処分は後から考えます。」
「それにしても…さっきのシバさんって、めちゃくちゃ怖かったね?もう本当にケルベロスみたいな顔だったね?
全然、声とかかけられなかったよ…まじっ怖っ!!って目つきとオーラがさぁ…、いつもはあんなに可愛いのにね?」
アキラがあの後、騒ぎを聞きつけて慌てて部屋に入ってきたが、シバさんは無言でバスターさんを横抱きにするとアキラ達にペコリっと頭を一つ下げて、さっさと退室していったのだ
アキラにはどう見えているかわからないが、私にはとてもシバさんは可愛いとは思えない
中型の柴犬系人狼にしてはムキムキの体に、一吠えすれば、かなりの確率で麻痺を引き起こす剛力な声、まず本能でビリビリと感じる覇気がヤバいのだ、たぶんこれは人狼同士でしかわからないのだろうが…
「とりあえず、一週間はバスターさんを監禁するつもりですかね?あの目は完全にキレた雄の目でしたからねぇ」
「そうだね、今のバスターさんだと抗いようがないよね?
気が済んだらシバさん元に戻るかな?僕はいつもの可愛いシバさんの方がいいんだけどなぁ…
はぁ、それにしてもバスターさんが自殺をしようとするなんて、そこまで不安定になってたのか
なんとかしたいんだけどっ、不甲斐ないよ!」
アキラが小さく舌打ちをするように吐き捨てて、自分を責めているが…
しかたないよ、魔法式がないのだから、できる方法は限られる。年数をかけて魔法が薄まったところを無理矢理に解除するか、あとは術者を抹消するか…二つとも今回は挑めそうもない
「もし…可愛いシバさんに戻らなかったら、シバさんってMs.ヴィッチを消そうとするかな?バスターさんのためならしそうじゃない?」
「あぁ…そうですね、もしもバスターさんがそれを望めば、シバさんは実行するでしょうね、でもバスターさんはそんなことは望まないでしょう?それに…本当にバスターさんは自殺しようとしたんでしょうかね?」
アキラに窓の下を見るように顎で促せば、窓際に近づき目線を下にむければ、あぁ…っと言葉を漏らしている。
「いいの?バスターさん、きっとシバさんにめちゃくちゃ怒られるんじゃない?勘違い解いたほうがよくない?」
「まあ、バスターさんの勘違いも一緒に解けそうだから、このままでいいんじゃないですか?
たぶんシバさんが怒っても…やることなんて一緒でしょ?」
「ははっ…まぁ、そうだろうね?あのシバさんがバスターさんに酷いことできるわけないよね?」
そう、人狼の雄は番の雌には酷いことなどできないのだから、きっと一週間とか言っていたが数日で顔を出してくるたろう…
シバさんの中では永遠に部屋から出させないってくらいの怒り心頭だろうが、バスターさんが出たいとねだれば、断ることなんかできないだろうから
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