180 / 261
六章 決別
一.〝長〟として
しおりを挟む
飛騨・乗鞍岳に入る頃には、三月中旬となっていた。
色とりどりな花を見ながら進んでいくと、突然一族の集団に襲われる。
「――――!!」
翔隆は影疾と浅葱を守る結界を張り、手刀と蹴りで応戦した。
樟美も、短刀を持って戦う。
すると〔狭霧〕は翔隆を取り囲むように戦い、弱い樟美を集中的に狙った。
「! 樟美っ!」
叫んですぐに助けに行こうとするが、幾重にも立ち塞がり邪魔をされる。
樟美も懸命に戦うが、押し倒されてしまった。
「樟美っ!!」
狭霧が樟美の喉元に刀を振り下ろそうとしたその瞬間。
ギィン と、その男の刀が弾かれた。
と、同時に一族が退却していく…。
「お怪我はありませんか?」
そう言い、木陰から現れたのは、見知らぬ一人の青年であった。
一方その頃…。
一人河原で刀術に打ち込んでいる義成の下に、二人の男が現れる。
義成は眉を顰めてその男を見た。
「何用だ」
「…お久しゅうございます、義成殿。京羅様が三人衆の真柳種嗣、そして弟の史司にござりまする。もうお忘れでしょうか?」
種嗣(二十六歳)が言う。
「…覚えている。だが、俺はもう今川とは縁を切った身だ」
「そうは参りません」
史司(二十四歳)が言い、前に出る。
「貴方様は、狭霧の正統なる〝長〟なのですから」
「なっ…何を馬鹿な事を」
義成は一瞬驚くも、呆れて溜め息を吐いた。すると種嗣が真顔で言う。
「それでは、何故ご自分の瞳の色は金色なのだと思われますか?」
「……それは…」
「狭霧の長たる者の証は、紅蓮の如き瞳に金色の髪……ですが、それを貴方様のお母上様が封じたのです。それを解こうと試みた際に、力のぶつかり合いが生じて瞳の色が変わってしまったのだと、導師様が仰有られました」
「………拓須が…?」
それに頷き、種嗣が言う。
「はい。そして先日、貴方様が嫡子であられると書かれているお母上様の書が見付かったのです」
「………」
そんな事を突然言われても、信じられない…。
しかし、目の色の事が事実であるのならば…。
〈…狭霧の長……? 拓須が…知っていた…?〉
考えて困惑しながらも、義成は二人を見る。
「拓須は、何も言っていないぞ」
「言う必要が無いと仰せられたそうです。あの方の考える事は、我らには計り兼ねますが…」
言う必要が無い……。
拓須は、睦月の事以外には興味が無い…どんな事でも問われなければ、誰にも言うまい…。
そんな性格だ……。しかし…
「そんな話を鵜呑みにすると思うのか? 俺は、己で調べない限りは信じないぞ」
そう言い、義成は立ち去ろうとする。
「では、お母君の死については?」
その史司の言葉に、義成は足を止める。
「――――そんな事を、貴様らに言う筋合いは無い!」
ギロリと睨むと、二人はたじろいで後退る。そこに、拓須がやってきた。
「義成、同胞を怯えさせてどうする」
「拓須……俺はっ」
「正真正銘、お前は〝狭霧の長〟だ」
「…知っていて、今更何故言う?!」
「長が必要になったからに外あるまい」
「だからといって…っ!」
「母親の死の真相は? 知っているのか?」
義成はビクリとする。
「………不義密通を…したと…」
「誰と? 何故?」
「それは…」
義成が口籠もると、拓須はフッと笑う。
「お前の母は…羽隆と密通した。狭霧でありながら、不知火の長と愛し合い…そして翔隆を隠したのだ。問い質しても、拷問をしても、翔隆の居場所を言わなかった。故に殺したのだ」
「――――隠した…?」
「そうだ。翔隆一人を庇い立てし、義元に殺された…それが真相だ」
その言葉に、義成は目眩を起こしていた。
ずっと、ただ嫉妬に狂って殺したのだと思っていた。
そして、自分を切ったのだと…――――。
「義成!」
悲痛な母の声が脳裏に過る。
ある日、突然だった。
夜に母の叫び声がして、駆け付けると父が母を成敗しようとしていた。
売女、と罵って…。
「父上! 何を…」
「そ奴は不義を働いたのだ! もはや許さん!」
父は、正気を失っているように見えた。
義成は母を庇い、顔に傷を受けた…。
義成は咄嗟に刀の柄に手を置く。――――と、
「父に刃を向ける気かっ!」
義元は義成の顔を再び傷付ける…義成がよろめくと、母が義成を庇った…。
そして……
そして、母は切られ…自分も背を切られながら、逃げた…。
母が、逃げろと言ったので…逃げたのだ……――――。
それが……全て翔隆が原因だ、と…?
〈母上が…翔隆を庇ったから…成敗された………?〉
信じられない…………いや、信じたくない!
だが――――拓須は偽りは言わない…!
〈翔隆を隠したから…成敗されて……翔隆を庇った母は殺され、俺は追放された………?!〉
地面が揺れた………その事実に、前後不覚に陥っていたのだ…。
翔隆のせいで追放されたのに、助けられた場所が…翔隆の集落で………しかも、自分は狭霧の〝長〟である、と――――?
義成は蒼白して、木にもたれ掛かる。
「……俺は…真に、狭霧の嫡子…と……?」
「然り」
側に拓須が来て言う。
「母は…翔隆を庇って……」
「然り。奴を殺そうとして居場所を言えというのではなかった…。言えばいいだけの事だったのだ。それを何も言わずに…下手に隠すから、義元が怒ったのだ」
殺す為の尋問では無いのに隠し通して………何故?!
「何故そこまで……!!」
「殺されるとでも思ったのであろう。必死に隠し通した。何故かなどと、愚問であろう…?」
母は勘違いから殺されて………では、自分は?
「…何故……俺を切った…?!」
「義元は…正気を失っていたのだと聞いた。私は集落にいたので、そこまでは知らぬ」
拓須が言うと、義成はギリッと歯噛みする。
翔隆の為に母は殺された………ではあの苦しみは、あの悲しみは何だったのだ?!
ただただ父から逃げてきた時の、あの心痛は一体………!
考えている義成の前に、真柳兄弟がやってきて跪く。
「もしも狭霧にお戻り頂けるのでしたら、その傷を失くし、封じを解いてお越し下さい。我ら一同……京羅様も、いつまででも、お待ちしておりまする故…」
そう種嗣が言い、二人は一礼して立ち上がり、去って行った…。
「顔の傷も、封じも、私がやる。その気になったら言うといい」
拓須は優しくそう言い、立ち去った。
残された義成は、いきなり突き付けられた現実に混乱していた。
〈…………俺が…――――狭霧の長…!!〉
実感は無い。
だがしかし、そうであるのならばーーー
その宿命を、受け入れなければならない。
義成は元より責任感が強く、信念を貫く性格だ…。
〈狭霧の行方不明であった嫡子が、俺だった………不知火の長男の陽炎だけが送られて…。だが、俺は不知火に行ったから掟は破らずに済んだ……〉
だから、拓須は何も言わなかったのかもしれない…。
目眩が治まり、義成は冷静さを取り戻した。
今川に呼び寄せたのも、事前に慣れさせる為に…拓須が進言した事やもしれない…。
狭霧に戻った時に戸惑わぬように、との配慮で…。
〈そう、ならば…―――。長だというのであれば、俺は――――…〉
義成は真剣な眼差しで、空を見上げた…。
一方の翔隆は、そんな事も露知らず助けに入ってきた青年を、少し警戒しながら見た。
「…助かった……貴方は…?」
「当然の事をしたまでにございます、長」
「お主、不知火の者か?」
「はい。珂室と申します…よしなに」
「そうか……ありがとう」
翔隆はホッと安堵する。
もしも〝人間〟だったら、面倒な事態になるからだ。
だが、同族ならば何の心配も無い…。
すると、珂室と名乗る青年は近寄ってきて跪く。
「長、わたくしも同行させてはもらえませぬか?」
「?! しかし…」
翔隆が戸惑っていると、珂室はにこりとして言う。
「私の居た集落は狭霧の手に落ちてしまい、私だけが逃げ延びてしまいました…。故に放浪して一人で狭霧と戦っていたのです」
「……そう、か…。ならば、好きにするといい」
そう言い、翔隆は樟美を影疾に乗せる。
「大丈夫か?」
「はい……済みませぬ…」
「気に病むな。怪我が無くて良かった」
笑って言い、珂室を見る。
「では行こうか」
「はい」
珂室は微笑んで答え、同行した。
色とりどりな花を見ながら進んでいくと、突然一族の集団に襲われる。
「――――!!」
翔隆は影疾と浅葱を守る結界を張り、手刀と蹴りで応戦した。
樟美も、短刀を持って戦う。
すると〔狭霧〕は翔隆を取り囲むように戦い、弱い樟美を集中的に狙った。
「! 樟美っ!」
叫んですぐに助けに行こうとするが、幾重にも立ち塞がり邪魔をされる。
樟美も懸命に戦うが、押し倒されてしまった。
「樟美っ!!」
狭霧が樟美の喉元に刀を振り下ろそうとしたその瞬間。
ギィン と、その男の刀が弾かれた。
と、同時に一族が退却していく…。
「お怪我はありませんか?」
そう言い、木陰から現れたのは、見知らぬ一人の青年であった。
一方その頃…。
一人河原で刀術に打ち込んでいる義成の下に、二人の男が現れる。
義成は眉を顰めてその男を見た。
「何用だ」
「…お久しゅうございます、義成殿。京羅様が三人衆の真柳種嗣、そして弟の史司にござりまする。もうお忘れでしょうか?」
種嗣(二十六歳)が言う。
「…覚えている。だが、俺はもう今川とは縁を切った身だ」
「そうは参りません」
史司(二十四歳)が言い、前に出る。
「貴方様は、狭霧の正統なる〝長〟なのですから」
「なっ…何を馬鹿な事を」
義成は一瞬驚くも、呆れて溜め息を吐いた。すると種嗣が真顔で言う。
「それでは、何故ご自分の瞳の色は金色なのだと思われますか?」
「……それは…」
「狭霧の長たる者の証は、紅蓮の如き瞳に金色の髪……ですが、それを貴方様のお母上様が封じたのです。それを解こうと試みた際に、力のぶつかり合いが生じて瞳の色が変わってしまったのだと、導師様が仰有られました」
「………拓須が…?」
それに頷き、種嗣が言う。
「はい。そして先日、貴方様が嫡子であられると書かれているお母上様の書が見付かったのです」
「………」
そんな事を突然言われても、信じられない…。
しかし、目の色の事が事実であるのならば…。
〈…狭霧の長……? 拓須が…知っていた…?〉
考えて困惑しながらも、義成は二人を見る。
「拓須は、何も言っていないぞ」
「言う必要が無いと仰せられたそうです。あの方の考える事は、我らには計り兼ねますが…」
言う必要が無い……。
拓須は、睦月の事以外には興味が無い…どんな事でも問われなければ、誰にも言うまい…。
そんな性格だ……。しかし…
「そんな話を鵜呑みにすると思うのか? 俺は、己で調べない限りは信じないぞ」
そう言い、義成は立ち去ろうとする。
「では、お母君の死については?」
その史司の言葉に、義成は足を止める。
「――――そんな事を、貴様らに言う筋合いは無い!」
ギロリと睨むと、二人はたじろいで後退る。そこに、拓須がやってきた。
「義成、同胞を怯えさせてどうする」
「拓須……俺はっ」
「正真正銘、お前は〝狭霧の長〟だ」
「…知っていて、今更何故言う?!」
「長が必要になったからに外あるまい」
「だからといって…っ!」
「母親の死の真相は? 知っているのか?」
義成はビクリとする。
「………不義密通を…したと…」
「誰と? 何故?」
「それは…」
義成が口籠もると、拓須はフッと笑う。
「お前の母は…羽隆と密通した。狭霧でありながら、不知火の長と愛し合い…そして翔隆を隠したのだ。問い質しても、拷問をしても、翔隆の居場所を言わなかった。故に殺したのだ」
「――――隠した…?」
「そうだ。翔隆一人を庇い立てし、義元に殺された…それが真相だ」
その言葉に、義成は目眩を起こしていた。
ずっと、ただ嫉妬に狂って殺したのだと思っていた。
そして、自分を切ったのだと…――――。
「義成!」
悲痛な母の声が脳裏に過る。
ある日、突然だった。
夜に母の叫び声がして、駆け付けると父が母を成敗しようとしていた。
売女、と罵って…。
「父上! 何を…」
「そ奴は不義を働いたのだ! もはや許さん!」
父は、正気を失っているように見えた。
義成は母を庇い、顔に傷を受けた…。
義成は咄嗟に刀の柄に手を置く。――――と、
「父に刃を向ける気かっ!」
義元は義成の顔を再び傷付ける…義成がよろめくと、母が義成を庇った…。
そして……
そして、母は切られ…自分も背を切られながら、逃げた…。
母が、逃げろと言ったので…逃げたのだ……――――。
それが……全て翔隆が原因だ、と…?
〈母上が…翔隆を庇ったから…成敗された………?〉
信じられない…………いや、信じたくない!
だが――――拓須は偽りは言わない…!
〈翔隆を隠したから…成敗されて……翔隆を庇った母は殺され、俺は追放された………?!〉
地面が揺れた………その事実に、前後不覚に陥っていたのだ…。
翔隆のせいで追放されたのに、助けられた場所が…翔隆の集落で………しかも、自分は狭霧の〝長〟である、と――――?
義成は蒼白して、木にもたれ掛かる。
「……俺は…真に、狭霧の嫡子…と……?」
「然り」
側に拓須が来て言う。
「母は…翔隆を庇って……」
「然り。奴を殺そうとして居場所を言えというのではなかった…。言えばいいだけの事だったのだ。それを何も言わずに…下手に隠すから、義元が怒ったのだ」
殺す為の尋問では無いのに隠し通して………何故?!
「何故そこまで……!!」
「殺されるとでも思ったのであろう。必死に隠し通した。何故かなどと、愚問であろう…?」
母は勘違いから殺されて………では、自分は?
「…何故……俺を切った…?!」
「義元は…正気を失っていたのだと聞いた。私は集落にいたので、そこまでは知らぬ」
拓須が言うと、義成はギリッと歯噛みする。
翔隆の為に母は殺された………ではあの苦しみは、あの悲しみは何だったのだ?!
ただただ父から逃げてきた時の、あの心痛は一体………!
考えている義成の前に、真柳兄弟がやってきて跪く。
「もしも狭霧にお戻り頂けるのでしたら、その傷を失くし、封じを解いてお越し下さい。我ら一同……京羅様も、いつまででも、お待ちしておりまする故…」
そう種嗣が言い、二人は一礼して立ち上がり、去って行った…。
「顔の傷も、封じも、私がやる。その気になったら言うといい」
拓須は優しくそう言い、立ち去った。
残された義成は、いきなり突き付けられた現実に混乱していた。
〈…………俺が…――――狭霧の長…!!〉
実感は無い。
だがしかし、そうであるのならばーーー
その宿命を、受け入れなければならない。
義成は元より責任感が強く、信念を貫く性格だ…。
〈狭霧の行方不明であった嫡子が、俺だった………不知火の長男の陽炎だけが送られて…。だが、俺は不知火に行ったから掟は破らずに済んだ……〉
だから、拓須は何も言わなかったのかもしれない…。
目眩が治まり、義成は冷静さを取り戻した。
今川に呼び寄せたのも、事前に慣れさせる為に…拓須が進言した事やもしれない…。
狭霧に戻った時に戸惑わぬように、との配慮で…。
〈そう、ならば…―――。長だというのであれば、俺は――――…〉
義成は真剣な眼差しで、空を見上げた…。
一方の翔隆は、そんな事も露知らず助けに入ってきた青年を、少し警戒しながら見た。
「…助かった……貴方は…?」
「当然の事をしたまでにございます、長」
「お主、不知火の者か?」
「はい。珂室と申します…よしなに」
「そうか……ありがとう」
翔隆はホッと安堵する。
もしも〝人間〟だったら、面倒な事態になるからだ。
だが、同族ならば何の心配も無い…。
すると、珂室と名乗る青年は近寄ってきて跪く。
「長、わたくしも同行させてはもらえませぬか?」
「?! しかし…」
翔隆が戸惑っていると、珂室はにこりとして言う。
「私の居た集落は狭霧の手に落ちてしまい、私だけが逃げ延びてしまいました…。故に放浪して一人で狭霧と戦っていたのです」
「……そう、か…。ならば、好きにするといい」
そう言い、翔隆は樟美を影疾に乗せる。
「大丈夫か?」
「はい……済みませぬ…」
「気に病むな。怪我が無くて良かった」
笑って言い、珂室を見る。
「では行こうか」
「はい」
珂室は微笑んで答え、同行した。
10
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
本能寺からの決死の脱出 ~尾張の大うつけ 織田信長 天下を統一す~
bekichi
歴史・時代
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる