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悪魔と騎士
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涙で滲んだ視界の中で、悪魔が少し驚いたような顔をした。
が、すぐにニヤッと唇を引いて笑み、からかうようにその手が布越しにペニスを扱く。
「あんな事? どんな事だよ」
「っふあ……いやらしい、こと、……っうぁ……っ」
下着の布が先走りでぐっしょりと濡れ、裸の胸が呼吸で激しく上下する。
「へえ。俺はこのグチョグチョに濡らしたいやらしい弟子のセンセイって訳か」
うなじに音を立ててキスされ、それにも目眩がする程感じ過ぎて、ブルブルと全身が震えた。
あの修道院での時から一度も自涜をしていない体は、まるで全身が性器になったかのようにカインの愛撫の全てに感じ過ぎてしまう。
それを察したのか、ペニスを愛撫していた手をイク寸前で離され、今度は紅く勃起した乳首をもてあそばれ始めた。
指の腹で軽く触れる程度に押し上げられ、決定的な刺激は与えないまま、爪の先で充血した乳頭を捏ねられる。
「あっ……あっ、あっ」
そんな場所に触れられ、少女のように高い声をあげて感じてしまうことが堪らなく恥ずかしい。
レオンはもじもじととベッドの上で太腿を擦り合わせ、痛いほど充血したペニスへの刺激に焦がれた。
汗ばんだ後ろ髪にキスされながら乳首を軽く引っ張られ、仰け反りながらびりりと電流の走るような淫らな感覚を貪る。
「ふっ……あっ」
乳首の先を強く押し潰されると、その刺激だけでビクンと腰をくねらせながらイッてしまい、下着の中があっという間に熱い体液でドロドロになった。
「あっ……アッ……は……あっ」
「もうイッたのか? 加減してやったのに、いやらしい奴」
耳元で嘲笑されながら、カインの指が胸から下腹へと滑り降りて行く。
遂には下着の裾をめくられ、肩越しに中を覗き込まれた。
大量に吐き出したネットリとした精液がそこに糸を引いている。
そんな様を見られる羞恥に、レオンは顔を覆った。
「やめろ……見るなあ……っ」
背中に密着され、その声もどことなく甘いものになってしまう。
「今更何言ってんだ。俺がちょっと触っただけで全身やらしいピンク色にして悦んでる奴が」
下着の尻側がずらされ、隙間からカインの白い尾の先が密かに入り込む。
その先端が尻の狭間を割るように潜り、蟻の門渡りを擦りつつ、柔らかな双球を背後から捏ね回した。
「ひっ……やっめ……っ」
イッたばかりの性器には過酷な刺激に、生理的な涙が溢れる。
「……。なあ、お前俺のこと好きだろ」
「!?」
唐突に尋ねられて、レオンは汗ばんだ太腿をビクンと震わせた。
「……なん、だ、それ……」
好き? ――俺が、カインを? 理解の範疇外のことを突然言われて頭が混乱する。
もしかして、体がこんな風になる事を揶揄されているのだろうか。
「勘違いするな……っ! 悪魔なんかを好きになる訳がないだろう……?!」
激しく否定すると、カインは尚も食い下がってきた。
「だってお前、あの坊さんだらけの家に住んでた時、俺の名前呼びながらオナニーしてたし」
その言葉に、今度は完全に頭が真っ白になった。
「な……ん……で……」
唇を震わせて呆然としていると、尻の狭間をスリスリと動いていた尾が、急に後孔の中にニュルリと侵入した。
「はあっ……あっ!?」
「あの長ったらしい服を乳首見えるぐらい盛大に持ち上げて、チンポの皮ひん剥いていじって、アンアン喘いでたよな」
「……!!……う、そ……」
何度も首を振り、情けなく眉を寄せて声を荒げる。
「俺が、呼んだ時っ……来たのか!?」
「来てたというか、見てたというか。邪魔しちゃ悪いかと思って姿は現さなかったけどな」
「っう……なんて……なんて事を……っ」
酷すぎる。本人に見られて居たなんて。
「俺の名前呼びながらイッてるとき、尻の穴ヒクヒクさせて物欲しそうにして」
ショックすぎて完全な無抵抗になった体の中を、チクリと痛みが走る。
「あっ……お前、また……!」
「それでも、俺を好きじゃねえって言うのかよ」
何故か悪魔の声は僅かに怒気を帯びている。
それを不可解に感じながら、レオンは首を振った。
「あれは、ただ、したいからしただけだ……っ」
「へーえ。生まれて初めてのセックスで、騎士様は発情期って訳か。ならもう一度やれよ。ほら、今度は尻の穴いじってイッてみろ」
レオンにはカインが何故そんな風に挑発して来るのかが分からない。
戸惑っているとツプンと尾が抜かれた。意志を持つように動くそれが、今度はペニスの根元に下から巻き付いて締め上げてくる。
カインの両手が、まるで子供にそうするように背後から濡れた下着を無理やり下ろし脱がせた。
蒸れた精液の匂いがむっと鼻を突き、レオンはイヤイヤするように首を振った。
「……なんで俺がそんな事やらなきゃなんない……っ」
「や・れ」
有無を言わさぬ口調で強要され、充血したペニスを尾でギチギチと締め付けられる。
「あうぅっ……! する、するから……!」
そこを人質にされている本能的な恐怖に負け、レオンはついに陥落した。
が、すぐにニヤッと唇を引いて笑み、からかうようにその手が布越しにペニスを扱く。
「あんな事? どんな事だよ」
「っふあ……いやらしい、こと、……っうぁ……っ」
下着の布が先走りでぐっしょりと濡れ、裸の胸が呼吸で激しく上下する。
「へえ。俺はこのグチョグチョに濡らしたいやらしい弟子のセンセイって訳か」
うなじに音を立ててキスされ、それにも目眩がする程感じ過ぎて、ブルブルと全身が震えた。
あの修道院での時から一度も自涜をしていない体は、まるで全身が性器になったかのようにカインの愛撫の全てに感じ過ぎてしまう。
それを察したのか、ペニスを愛撫していた手をイク寸前で離され、今度は紅く勃起した乳首をもてあそばれ始めた。
指の腹で軽く触れる程度に押し上げられ、決定的な刺激は与えないまま、爪の先で充血した乳頭を捏ねられる。
「あっ……あっ、あっ」
そんな場所に触れられ、少女のように高い声をあげて感じてしまうことが堪らなく恥ずかしい。
レオンはもじもじととベッドの上で太腿を擦り合わせ、痛いほど充血したペニスへの刺激に焦がれた。
汗ばんだ後ろ髪にキスされながら乳首を軽く引っ張られ、仰け反りながらびりりと電流の走るような淫らな感覚を貪る。
「ふっ……あっ」
乳首の先を強く押し潰されると、その刺激だけでビクンと腰をくねらせながらイッてしまい、下着の中があっという間に熱い体液でドロドロになった。
「あっ……アッ……は……あっ」
「もうイッたのか? 加減してやったのに、いやらしい奴」
耳元で嘲笑されながら、カインの指が胸から下腹へと滑り降りて行く。
遂には下着の裾をめくられ、肩越しに中を覗き込まれた。
大量に吐き出したネットリとした精液がそこに糸を引いている。
そんな様を見られる羞恥に、レオンは顔を覆った。
「やめろ……見るなあ……っ」
背中に密着され、その声もどことなく甘いものになってしまう。
「今更何言ってんだ。俺がちょっと触っただけで全身やらしいピンク色にして悦んでる奴が」
下着の尻側がずらされ、隙間からカインの白い尾の先が密かに入り込む。
その先端が尻の狭間を割るように潜り、蟻の門渡りを擦りつつ、柔らかな双球を背後から捏ね回した。
「ひっ……やっめ……っ」
イッたばかりの性器には過酷な刺激に、生理的な涙が溢れる。
「……。なあ、お前俺のこと好きだろ」
「!?」
唐突に尋ねられて、レオンは汗ばんだ太腿をビクンと震わせた。
「……なん、だ、それ……」
好き? ――俺が、カインを? 理解の範疇外のことを突然言われて頭が混乱する。
もしかして、体がこんな風になる事を揶揄されているのだろうか。
「勘違いするな……っ! 悪魔なんかを好きになる訳がないだろう……?!」
激しく否定すると、カインは尚も食い下がってきた。
「だってお前、あの坊さんだらけの家に住んでた時、俺の名前呼びながらオナニーしてたし」
その言葉に、今度は完全に頭が真っ白になった。
「な……ん……で……」
唇を震わせて呆然としていると、尻の狭間をスリスリと動いていた尾が、急に後孔の中にニュルリと侵入した。
「はあっ……あっ!?」
「あの長ったらしい服を乳首見えるぐらい盛大に持ち上げて、チンポの皮ひん剥いていじって、アンアン喘いでたよな」
「……!!……う、そ……」
何度も首を振り、情けなく眉を寄せて声を荒げる。
「俺が、呼んだ時っ……来たのか!?」
「来てたというか、見てたというか。邪魔しちゃ悪いかと思って姿は現さなかったけどな」
「っう……なんて……なんて事を……っ」
酷すぎる。本人に見られて居たなんて。
「俺の名前呼びながらイッてるとき、尻の穴ヒクヒクさせて物欲しそうにして」
ショックすぎて完全な無抵抗になった体の中を、チクリと痛みが走る。
「あっ……お前、また……!」
「それでも、俺を好きじゃねえって言うのかよ」
何故か悪魔の声は僅かに怒気を帯びている。
それを不可解に感じながら、レオンは首を振った。
「あれは、ただ、したいからしただけだ……っ」
「へーえ。生まれて初めてのセックスで、騎士様は発情期って訳か。ならもう一度やれよ。ほら、今度は尻の穴いじってイッてみろ」
レオンにはカインが何故そんな風に挑発して来るのかが分からない。
戸惑っているとツプンと尾が抜かれた。意志を持つように動くそれが、今度はペニスの根元に下から巻き付いて締め上げてくる。
カインの両手が、まるで子供にそうするように背後から濡れた下着を無理やり下ろし脱がせた。
蒸れた精液の匂いがむっと鼻を突き、レオンはイヤイヤするように首を振った。
「……なんで俺がそんな事やらなきゃなんない……っ」
「や・れ」
有無を言わさぬ口調で強要され、充血したペニスを尾でギチギチと締め付けられる。
「あうぅっ……! する、するから……!」
そこを人質にされている本能的な恐怖に負け、レオンはついに陥落した。
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