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【続編・神々の祭日】囚われの貴公子
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各々の顔に同時に驚きが浮かんだ。
「そんな! 一体どうして」
ティモが混乱したように首を振る。
「……」
ヴィクトルの視線を意識し、一瞬躊したが、レオンは言葉を続けた。
「神の助力を得るつもりなのだと思う、あの男は……ギレスはオスカーがその方法を知っていると思い込んで、彼を攫ったんだ」
「どうして、そんな事に……」
絶句するティモの横でヴィクトルが怪訝な顔をする。
「伯爵様が神の助力を得る方法を知っている……?」
レオンは頷いた。
「それについては後で説明する……」
言い置いてから言葉を続ける。
「オスカーは、言うことを聞かなければ俺を殺すと脅されていた」
「じゃあ、ア……オスカー様はレオンの事を守って」
「……。ギレスはどうしても神の助力を得る方法を自分の領地に伝えるつもりだ。おそらく、自分自身がそれを得る為に」
言いかけた途端、ヴィクトルが強い口調で割り込んだ。
「前王の二の舞ってことか?」
つり気味の瞳が怒りに満ち、口調が強くなる。
「追いかけてギレスを逮捕しましょう、総長殿。今この地方の統治権を持つのはベアリット法王殿だ。誘拐罪で捕まえて――」
「いや、それは出来ない」
レオンはヴィクトルを制した。
「ギレスを直接罪に問えば東部を敵に回すことになる。オスカーがそれを望まなかったんだ。この復興途上の王都が、戦火に巻き込まれるのは避けたかったんだと思う……」
「それじゃあ、どうすれば」
イラついたようにヴィクトルが尋ねてくる。
もう一刻たりとも猶予はない。
こんな時、カインならどうするだろう――。
レオンは意を決し、口を開いた。
「結婚のためと偽っているくらいだから、あちらも他の領主たちの手前、表立って事を運ぶつもりはないのだと思う」
ティモとヴィクトルの顔を順に見る。
「なので、俺はこれから密かに彼らを追いかけて、内密のうちにギレスからオスカーを奪い返す」
「俺も行こう。二人ならば目立たないでしょう」
ヴィクトルが即座に言ってくれたが、レオンは首を振った。
「駄目だ、お前まで危険な目に遭わせる訳には」
「俺はあんたの副官だ。俺だってあんたを危険から守る義務があるだろ」
その言葉に、レオンは戸惑いながらも温かな気持ちで頷きを返した。
「……わかった、では一緒に来てくれ。他の神殿兵には王都の留守を頼んで行こう」
「私は法王様の元を離れることは出来ないが、法王様とマルファス様達にこの事をお伝えする。気をつけろよ、レオン……!」
ティモが心配そうに表情を歪め、両手を広げて肩に抱きついてくる。
その背中を軽く抱き返して叩きながら、レオンは力強く頷いた。
「奴が東部に着く前に決着をつける」
レオンとヴィクトルは目立たない旅装束に着替え、その日の夜の内に王都を発つ準備を始めた。
神殿の屯所で密かに荷を纏め、騎士団の厩舎で連れていく馬を決める。
最後に食事をする為に町外れの酒場に寄ると、どこから漏れたのか、酔っ払い達の間では既にオスカーの結婚の噂が広まっていた。
「うちのカミさん、寝込んじまったよ。今日はもう夕飯は作らねえってさ。俺っていう亭主がいるのに全く困ったもんだ」
「伯爵様はあの容姿で若くて独身で、娼婦から貴族の淑女まで夢中だったもんなあ。最後はやっぱりお姫様と結婚か。メデタシだな」
「いやいや、伯爵様のことだから、この北部のための政略結婚だろ。本当に頭が下がる。これで王都も安泰だ」
そんな会話が漏れ聞こえるたび、結婚の話を聞かされた時の驚きと、その後の苦い思いがレオンの脳裏に去来する。
食事を進める手が一々止まり、ヴィクトルに無言の視線で注意された。
「……」
思えば近頃、執務室にはやけに香水の匂いのする書簡が多かった。
自分はカインのことを気の遠くなるほど長い時を生きてきた神だと知っているが、人間たちからすれば妙齢の若い貴公子だ。普通なら周囲が放っておく訳がない。
それなのに、自分は今の今までそんなことをよく考えたことがなかった。
カインは公務で外出する他は大抵執務室にこもっていたし、彼自身がそんなそぶりを見せなかったからだ。
(俺に、見せないようにしていたんだろうか……)
それは恋人の優しさでもあったのかも知れない。知ればきっと悩んでいた。
酔っ払い達が言っているように、オスカーがギレスの娘と結婚すれば、この北部にとっては良い事しかない。
ギレスが王となり、その後を継いだ娘が女王となった時、オスカーは王配として力を振い、引き続きこの国の中心として権勢を保つ事が出来る。
(彼はまさか、それを狙って自ら着いていった……?)
一瞬恐ろしいことを考えてしまい、レオンはぶるっと肩を震わせた。
(いや、そんな訳がない。カインはずっと俺に黙って求婚を断っていたんだから)
「……総長殿、一人で百面相してないでそろそろ話して下さいよ」
ヴィクトルが呆れ顔で手元の骨つき肉に噛り付き、周囲に分からないよう共通語に言葉を切り替えた。
「神の助力と、伯爵様の関係を」
レオンは渋々頷き、逡巡した後で言葉を変えて口を開いた。
「彼は……オスカーは、数年前、本当は前王との戦いで亡くなったはずの人間だったんだ。その事実を知ったギレスがオスカーを怪しんで、詰問した」
「それで」
ヴィクトルは意外な程態度を変えず続きを促した。
燭台に照らされた整った顔立ちに怜悧な表情を浮かべ、その長い指はマイペースにナイフ一本で鶏肉の塊を切り分けている。
「……。オスカーは、自分が生きているのは、神の助力を得ているからだと話した。ギレスは、彼が神の助力を得る方法を知っていると思い込んで……こうなった」
「思いこんだ、ってことは、伯爵様が話した事実は嘘なんだな?」
レオンは頷いた。
これ以上は何も話すことが出来ず、押し黙る。
「伯爵様が何でそんな嘘を吐いたのかは、聞かねえ方がいいんだろ」
「……うん。今の話も他の神殿兵には……」
「分かってるよ。俺は黙ってあんたについていく。まあ、伯爵様の『素性』が山賊だろうが鬼だろうが、俺には関係ねえしな」
その言葉に内心ヒヤリとするものを感じた。
やはりこの男は鋭い。
だが、あまり事情を話せないにも関わらず同行してくれるのは心から有り難かった。
「ありがとう、ヴィクトル。恩に着る」
「礼はいいから、さっさと食え」
唇に鶏の足を乱暴に突っ込まれる。
「んっ……むぐ」
体格の割に小さな顎を外しそうになりながら、レオンは仕方なく素直にそれをしゃぶって齧り付いた。
睫毛を伏せ、懸命に肉を前歯で外して咀嚼する。
逆らう気力もなく押し込まれるままに食べている内に、こちらをじっと見つめているヴィクトルの視線に気が付いた。
「あんだ?」
唇を肉から離すと、微かに唾液の糸が引く。
途端にまずいものでも見たように彼の目元がじわっと染まり、視線を逸らされた。
「……弱ってて素直なあんたは色んな意味でヤバいな……」
溜息混じりに言われて首をかしげる。
「どういう意味だ」
尋ねたが、ヴィクトルは答えてはくれなかった。
「そんな! 一体どうして」
ティモが混乱したように首を振る。
「……」
ヴィクトルの視線を意識し、一瞬躊したが、レオンは言葉を続けた。
「神の助力を得るつもりなのだと思う、あの男は……ギレスはオスカーがその方法を知っていると思い込んで、彼を攫ったんだ」
「どうして、そんな事に……」
絶句するティモの横でヴィクトルが怪訝な顔をする。
「伯爵様が神の助力を得る方法を知っている……?」
レオンは頷いた。
「それについては後で説明する……」
言い置いてから言葉を続ける。
「オスカーは、言うことを聞かなければ俺を殺すと脅されていた」
「じゃあ、ア……オスカー様はレオンの事を守って」
「……。ギレスはどうしても神の助力を得る方法を自分の領地に伝えるつもりだ。おそらく、自分自身がそれを得る為に」
言いかけた途端、ヴィクトルが強い口調で割り込んだ。
「前王の二の舞ってことか?」
つり気味の瞳が怒りに満ち、口調が強くなる。
「追いかけてギレスを逮捕しましょう、総長殿。今この地方の統治権を持つのはベアリット法王殿だ。誘拐罪で捕まえて――」
「いや、それは出来ない」
レオンはヴィクトルを制した。
「ギレスを直接罪に問えば東部を敵に回すことになる。オスカーがそれを望まなかったんだ。この復興途上の王都が、戦火に巻き込まれるのは避けたかったんだと思う……」
「それじゃあ、どうすれば」
イラついたようにヴィクトルが尋ねてくる。
もう一刻たりとも猶予はない。
こんな時、カインならどうするだろう――。
レオンは意を決し、口を開いた。
「結婚のためと偽っているくらいだから、あちらも他の領主たちの手前、表立って事を運ぶつもりはないのだと思う」
ティモとヴィクトルの顔を順に見る。
「なので、俺はこれから密かに彼らを追いかけて、内密のうちにギレスからオスカーを奪い返す」
「俺も行こう。二人ならば目立たないでしょう」
ヴィクトルが即座に言ってくれたが、レオンは首を振った。
「駄目だ、お前まで危険な目に遭わせる訳には」
「俺はあんたの副官だ。俺だってあんたを危険から守る義務があるだろ」
その言葉に、レオンは戸惑いながらも温かな気持ちで頷きを返した。
「……わかった、では一緒に来てくれ。他の神殿兵には王都の留守を頼んで行こう」
「私は法王様の元を離れることは出来ないが、法王様とマルファス様達にこの事をお伝えする。気をつけろよ、レオン……!」
ティモが心配そうに表情を歪め、両手を広げて肩に抱きついてくる。
その背中を軽く抱き返して叩きながら、レオンは力強く頷いた。
「奴が東部に着く前に決着をつける」
レオンとヴィクトルは目立たない旅装束に着替え、その日の夜の内に王都を発つ準備を始めた。
神殿の屯所で密かに荷を纏め、騎士団の厩舎で連れていく馬を決める。
最後に食事をする為に町外れの酒場に寄ると、どこから漏れたのか、酔っ払い達の間では既にオスカーの結婚の噂が広まっていた。
「うちのカミさん、寝込んじまったよ。今日はもう夕飯は作らねえってさ。俺っていう亭主がいるのに全く困ったもんだ」
「伯爵様はあの容姿で若くて独身で、娼婦から貴族の淑女まで夢中だったもんなあ。最後はやっぱりお姫様と結婚か。メデタシだな」
「いやいや、伯爵様のことだから、この北部のための政略結婚だろ。本当に頭が下がる。これで王都も安泰だ」
そんな会話が漏れ聞こえるたび、結婚の話を聞かされた時の驚きと、その後の苦い思いがレオンの脳裏に去来する。
食事を進める手が一々止まり、ヴィクトルに無言の視線で注意された。
「……」
思えば近頃、執務室にはやけに香水の匂いのする書簡が多かった。
自分はカインのことを気の遠くなるほど長い時を生きてきた神だと知っているが、人間たちからすれば妙齢の若い貴公子だ。普通なら周囲が放っておく訳がない。
それなのに、自分は今の今までそんなことをよく考えたことがなかった。
カインは公務で外出する他は大抵執務室にこもっていたし、彼自身がそんなそぶりを見せなかったからだ。
(俺に、見せないようにしていたんだろうか……)
それは恋人の優しさでもあったのかも知れない。知ればきっと悩んでいた。
酔っ払い達が言っているように、オスカーがギレスの娘と結婚すれば、この北部にとっては良い事しかない。
ギレスが王となり、その後を継いだ娘が女王となった時、オスカーは王配として力を振い、引き続きこの国の中心として権勢を保つ事が出来る。
(彼はまさか、それを狙って自ら着いていった……?)
一瞬恐ろしいことを考えてしまい、レオンはぶるっと肩を震わせた。
(いや、そんな訳がない。カインはずっと俺に黙って求婚を断っていたんだから)
「……総長殿、一人で百面相してないでそろそろ話して下さいよ」
ヴィクトルが呆れ顔で手元の骨つき肉に噛り付き、周囲に分からないよう共通語に言葉を切り替えた。
「神の助力と、伯爵様の関係を」
レオンは渋々頷き、逡巡した後で言葉を変えて口を開いた。
「彼は……オスカーは、数年前、本当は前王との戦いで亡くなったはずの人間だったんだ。その事実を知ったギレスがオスカーを怪しんで、詰問した」
「それで」
ヴィクトルは意外な程態度を変えず続きを促した。
燭台に照らされた整った顔立ちに怜悧な表情を浮かべ、その長い指はマイペースにナイフ一本で鶏肉の塊を切り分けている。
「……。オスカーは、自分が生きているのは、神の助力を得ているからだと話した。ギレスは、彼が神の助力を得る方法を知っていると思い込んで……こうなった」
「思いこんだ、ってことは、伯爵様が話した事実は嘘なんだな?」
レオンは頷いた。
これ以上は何も話すことが出来ず、押し黙る。
「伯爵様が何でそんな嘘を吐いたのかは、聞かねえ方がいいんだろ」
「……うん。今の話も他の神殿兵には……」
「分かってるよ。俺は黙ってあんたについていく。まあ、伯爵様の『素性』が山賊だろうが鬼だろうが、俺には関係ねえしな」
その言葉に内心ヒヤリとするものを感じた。
やはりこの男は鋭い。
だが、あまり事情を話せないにも関わらず同行してくれるのは心から有り難かった。
「ありがとう、ヴィクトル。恩に着る」
「礼はいいから、さっさと食え」
唇に鶏の足を乱暴に突っ込まれる。
「んっ……むぐ」
体格の割に小さな顎を外しそうになりながら、レオンは仕方なく素直にそれをしゃぶって齧り付いた。
睫毛を伏せ、懸命に肉を前歯で外して咀嚼する。
逆らう気力もなく押し込まれるままに食べている内に、こちらをじっと見つめているヴィクトルの視線に気が付いた。
「あんだ?」
唇を肉から離すと、微かに唾液の糸が引く。
途端にまずいものでも見たように彼の目元がじわっと染まり、視線を逸らされた。
「……弱ってて素直なあんたは色んな意味でヤバいな……」
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