99 / 113
【続編・神々の祭日】囚われの貴公子
43
しおりを挟む
「してない……!」
「どうだかな。チンポも吸われてんだろ」
「……っ」
ブルブルと首を振る。
クッと喉を鳴らして笑う音が聞こえ、小さな風を肌に感じた。
(動いた……?)
警戒していると、亀頭の丸みにヌルリと何かが触れ、ヒッと小さな悲鳴が漏れる。
「それなら、貞操を守ったお前の息子にはご褒美だ……」
スベスベしたものが根元から巻きついてきて、尾が螺旋状にペニスに絡みついたのが分かった。
愛撫の為というよりもしっかりと固定するようなその動きに恐ろしくなる。
「い、嫌だ……離してくれ、あ」
何か硬いものが鈴口に当たるのを感じ、全身に震えが走った。
尾の先だけを入れられたことはあるが、それとは違う――硬く先端の尖った金属のような感触。
恐ろしいのに逃げることもできず、ズブズブとそれが自分の中に埋まってゆく。
「ひっ……これ、何だ……っ、痛、い……!」
「何だと思う……」
嗜虐的な色の滲む声で問われた。
「か、たい……針……?」
「ギレスのオッさんが俺にくれたもんだ。お前によく似合ってるぜ……」
入り込んだそれが何なのかが思い当たり震撼した。
オスカーの金髪を飾っていた、宝石付きの髪飾り――その、髪に隠れていた部分を挿入されている。
「抜いてくれ……深くて怖い……っ」
涙ながらに訴えるが、長く細いそれが尿道の中を進んでいく痛熱い感覚は止まってくれない。
ついには宝石の固定された底部まで埋め込まれ、クチュクチュとゆっくり入れたり出したりされるのが分かった。
ピンは身体の奥の一番気持ちのいい場所の寸前まで届き、グッと押されると内臓が浮くような快感が下腹を襲う。
「あんん……っ! やめ、っやだあっ、……!!」
徐々に陰茎から尾が解かれ、代わりに熱く濡れた舌肉が亀頭の括れや裏筋を上下に這った。
カインが跪き、性器を凝視しながらナカと外とに愛撫を加えている事を知って、堪らない羞恥と深い悦びが湧く。
「嫌なら、やめてやろうか……? お前のチンポはスケベ汁ダラダラ垂らして悦んでるけどな……」
舌の根の方でわざとビチャビチャと音を立てて舐められ、同時に穴の中にピンを大きく出し入れされて、絶頂寸前の快楽を味わいながら泣きじゃくる。
「ぁぁあ……っ、それ、ちんぽの中だめ……っ、あぁーっ、感じる……っ、カインっ、もっと……もっといっぱい舐めて……っ」
どちらがどちらの音なのか分からない程に水音が高まり、身も世もなくよがり狂っていく。双玉を一つずつ激しくしゃぶられながら尿道を犯され、もう腰を振って淫らにねだることしか考えられない。
袋を強めに吸われ転がされると射精感が迫り上がるのに、ピンで尿道口を塞がれて達することを許されず、腹の奥がよじれるような絶頂の寸前を味わい続ける。
理性はすぐにねじ切れて、レオンは泣きながら訴えた。
「っ、イキたい……、せいえきっ、出したい、出させてくれ……っ、これっ、とって……!」
「折角のご褒美だろ……まだ飾っておけよ……」
ペニスの根元に強く口付けられながら、パクパクと金属を食む鈴口を掻き回される。
「んハアあ……!! かき混ぜたらっ、ア――……!」
気を失いそうなほどの性感と共に射精を伴わない絶頂が始まってしまい、レオンは叫びながら苦し紛れにカインの唇や頬に何度もペニスを擦り付けた。
挿入されていないのにドライオーガズムを味わってしまったせいで、濡れそぼったまま放置されている後孔が一層切なくヒクついて止まらない。
「カイン……っ、カイン……太いのが欲しい……、早くっ、中に欲しいぃ……っ」
イッている最中に既に足元から離れてしまい、どこにいるのか分からない相手に懇願する。
「……俺の質問がまだ終わってねえのに、もうオネダリか……?」
汗ばんだ尻の間を分けるように、凶悪な程の硬さを持った熱いものがゴリッと押し付けられた。
触れただけでそれが何か一瞬で分かり、淫蕩な呻きが漏れる。
「ぁあ……っ、それ欲しい……はあ……っ」
「相変わらず凄えトロトロのケツだな……」
濡れそぼった場所を確かめるように大きな亀頭がヌルヌルと狭間を擦り上げている。
「ここはしっかり守ったんだろうな……?」
「……っ、指、しか……」
「……」
静かな怒気が背中にビリビリと伝わった。
「へーえ……指まで入れられやがって、よく最後までされんのを我慢できたな……そりゃあ褒めてやらなきゃならねえだろうなあ?」
ビクッと体が震え、恐ろしくて堪らない。なのに、後孔をズリズリと擦られるとそんな事すらどうでもよくなり、入れて貰い中を愛される想像ばかりが頭に浮かぶ。
「そんなに欲しいか?……」
直截な問いに、何度も首を縦に振る。
すると、カインの手がレオンの視界を塞いでいる長い布地を解き始めた。
「……っ?」
何故彼が今更目隠しを取ろうとしているのか訝しみ、嫌な予感が胸に湧く。
ハラリと絹の感触が鎖骨の上に落ち、狭い地下室の光景が目に入った。
壁際に両手を繋がれて倒れている長身の青年――その金色の瞳が、ぼんやりと視線は定まらないものの、こちらを見つめている。
ひゅっと息を呑み、衝撃と激しい羞恥に襲われてレオンは呻いた。
「あ、ぁっ……う、そ……っ、い、いやだ……!」
「いや? 欲しいって言うからせっかくやろうと思ったのに、……ありがた迷惑だったか……?」
レオンとは違い、他人に痴態を見られることなど何とも思っていない男が耳朶を甘噛みする。
呑み込んでしまいそうにフチの捲れていた後孔からねっとりと体液を引いてペニスが離れ、太腿に擦り付けられた。
「なあ、どうする……? レオン……」
「どうだかな。チンポも吸われてんだろ」
「……っ」
ブルブルと首を振る。
クッと喉を鳴らして笑う音が聞こえ、小さな風を肌に感じた。
(動いた……?)
警戒していると、亀頭の丸みにヌルリと何かが触れ、ヒッと小さな悲鳴が漏れる。
「それなら、貞操を守ったお前の息子にはご褒美だ……」
スベスベしたものが根元から巻きついてきて、尾が螺旋状にペニスに絡みついたのが分かった。
愛撫の為というよりもしっかりと固定するようなその動きに恐ろしくなる。
「い、嫌だ……離してくれ、あ」
何か硬いものが鈴口に当たるのを感じ、全身に震えが走った。
尾の先だけを入れられたことはあるが、それとは違う――硬く先端の尖った金属のような感触。
恐ろしいのに逃げることもできず、ズブズブとそれが自分の中に埋まってゆく。
「ひっ……これ、何だ……っ、痛、い……!」
「何だと思う……」
嗜虐的な色の滲む声で問われた。
「か、たい……針……?」
「ギレスのオッさんが俺にくれたもんだ。お前によく似合ってるぜ……」
入り込んだそれが何なのかが思い当たり震撼した。
オスカーの金髪を飾っていた、宝石付きの髪飾り――その、髪に隠れていた部分を挿入されている。
「抜いてくれ……深くて怖い……っ」
涙ながらに訴えるが、長く細いそれが尿道の中を進んでいく痛熱い感覚は止まってくれない。
ついには宝石の固定された底部まで埋め込まれ、クチュクチュとゆっくり入れたり出したりされるのが分かった。
ピンは身体の奥の一番気持ちのいい場所の寸前まで届き、グッと押されると内臓が浮くような快感が下腹を襲う。
「あんん……っ! やめ、っやだあっ、……!!」
徐々に陰茎から尾が解かれ、代わりに熱く濡れた舌肉が亀頭の括れや裏筋を上下に這った。
カインが跪き、性器を凝視しながらナカと外とに愛撫を加えている事を知って、堪らない羞恥と深い悦びが湧く。
「嫌なら、やめてやろうか……? お前のチンポはスケベ汁ダラダラ垂らして悦んでるけどな……」
舌の根の方でわざとビチャビチャと音を立てて舐められ、同時に穴の中にピンを大きく出し入れされて、絶頂寸前の快楽を味わいながら泣きじゃくる。
「ぁぁあ……っ、それ、ちんぽの中だめ……っ、あぁーっ、感じる……っ、カインっ、もっと……もっといっぱい舐めて……っ」
どちらがどちらの音なのか分からない程に水音が高まり、身も世もなくよがり狂っていく。双玉を一つずつ激しくしゃぶられながら尿道を犯され、もう腰を振って淫らにねだることしか考えられない。
袋を強めに吸われ転がされると射精感が迫り上がるのに、ピンで尿道口を塞がれて達することを許されず、腹の奥がよじれるような絶頂の寸前を味わい続ける。
理性はすぐにねじ切れて、レオンは泣きながら訴えた。
「っ、イキたい……、せいえきっ、出したい、出させてくれ……っ、これっ、とって……!」
「折角のご褒美だろ……まだ飾っておけよ……」
ペニスの根元に強く口付けられながら、パクパクと金属を食む鈴口を掻き回される。
「んハアあ……!! かき混ぜたらっ、ア――……!」
気を失いそうなほどの性感と共に射精を伴わない絶頂が始まってしまい、レオンは叫びながら苦し紛れにカインの唇や頬に何度もペニスを擦り付けた。
挿入されていないのにドライオーガズムを味わってしまったせいで、濡れそぼったまま放置されている後孔が一層切なくヒクついて止まらない。
「カイン……っ、カイン……太いのが欲しい……、早くっ、中に欲しいぃ……っ」
イッている最中に既に足元から離れてしまい、どこにいるのか分からない相手に懇願する。
「……俺の質問がまだ終わってねえのに、もうオネダリか……?」
汗ばんだ尻の間を分けるように、凶悪な程の硬さを持った熱いものがゴリッと押し付けられた。
触れただけでそれが何か一瞬で分かり、淫蕩な呻きが漏れる。
「ぁあ……っ、それ欲しい……はあ……っ」
「相変わらず凄えトロトロのケツだな……」
濡れそぼった場所を確かめるように大きな亀頭がヌルヌルと狭間を擦り上げている。
「ここはしっかり守ったんだろうな……?」
「……っ、指、しか……」
「……」
静かな怒気が背中にビリビリと伝わった。
「へーえ……指まで入れられやがって、よく最後までされんのを我慢できたな……そりゃあ褒めてやらなきゃならねえだろうなあ?」
ビクッと体が震え、恐ろしくて堪らない。なのに、後孔をズリズリと擦られるとそんな事すらどうでもよくなり、入れて貰い中を愛される想像ばかりが頭に浮かぶ。
「そんなに欲しいか?……」
直截な問いに、何度も首を縦に振る。
すると、カインの手がレオンの視界を塞いでいる長い布地を解き始めた。
「……っ?」
何故彼が今更目隠しを取ろうとしているのか訝しみ、嫌な予感が胸に湧く。
ハラリと絹の感触が鎖骨の上に落ち、狭い地下室の光景が目に入った。
壁際に両手を繋がれて倒れている長身の青年――その金色の瞳が、ぼんやりと視線は定まらないものの、こちらを見つめている。
ひゅっと息を呑み、衝撃と激しい羞恥に襲われてレオンは呻いた。
「あ、ぁっ……う、そ……っ、い、いやだ……!」
「いや? 欲しいって言うからせっかくやろうと思ったのに、……ありがた迷惑だったか……?」
レオンとは違い、他人に痴態を見られることなど何とも思っていない男が耳朶を甘噛みする。
呑み込んでしまいそうにフチの捲れていた後孔からねっとりと体液を引いてペニスが離れ、太腿に擦り付けられた。
「なあ、どうする……? レオン……」
35
あなたにおすすめの小説
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
嫌われ将軍(おっさん)ですがなぜか年下の美形騎士が離してくれない
天岸 あおい
BL
第12回BL大賞・奨励賞を受賞しました(旧タイトル『嫌われ将軍、実は傾国の愛されおっさんでした』)。そして12月に新タイトルで書籍が発売されます。
「ガイ・デオタード将軍、そなたに邪竜討伐の任を与える。我が命を果たすまで、この国に戻ることは許さぬ」
――新王から事実上の追放を受けたガイ。
副官を始め、部下たちも冷ややかな態度。
ずっと感じていたが、自分は嫌われていたのだと悟りながらガイは王命を受け、邪竜討伐の旅に出る。
その際、一人の若き青年エリクがガイのお供を申し出る。
兵を辞めてまで英雄を手伝いたいというエリクに野心があるように感じつつ、ガイはエリクを連れて旅立つ。
エリクの野心も、新王の冷遇も、部下たちの冷ややかさも、すべてはガイへの愛だと知らずに――
筋肉おっさん受け好きに捧げる、実は愛されおっさん冒険譚。
※12/1ごろから書籍化記念の番外編を連載予定。二人と一匹のハイテンションラブな後日談です。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*不定期連載です。
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
わからないから、教えて ―恋知らずの天才魔術師は秀才教師に執着中
月灯
BL
【本編完結済・番外編更新中】魔術学院の真面目な新米教師・アーサーには秘密がある。かつての同級生、いまは天才魔術師として名を馳せるジルベルトに抱かれていることだ。
……なぜジルベルトは僕なんかを相手に?
疑問は募るが、ジルベルトに想いを寄せるアーサーは、いまの関係を失いたくないあまり踏み込めずにいた。
しかしこの頃、ジルベルトの様子がどうもおかしいようで……。
気持ちに無自覚な執着攻め×真面目片想い受け
イラストはキューさん(@kyu_manase3)に描いていただきました!
博愛主義の成れの果て
135
BL
子宮持ちで子供が産める侯爵家嫡男の俺の婚約者は、博愛主義者だ。
俺と同じように子宮持ちの令息にだって優しくしてしまう男。
そんな婚約を白紙にしたところ、元婚約者がおかしくなりはじめた……。
ギルド職員は高ランク冒険者の執愛に気づかない
Ayari(橋本彩里)
BL
王都東支部の冒険者ギルド職員として働いているノアは、本部ギルドの嫌がらせに腹を立て飲みすぎ、酔った勢いで見知らぬ男性と夜をともにしてしまう。
かなり戸惑ったが、一夜限りだし相手もそう望んでいるだろうと挨拶もせずその場を後にした。
後日、一夜の相手が有名な高ランク冒険者パーティの一人、美貌の魔剣士ブラムウェルだと知る。
群れることを嫌い他者を寄せ付けないと噂されるブラムウェルだがノアには態度が違って……
冷淡冒険者(ノア限定で世話焼き甘えた)とマイペースギルド職員、周囲の思惑や過去が交差する。
表紙は友人絵師kouma.作です♪
巣ごもりオメガは後宮にひそむ【続編完結】
晦リリ@9/10『死に戻りの神子~』発売
BL
後宮で幼馴染でもあるラナ姫の護衛をしているミシュアルは、つがいがいないのに、すでに契約がすんでいる体であるという判定を受けたオメガ。
発情期はあるものの、つがいが誰なのか、いつつがいの契約がなされたのかは本人もわからない。
そんななか、気になる匂いの落とし物を後宮で拾うようになる。
第9回BL小説大賞にて奨励賞受賞→書籍化しました。ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる