聖騎士の盾

かすがみずほ@理想の結婚二巻発売中

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【続編・神々の祭日】囚われの貴公子

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「してない……!」
「どうだかな。チンポも吸われてんだろ」
「……っ」
 ブルブルと首を振る。
 クッと喉を鳴らして笑う音が聞こえ、小さな風を肌に感じた。
(動いた……?)
 警戒していると、亀頭の丸みにヌルリと何かが触れ、ヒッと小さな悲鳴が漏れる。
「それなら、貞操を守ったお前の息子にはご褒美だ……」
 スベスベしたものが根元から巻きついてきて、尾が螺旋状にペニスに絡みついたのが分かった。
 愛撫の為というよりもしっかりと固定するようなその動きに恐ろしくなる。
「い、嫌だ……離してくれ、あ」
 何か硬いものが鈴口に当たるのを感じ、全身に震えが走った。
 尾の先だけを入れられたことはあるが、それとは違う――硬く先端の尖った金属のような感触。
 恐ろしいのに逃げることもできず、ズブズブとそれが自分の中に埋まってゆく。
「ひっ……これ、何だ……っ、痛、い……!」
「何だと思う……」
 嗜虐的な色の滲む声で問われた。
「か、たい……針……?」
「ギレスのオッさんが俺にくれたもんだ。お前によく似合ってるぜ……」
 入り込んだそれが何なのかが思い当たり震撼した。
 オスカーの金髪を飾っていた、宝石付きの髪飾り――その、髪に隠れていた部分を挿入されている。
「抜いてくれ……深くて怖い……っ」
 涙ながらに訴えるが、長く細いそれが尿道の中を進んでいく痛熱い感覚は止まってくれない。
 ついには宝石の固定された底部まで埋め込まれ、クチュクチュとゆっくり入れたり出したりされるのが分かった。
 ピンは身体の奥の一番気持ちのいい場所の寸前まで届き、グッと押されると内臓が浮くような快感が下腹を襲う。
「あんん……っ! やめ、っやだあっ、……!!」
 徐々に陰茎から尾が解かれ、代わりに熱く濡れた舌肉が亀頭の括れや裏筋を上下に這った。
 カインが跪き、性器を凝視しながらナカと外とに愛撫を加えている事を知って、堪らない羞恥と深い悦びが湧く。
「嫌なら、やめてやろうか……? お前のチンポはスケベ汁ダラダラ垂らして悦んでるけどな……」
 舌の根の方でわざとビチャビチャと音を立てて舐められ、同時に穴の中にピンを大きく出し入れされて、絶頂寸前の快楽を味わいながら泣きじゃくる。
「ぁぁあ……っ、それ、ちんぽの中だめ……っ、あぁーっ、感じる……っ、カインっ、もっと……もっといっぱい舐めて……っ」
 どちらがどちらの音なのか分からない程に水音が高まり、身も世もなくよがり狂っていく。双玉を一つずつ激しくしゃぶられながら尿道を犯され、もう腰を振って淫らにねだることしか考えられない。
 袋を強めに吸われ転がされると射精感が迫り上がるのに、ピンで尿道口を塞がれて達することを許されず、腹の奥がよじれるような絶頂の寸前を味わい続ける。
 理性はすぐにねじ切れて、レオンは泣きながら訴えた。
「っ、イキたい……、せいえきっ、出したい、出させてくれ……っ、これっ、とって……!」
「折角のご褒美だろ……まだ飾っておけよ……」
 ペニスの根元に強く口付けられながら、パクパクと金属を食む鈴口を掻き回される。
「んハアあ……!! かき混ぜたらっ、ア――……!」
 気を失いそうなほどの性感と共に射精を伴わない絶頂が始まってしまい、レオンは叫びながら苦し紛れにカインの唇や頬に何度もペニスを擦り付けた。
 挿入されていないのにドライオーガズムを味わってしまったせいで、濡れそぼったまま放置されている後孔が一層切なくヒクついて止まらない。
「カイン……っ、カイン……太いのが欲しい……、早くっ、中に欲しいぃ……っ」
 イッている最中に既に足元から離れてしまい、どこにいるのか分からない相手に懇願する。
「……俺の質問がまだ終わってねえのに、もうオネダリか……?」
 汗ばんだ尻の間を分けるように、凶悪な程の硬さを持った熱いものがゴリッと押し付けられた。
 触れただけでそれが何か一瞬で分かり、淫蕩な呻きが漏れる。
「ぁあ……っ、それ欲しい……はあ……っ」
「相変わらず凄えトロトロのケツだな……」
 濡れそぼった場所を確かめるように大きな亀頭がヌルヌルと狭間を擦り上げている。
「ここはしっかり守ったんだろうな……?」
「……っ、指、しか……」
「……」
 静かな怒気が背中にビリビリと伝わった。
「へーえ……指まで入れられやがって、よく最後までされんのを我慢できたな……そりゃあ褒めてやらなきゃならねえだろうなあ?」
 ビクッと体が震え、恐ろしくて堪らない。なのに、後孔をズリズリと擦られるとそんな事すらどうでもよくなり、入れて貰い中を愛される想像ばかりが頭に浮かぶ。
「そんなに欲しいか?……」
 直截な問いに、何度も首を縦に振る。
 すると、カインの手がレオンの視界を塞いでいる長い布地を解き始めた。
「……っ?」
 何故彼が今更目隠しを取ろうとしているのか訝しみ、嫌な予感が胸に湧く。
 ハラリと絹の感触が鎖骨の上に落ち、狭い地下室の光景が目に入った。
 壁際に両手を繋がれて倒れている長身の青年――その金色の瞳が、ぼんやりと視線は定まらないものの、こちらを見つめている。
 ひゅっと息を呑み、衝撃と激しい羞恥に襲われてレオンは呻いた。
「あ、ぁっ……う、そ……っ、い、いやだ……!」
「いや? 欲しいって言うからせっかくやろうと思ったのに、……ありがた迷惑だったか……?」
 レオンとは違い、他人に痴態を見られることなど何とも思っていない男が耳朶を甘噛みする。
 呑み込んでしまいそうにフチの捲れていた後孔からねっとりと体液を引いてペニスが離れ、太腿に擦り付けられた。 
「なあ、どうする……? レオン……」
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