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第1話 1000本の赤い薔薇
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家に帰ると、さまざまな花のにおいがただよう。いつもかいでいる甘いにおいだ。
バラ、チューリップにラベンダー。ほかにもたくさん。
父親が花屋を営んでいる特権で、気持ちのやわらぐ花に囲まれている。
「ただいま」
「イーリス、帰ったのか」
慣れた手つきで花束を作る父親。祝いごとや特別なイベントがあれば、この花屋に任せておけば間違いないと言われるくらい、近所の評判が良い。
二階建ての一階が花屋で、二階が生活スペースになっている。
イーリスは、学園から家に帰ってくると、学園の制服――ポンチョ風の紺色の上着にチェックのスカートをハンガーにかけた。そして、水色のワンピースに着替える。
出かける先は、家の近くにある市場だ。父親から頼まれた夕食の食材を買いに。
布のハンドバッグと財布を忘れずに持っていく。
赤、白、紫、黄色、オレンジ。色とりどりのパラソル。そのパラソルの下には、木の箱がたくさんあって、新鮮な果物や野菜、魚などが所狭しと並んでいる。買い物客でにぎわい、活気がある。
ほぼ毎日のように通っている市場だ。
「イーリスちゃん。いつも、おつかい偉いね」
「おばさん!」
野菜を売る、なじみのおばさんに話しかけられた。イーリスは、父親に頼まれていた食材を思い出す。
「タマネギ、ニンジン、それとピーマンをください」
「はいよ! ついでにナスも持っていきな!」
「ありがとう、おばさん!」
おまけももらって、ほくほくとする。布のハンドバッグの中に野菜を入れてもらって、受け取った。
日が落ちる前に帰らないといけない。買ってきた食材で調理をする、父親が待っているからだ。足早に、にぎやかな市場から帰る。
「ただいま」
今日の二度目のただいまを言うと、イーリスは机に小銭をコトンと置いた。
「おつり、ここに置いておくね。食材はしまっておくよ」
「……イーリス」
父親から少し低い声で名前を呼ばれた瞬間、イーリスはどきりとした。
普段穏やかな父親が、なにかを注意をするときは、大きな注意ほどゆっくりと話す。例にもれず、父親はイーリスの目を見て、落ち着いた声で話し始めた。
「王国からの注文された花の個数は、1000本ではなく、100本だったよ」
「……えっ!」
驚いた拍子に、食材の入った手さげ袋を落とした。
(落ち着いて。今日は卵を買っていないから、大丈夫。割れてない)
気を取り直して、注文を受けたときのことを思い出す。
そのときは、父親が花の仕入れで外出していて、たまたまイーリスは一人で店番をしていた。その注文を受けたときのやりとりを思い出す。
――王国の使いの者です。
お店に入ってきた身なりのいい人。白いシャツとズボンのなんてこともない服装なのに、すべすべしていて上等な布で仕立てられているのがわかる。
王国の役人は、雲の上の存在。
イーリスは緊張で鼓動が早くなった。それでも失礼のないように、丁寧な言葉づかいを意識する。
――はい! 赤い薔薇を100本ですね。かしこまりました。
そこまではよかった。問題はその次だ。
王国の役人が帰ったあと、忘れないように小黒板にチョークで書いておく。『王国から赤い薔薇の注文1000本』と。
そうだ。勢い余って、0を1つ多く書いてしまったんだ。
しっかり聞き取ったのに、どうして間違ってしまったのだろう。
父親に王国からの注文を伝えたときは、ちょうどバタバタしていて、「小黒板に書いたから見て」とだけ言った。誤った数の書かれた小黒板を。ちゃんと見て、確認すればよかったのに。
またミスをしたと、イーリスは悔しくなった。
「イーリスは一生懸命でいいところもあるんだが、とんでもないミスをする。まさか大切な王国の注文を間違えるとは……」
イーリスは胸元の紫色のブローチに手のひらを置いた。亡くなった母親からもらったもので、これがあると思うと気持ちが落ち着くのだ。
「ごめんなさい……」
沈み込んでいく顔をしたイーリスを見た父親は、息をそっとはいた。
「今更どうしようもない。次は気をつけなさい」
「……お父さん、多く届けてしまった分はどうなったの?」
「残りの900本は……持ち帰ろうとしたら、そばにいた心優しい貴族さまが買い取ってくれた。ちょうど欲しかったそうだ」
「心優しい貴族さまが……」
「その人がいなかったらと思うと、恐ろしいよ」
大量の薔薇が戻ってきたとしても、売れ残って無駄になってしまうところだった。
「……ゴホッ、ゴホッ」
父親が胸を押さえてせきをしている。乾いた、嫌なせきの音だ。
「大丈夫?」
「大丈夫……だ」
返事が苦しそうだ。大丈夫そうではないが、こんなせきはたまにしている。
水を飲めばいくらかましになるので、イーリスは水差しからコップに水を入れた。
「水よ。飲んで」
「ありがとう。……うっ」
「お父さん! どうしたの!」
コップを受け取った父親は、急に胸を押さえて苦しみ出した。息は荒く、額には汗が浮かんでいる。
苦しむ様子が普通ではない。コップにいれた水も飲めない状態だ。
「誰か、助けを呼ばないと……!」
イーリスだけの力では、父親を医者のところまで運べない。大人の手を借りなくては。
一刻を争う。助けを求めて、すぐに家を飛び出した。
明るい茶色の髪を大きくゆらしながら走る。
コンコンと、となりの家の玄関をたたいた。大工のおじさんが住んでいる家。
すぐにドアが開いて、おじさんが顔を出した。
「どうしたんだい、イーリスちゃん」
「大変なの、わたしのお父さんが――」
イーリスは一気に事情を話した。
バラ、チューリップにラベンダー。ほかにもたくさん。
父親が花屋を営んでいる特権で、気持ちのやわらぐ花に囲まれている。
「ただいま」
「イーリス、帰ったのか」
慣れた手つきで花束を作る父親。祝いごとや特別なイベントがあれば、この花屋に任せておけば間違いないと言われるくらい、近所の評判が良い。
二階建ての一階が花屋で、二階が生活スペースになっている。
イーリスは、学園から家に帰ってくると、学園の制服――ポンチョ風の紺色の上着にチェックのスカートをハンガーにかけた。そして、水色のワンピースに着替える。
出かける先は、家の近くにある市場だ。父親から頼まれた夕食の食材を買いに。
布のハンドバッグと財布を忘れずに持っていく。
赤、白、紫、黄色、オレンジ。色とりどりのパラソル。そのパラソルの下には、木の箱がたくさんあって、新鮮な果物や野菜、魚などが所狭しと並んでいる。買い物客でにぎわい、活気がある。
ほぼ毎日のように通っている市場だ。
「イーリスちゃん。いつも、おつかい偉いね」
「おばさん!」
野菜を売る、なじみのおばさんに話しかけられた。イーリスは、父親に頼まれていた食材を思い出す。
「タマネギ、ニンジン、それとピーマンをください」
「はいよ! ついでにナスも持っていきな!」
「ありがとう、おばさん!」
おまけももらって、ほくほくとする。布のハンドバッグの中に野菜を入れてもらって、受け取った。
日が落ちる前に帰らないといけない。買ってきた食材で調理をする、父親が待っているからだ。足早に、にぎやかな市場から帰る。
「ただいま」
今日の二度目のただいまを言うと、イーリスは机に小銭をコトンと置いた。
「おつり、ここに置いておくね。食材はしまっておくよ」
「……イーリス」
父親から少し低い声で名前を呼ばれた瞬間、イーリスはどきりとした。
普段穏やかな父親が、なにかを注意をするときは、大きな注意ほどゆっくりと話す。例にもれず、父親はイーリスの目を見て、落ち着いた声で話し始めた。
「王国からの注文された花の個数は、1000本ではなく、100本だったよ」
「……えっ!」
驚いた拍子に、食材の入った手さげ袋を落とした。
(落ち着いて。今日は卵を買っていないから、大丈夫。割れてない)
気を取り直して、注文を受けたときのことを思い出す。
そのときは、父親が花の仕入れで外出していて、たまたまイーリスは一人で店番をしていた。その注文を受けたときのやりとりを思い出す。
――王国の使いの者です。
お店に入ってきた身なりのいい人。白いシャツとズボンのなんてこともない服装なのに、すべすべしていて上等な布で仕立てられているのがわかる。
王国の役人は、雲の上の存在。
イーリスは緊張で鼓動が早くなった。それでも失礼のないように、丁寧な言葉づかいを意識する。
――はい! 赤い薔薇を100本ですね。かしこまりました。
そこまではよかった。問題はその次だ。
王国の役人が帰ったあと、忘れないように小黒板にチョークで書いておく。『王国から赤い薔薇の注文1000本』と。
そうだ。勢い余って、0を1つ多く書いてしまったんだ。
しっかり聞き取ったのに、どうして間違ってしまったのだろう。
父親に王国からの注文を伝えたときは、ちょうどバタバタしていて、「小黒板に書いたから見て」とだけ言った。誤った数の書かれた小黒板を。ちゃんと見て、確認すればよかったのに。
またミスをしたと、イーリスは悔しくなった。
「イーリスは一生懸命でいいところもあるんだが、とんでもないミスをする。まさか大切な王国の注文を間違えるとは……」
イーリスは胸元の紫色のブローチに手のひらを置いた。亡くなった母親からもらったもので、これがあると思うと気持ちが落ち着くのだ。
「ごめんなさい……」
沈み込んでいく顔をしたイーリスを見た父親は、息をそっとはいた。
「今更どうしようもない。次は気をつけなさい」
「……お父さん、多く届けてしまった分はどうなったの?」
「残りの900本は……持ち帰ろうとしたら、そばにいた心優しい貴族さまが買い取ってくれた。ちょうど欲しかったそうだ」
「心優しい貴族さまが……」
「その人がいなかったらと思うと、恐ろしいよ」
大量の薔薇が戻ってきたとしても、売れ残って無駄になってしまうところだった。
「……ゴホッ、ゴホッ」
父親が胸を押さえてせきをしている。乾いた、嫌なせきの音だ。
「大丈夫?」
「大丈夫……だ」
返事が苦しそうだ。大丈夫そうではないが、こんなせきはたまにしている。
水を飲めばいくらかましになるので、イーリスは水差しからコップに水を入れた。
「水よ。飲んで」
「ありがとう。……うっ」
「お父さん! どうしたの!」
コップを受け取った父親は、急に胸を押さえて苦しみ出した。息は荒く、額には汗が浮かんでいる。
苦しむ様子が普通ではない。コップにいれた水も飲めない状態だ。
「誰か、助けを呼ばないと……!」
イーリスだけの力では、父親を医者のところまで運べない。大人の手を借りなくては。
一刻を争う。助けを求めて、すぐに家を飛び出した。
明るい茶色の髪を大きくゆらしながら走る。
コンコンと、となりの家の玄関をたたいた。大工のおじさんが住んでいる家。
すぐにドアが開いて、おじさんが顔を出した。
「どうしたんだい、イーリスちゃん」
「大変なの、わたしのお父さんが――」
イーリスは一気に事情を話した。
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