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第10話 不可解な操言士と対人間戦
6.傷つけること(中)
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瞼がくっついて開かないように。眼球に激痛が走り目を閉じるように。
最終的には蔓を作り出してライオスの動きを止めたが、そもそも骨や筋肉など、身体の内部に直接攻撃をするようなそんな言葉を紡いで操言の力を使えば、もっと簡単に素早く彼の動きを止められたかもしれない。
「ライオスさんは王黎師匠を人質にとりました。私は王黎師匠を助けたかった……でもそのためには、ライオスさんを傷つけなきゃいけない……。怪魔じゃないのに……私、操言の力で誰かを……」
傷つけた。敵意を持って、自分の操言の力で、誰かを明確に害した。
誰かに害されることはあっても、誰かを害したのは初めてだった。殴る蹴るとは違うが、それは明らかな暴力だ。それも、「国と人々を守り、支える」ことに使うべき操言の力で誰かを攻撃したのだ。
「私、強く思いました。蔓が燃やされても炎を上回る強さと数の蔓を作って、それでライオスさんの動きを止める……ライオスさんを拘束する、支配する、負けない、勝つ……ライオスさんの好きにはさせない……勝ちたい。憎い敵だ、って。怪魔じゃないのに」
とても恐ろしいことを口に出している。その自覚はあったが、なぜか止めたいとは思わなかった。むしろすべて吐き出してしまいたかった。恐ろしいことを考えた自分。誰かを傷つけようとした自分。実際にライオスに敵対し、暴力をふるった自分。自分の中に存在した狂気や暴力性。それが一瞬でも顔を出した事実を、何か言葉に出すことでなくしてしまいたかった。
「私……」
王黎は言葉を差し挟むことなく、黙って紀更の話を聞いていた。紀更は西口の外、陽が沈んでますます暗くなっていく東国道を見つめたまま、頬に涙を流す。
「人を守らなきゃいけない、操言士なのに……あんな風に相手を悪だと決めつけて……。私……私のしたこと……王黎師匠を助けられてよかった……王黎師匠が殺されなくてよかったです。でも、操言士として……私は正しかったですか? 誰かを、操言の力で傷つける方法を考えて……できる、と思ってしまった……。こんな私は、正しいのでしょうか……間違っていないですか」
あの時は苦しそうな王黎をとにかく助けたい一心だった。しかしこうして落ち着いてみると、なんて残酷なことを自分は考えたのだろうと思う。相手の眼球を潰すとか、相手の足の骨を砕くとか、そんな恐ろしいこと。王黎の首を絞める「悪人」とはいえ、どうやって痛めつけてやろうかなどと考えたこと。
確かに、ピラーオルドは怪魔を呼び寄せて都市部を襲撃したり火事を起こしたり、操言士を誘拐したりしている「悪」だ。けれども、「組織」を悪と決めつけることと人間個人を悪と決めつけることはイコールだろうか。「悪人」相手ならば何をしてもいいのだろうか。そういう自分は「悪人」ではないのだろうか。操言の力を使う自分は、その力の使い方を間違ってはいないだろうか。
「大丈夫。間違ってなんかいないよ。自分が正しい、自分が正義。そう思い込まず、自分自身を客観的にそうやって観察できる紀更は間違ってなんかいないよ」
王黎は紀更の頬に伝う涙を指ですくい、やさしく言った。
「どうしてライオスは、捕らえた僕の首を絞めていたと思う?」
慰めてくれるのかと思いきや、かなり物騒な質問をされて思わず紀更の涙は止まった。紀更は隣に座る王黎の横顔を見つめて、わけがわからないという表情を浮かべる。
「操言の力を物理的に無力化したいなら、操言士の喉を潰すのが最適だからだよ」
「な、なるほど」
紀更は鼻声で呟いた。
操言士が操言の力を使う際には、言葉を発することが求められる。必ず声に出して言葉を紡がなければならないのだ。
「喉を潰して声が出ないようにする。たったそれだけのことで、操言士は操言の力を使えなくなるんだ」
「ライオスさんは、王黎師匠に操言の力を使わせたくなかったんですね」
操言士にできることは多彩だ。操言の力を使った攻撃と防御だけでなく、仲間の能力を引き上げる加護や補助、支援。操言士がいるだけで戦略と可能性はおおいに広がる。だからこそ、有利に戦うなら相手の操言士に行動させないことが肝心だ。
「ライオスは、たぶん早い段階で僕らを見つけたんだろう。そして僕らと二度も対峙した馬龍から、僕らがどんなパーティ編成なのか聞いていた。だからこのパーティで最も戦力になる操言士の僕を最初に封じた。正しい戦い方だ」
「正しい戦い方……」
「まあ、僕を攫いたかったから、というのが最大の理由だと思うけどね。そして紀更が考えた戦い方も正しいんだよ。人間相手の戦い方としてね」
間違ってはいない。正しいんだ。
そう肯定されることを求めていたはずなのに、いざ正しいと言われると正しいことが果たして善なのか、という疑問が生まれてしまい、紀更は苦い沈黙を作った。
「オリジーアとセカンディアの間に起きた最後の戦争、報復戦争から五十年近く、オリジーアはどの国とも戦争をしていない。それはつまり、人と人とが戦っていないということだ。だから忘れている操言士も多い。それに、あえて教えることもしていない。でもね、操言士が怪魔ではなく同じ人間を相手に戦う場合、最も効果的な戦い方というのは操言の力で直接相手の身体を痛めつけることなんだよ」
眼球を潰す。腱を切る。骨を砕く。
様々な手法で、敵とみなした相手の身体を破壊する。
戦争という痛ましいぶつかり合いにおいて、それを行う操言士たちの姿を紀更は思い描く。すると強い痛みを胸に覚え、そして悲しいと思った。
「キミは恐れ慄いただろう。でも自力で見つけたその答えは正解だよ」
操言士として人間を相手に戦う場合は、操言の力で相手の身体を直接痛めつければいい。それはなんて非人道的なやり方だろう。
「防ぐことができないのに……ですか」
もしも相手が操言士でも言従士でもない騎士だったら? 傭兵だったら? 戦闘経験のない一般市民だったら? 彼らに、操言の力による攻撃を防ぐ手立てはない。操言士なら操言の力には操言の力で対抗できるが、操言の力を「持たざる者」に操言の力の攻撃を防ぐ手段はない。操言士による一方的な蹂躙が可能なのだ。
「そうだよ。だから実は、操言士のことを恐れる人も少なからずいるんだ。普通の人たちからすれば、操言の力には絶対に太刀打ちできない。僕ら操言士はこの力ゆえに感謝もされるけど、恐れられてもいる。考えようによっては、国や王家に反乱したらとても厄介な危険因子、獅子身中の虫だ。恐れるどころか忌み嫌う人だっているんだ」
(操言士を嫌う人……)
そんな人がいるだなんて、これまで考えもしなかった。操言士は操言の力で人々の役に立つ。そのさだめをまっとうする。それだけでよいと思っていた。その使命さえ果たせば何も問題はない。嫌われたり恐れられたりするはずがない――何も疑うことなくそう妄信していたのだと、紀更は気付かされた。
「もちろん、今のオリジーアに一般人を害する操言士は一人もいない。だけどセカンディアと戦争をしていた時代、戦場に駆り出された多くの操言士が、操言の力を持たないセカンディアの騎士や兵士を相手に一方的に攻撃をした。同じように、セカンディアの操言士たちからオリジーアの騎士たちも攻撃を受けた。防ぎようがないから、一方的な残虐行為だっただろうね」
「ひどい……」
「それもこの国の……いや、この世界に存在する操言士が持つ側面のひとつなんだよ」
操言士は人々を守る優しい存在。「正義」と「善」を体現化したような存在。無意識のうちにそう思っていたが、いつでもそういう存在でいられるわけではない。それだけでの存在ではない。時にはこの力を使って力のない人々を傷つける、恐ろしい存在でもあるのだ。
「紀更は、自分の中に潜む恐ろしさに自分で気付くことができた。自分の持つ力の怖さに震えることができた。その気持ちを忘れないでいてほしい。だけどこれも忘れないでほしい。仲間を、オリジーアに住まう人々を傷つけようとする相手は誰であっても〝敵〟だ。憎んでいいし、全力で排除しようとしていい。操言士のキミがその役目を放棄することは許されない」
「誰であっても?」
「そうだ。ピラーオルドしかり、あるいはオリジーア国民もしかりだ」
「国民……ローベルさん?」
ラフーアで行方不明となり、ピラーオルドに所属していることが判明した操言士ローベル。彼はオリジーア国民だがポーレンヌを襲った実行犯の一人で、つまりオリジーアという国に敵対するようになった裏切りの操言士だ。まさに彼こそ、操言の力で操言の力を持たない民を害する操言士――いや、「敵」なのだ。
最終的には蔓を作り出してライオスの動きを止めたが、そもそも骨や筋肉など、身体の内部に直接攻撃をするようなそんな言葉を紡いで操言の力を使えば、もっと簡単に素早く彼の動きを止められたかもしれない。
「ライオスさんは王黎師匠を人質にとりました。私は王黎師匠を助けたかった……でもそのためには、ライオスさんを傷つけなきゃいけない……。怪魔じゃないのに……私、操言の力で誰かを……」
傷つけた。敵意を持って、自分の操言の力で、誰かを明確に害した。
誰かに害されることはあっても、誰かを害したのは初めてだった。殴る蹴るとは違うが、それは明らかな暴力だ。それも、「国と人々を守り、支える」ことに使うべき操言の力で誰かを攻撃したのだ。
「私、強く思いました。蔓が燃やされても炎を上回る強さと数の蔓を作って、それでライオスさんの動きを止める……ライオスさんを拘束する、支配する、負けない、勝つ……ライオスさんの好きにはさせない……勝ちたい。憎い敵だ、って。怪魔じゃないのに」
とても恐ろしいことを口に出している。その自覚はあったが、なぜか止めたいとは思わなかった。むしろすべて吐き出してしまいたかった。恐ろしいことを考えた自分。誰かを傷つけようとした自分。実際にライオスに敵対し、暴力をふるった自分。自分の中に存在した狂気や暴力性。それが一瞬でも顔を出した事実を、何か言葉に出すことでなくしてしまいたかった。
「私……」
王黎は言葉を差し挟むことなく、黙って紀更の話を聞いていた。紀更は西口の外、陽が沈んでますます暗くなっていく東国道を見つめたまま、頬に涙を流す。
「人を守らなきゃいけない、操言士なのに……あんな風に相手を悪だと決めつけて……。私……私のしたこと……王黎師匠を助けられてよかった……王黎師匠が殺されなくてよかったです。でも、操言士として……私は正しかったですか? 誰かを、操言の力で傷つける方法を考えて……できる、と思ってしまった……。こんな私は、正しいのでしょうか……間違っていないですか」
あの時は苦しそうな王黎をとにかく助けたい一心だった。しかしこうして落ち着いてみると、なんて残酷なことを自分は考えたのだろうと思う。相手の眼球を潰すとか、相手の足の骨を砕くとか、そんな恐ろしいこと。王黎の首を絞める「悪人」とはいえ、どうやって痛めつけてやろうかなどと考えたこと。
確かに、ピラーオルドは怪魔を呼び寄せて都市部を襲撃したり火事を起こしたり、操言士を誘拐したりしている「悪」だ。けれども、「組織」を悪と決めつけることと人間個人を悪と決めつけることはイコールだろうか。「悪人」相手ならば何をしてもいいのだろうか。そういう自分は「悪人」ではないのだろうか。操言の力を使う自分は、その力の使い方を間違ってはいないだろうか。
「大丈夫。間違ってなんかいないよ。自分が正しい、自分が正義。そう思い込まず、自分自身を客観的にそうやって観察できる紀更は間違ってなんかいないよ」
王黎は紀更の頬に伝う涙を指ですくい、やさしく言った。
「どうしてライオスは、捕らえた僕の首を絞めていたと思う?」
慰めてくれるのかと思いきや、かなり物騒な質問をされて思わず紀更の涙は止まった。紀更は隣に座る王黎の横顔を見つめて、わけがわからないという表情を浮かべる。
「操言の力を物理的に無力化したいなら、操言士の喉を潰すのが最適だからだよ」
「な、なるほど」
紀更は鼻声で呟いた。
操言士が操言の力を使う際には、言葉を発することが求められる。必ず声に出して言葉を紡がなければならないのだ。
「喉を潰して声が出ないようにする。たったそれだけのことで、操言士は操言の力を使えなくなるんだ」
「ライオスさんは、王黎師匠に操言の力を使わせたくなかったんですね」
操言士にできることは多彩だ。操言の力を使った攻撃と防御だけでなく、仲間の能力を引き上げる加護や補助、支援。操言士がいるだけで戦略と可能性はおおいに広がる。だからこそ、有利に戦うなら相手の操言士に行動させないことが肝心だ。
「ライオスは、たぶん早い段階で僕らを見つけたんだろう。そして僕らと二度も対峙した馬龍から、僕らがどんなパーティ編成なのか聞いていた。だからこのパーティで最も戦力になる操言士の僕を最初に封じた。正しい戦い方だ」
「正しい戦い方……」
「まあ、僕を攫いたかったから、というのが最大の理由だと思うけどね。そして紀更が考えた戦い方も正しいんだよ。人間相手の戦い方としてね」
間違ってはいない。正しいんだ。
そう肯定されることを求めていたはずなのに、いざ正しいと言われると正しいことが果たして善なのか、という疑問が生まれてしまい、紀更は苦い沈黙を作った。
「オリジーアとセカンディアの間に起きた最後の戦争、報復戦争から五十年近く、オリジーアはどの国とも戦争をしていない。それはつまり、人と人とが戦っていないということだ。だから忘れている操言士も多い。それに、あえて教えることもしていない。でもね、操言士が怪魔ではなく同じ人間を相手に戦う場合、最も効果的な戦い方というのは操言の力で直接相手の身体を痛めつけることなんだよ」
眼球を潰す。腱を切る。骨を砕く。
様々な手法で、敵とみなした相手の身体を破壊する。
戦争という痛ましいぶつかり合いにおいて、それを行う操言士たちの姿を紀更は思い描く。すると強い痛みを胸に覚え、そして悲しいと思った。
「キミは恐れ慄いただろう。でも自力で見つけたその答えは正解だよ」
操言士として人間を相手に戦う場合は、操言の力で相手の身体を直接痛めつければいい。それはなんて非人道的なやり方だろう。
「防ぐことができないのに……ですか」
もしも相手が操言士でも言従士でもない騎士だったら? 傭兵だったら? 戦闘経験のない一般市民だったら? 彼らに、操言の力による攻撃を防ぐ手立てはない。操言士なら操言の力には操言の力で対抗できるが、操言の力を「持たざる者」に操言の力の攻撃を防ぐ手段はない。操言士による一方的な蹂躙が可能なのだ。
「そうだよ。だから実は、操言士のことを恐れる人も少なからずいるんだ。普通の人たちからすれば、操言の力には絶対に太刀打ちできない。僕ら操言士はこの力ゆえに感謝もされるけど、恐れられてもいる。考えようによっては、国や王家に反乱したらとても厄介な危険因子、獅子身中の虫だ。恐れるどころか忌み嫌う人だっているんだ」
(操言士を嫌う人……)
そんな人がいるだなんて、これまで考えもしなかった。操言士は操言の力で人々の役に立つ。そのさだめをまっとうする。それだけでよいと思っていた。その使命さえ果たせば何も問題はない。嫌われたり恐れられたりするはずがない――何も疑うことなくそう妄信していたのだと、紀更は気付かされた。
「もちろん、今のオリジーアに一般人を害する操言士は一人もいない。だけどセカンディアと戦争をしていた時代、戦場に駆り出された多くの操言士が、操言の力を持たないセカンディアの騎士や兵士を相手に一方的に攻撃をした。同じように、セカンディアの操言士たちからオリジーアの騎士たちも攻撃を受けた。防ぎようがないから、一方的な残虐行為だっただろうね」
「ひどい……」
「それもこの国の……いや、この世界に存在する操言士が持つ側面のひとつなんだよ」
操言士は人々を守る優しい存在。「正義」と「善」を体現化したような存在。無意識のうちにそう思っていたが、いつでもそういう存在でいられるわけではない。それだけでの存在ではない。時にはこの力を使って力のない人々を傷つける、恐ろしい存在でもあるのだ。
「紀更は、自分の中に潜む恐ろしさに自分で気付くことができた。自分の持つ力の怖さに震えることができた。その気持ちを忘れないでいてほしい。だけどこれも忘れないでほしい。仲間を、オリジーアに住まう人々を傷つけようとする相手は誰であっても〝敵〟だ。憎んでいいし、全力で排除しようとしていい。操言士のキミがその役目を放棄することは許されない」
「誰であっても?」
「そうだ。ピラーオルドしかり、あるいはオリジーア国民もしかりだ」
「国民……ローベルさん?」
ラフーアで行方不明となり、ピラーオルドに所属していることが判明した操言士ローベル。彼はオリジーア国民だがポーレンヌを襲った実行犯の一人で、つまりオリジーアという国に敵対するようになった裏切りの操言士だ。まさに彼こそ、操言の力で操言の力を持たない民を害する操言士――いや、「敵」なのだ。
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