不始末

貪欲ちゃん

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不始末

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白白たる美しい機敏な貝殻は迸りを上げて彼の筋肉を下からつたっていった。
彼の筋肉の筋は網目のように唸りを上げ、漁夫の持つ、その雄々しい、美しい網のような、生命を感じた。
普段はボタンのように締りをみせる彼の臀は、徒を持て余しすぎたかのようにぱくりと口を開けていた。
良人は一息つくとボタンを後にして煙草を吸った。ジリジリと燃え盛る火を見ていると徐々に垂れ下がっていたペニスが日の入りを迎えた。
膨らみかけた蕾、破瓜の迎えていないような口からは想像することが難しい速さで彼の先端を飲み込んでいった。
蕾は一瞬にして先端を飲み込み良人のペニスは彼に包まれていった。
良人の生い茂った、若々しい、緑豊かな緑地へ彼は供物を差し出すかのように顔をあてがった。
艶を帯びるものは波の赴くままに吸い込まれてゆき、そこはかとない、一瞬の美しさを感じた。
瞬間白色のものを吐き出した。
彼が思っていたよりもその味は色濃く脳に注がれていった。
一瞬の迸る酩酊、つまりは快楽に彼はが陥る瞬間のことだった。


彼は四つん這いにされ大きく開けたボタンを彼の方へ差し出した。
深い歪みのような穴からは泡だった、クリーム状の液が漏れだしていた。
弱々しい毛が数本生えているだけの臀の毛は盛ん立った、海で鍛えられた茶褐色には相応しくなかった。
良人が背中へ手を当てるとその違いは一目瞭然であった。
良人は肌が白くあまり健康に見舞われていなかった。とはいうものの良人の毛は肌の白さを際立たせるかように雄々しく天を向いて立っていた。
後ろから静かに咲いた蝦夷菊を静かに摘んだ。金切り声を上げ、蟷螂のように手を打ち付けた。
背中は興奮のあまり起伏しており、横腹は血を流したかのように熱かった。
体はゆっくりと交わっていき、仕舞いは沈降しているようにも見えた。
大地と大地が交わる際に感じる美しさと同じようなよろめきを感じた。
細くカーブした網目の筋肉を後ろからなぞる。些細な反応にも弱い彼は大きく腹を動かした。
騎乗位になり変わると、彼は腰を浮つかせさらなる快楽へと走った。
もはや彼のものは貝殻を迸ることさえせず、幸福に悶え、屈服していた。
彼の顔は少なからず良人を見ておらず、少し暗くしたラムプへ視線がいっていた。
「こっち見ぃ!おい!こっち見ぃ!」
彼にはもう良人の声が聞こえなかった。
果てるまで動く機械と化してしまったのだ。
もはや純白さえ、無垢さえ要らないものとなっていた。
彼の純粋な瞳にはぎらぎらとした強い野望のようなラムプの影が映るばかりだった。
ラムプは少しでも惜しいように行為をまじまじと見て記憶に残しているようにも感じられた。
良人はラムプが憎らしく感じた。
自身の明瞭たる、確固たる、分かりやすいペニスによって彼を屈服させたかったのだった。
ジリジリとベットを熱が支配する。
「ラムプばっか見てると玉潰すぞ!」
良人は声を上げ怒鳴る。
細い毛は怒りの熱のせいか獅子のように燃え盛っていた。
しかし彼は耳さえ傾けない。半ば白目を向いたような目で必死に、求愛行動のように腰を振る。
「おい!潰すぞ!」
彼はまだ見ない。
「いいか?潰すぞ!」
彼の首はものを言わぬ。
しかし冷静さを失った良人からは、彼の腰の動きで頷いているように見えてしまったのだった。
良人は憤怒の色に燃え、ついに潰してしまった。
先程まで燃え盛っていたラムプはものを言わなくなった。
また彼の白い目もラムプに変わって暗闇を彩ったかのように目を良人の方へ向けた。
彼のペニスが大きく反り返った。
瞬間ラムプは大きい炎の揺らめきをあげ、割れた。
1番美しい炎が文明から断絶された島の奥に見えた。
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