49 / 326
一章
番外編 私の上司(部下視点)
しおりを挟む
「皆休め」
いつも通りの低い声でそう宣言すると、私の上司。アルノルド様は、無駄のない動きで机の書類を整え、静かに部屋を出て行かれた。その背中を見送りながら、私は胸の内でそっと息をつく。
(やっぱり、この人は怖い。……けれど、良い上司なんだよな)
アルノルド様は、滅多に笑わないが、かといって、理不尽に怒鳴ったり、八つ当たりしたりもしない。淡々としているようでいて、実際は私達の負担や体調をよく見てくれている。
休憩時間は必ず確保され、しかも上司である本人が率先して部屋を離れ、“私達が休みやすい空気” まで作ってくれる。さらに、「家族が体調を崩した」と申告すれば、その瞬間に「休め」と言ってくれるのだ。
(……まあ、“家族の病気を理由に嘘をついて遊びに行った者”が、その後に消息を絶ったこともあったが。あれは……仕方ない。あんな嘘が、あの人に通じるわけがない。それに、深く関わってもろくな事にならない…)
ある意味で身の危険は感じるが、城勤めということもあり、給料は高い。もちろん、その分に見合った山のような仕事をこなさなくてはならないがアルノルド様の方針で、定時には必ず家に帰れる。それに、事前に申請しておけば休暇も取れるため、家族持ちには特にありがたい環境だ。
しかし、そんな給料と待遇を知って、たまに移動を希望して来る者もいるが、実際は、あまりの仕事の多さに付いていけず、長続きする者はほとんどいない。でも、この仕事量にさえ慣れれば、定時に帰れて残業もないので、私は今の職場を良い職場だと思うし、先輩達は天国だと言う。
なぜなら、アルノルド様が就任する前は、今とは違って大変だったそうだ。
アルノルド様の父上が、かつては宰相の座にいた。だが、その統治は、“血統主義”そのものだった。
家柄さえ良ければ採用され、そこに能力は問われない。そうして集まったのは、ろくに仕事も出来ない者たちばかりだったらしい。
結果、執務室には書類が山のように積み上がり、処理できる者だけが終わりの見えない負担を背負わされ、休みもなく、家に帰れぬ日々。「このまま死ぬまで働かされるのでは…」そんな声すら囁かれるほどだったという。
しかも最悪なのは、彼らが責任転嫁だけは一人前だったことだ。
仕事は出来ないのに、言い訳と他者のせいにする術だけは磨かれており、仕事でミスをすれば、必ず“出来る者”が罰を受けた。そのため、優秀な者から辞めていき、残った者達の仕事はさらに膨れ上がる悪循環の波に飲まれていった。
そんな地獄のような日々が続いたある年。若くして現陛下が即位され、宰相も交代することが決まった。
「齢17の息子が後を継ぐそうだ」
そう聞いた瞬間、職場では諦めに似た空気が流れた。“どうせ父親と同じだろう”、“また、地獄が続くだけだ”と、辞めようと準備を始めた者もいた。しかし、就任したアルノルド様は、予想とはまったく違った。
横暴な態度など一切見せず、むしろ誰よりも早く出勤し、誰よりも多くの仕事をこなした。さらに、不正を働いていた者たちを淡々と処罰し、腐敗していた部署を次々と立て直していった。気が付けば、長年動かなかった組織が嘘のように回り始めていた。人々は口をそろえて言ったという。
“本物”が来た、と。
その後、”幼いから侮れる”などと思う者は一人もいなくなった。
就任後も、働く者一人ひとりの得意分野を驚くほど正確に見抜き、最良の組み合わせで仕事を割り振っていった。その配分は、無駄がまったくない。
仕事が得意な者には相応の裁量を、苦手な者には手を貸し、気付けば職場には効率という風が吹き始めていた。
そしていつの間にか、血筋だけで採用されていた“何も出来ない連中”は、跡形もなく消えおり、残ったのは、本当に働く意思と能力を持った者だけ。あまりの変わりように、職場の空気が明確に澄んでいくのが分かるほどだった。
私は今の環境しか知らないが、先輩たちはよく言っている。「昔はもっと地獄だった」と。その言葉は、今しか知らない私には、信じられないほどだ。だが、その中で聞いた一番の恐ろしいのは、騎士団での話だ。
当時の騎士団は、今と違い、提出期限を守らない者が多かったらしい。
騎士団長であるベルンハルト様も、その件では憂いていたが、文官に比べて書類作成が苦手なのを理解していたアルノルド様は、提出期限を他部署よりも長めに設定することで、そういった騎士達にも考慮していた。
(……それにも関わらず、守らない者が増えた)
期間が伸びたことで気が緩んだのか、それとも優遇されていると勘違いしたのかは分からないが、結果は、地獄絵図だった。
ある日アルノルド様は黙って騎士団に乗り込み、提出期限を破った者達を、全員、たった一人で叩き伏せた。
優秀な文官であり、宰相である彼が、屈強な騎士たちを一瞬で沈めていったと聞き、私が思ったのはただ一つ。
(……この人、何で文官やってるの?)
しかし、一人で全てを回しているような人なので、いなくなられては非常に困る。なので、この疑問を本人に言うつもりは一切ない。
ベルンハルト様もその件に関しては、「本人達の過失が大きい」として処置なしの判断をされたようだ。しかし、アルノルド様の”やり過ぎ”については容認できないとして、相当に揉めたらしい。最終的には、レクス陛下が間に入ってくださったことで事なきを得たそうだが、その場にいた者の話では、「生きた心地がしなかった」とのことだった。
その一件以降、両者の仲が悪いという噂が立ったが、その事件以来、騎士団は嘘のように提出期限を守るようになったという。むしろ、ベルンハルト様自身が「弛んでいる」と判断し、その者達を新たに鍛え直した結果、締め切り前日に提出するほど優秀になったらしい。
アルノルド様からの怪我が治った後、ベルンハルト様からも襲撃されれば無理もない。恐怖とは、時に教育の最短ルートなのだろう。
休憩から戻ったアルノルド様は、静かに執務室へ入り、私達全員を見渡して言った。
「……皆に話がある」
その一言で、室内の空気がピンと張る。誰もが手を止め、姿勢を正した。
「私は、新年祭の後に三日間の休暇を取る」
その言葉に誰もが耳を疑い、場が一瞬ざわめいた。だが、アルノルド様は続ける。
「そのため、それまでの間、私も出来る限り仕事を片付ける必要がある。……申し訳ないが、皆にも協力して貰いたい。そのため、一定期間、残業を頼むことになる」
普段のアルノルド様であれば、どれほど忙しくとも 自分の仕事をすべてある程度片付けてから 休暇に入る。それが当然だと言わんばかりの人だ。だが、さすがにこの時期だけは無理があるようだった。自分の都合で私達を巻き込む形になることに、謝罪の言葉を口にしたが、それだけで終わるわけないと、私達は静かにその後の言葉を待つ。
「もちろん、残業代に加えて私から特別手当も付ける。さらに、最も働いた者には、報奨金として金貨百枚を出そう」
その瞬間、その場にいた者達は押し殺した歓声を漏らす。
もともとこの部署では、“仕事の量と難易度”によって給金が変わる。だからこそ、皆が少しでも多く、少しでも難しい仕事をアルノルド様から回してもらえるよう日々努力していた。そこに“金貨百枚”。
喉が鳴る者もいたが、かく言う私も同じだった。
ちょうど最近、娘が生まれたばかりで、色々と買ってやりたいと思っていたこともあり、金は、いくらあっても困ることはない。ならば、この機会を逃す手はない。
(絶対に取る……!報奨金、絶対に!)
胸の奥で闘志が燃えるが、それは私だけではなかった。周囲の同僚達は、既に眼差しは書類へ向かっており、ペン先が紙を滑る音が、まるで戦場の合図を聞いたかのように、一斉に鳴り出した。それを聞き、私も負けじと書類へとペンを走らせるのだった。
いつも通りの低い声でそう宣言すると、私の上司。アルノルド様は、無駄のない動きで机の書類を整え、静かに部屋を出て行かれた。その背中を見送りながら、私は胸の内でそっと息をつく。
(やっぱり、この人は怖い。……けれど、良い上司なんだよな)
アルノルド様は、滅多に笑わないが、かといって、理不尽に怒鳴ったり、八つ当たりしたりもしない。淡々としているようでいて、実際は私達の負担や体調をよく見てくれている。
休憩時間は必ず確保され、しかも上司である本人が率先して部屋を離れ、“私達が休みやすい空気” まで作ってくれる。さらに、「家族が体調を崩した」と申告すれば、その瞬間に「休め」と言ってくれるのだ。
(……まあ、“家族の病気を理由に嘘をついて遊びに行った者”が、その後に消息を絶ったこともあったが。あれは……仕方ない。あんな嘘が、あの人に通じるわけがない。それに、深く関わってもろくな事にならない…)
ある意味で身の危険は感じるが、城勤めということもあり、給料は高い。もちろん、その分に見合った山のような仕事をこなさなくてはならないがアルノルド様の方針で、定時には必ず家に帰れる。それに、事前に申請しておけば休暇も取れるため、家族持ちには特にありがたい環境だ。
しかし、そんな給料と待遇を知って、たまに移動を希望して来る者もいるが、実際は、あまりの仕事の多さに付いていけず、長続きする者はほとんどいない。でも、この仕事量にさえ慣れれば、定時に帰れて残業もないので、私は今の職場を良い職場だと思うし、先輩達は天国だと言う。
なぜなら、アルノルド様が就任する前は、今とは違って大変だったそうだ。
アルノルド様の父上が、かつては宰相の座にいた。だが、その統治は、“血統主義”そのものだった。
家柄さえ良ければ採用され、そこに能力は問われない。そうして集まったのは、ろくに仕事も出来ない者たちばかりだったらしい。
結果、執務室には書類が山のように積み上がり、処理できる者だけが終わりの見えない負担を背負わされ、休みもなく、家に帰れぬ日々。「このまま死ぬまで働かされるのでは…」そんな声すら囁かれるほどだったという。
しかも最悪なのは、彼らが責任転嫁だけは一人前だったことだ。
仕事は出来ないのに、言い訳と他者のせいにする術だけは磨かれており、仕事でミスをすれば、必ず“出来る者”が罰を受けた。そのため、優秀な者から辞めていき、残った者達の仕事はさらに膨れ上がる悪循環の波に飲まれていった。
そんな地獄のような日々が続いたある年。若くして現陛下が即位され、宰相も交代することが決まった。
「齢17の息子が後を継ぐそうだ」
そう聞いた瞬間、職場では諦めに似た空気が流れた。“どうせ父親と同じだろう”、“また、地獄が続くだけだ”と、辞めようと準備を始めた者もいた。しかし、就任したアルノルド様は、予想とはまったく違った。
横暴な態度など一切見せず、むしろ誰よりも早く出勤し、誰よりも多くの仕事をこなした。さらに、不正を働いていた者たちを淡々と処罰し、腐敗していた部署を次々と立て直していった。気が付けば、長年動かなかった組織が嘘のように回り始めていた。人々は口をそろえて言ったという。
“本物”が来た、と。
その後、”幼いから侮れる”などと思う者は一人もいなくなった。
就任後も、働く者一人ひとりの得意分野を驚くほど正確に見抜き、最良の組み合わせで仕事を割り振っていった。その配分は、無駄がまったくない。
仕事が得意な者には相応の裁量を、苦手な者には手を貸し、気付けば職場には効率という風が吹き始めていた。
そしていつの間にか、血筋だけで採用されていた“何も出来ない連中”は、跡形もなく消えおり、残ったのは、本当に働く意思と能力を持った者だけ。あまりの変わりように、職場の空気が明確に澄んでいくのが分かるほどだった。
私は今の環境しか知らないが、先輩たちはよく言っている。「昔はもっと地獄だった」と。その言葉は、今しか知らない私には、信じられないほどだ。だが、その中で聞いた一番の恐ろしいのは、騎士団での話だ。
当時の騎士団は、今と違い、提出期限を守らない者が多かったらしい。
騎士団長であるベルンハルト様も、その件では憂いていたが、文官に比べて書類作成が苦手なのを理解していたアルノルド様は、提出期限を他部署よりも長めに設定することで、そういった騎士達にも考慮していた。
(……それにも関わらず、守らない者が増えた)
期間が伸びたことで気が緩んだのか、それとも優遇されていると勘違いしたのかは分からないが、結果は、地獄絵図だった。
ある日アルノルド様は黙って騎士団に乗り込み、提出期限を破った者達を、全員、たった一人で叩き伏せた。
優秀な文官であり、宰相である彼が、屈強な騎士たちを一瞬で沈めていったと聞き、私が思ったのはただ一つ。
(……この人、何で文官やってるの?)
しかし、一人で全てを回しているような人なので、いなくなられては非常に困る。なので、この疑問を本人に言うつもりは一切ない。
ベルンハルト様もその件に関しては、「本人達の過失が大きい」として処置なしの判断をされたようだ。しかし、アルノルド様の”やり過ぎ”については容認できないとして、相当に揉めたらしい。最終的には、レクス陛下が間に入ってくださったことで事なきを得たそうだが、その場にいた者の話では、「生きた心地がしなかった」とのことだった。
その一件以降、両者の仲が悪いという噂が立ったが、その事件以来、騎士団は嘘のように提出期限を守るようになったという。むしろ、ベルンハルト様自身が「弛んでいる」と判断し、その者達を新たに鍛え直した結果、締め切り前日に提出するほど優秀になったらしい。
アルノルド様からの怪我が治った後、ベルンハルト様からも襲撃されれば無理もない。恐怖とは、時に教育の最短ルートなのだろう。
休憩から戻ったアルノルド様は、静かに執務室へ入り、私達全員を見渡して言った。
「……皆に話がある」
その一言で、室内の空気がピンと張る。誰もが手を止め、姿勢を正した。
「私は、新年祭の後に三日間の休暇を取る」
その言葉に誰もが耳を疑い、場が一瞬ざわめいた。だが、アルノルド様は続ける。
「そのため、それまでの間、私も出来る限り仕事を片付ける必要がある。……申し訳ないが、皆にも協力して貰いたい。そのため、一定期間、残業を頼むことになる」
普段のアルノルド様であれば、どれほど忙しくとも 自分の仕事をすべてある程度片付けてから 休暇に入る。それが当然だと言わんばかりの人だ。だが、さすがにこの時期だけは無理があるようだった。自分の都合で私達を巻き込む形になることに、謝罪の言葉を口にしたが、それだけで終わるわけないと、私達は静かにその後の言葉を待つ。
「もちろん、残業代に加えて私から特別手当も付ける。さらに、最も働いた者には、報奨金として金貨百枚を出そう」
その瞬間、その場にいた者達は押し殺した歓声を漏らす。
もともとこの部署では、“仕事の量と難易度”によって給金が変わる。だからこそ、皆が少しでも多く、少しでも難しい仕事をアルノルド様から回してもらえるよう日々努力していた。そこに“金貨百枚”。
喉が鳴る者もいたが、かく言う私も同じだった。
ちょうど最近、娘が生まれたばかりで、色々と買ってやりたいと思っていたこともあり、金は、いくらあっても困ることはない。ならば、この機会を逃す手はない。
(絶対に取る……!報奨金、絶対に!)
胸の奥で闘志が燃えるが、それは私だけではなかった。周囲の同僚達は、既に眼差しは書類へ向かっており、ペン先が紙を滑る音が、まるで戦場の合図を聞いたかのように、一斉に鳴り出した。それを聞き、私も負けじと書類へとペンを走らせるのだった。
23
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる