落ちこぼれの貴族、現地の人達を味方に付けて頑張ります!

ユーリ

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四章

冒険者ギルドへ

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屋敷に帰ったら、旅行での事を父様達に話そうと僕は思っていた。だけど、部屋のベッドに横になったら、自分で思っていたよりも疲れていたのか、夕飯も食べずに寝てしまっていて、気が付いたら朝ご飯の時間も過ぎていた。

父様が帰って来ているか訪ねても、まだ帰って来てなくて、いつ帰ってくるかも分からないと言われてしまった、

1人で遅い朝食をモクモクと食べると、父様がいないの分、兄様に旅行での事を聞いて貰おうと思った僕は、兄様の仕事部屋を訪ねてみた。そうしたら、ちょうど手が空いたと言うので、一緒にお茶を飲みながら話しを聞いて貰う事にした。

「それでね!ベルンハルト様がドーン!って来た時には、地面が揺れたような衝撃でね!大きな岩も割れて、小石がいっぱい飛んで来たり、土埃で辺りが見えなくなってビックリしたんだけど、銀色の狼が格好良くてね!」

お茶が冷めるのも気にせず、身振り手振りを加えながら、少し大げさに話していたら、途中、兄様は少し小首を傾げなからも、何も言わず僕の話しを静かに聞いてくれていた。

「それでね!兄様の時と同じようにパァッって光ったと思ったら、額に紋が出ててビックリしたんだけど、みんなから質問攻めにされた方が大変だった!でも、みんなに説明は出来たし、隠し事も無くなったから、何だかすっきりした!」

「そうか…リュカを守るために秘密にするように言っていたが、返って負担を掛けていたのなら、それは我々の落ち度だな…」

「そんな事ないよ!兄様や父様が、僕を心配して言ってくれてたのはちゃんと知ってるよ!」

僕が楽しげに語っていると、兄様は落ち込んだように、目尻を下げながら言った。だけど、屋敷の中でも手袋を外せなくなった兄様の方がむしろ大変なのに、そんな申し訳なさそうな顔をされると、こっちの方が申し訳なくなって来る。

「いや、リュカが隠すのではなく、隠さなくて良い環境造りをするべきだった。それが、満足に出来てなかった私達が悪い。父上が戻りしだい、新たな法律でも制定するか…」

「そ、それより、その時合った2人も、一緒に王都に来てるんだよ!今頃、王都で何してるのかな?」

あまり冗談を言わない兄様が思案気味に俯くと、全く冗談に聞こえなかった僕は、急いで話しを元に戻した。

2人で王都観光でもしているのかと僕が想像していたら、兄様からは、何とも的外れの答えが返って来た。

「心配しなくて良い。そいつ等は、父上がしっかりと罰して下さる」

「え?何で?罰しなくても良いよ?」

淡々と言った兄様の言葉に、僕は訳も分からずに首を傾げながら聞き返せば、兄様の方も不思議そうに問い返して来た。

「何故だ?そいつ等のせいで、リュカは怖い想いをしたのだろう?」

「そうだけど、僕は別に怪我したわけじゃないし、バルド達も、誰も気にしてないから別にもう良いよ?それに、父様に事情を話して、あの2人を許して貰うつもりなんだ」

あの時は確かに怖い想いをしたけれど、馬車の中でも、冗談を交えながら話す笑い話にしかなってなかった。だから、誰も罰して欲しいとも思ってない。

「あの父上が、何の罰も与えずに許すわけがない」

「そんな事ないよ!父様は優しいから、事情を知ったら許してくれると思うよ!」

「リュカは知らないだろうが、父上は私と同様に、敵と認識した者には、容赦したりしない」

「でも、兄様と父様が同じなら、優しい所も一緒だよね?」

「私が、優しいように見えるのか?」

まるで自分の事を皮肉っているような言い方をする兄様に、僕は思った事をそのまま言った。

「うん。だって、前に僕の悪口言ってた人がいなくなったのは、兄様がドミニクに言ってくれたからなんでしょう?」

「……誰が、そんな事を言ったんだ?」

「ドミニクに聞いたら、教えてくれたよ?」

「余計な事を…」

怪訝そうに眉を寄せていた後、何とも嫌そうな顔を浮かべていた。だけど、僕の悪口を言っていた使用人達の姿を見なくなれば、僕だって少しは気付く。それに、屋敷の空気も、前みたいにとまでは言わないけれど、視線を気にする必要もなくなっていた。それを不思議に思って、屋敷に詳しいドミニクに訪ねたら、こっそりと僕に教えてくれた。

「兄様は顔とか言葉には出ないけど、ちゃんと優しいの知ってるよ!だから、今回の事も許して上げてよ!」

「それは出来ない」

「何で!?」

「リュカに害を与える者や悪意を持って近付く者を、私は許す気はない」

「でも、あの2人に悪気はなかったって、兄様も知ってるでしょ!?」

「知っているが、そんなものは関係ない」

「関係なくないよ!悪意がある人なら分かるけど、悪気がない人も罰を受けるのはおかしいよ!?」

「リュカ。悪気がなければ許されるなら、法律や衛兵も何もいらないんだ。街の治安や規律を守るために、加害者にはそれに見合った罰を与えなければならない」

「それは、関係していた人達全員…?」

「そうだ」

「なら、カレン様にもそれ言うの!?」

「な、何故、その名前が出る!?」

「だって!カレン様が渡した魔道具のせいで、僕達の方に来る事になったんだよ!?」

カレン様を巻き込むのは、罪悪感があった。それに、言わないでって言われていた事だったけれど、父様じゃなくて兄様だから良いよね?と心の中で合わせて謝罪しながら、僕は言葉を続ける。

「カレン様も罰を受けるの!?」

「あの方を表立って罰するのは…」

「全員って言った!」

「うっ……あの方には、訴えも何もない…だから、加害者にはならない…」

「じゃあ!僕達が許すって言えば、あの2人は加害者じゃないよね!?」

「い、いや……」

「そうでしょ?」

分からず屋の兄様の目を、泣きそうになるのを我慢しながら真っ直ぐ見つめて問い返したら、目を泳がせながら、何とも微妙な顔を浮かべていた。

「……この件は父上に一任して、私は一切関知しない事にする」

兄様はそう言うと、やり残している仕事があるからと部屋に戻ってしまい、この話は、これで終わりになってしまった。

旅行から帰って来て4、5日がたった頃。父様が帰って来ないかと、今日も庭で遊びながら玄関の方を見ていたら、見慣れない馬車が1台入ってくるのが見えた。

母様にお客さんでも来たのかと、物陰に隠れながら見ていたら、馬車の向こう側に、銀色の髪が見えた。

「父様!お帰りなさい!!」

声を掛けると、父様は直ぐに僕だと気付いたようで、振り返えった顔は優しげに微笑んでいた。僕が父様の方へと駆け出すと、父様はしゃがんで腕を開いて待っててくれたから、そのまま腕の中に飛び込んだ。

「ただいま」

耳元で聞こえる父様の声を聞きながら抱きしめられていると、遠目では気付かなかった事に気付いた。

父様は何時も身奇麗にしていていい匂いがするのに、今日は何だか少し煙臭い。それに、髪は全体的にパサパサ付いていて、前髪も少し後ろにかき上げたようにヘタっている。それに、服の所々にもシワも出来ていて、全体的に何時もの父様らしくなかった。

「父様?何だか何時もと違うけど、何処に行って来たの?」

僕の視線に気付いて父様が、何処か苦笑したように笑いを浮かべる。

「少し、海まで行って来たんだよ。だから、強い海風とかで髪や服とかも汚れてしまってね」

「海に行って来たの!?父様だけで行くなんてズルい!!僕も一緒に行きたかった!」

父様が帰って来るのをずっと待っていたのに、1人だけで遊びに行っていた父様に、僕は抗議の声を上げる。

「ごめんね。だけど、行って直ぐに帰って来たから、リュカが付いて来ても、何も楽しくなかったと思うよ?」

「じゃあ、何をしに行って来たの?」

「う~ん、野焼き、かな?」

「野焼き?」

「野焼きは、農地で発生する農作物の茎や葉等の残さず焼却して、害虫の発生を防いだり、肥料として使うために枯れ草やワラを燃やして灰にする事だよ。それをすると、肥料が要らなくなって、水はけも良くなるんだ。まあ、水を好む作物は収穫するのは、難しくなるだろうけどね…」

「ふぅん?でも、それを父様がやる必要があったの?」

「せっかくだから、私の手でお礼をしようと思ってね。目当ての作物だけが焼けるよう、風で調整するのが少し面倒ではあったが、何とか予定日まで帰って来れて良かったよ」

父様じゃなくて、他の人でも良かったんじゃないかと思って聞いたら、何処か満足したような笑顔を浮かべていた。だけど、屋敷に帰って来たって事は、父様の今日の仕事はもう終わったよね!

「父様!この後、何も予定ない!?」

旅行中にあった事を父様にも話したくて、父様の顔を間近で見上げていたら、目の下が少し黒くなっていて、少し疲れたような顔に見えた。

「父様、もしかして疲れてる?」

「休む暇どころか、寝る暇もなかったからね。昔は、不眠不休でも顔になんか出なかったんだけど、この程度でリュカに気付かれるなら、私も少し年を取ったかな?」

「父様!笑ってないで、少し休んできた方が良いよ!」

少し怒ったように声を荒げなら、冗談を言いながらおどけたように笑う父様を、僕は心配気に見上げた。

「途中で拾ったこの馬車の中で、少しは寝て来たから、そんな顔をしなくても大丈夫だよ。それに、身奇麗にしたら、冒険者ギルドに行こうと思っているんだ。今日が、約束の日だからね…」

「約束?もしかして、ハリソンさん達に会いに行くの?」

「……どうして、そう思ったんだい?」

「父様から、呼び出し状を貰ったって言ってたから」

「余計な事を……」

あの時の兄様と同じような顔で、同じ言葉を話していると、2人は本当にそっくりだなと思いながら、僕は頼み事を口にする。

「父様!僕も一緒に行くから連れてって!」

「え…っ?行くって…ギルドまでかい…?」

「うん!ハリソンさん達に、父様と一緒に行くからねって約束したの!」

思ってもみなかった事を言われたように、父様は驚きながら、何処か戸惑ったような表情を浮かべる。

「私に付いて来ても、何も面白い事はないと思うよ。リュカには、暇なんじゃないのかな?」

「でも、行くって約束したから僕も行く!それに、ちゃんと父様が優しいって、みんなに分かって貰うんだ!」

「そんなものを分かって貰わなくとも、私は全く構わないのだが?」

「僕が!父様が誤解さたままなのは嫌なの!!」

「…………どうしても、行くのかい?」

「うん!」

「はぁ……それなら、少し此処で待っていられるかな?さすがに、この身なりでは出かけられないからね…」

「うん!」

「それと、待っている間に気が変わったら、待っていなくていいからね?」

「うん!分かった!此処で待ってるね!!」

「……全く…分かってないね」

僕が元気に返事を返していると、父様は困ったように目尻を下げたまま、最後の方は目を伏せていた。

「危ないから、馬車の中で待ってても良いんだよ?」

「ギルドに行くよりも、カフェでお菓子でも食べながら待っていた方が、楽しいと思うよ?」

冒険者ギルドに着くまでの間、父様は僕に何度も話し掛けて来ては、ギルドに行こうとするのを止めようとしていた。カフェに誘われた時は、ちょっと迷ったけれど、約束した以上は守らないと!それに、2人にも分かって貰う必要がある。

そう決意はしていたものの、いざ年季の入ったような扉の前に立つと、少しだけ怖気付いてしまう。僕が中に入らずに、扉の前に立ちすくんでいると、後ろからやって来た父様が、僕に声を掛けてきた。

「やっぱり、止めておくかい?」

「行く!」

父様からの甘い誘惑を振り切るように気合いを入れて、扉のノブを握る。握りながら、父様と一緒にいる限り、危険な事なんて何もない。僕はそう自分に言い聞かせた後、掛け声と共に冒険者ギルドの扉を開けた。

「お邪魔します!」

僕は生まれて始めて、冒険者ギルドの中へと足を踏み入れた。
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