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入籍 Side 麻里花
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そんなふうに考えていたら彩人くんは今日は帰り道にあるお弁当屋さんに寄ってお弁当を買って帰る事にしたらしい。
彩人くんは唐揚げ私はのり弁にしてもらい、ポテトサラダも追加で買って帰宅。
サラッと買ってきた夕飯を食べて荷物の片付けをした。
服とかちょっとした小物や化粧品や靴が主な荷物の為対して時間は掛からなかった。
服は特にクローゼットから衣装ケースのまま運んでもらったお陰でこっちでもクローゼットにしまうだけ。
ダンボールの服も上手いことハンガーのまま畳んだシャツやコートにスーツなおかげで彩人くんとものの1時間程で片付け終わった。
家具なんかはそのまま実家に残したままだ。
帰省時に使うだろうから残しとくと言われたのだ。
うん、ほぼ何もかも揃ったところに追加のものだけの引越しは実にあっけなく終了した。
これ、彩人くんはある意味分かってて今日荷物送ってもらったな。
実に用意周到な事で。
いつも私はその準備された所で軽く何かすればいいって感じだからな。
甘やかされすぎてる。
私も妻になるんだから家事とか頑張らないとな!
幸い料理も掃除も洗濯も苦手じゃないからやってけるよね。
そうして片付け終わったのでお茶にしようと台所で紅茶を入れる事にした。
「彩人くん、紅茶で良い?」
「良いよ、ありがとう。」
彩人くんはリビングのソファーでタブレット端末をいじってる。
最近帰宅が早いから家でもちまちま仕事をしている。
主にメールの返信だけど。
たまに電話で指示を出してたりもする。
私1人でも帰れるのにな。
負担になってないかな。
今度お兄ちゃんに確認してみよう。
「ねぇ、彩人くん。結婚したら私は職場でも五十嵐姓を名乗った方がいい?というか仕事どうしたらいい?辞めた方がいい?」
そう聞くとタブレットを置いて彩人くんがこちらを向いた。
「仕事はまだ始めたばかりだろう?そして麻里花は仕事が楽しいと思い始めたところだろう?」
「うん、最近いろいろ見て理解出来てきて。少しずつ自分から動けるようになってきて。楽しいなって思えるようになってきたところ。」
そう答えると彩人くんは頷いて髪を撫でながら言う
「社会経験は麻里花にとってもいい経験になると思う。だから子どもが出来るまでは仕事を続けてかまわないよ。そして、結婚から1年は2人でゆっくり過ごしたいから避妊するから。それでも完璧ではないからね、出来た時は子育てに専念してほしいなと俺は思ってるけど、休むか辞めるかはその時にまた考えよう?」
彩人くんは唐揚げ私はのり弁にしてもらい、ポテトサラダも追加で買って帰宅。
サラッと買ってきた夕飯を食べて荷物の片付けをした。
服とかちょっとした小物や化粧品や靴が主な荷物の為対して時間は掛からなかった。
服は特にクローゼットから衣装ケースのまま運んでもらったお陰でこっちでもクローゼットにしまうだけ。
ダンボールの服も上手いことハンガーのまま畳んだシャツやコートにスーツなおかげで彩人くんとものの1時間程で片付け終わった。
家具なんかはそのまま実家に残したままだ。
帰省時に使うだろうから残しとくと言われたのだ。
うん、ほぼ何もかも揃ったところに追加のものだけの引越しは実にあっけなく終了した。
これ、彩人くんはある意味分かってて今日荷物送ってもらったな。
実に用意周到な事で。
いつも私はその準備された所で軽く何かすればいいって感じだからな。
甘やかされすぎてる。
私も妻になるんだから家事とか頑張らないとな!
幸い料理も掃除も洗濯も苦手じゃないからやってけるよね。
そうして片付け終わったのでお茶にしようと台所で紅茶を入れる事にした。
「彩人くん、紅茶で良い?」
「良いよ、ありがとう。」
彩人くんはリビングのソファーでタブレット端末をいじってる。
最近帰宅が早いから家でもちまちま仕事をしている。
主にメールの返信だけど。
たまに電話で指示を出してたりもする。
私1人でも帰れるのにな。
負担になってないかな。
今度お兄ちゃんに確認してみよう。
「ねぇ、彩人くん。結婚したら私は職場でも五十嵐姓を名乗った方がいい?というか仕事どうしたらいい?辞めた方がいい?」
そう聞くとタブレットを置いて彩人くんがこちらを向いた。
「仕事はまだ始めたばかりだろう?そして麻里花は仕事が楽しいと思い始めたところだろう?」
「うん、最近いろいろ見て理解出来てきて。少しずつ自分から動けるようになってきて。楽しいなって思えるようになってきたところ。」
そう答えると彩人くんは頷いて髪を撫でながら言う
「社会経験は麻里花にとってもいい経験になると思う。だから子どもが出来るまでは仕事を続けてかまわないよ。そして、結婚から1年は2人でゆっくり過ごしたいから避妊するから。それでも完璧ではないからね、出来た時は子育てに専念してほしいなと俺は思ってるけど、休むか辞めるかはその時にまた考えよう?」
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