高嶺の花の高嶺さんに好かれまして。

桜庭かなめ

文字の大きさ
61 / 279
本編

第60話『もう一つの顔-みんなに告白編-』

しおりを挟む
「カステラごちそうさまでした。作ってきてくれてありがとう。元気出たよ」

 いや、高嶺さん達から元気をもらったという方が正しいのかもしれない。あと、みんながお見舞いを来てくれて、高嶺さんと華頂さんと伊集院さんは部活で俺のために美味しいカステラを作ってくれて。とても嬉しいし、自分は幸せ者だと思う。

「いえいえ。そう言ってくれると、こっちまで元気をもらった気がするよ」

 可愛らしい笑顔で、高嶺さんはそう言ってくれる。

「ゆう君。夢の話をしたとき、午前中はぐっすりと寝たって言っていたけど、午後は何かしていたの?」
「午後は録画してまだ観れていないアニメをずっと観ていたよ。とてもいい時間だった」
「ふふっ、ゆう君らしい」
「その調子なら、明日から学校でも会えそうなのですね」
「木曜からはまた一緒にバイトできそうだ」
「バイトするときにはお店に行くね! そういえば、今回みたいに体調を崩したときにもメロディーが思いつくものなの? ……あっ」

 高嶺さんは気まずそうな様子で右手を口元に当てる。みんなの前で今の質問をしたのがまずいと思ったのかな。

「メロディーが思いつく……ということは、低田君は曲作りが趣味なのですか?」
「悠真はギターを持っているし、この前、誕生日の歌を歌うときの伴奏も上手だったもんね」
「悠真君はギターを弾く技術がありますからね。だから、その――」
「高嶺さん。3人なら話しても大丈夫だろう」

 というか、メロディーが思いつくのかという質問だけで、3人に俺が低変人だと感付かれないと思うけど。

「ゆう君。あたし達なら話しても大丈夫って……どんなことなのかな?」
「……ちょっと待っててくれ」

 クッションから立ち上がって、パソコンの電源を入れる。そんな行動を取ったからか、中野先輩はパソコンチェアから立ち上がり、俺の近くまで動かしてくれた。その代わりに、先輩は勉強机の椅子に腰を下ろした。
 パソコンチェアに座り、高嶺さんに低変人だと明かしたときのように、Tubutter、YuTubu、ワクワク動画のマイページをそれぞれ開いた。

「低田君。これは……SNSと動画サイトのユーザーページなのでしょうか。名前は……て、低変人?」
「低変人って、あの作曲家の低変人なの? 悠真」
「そうです。高嶺さんには前に話しましたが、俺が……低変人です」
『えええっ!』

 さすがに驚いたのか、3人は大きな声を挙げた。伊集院さんと中野先輩は特に驚いているようだ。
 しかし、特に驚いた2人はすぐに興奮した様子に変わる。

「昨日の朝は新曲で話題になってたよ! あれを作ったのが悠真だったの!」
「クラスでもスイーツ部でも新曲が話題になっていたのです! 今までも新曲が発表された日の翌日は学校で話題を独占していたのですよ。今年一番の驚きなのです! それを結衣は前から知っていたのですか?」
「うん。例のゲス女の企てた嘘告白の話を聞いたときにね。ただ、悠真君から、低変人の正体については誰にも話さないように言われていて。低変人さんは学生や若い世代を中心にファンがかなりいるし、正体が分かったら、私生活に影響が出るかもしれないからね。私以外に知っているのは、悠真君のご家族と杏樹先生だけだよ」
「福王寺先生も知っていたんだね」
「ああ。先生の場合は自力で俺が低変人だって推理したけど」

 今の3人の様子を見ていたら、少ない情報で『俺=低変人』と推測した福王寺先生は凄いなと改めて思った。俺の正体を知ったから、福王寺先生はこれから3人にも素のモードで接するのかな。

「じゃあ、あたし達もゆう君が低変人さんだって喋らないように気を付けないとね」
「そうですね。気を付けましょう」
「あたし、口は堅い方だから安心して」

 自信ありげに言う中野先輩。そういったことを言う人はうっかり喋ってしまうことが多いイメージがある。正直、4人の中で最も喋りそうなのは先輩だと思っている。

「結衣と一緒に、中学時代から低変人さんの曲はたくさん聞いていますよ。結衣の影響もありますが、活動復帰作の『道』と『プラズマメトロ』が特に好きです。あとは『異国の草原』も……」
「『道』はいいよね。あたしも好きだな。あとは、『桜吹雪』とか『おまつり』とか和風の曲が好みだよ」

 正体を明かした上で、自分の好きな作品を言われると、嬉しいと同時に照れくさくもあるな。
 中野先輩は和風好みか。『プラズマメトロ』は電子音をたくさん使った曲で、『異国の草原』はケルト風の曲だから、伊集院さんはジャンルを問わず好みの曲があるんだな。

「千佳先輩は和風の曲が好きなんですね。『桜吹雪』は私も大好きです! 胡桃ちゃんは低変人さんの曲では何が好き?」
「あ、あたしもたくさんあるよ。『道』は壮大で力強くて一番好きかな。他に大好きな曲は『かわいうつくし』とか『ブラックコーヒー』かな」
「へえ、桐花さんと好みが似ているんだな」
「へっ?」

 華頂さんはそんな間の抜けた声を出し、目をまん丸くさせて俺のことを見てくる。桐花さんと好きな曲が被っていたので、つい桐花さんの名前を出してしまった。
 ちなみに、『かわいうつくし』はポップで可愛らしい曲。芹花姉さんをイメージして作った。そういえば、桐花さんが最初に熱烈な感想をくれたのがこの曲だったな。『ブラックコーヒー』はジャズテイストの曲。それらの曲は何度も好きだと言ってくれたので特に覚えている。

「……桐花さんって誰なの? 悠真君」

 名前から女性の匂いを感じたのか、高嶺さんは不機嫌そうな表情になり、半目で俺を見つめてくる。

「ネット上の親しい友人だよ。たぶん、俺達と同年代の女の子」
「お友達かぁ。私に低変人だって話してくれたときに話していたね。活動休止中に、復帰に向けて相談に乗ってくれたり、思いついたメロディーに感想をくれたりしたんだっけ」
「ああ、そうだ。俺にとって、2年前に出会った桐花さんの存在はとても大きいです。高嶺さん達と関わるまでは唯一人、友達と呼べる方でした」

 桐花さんがいなかったら、今のような低変人の活動ができていなかったかもしれない。唯一の活動休止から復帰する際に、桐花さんの力を借りたから。

「そうなのですか。いい曲をコンスタントに発表できるのは、その方の存在があってのことかもしれませんね」
「伊集院ちゃんの言う通りかも。あと、バイトを始めて間もない頃から、あたしと普通に喋れるのは、芹花さんというお姉さんだけじゃなくて、桐花っていう子の影響もあるんだろうね。2年もやり取りしてるし」
「それはあるかもしれませんね」

 メッセンジャー話すようになってから早い段階で、桐花さんは同年代の女性かなと思ったし。そう思ってからも桐花さんと普通に話せているのは、文字だけの会話というのもあるけど、小さい頃から芹花姉さんや姉さんの友達の遊びに付き合わされたからだと思う。

「……そ、そんな人とあたしの好みの曲が被っているんだね」

 そっかそっか、と華頂さんは頬を紅潮させながらそう言った。さっき変な声を出してしまったことを今も恥ずかしがっているのかな。

「悠真君って、桐花さんと会ったことはあるの? それとも、画面上で顔を見せ合いながら話したとか。ビデオチャットって言うんだっけ」
「……これまで、桐花さんと会ったり、素顔を明かして喋ったりしたことはないんだ。Tubutterやメッセンジャーで文字だけの交流をしているよ」
「そうなんだ。……いつかは会ってみたい? 2年以上の付き合いがあるから」

 桐花さんがおそらく女性だからか、高嶺さんは真剣な様子で問いかけてくる。
 桐花さんに会いたいかどうか。
 活動休止期間を除いて、特に大きな喧嘩をすることもなく交流できた理由の一つは、会うことも、互いの顔や声を知らなかったからだと思う。だけど、

「一度……会ってみたいな」

 この2年で一番関わっているのは桐花さんだ。一度でいいから会ってみたい。
 あと、会ってみたいって声に出すと、何だか恥ずかしい気持ちになってくるな。

「桐花さんとネット上で話すようになってから、低変人の活動を含めて楽しいって思える日が多くなったから。活動を復帰するときも相談に乗ってくれたし。もちろん、今までにありがとうってメッセージを数え切れないくらいに送ったけど、一度、桐花さんに会って、直接お礼を言って、感謝の気持ちを伝えたい。桐花さんがどこに住んでいるのか分からないし、もし遠かったら難しいけれど」

 今までに、独立局で放送されているアニメをリアルタイムで実況し合ったこともあるから、関東か山梨、静岡あたりだと思っているけど。
 ただ、不思議と……桐花さんは近くにいるような気がしている。2年以上の付き合いがあるから、そう思うだけなのかもしれないけど。ただ、中間試験の日程が同じだったり、同じ日に友人と勉強会をしたり、『ひまわりと綾瀬さん。』を劇場へ観に行ったりと、特に最近は行動や日程が重なることが多いから。

「素敵なお話なのです。キュンともしたのです。今のお話を聞く限りでは、桐花さんという方と直接会っても楽しく話せるのではないかと!」

 いつになく、とても興奮した様子で伊集院さん。
 桐花さんの素顔は分からないけど、桐花さんとなら実際に会っても楽しく話せそう。でも、実際に会ったら、照れくさくてあまり喋れないかも。

「姫奈ちゃんの言う通りだね。もし、女性だったら、悔しさもあるけど桐花さんがとっても羨ましい! 画面上でも悠真君と2年以上の付き合いがあるんだもん!」
「あははっ、高嶺ちゃんらしいね。しっかし、悠真があの低変人さんだって分かったり、桐花さんとの話を聞いたりしたからか、悠真が今までとは違う人のように思えるよ。華頂ちゃんもそう思わない?」
「えっ? た、確かに……ゆう君から自分が低変人さんだって言われると、ちょっと違って見えますね……」

 中野先輩はバイトではいつも一緒だし、華頂さんは中学2年生のときにクラスメイトだったからな。新曲を公開する度に大きく話題になり、カリスマと呼ぶ人もいる低変人が俺だと知ったら、多少は印象も変わるだろう。

「ね、ねえ、ゆう君。新曲の『天上人』の投稿者コメント欄に書かれている『自分の周りにいる素敵な人』って……あたし達のことかな? そ、そう考えるなんて、おこがましいかもしれないけど」

 顔を真っ赤にしながらも、俺のことを見つめながらそう訊く華頂さん。高嶺さんと伊集院さん、中野先輩も華頂さんほどではないけど、頬を赤くして照れくさそうにしている。

「……そうだよ。あとは福王寺先生もかな」

 昨日と今日で、俺の周りには素敵な人達がいて、支えられているのだと改めて実感した。
 俺が正直に答えると、高嶺さんと伊集院さん、中野先輩も華頂さんに負けないくらいに顔の赤みを強くさせた。きっと、俺の顔も高嶺さん達と同じようになっているだろう。

「そうなんだね。……て、照れるね。でも、嬉しいです」

 俺に向けられる華頂さんの笑顔はとても可愛くて魅力的だ。
 それから少しの間、新曲の『天上人』はもちろんのこと、低変人として公開している曲を5人で聴くのであった。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ
恋愛
 高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。  とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。  ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。  お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!  ※特別編3が完結しました!(2025.12.18)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

友達の妹が、入浴してる。

つきのはい
恋愛
 「交換してみない?」  冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。  それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。  鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。  冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。  そんなラブコメディです。

まずはお嫁さんからお願いします。

桜庭かなめ
恋愛
 高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。  4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。  総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。  いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。  デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!  ※特別編6が完結しました!(2025.11.25)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想をお待ちしております。

【完結】育てた後輩を送り出したらハイスペになって戻ってきました

藤浪保
恋愛
大手IT会社に勤める早苗は会社の歓迎会でかつての後輩の桜木と再会した。酔っ払った桜木を家に送った早苗は押し倒され、キスに翻弄されてそのまま関係を持ってしまう。 次の朝目覚めた早苗は前夜の記憶をなくし、関係を持った事しか覚えていなかった。

ルピナス

桜庭かなめ
恋愛
 高校2年生の藍沢直人は後輩の宮原彩花と一緒に、学校の寮の2人部屋で暮らしている。彩花にとって直人は不良達から救ってくれた大好きな先輩。しかし、直人にとって彩花は不良達から救ったことを機に一緒に住んでいる後輩の女の子。直人が一定の距離を保とうとすることに耐えられなくなった彩花は、ある日の夜、手錠を使って直人を束縛しようとする。  そして、直人のクラスメイトである吉岡渚からの告白をきっかけに直人、彩花、渚の恋物語が激しく動き始める。  物語の鍵は、人の心とルピナスの花。たくさんの人達の気持ちが温かく、甘く、そして切なく交錯する青春ラブストーリーシリーズ。 ※特別編-入れ替わりの夏-は『ハナノカオリ』のキャラクターが登場しています。  ※1日3話ずつ更新する予定です。

恋人、はじめました。

桜庭かなめ
恋愛
 紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心にたくさん告白されているが、全て断っている。クールで笑顔を全然見せないことや銀髪であること。「氷織」という名前から『絶対零嬢』と呼ぶ人も。  明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱き続けている。しかし、フラれるかもしれないと恐れ、告白できずにいた。  ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。その際、明斗は勇気を出して氷織に告白する。 「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」 「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうだろう?」  明斗からのそんな提案を氷織が受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。  一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる甘くて爽やかな学園青春ラブコメディ!  ※夏休み小話編2が完結しました!(2025.10.16)  ※小説家になろう(N6867GW)、カクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想などお待ちしています。

処理中です...