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愛している
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しおりを挟む私の婚約者ってどんなモノなのだろう?
そんな事を考えるきっかけになったのはキャリベルが私に言った一言である。
「そろそろ新しいのにしないといけないわ」
「何、また変えるの? 」
「ええ。だって今の男が最高だなんて分からないじゃない」
世界会議の休憩中にしたそんな会話。
キャリベルにとって男は着飾るモノで、装飾品のようなモノだといつも言って
いる。だから飽きればすぐに変えてしまうし、それが彼女には当然に許される
のだ。
男の存在価値が暴落して以来、世界は変わった。
それでも一応は必要とされているのは大した意味合いはなく、ただの慣習みたい
なもので、それは一部の者だけに許される道楽だった。
だから私にとってそれはさして意味のないモノだった。
ただみんなに合わせただけで、必要だとは思っていなかったのだ。
男なんてつまらないって思っていたし、そんなものに時間を費やすなんて馬鹿が
する事だって考えていたからだ。
男になんて興味はなかったから婚約者となったミブラに私は一切関知しなかった。
そんな私の気持ちに彼は気が付いていたのだろうけど彼は常に私の婚約者であり
続けた。私の為だけにずっと生活し続けていたけど、そんな彼に私は見向きも
しなかった。
だからキャリベルの言葉で私は考えてみる事にしたが何も分からなかった。
当然だ、今まで存在すらも無視していたのだから。
じゃあどうすればいいのかと考えてみた私が思いついたのが婚約破棄だった。
そして彼がどんなモノなのかを調べるのだ。
無人島に男達を押し込んで課題を出して競わせる。
彼以外も対象にするのは対比するモノがなければ彼がどういうモノか分からない
からだ。なんとなく私は思っていた、彼は優れているのだろうと。
私の婚約者なのだからそれは当然だと思っていたけど、それが今すべて明らかに
なるのだと思うと私は少しばかり興味が沸いてきていた。
「さあ見せて頂戴、私の婚約者の実力というものを」
これから始まるサバイバルを私は画面越しに眺めていた。
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