バトンタッチした話

加速・D・歩

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9 2人は仲良し

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「2人は仲いいよねー。」
「「はぁ?」」

 息ぴったりだし、リィちゃんとウーくんは顔を見合わせ困惑した表情をしてるからちょっと笑ちゃう。

「マル、お前なぁ……はあ、」
「まぁ、ウェディとはマルきっかけで仲良くなったしな!」
「まーそーだけど」

 このまま付き合う展開だったら面白いのに。そしたらどっちがタチネコになるんかなぁ……

「「おーい、変な考え事するなよ」」

 なぜバレたし。てか、ワーチャンの時も気になったんだけど。

「そういえば、ウーくんエルフなんだよね」
「まぁ、……ダークエルフだけどな」
「うん? ね、エルフって長生きだけど、僕とウーくん同じ年なの?」

 ずっと気になってたんだけど、見た目はそんなに変わらないけどどーなんだろって。

「まぁ、実年齢は確かに、お前たちよりは歳上だな。でも、同種族の中では普通に子供だし、」
「ウーくんって、せーし出る?」
「なっ、」
「せーしってなんだ?」
「せーしっていうのはねぇ、「マル、ストップッ!!」

 へーやっぱ5歳じゃないのか。見た目は同じくらいの歳なのに。じゃあ、精子出るのか聞いたら引かれたけど、リィちゃんが聞いてきたから教えてあげようと思ったら顔真っ赤にしたウーくんが話を止めた。

「だって、リィちゃん気になってたよ」
「時が来たら俺から説明するから、てかマルお前……」
「んー? なあに?」
「いや、何でもない」
「なんだよー、俺も混ぜろー!」

 何か言いたげなウーくん、と若干蚊帳の外でリィちゃんが騒ぐ。ウーくんが何も知らないリィちゃんに教えるシチュ良いな。

「まーた変な事考えてるよ」
「マル、いい加減にしろ」
 
 お昼、【食堂】に行くためヌヌも誘う。隣の隣ぐらいの【教室】に向かう。ちな2人も一緒。

「ね、ヌヌ居る?」
「ヌヌ……? ああ、あの豚か。おーい、オィエモ! 呼んでるぞ!」

「わ、ど、どうしたの?」

 豚って。まぁ豚獣人だけどなんか愛想悪い子だなぁ。ヌヌが呼ばれると俺達に気付いて駆けてくる。お昼行こー! って誘って4人で向かった。


「席空いててよかったね」
「やっぱ混むよな」
「メニューは、と」
「肉食いてー!」

 ごった返してる【食堂内】でなんとか4人座れる場所を見つけて腰を落ち着かせる。今日は何頼もうかなぁ。オムライスにしようかなぁ。

 リィちゃんが牛の魔物ステーキ、ウーくんとヌヌが野菜盛りスペシャル、俺はケチャップライスのオムライスにした。

「分厚い! 噛み応えさいこー!」
「す、凄い……ち、ちゃんと噛まないと危ないよ……」
「ウーくん達は野菜なんだね。肉食べないの?」
「食べない事はないけど野菜の方が好きなだけだ。家族は肉好きだったりする」
「へー、そうなんだ」

 種族によって色々なんだなぁ。スプーンで運んだケチャップの酸味が強く卵の優しい甘みとケチャップライスが美味しい。
 食べた後は少し【中央広場】でまったり過ごしてヌヌと別れてから【教室】に戻った。




「やぁーと終わったー! 帰るか!」
「うん、ふあっ、眠……」
「マルはよく寝てるよな」
「んー、寝たりないよ」

 午後の授業は【美術鑑賞】だったから余計に眠かった。そのせんせーがコレクションしてるアーティファクトを観るって感じだった。自分的にはエッチ出来るかが重要なだけでそれ以外は興味がない。
 マルの頭の出来的に赤点を取ることはないだろうけど、あえて補習授業うけてエロい罰を受けるのもアリ。

 ヌヌと合流して【部屋】に帰宅なう。

「あの、マルくん」
「うん?」
「クラスの子がマルくん、紹介してって言われたんだけど……」
「へー、いいよぉ?」
「ほんと……?」
「うんー、嫌?」
「えっ、」

 リビングのソファーでまったりしてると、ヌヌが遠慮がちにそう言ってくる。俺的に知り合いが出来るあわよくばセフレが増えるのは好都合だけど、ヌヌの表情が良くない。
「教えるの嫌なら言わなくて良いよ」と伝えると首を横に振って「紹介するね」とだけ言った。

 夕ご飯を食べに行ったあとは【大浴場】に向かう。痕は薄くなったけど、噛み跡はまだ残ってるし? ヌヌは来ないみたい。残念。


 こういうお風呂って人が多い時間帯に入る子と後半の少ない時に入る子色々いるよね。俺は前者だけど。
 着替えの服を持ってロッカーに閉まってから着てる服を脱ぎ風呂場で使うものを持って扉を開けた。


──この前の銀色じゃん
──なんか怪我してる?
──尻赤いなぁ、叩かれたみたいな


 目が合う子にニコと笑いかけると照れた顔になるの可愛い~! 上級生達がガン見してくるの草。


「タマチャンじゃーん、こんばんはぁ」
「え、ま、マルくん?! ってその身体どうしたの?!」
「んー? 噛み跡だよ?」
「噛み跡……って誰に、」

 紫のモジャ頭を見つけて挨拶するとタマチャンはマルのえろっちい身体と噛み跡をみて真っ赤になる。何でもないように言ったら眉毛がハの字になって困って「誰にされたの」って言われたから「な・い・し・ょ」と含み笑いしながら言うとまた照れたみたいで下を向く。

「ね、また洗っ子しよ?」
「ええ、ダメだよ」
「なんで? 僕のココとか、ココ優しく洗って欲しいのに」
「わ、わっ……なに、お尻に……」

 おっぱいの噛み跡と、彼に尻を向けて赤くなってた尻たぶを見せるとオナホが見えたらしく、困ってるね。

「んー、これ? オナホだよ、おちんちんシコシコするやつ」
「へっ、え?! で、でもなんで……」
「んー、ユルマンだから?」

 なんで入れてるのと言われれば中に出された精液が漏れない為なんだけど、ユルマンだし入ってる方がいいかなーって、「触ってみる?」と聞いて彼の指をオナホに突っ込んだ。

 周りに居る子を無視して風呂椅子にしがみつきながら、喘いでたらタマチャンの悲鳴が聴こえて後ろを向くとリィちゃんとウーくんに引き離されて床に落とされてる姿があった。

「大丈夫か?!」
「マル、その身体は……」
「「コイツのせいか?」」

 異様な圧を感じたのとタマチャンも二人に怯えてるし、俺は立ち上がってタマチャンを庇った。

「2人とも違うから。僕が彼の手を取ってオナホ触らせただけだし!」
「てか、その傷なんだよ、」
「オナホって……いつから、」

「んー、少し前からね。タマチャンは関係ないんだから圧かけちゃダメだよ!」

 タマチャンを抱きしめると俺と目が合う。一個下の子に怯えなくても良くない? と思いつつも少し震えてる。

「タマチャンお風呂はいろー」
「え、お、俺出る!」
「ぁ、行っちゃった。」

【大浴場】から出てく彼の背中を見たあと、体をもう一回洗おうと風呂椅子に座ると両側を2人に挟まれた。

「んー? 洗っ子する?」
「痛々しい姿でここ来るの……何があったんだよ」
「誰にヤラれたのか言ってくれたら先生に報告するし、」
「2人は気にしなくて良いよ」
「「ヌヌか?」」
「違うよ~それはない。」

 適度に息ぴったりな2人に笑う。下級生だから先生に助けを求めるのは分かるけど。エロ展開は難しそうだなぁ。
 やっぱ初手からビッチ全開が良かったのとこういう学校入るなら中学生ぐらいからの方が都合がいいな。地元でもどっかのおっさんを捕まえればいいんだし。
 
 
 早々に2人から【大浴場】使うの禁止って言われて、むっとする俺。心配なのは分かってるけどむうーですよ。
 エロなしにデカい風呂に入るのは好きだったし。

「せんせーに報告するからな!」
「……また明日な」

「うんー、またね」

 はあ。しょうがないなぁ。【部屋前】まで送ってもらって2人と別れる。
 ドアを開けて入るとヌヌはもう寝てるようで彼の布団に入って寝た。




 いつもの朝。ヌヌと2人が来て登校。昼休みにヌヌのクラスメイトの子数人と顔合わせして少し会話したり。

 その中でマ・ゲィマァメメあだ名はメメちゃんと仲良くなった。彼は蝙蝠獣人と紹介されて、へー珍しーって。獣人色んな子が居るなぁ~と思った。

「メメちゃん」
「こっちに来て」
「ん、どこに行くの?」

 そんなメメちゃんは皆と外で遊んでたら手を引っ張って皆と離れる。かくれんぼしてたし、良いんだけど。
 校舎奥みたいな所まで来てここならすぐに見つからないかな。

「あのね、私……蝙蝠獣人じゃないんだ」
「へ、そうなの?」
「うん、ほんとの種族を言ったら怖がれるし……でも、」
「いいよ、言って?」
「・・・吸血鬼なんだ。」
「え、そ外だよ?! 大丈夫ッ?!」

 かなり天気のいい日で雲一つない暖かな日差しが降り注いでいる。そんな中吸血鬼って言われたら日陰! って慌てる俺をメメちゃんはニコと笑いながら「大丈夫だよ」と笑った。
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