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・本編
54 ──最悪の結果
決勝は3年トィン・ヌルィニ・トーチヴォン対1年井上勇気。
俺は先輩が勝つと信じてる。ユーキには悪いけど強すぎる。
「決勝戦、3年トィン・ヌルィニ・トーチヴォン対1年イノー、ユーキ始めッ」
──俺はトィンが勝つと信じてるからなッ!!
──僕も賭けてる!
──俺は稀人に!
──どっちも頑張れー!
周りで観てる生徒達が熱く応援してる。中には賭け事をしてる者も。
フィールドの上では余裕そうな先輩と、弓を構えるユーキ。先に動いたのはユーキだった。
《太陽魔法》で先輩の攻撃を警戒しつつ《防御》を展開そこから素早く撃てる《太陽属性弓》で日の日差しみたいな刺さるような光が先輩に降り注ぐ。
先輩はそれでも余裕な表情で鞭を振るう。その一撃だけでユーキが放った弓が全て撃ち落とされた。
「お前はこんなものか?」
「ま、まだだ!!」
ユーキはその後も大技を繰り出す。が、それをいとも簡単に先輩は攻撃を無効化していった。
「はあ、はあっ」
「稀人がこんな弱いなんてな、これならまだアイツの方が使える」
「お前……マルに、……マルの、ッ、グッ」
「アイツは俺の所有物なだけだが?」
「なん、だよ、それ……マルはお前の事、本気で……っ、お前なんかに、負けてたまるか──ッ」
荒い呼吸をするユーキ。もうマナが少ないんだろうフラフラと立ってるのもやっとらしい。先輩はそんなユーキを俺と同じく炎の鎖で縛り上げる。
先輩の役にたってるとは思ってないけど近くには彼の所有物として置いてもらってる。それを聞いたユーキはまだ諦めないと、縛られてた体を発光させるとその鎖の拘束から脱出して、弓を構えた。
「俺の、全力を受けてみろッ!!《終焉の弓撃》!!」
「良いだろ、撃ち落としてやる!」
ユーキの必殺技──《終焉の弓撃》眩い光が矢の先に集まり強烈な一撃が放たれた。
先輩は、火の刃をその一撃に向かって飛ばし、炎を纏わせた鞭で攻撃した──が──
会場内のざわめきが聴こえなくなる。その瞬間を見てしまった俺は先輩の名前を呼ぶ、縛ってた筈の炎の鎖が粉々になって消える。全てがスローモーションになって、いく、俺は彼に手を伸ばして駆け寄る。
ユーキの一撃がヴォン先輩の身体を貫いた。そして倒れる身体、俺は必死に《回復》をかけるのに胴体にあいた穴は、出血は止まらなくて、
「先輩、ヴォン先輩、死なないでッ、起きてください!!」
「マル、俺やったよ……コイツ倒したんだ・・・俺のモノになれよ、なあ」
「煩いッ、先輩だめ、逝っちゃ……ぁぁ、ダメ、」
先輩の体温が冷たくなっていく、後ろの声を無視して先輩に何度も《回復》をかけるのに、地面に広がっていく赤い液体。
周りの先生達も助けてくれるけど──
俺の肩に手を置いた先生を見上げると首を横に振る。
嘘だ、さっきまで生きてたのに……
──マルッなんで無視するんだよッ、なあ、俺優勝したんだぞ!! こっちを向けってばッ
揺さぶられて視界が揺れる、頭が痛くて俺は吐いた。悪い夢だと、意識が途切れた。
──恋人セックスするんだろ、ほら、俺の事好きって言えよ、
──なんか言えよ、マルッ
意識がないうちに誰かに掘られてた。目を開けるとベッドの中で身体には噛み跡だらけになっていた。先輩が居なくなった現実が信じられなくて、【学園内】を彷徨う。
でも、彼の遺体を発見して、しまった。
前に使った《セーブ》まで戻ろうとしたのに、グレーアウトして使えなかった。
先輩の遺体の手を握る。もう開かない目に顔を寄せ、俺は──
《サンシャインアロー》太陽の光を集めた矢を放つ技。
《フレアショット》燃えるような矢を放ち、敵を焼き尽くす。
《ソーラービームアロー》太陽のエネルギーを利用した強力な一撃。
《ラジエントスピア》光を纏った矢で敵を貫く。
《サンビームアサルト》一斉に複数の光の矢を放つ技。
《ヘリオスバレット》太陽神ヘリオスの力を借りた矢を放つ。
《サンライトストライク》照らされた矢で敵を狙い撃つ。
《イリュミネーションアロー》照明効果を持つ矢で敵を混乱させる。
《シルフィードフレア》風を伴った炎の矢で素早く攻撃。
《ホーリーサンアロー》聖なる太陽の力で敵を浄化する矢。
《サンビーム》太陽の光を集中させて放つ光線。
《フレア》短時間で強力な炎を生成する魔法。
《ソーラーレイ》太陽のエネルギーを直接敵にぶつける攻撃魔法。
《ルミナスシールド》太陽の光を利用して防御壁を作る。
《ヒーリングサン》太陽の力で味方を癒す魔法。
《サンシャワー》広範囲にわたって回復効果を持つ光の雨。
《ブレイズ》太陽の炎を操る攻撃魔法。
《サンライトバリア》日光を利用した防御のバリア。
《フラッシュ》瞬時に眩しい光を発生させ、敵の視界を奪う。
《サンストライク》地面から太陽の力を引き出し、敵を攻撃する魔法。
《終焉の弓撃∶表》強烈な一撃を相手に与える。使用するには膨大なマナが必要。
《終焉の弓撃∶裏》必中当たった者は蘇生無視確実に仕留める。使用は一度だけ。
+
《炎のしずく》鞭を振ることで炎のしずくを飛ばし、敵にダメージを与える技。
《フレイムスラッシュ》鞭を使って炎の刃を形成し、一気に切り裂く攻撃。
《炎の旋風》鞭を回転させ、周囲の敵に炎の旋風を巻き起こす技。
《インフェルノウィップ》鞭の先端から炎を発生させ、敵を焼き尽くす強力な一撃。
《フレイムチェーン》鞭を使って炎の鎖を作り、敵を拘束する技。
《炎の波動》鞭を地面に叩きつけて、炎の波を放つ攻撃。
《バーニングスラップ》炎をまとった鞭で叩きつけ、強力なダメージを与える技。
《ファイヤーボールウィップ》鞭を振ることで、炎の玉を生成し、敵に向かって放つ技。
《炎の刺突》鞭を鋭く突き刺し、炎を宿した攻撃を行う技。
《燃える束縛》鞭で敵を捕らえ、そのまま炎を燃え上がらせる技。
俺は先輩が勝つと信じてる。ユーキには悪いけど強すぎる。
「決勝戦、3年トィン・ヌルィニ・トーチヴォン対1年イノー、ユーキ始めッ」
──俺はトィンが勝つと信じてるからなッ!!
──僕も賭けてる!
──俺は稀人に!
──どっちも頑張れー!
周りで観てる生徒達が熱く応援してる。中には賭け事をしてる者も。
フィールドの上では余裕そうな先輩と、弓を構えるユーキ。先に動いたのはユーキだった。
《太陽魔法》で先輩の攻撃を警戒しつつ《防御》を展開そこから素早く撃てる《太陽属性弓》で日の日差しみたいな刺さるような光が先輩に降り注ぐ。
先輩はそれでも余裕な表情で鞭を振るう。その一撃だけでユーキが放った弓が全て撃ち落とされた。
「お前はこんなものか?」
「ま、まだだ!!」
ユーキはその後も大技を繰り出す。が、それをいとも簡単に先輩は攻撃を無効化していった。
「はあ、はあっ」
「稀人がこんな弱いなんてな、これならまだアイツの方が使える」
「お前……マルに、……マルの、ッ、グッ」
「アイツは俺の所有物なだけだが?」
「なん、だよ、それ……マルはお前の事、本気で……っ、お前なんかに、負けてたまるか──ッ」
荒い呼吸をするユーキ。もうマナが少ないんだろうフラフラと立ってるのもやっとらしい。先輩はそんなユーキを俺と同じく炎の鎖で縛り上げる。
先輩の役にたってるとは思ってないけど近くには彼の所有物として置いてもらってる。それを聞いたユーキはまだ諦めないと、縛られてた体を発光させるとその鎖の拘束から脱出して、弓を構えた。
「俺の、全力を受けてみろッ!!《終焉の弓撃》!!」
「良いだろ、撃ち落としてやる!」
ユーキの必殺技──《終焉の弓撃》眩い光が矢の先に集まり強烈な一撃が放たれた。
先輩は、火の刃をその一撃に向かって飛ばし、炎を纏わせた鞭で攻撃した──が──
会場内のざわめきが聴こえなくなる。その瞬間を見てしまった俺は先輩の名前を呼ぶ、縛ってた筈の炎の鎖が粉々になって消える。全てがスローモーションになって、いく、俺は彼に手を伸ばして駆け寄る。
ユーキの一撃がヴォン先輩の身体を貫いた。そして倒れる身体、俺は必死に《回復》をかけるのに胴体にあいた穴は、出血は止まらなくて、
「先輩、ヴォン先輩、死なないでッ、起きてください!!」
「マル、俺やったよ……コイツ倒したんだ・・・俺のモノになれよ、なあ」
「煩いッ、先輩だめ、逝っちゃ……ぁぁ、ダメ、」
先輩の体温が冷たくなっていく、後ろの声を無視して先輩に何度も《回復》をかけるのに、地面に広がっていく赤い液体。
周りの先生達も助けてくれるけど──
俺の肩に手を置いた先生を見上げると首を横に振る。
嘘だ、さっきまで生きてたのに……
──マルッなんで無視するんだよッ、なあ、俺優勝したんだぞ!! こっちを向けってばッ
揺さぶられて視界が揺れる、頭が痛くて俺は吐いた。悪い夢だと、意識が途切れた。
──恋人セックスするんだろ、ほら、俺の事好きって言えよ、
──なんか言えよ、マルッ
意識がないうちに誰かに掘られてた。目を開けるとベッドの中で身体には噛み跡だらけになっていた。先輩が居なくなった現実が信じられなくて、【学園内】を彷徨う。
でも、彼の遺体を発見して、しまった。
前に使った《セーブ》まで戻ろうとしたのに、グレーアウトして使えなかった。
先輩の遺体の手を握る。もう開かない目に顔を寄せ、俺は──
《サンシャインアロー》太陽の光を集めた矢を放つ技。
《フレアショット》燃えるような矢を放ち、敵を焼き尽くす。
《ソーラービームアロー》太陽のエネルギーを利用した強力な一撃。
《ラジエントスピア》光を纏った矢で敵を貫く。
《サンビームアサルト》一斉に複数の光の矢を放つ技。
《ヘリオスバレット》太陽神ヘリオスの力を借りた矢を放つ。
《サンライトストライク》照らされた矢で敵を狙い撃つ。
《イリュミネーションアロー》照明効果を持つ矢で敵を混乱させる。
《シルフィードフレア》風を伴った炎の矢で素早く攻撃。
《ホーリーサンアロー》聖なる太陽の力で敵を浄化する矢。
《サンビーム》太陽の光を集中させて放つ光線。
《フレア》短時間で強力な炎を生成する魔法。
《ソーラーレイ》太陽のエネルギーを直接敵にぶつける攻撃魔法。
《ルミナスシールド》太陽の光を利用して防御壁を作る。
《ヒーリングサン》太陽の力で味方を癒す魔法。
《サンシャワー》広範囲にわたって回復効果を持つ光の雨。
《ブレイズ》太陽の炎を操る攻撃魔法。
《サンライトバリア》日光を利用した防御のバリア。
《フラッシュ》瞬時に眩しい光を発生させ、敵の視界を奪う。
《サンストライク》地面から太陽の力を引き出し、敵を攻撃する魔法。
《終焉の弓撃∶表》強烈な一撃を相手に与える。使用するには膨大なマナが必要。
《終焉の弓撃∶裏》必中当たった者は蘇生無視確実に仕留める。使用は一度だけ。
+
《炎のしずく》鞭を振ることで炎のしずくを飛ばし、敵にダメージを与える技。
《フレイムスラッシュ》鞭を使って炎の刃を形成し、一気に切り裂く攻撃。
《炎の旋風》鞭を回転させ、周囲の敵に炎の旋風を巻き起こす技。
《インフェルノウィップ》鞭の先端から炎を発生させ、敵を焼き尽くす強力な一撃。
《フレイムチェーン》鞭を使って炎の鎖を作り、敵を拘束する技。
《炎の波動》鞭を地面に叩きつけて、炎の波を放つ攻撃。
《バーニングスラップ》炎をまとった鞭で叩きつけ、強力なダメージを与える技。
《ファイヤーボールウィップ》鞭を振ることで、炎の玉を生成し、敵に向かって放つ技。
《炎の刺突》鞭を鋭く突き刺し、炎を宿した攻撃を行う技。
《燃える束縛》鞭で敵を捕らえ、そのまま炎を燃え上がらせる技。
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※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。