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「こんにちは~、ワィーレ・ケースって言いまーす」
「お前と一緒の【部屋】とはな」
「ワーチャン……! めっちゃ心細かったけど、知り合いがいて良かったぁ~!」
「変な呼び方をするな!」
【室内】に入って名前を言うと、目に飛び込んできたのは青色とその声にぱあ! と俺は緊張が吹き飛んだ!
ワーチャン、名前は確か……メモメモ、あった。
トィン・ヌルィニ・ワグーッツンって名前なんだけど、言いづらいからワーチャン。彼はマルの事が好きで、ああでもマルには隠してるんだっけな。
小さい頃から親が知り合いでその開くパーティーとかで話したり、チェス的なボードゲームで遊んだりしてた。
その度にマルに優しい言葉をかけたり、ふたり以外からみたら「はよ告って付き合っちゃえよ!」って感じで初々しい。
初めて会ったときはマルの横に居た俺をすげー警戒してたけど、俺が直接ワーチャンに『マルの事は大事だけど恋愛じゃないから、むしろ応援するし!』って言ったらめっちゃポカン顔してて、くく、思い出しただけでもくく……
「何ニヤついてる」
「俺がワーチャンに、くく、マルの事言った時の事を思い出してさ、ふふ、ふへ」
「っ、今すぐ忘れろっ!」
「なんかトィンくんがこんな姿見るの初めてかも。僕の名前はオィエモ・ハ・ヌヌだよ。よろしくね」
「ほんとほんと、ワグーッツンが焦ってる姿レアー! 俺はコ・カメイメね、よろしく!」
「うん、ヌヌくんとメイチャンよろしくね」
ワーチャンはエルフ族、ヌヌくんは豚獣人、メイチャンは俺と同じく人間。で、親しげにしてくれたおかげで楽しい生活が出来そう!
すぐに【隣の部屋】に行ったらコッチも挨拶終わりで仲良くやってたんだけど……
「美人ばっかり! え、【ココ】男子校だよね……? え、可愛い、マルだけじゃないんだ」
「誰? マルの知り合い?」
「なんか失礼なヒト」
「怪しい……」
マルに紹介してもらって、ガラ・ユーラタ、ユーくんは鴉獣人、ラゲ・キリィナ、リーナは狐獣人、マ・ゲィマァメメ、メメちゃんは吸血鬼らしい。
性別が、ええ、マジで男なの? 信じられない……マルも昔ワーチャンに『髪伸ばした方が好み』って言われて長くしてて今制服だけど私服のブラウスとか着てるときは上半身女の子みたいだし。
てか、え、顔偏差値高すぎ……っ!
俺平凡なんだよね。ブサイクとかじゃないと思ってるけどキラキラしてる人達しか視界に入ってこないんだけど……!
マルも俺の同室に挨拶して、ワーチャンが居ることに気付いて照れてたけど、はよくっつけ!
で、8人で【食堂】に行くことに。
「やっぱ、ほぼ全員が小さい時から一緒なのか」
「まあ、そうだね。私達以外だと自分の家の教師に教えてもらってから来る子は毎年数人程度だよ」
「お前がトロいからマルゥメが来れなかったんだ」
「ごめんーって!」
「ワグーッツン、僕が決めたことだよ」
「っ、悪い……」
【席】について、食事をとりながらだべる。
やっぱそうだよな、マルと一緒だし、ワーチャンっていう顔馴染みが居たから緊張も解けたけど。
てか、やっぱワーチャンはマルと【小等部】から居たかったのか。小言を言うとマルがプリッと怒ってワーチャンがションボリしてしまった。
他の彼らはそんなワーチャンの姿を珍しく思ってて、メイチャンから「あの二人って……」と話しかけられたから「早くくっつけば良いのにって思ってるよ」って言ったら、皆して頷いた。
分かるよね~!
他愛のない事を話しながら彼らを見てはニヨニヨする俺ら。それに気付いたワーチャンは顔を赤くして、マルはポカンとしてる。
マルって鈍感だよねぇ。まぁ、ワーチャンの事をそれとなく聞いた事はあったけど、普通に好意は持ってたし、ワーチャンがサクッと告っちゃえばいいのに。
これ、ジレジレになりそうだしーうー……ん。
「マルはワーチャンから告白待ちなんだよねー!」
「「えっ、」」
同時に驚く2人。漫画あったら汗のマークが顔横から飛び出てるみたいなアワアワし始めた2人。
まあ、俺らに見られてたらやりづらいか。と思って、「俺たちはお先に~てか、ワーチャン早くしないと誰かに取られるぞー!」って言って【部屋】に戻った。
「お前なァッ!!」
「ん? マルの返事は?」
「……良いって、」
「なーんだ、良かったじゃん!」
「本当ならもっと、良い場所でとか、……」
【部屋】に戻ってきたあと、少ししてワーチャンが戻ってきた。
【隣の部屋】からも『良かったねー!』って聴こえてて笑っちゃたらめっちゃワーチャンにつめられた。けど、グダグダしてたらカッ去られるんだぜ? ならちゃんと告白して付き合ったほうがいいじゃん。
「俺はさ、マルと小さい時から一緒に居て、本当の兄弟じゃないけど、半身みたいな存在なんだ。だから昔からマルの事が大事なワーチャンとくっついてもらいたくて、」
「ケース、お前……悪かった。マルの事は大事にするから、心配するなよ」
「ふふ、いいよ。2人が幸せそうでよかった。」
っていうやり取りをメイチャン達も見てて、ワーチャンに改めて祝福するのであった~。
「お前と一緒の【部屋】とはな」
「ワーチャン……! めっちゃ心細かったけど、知り合いがいて良かったぁ~!」
「変な呼び方をするな!」
【室内】に入って名前を言うと、目に飛び込んできたのは青色とその声にぱあ! と俺は緊張が吹き飛んだ!
ワーチャン、名前は確か……メモメモ、あった。
トィン・ヌルィニ・ワグーッツンって名前なんだけど、言いづらいからワーチャン。彼はマルの事が好きで、ああでもマルには隠してるんだっけな。
小さい頃から親が知り合いでその開くパーティーとかで話したり、チェス的なボードゲームで遊んだりしてた。
その度にマルに優しい言葉をかけたり、ふたり以外からみたら「はよ告って付き合っちゃえよ!」って感じで初々しい。
初めて会ったときはマルの横に居た俺をすげー警戒してたけど、俺が直接ワーチャンに『マルの事は大事だけど恋愛じゃないから、むしろ応援するし!』って言ったらめっちゃポカン顔してて、くく、思い出しただけでもくく……
「何ニヤついてる」
「俺がワーチャンに、くく、マルの事言った時の事を思い出してさ、ふふ、ふへ」
「っ、今すぐ忘れろっ!」
「なんかトィンくんがこんな姿見るの初めてかも。僕の名前はオィエモ・ハ・ヌヌだよ。よろしくね」
「ほんとほんと、ワグーッツンが焦ってる姿レアー! 俺はコ・カメイメね、よろしく!」
「うん、ヌヌくんとメイチャンよろしくね」
ワーチャンはエルフ族、ヌヌくんは豚獣人、メイチャンは俺と同じく人間。で、親しげにしてくれたおかげで楽しい生活が出来そう!
すぐに【隣の部屋】に行ったらコッチも挨拶終わりで仲良くやってたんだけど……
「美人ばっかり! え、【ココ】男子校だよね……? え、可愛い、マルだけじゃないんだ」
「誰? マルの知り合い?」
「なんか失礼なヒト」
「怪しい……」
マルに紹介してもらって、ガラ・ユーラタ、ユーくんは鴉獣人、ラゲ・キリィナ、リーナは狐獣人、マ・ゲィマァメメ、メメちゃんは吸血鬼らしい。
性別が、ええ、マジで男なの? 信じられない……マルも昔ワーチャンに『髪伸ばした方が好み』って言われて長くしてて今制服だけど私服のブラウスとか着てるときは上半身女の子みたいだし。
てか、え、顔偏差値高すぎ……っ!
俺平凡なんだよね。ブサイクとかじゃないと思ってるけどキラキラしてる人達しか視界に入ってこないんだけど……!
マルも俺の同室に挨拶して、ワーチャンが居ることに気付いて照れてたけど、はよくっつけ!
で、8人で【食堂】に行くことに。
「やっぱ、ほぼ全員が小さい時から一緒なのか」
「まあ、そうだね。私達以外だと自分の家の教師に教えてもらってから来る子は毎年数人程度だよ」
「お前がトロいからマルゥメが来れなかったんだ」
「ごめんーって!」
「ワグーッツン、僕が決めたことだよ」
「っ、悪い……」
【席】について、食事をとりながらだべる。
やっぱそうだよな、マルと一緒だし、ワーチャンっていう顔馴染みが居たから緊張も解けたけど。
てか、やっぱワーチャンはマルと【小等部】から居たかったのか。小言を言うとマルがプリッと怒ってワーチャンがションボリしてしまった。
他の彼らはそんなワーチャンの姿を珍しく思ってて、メイチャンから「あの二人って……」と話しかけられたから「早くくっつけば良いのにって思ってるよ」って言ったら、皆して頷いた。
分かるよね~!
他愛のない事を話しながら彼らを見てはニヨニヨする俺ら。それに気付いたワーチャンは顔を赤くして、マルはポカンとしてる。
マルって鈍感だよねぇ。まぁ、ワーチャンの事をそれとなく聞いた事はあったけど、普通に好意は持ってたし、ワーチャンがサクッと告っちゃえばいいのに。
これ、ジレジレになりそうだしーうー……ん。
「マルはワーチャンから告白待ちなんだよねー!」
「「えっ、」」
同時に驚く2人。漫画あったら汗のマークが顔横から飛び出てるみたいなアワアワし始めた2人。
まあ、俺らに見られてたらやりづらいか。と思って、「俺たちはお先に~てか、ワーチャン早くしないと誰かに取られるぞー!」って言って【部屋】に戻った。
「お前なァッ!!」
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「……良いって、」
「なーんだ、良かったじゃん!」
「本当ならもっと、良い場所でとか、……」
【部屋】に戻ってきたあと、少ししてワーチャンが戻ってきた。
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「俺はさ、マルと小さい時から一緒に居て、本当の兄弟じゃないけど、半身みたいな存在なんだ。だから昔からマルの事が大事なワーチャンとくっついてもらいたくて、」
「ケース、お前……悪かった。マルの事は大事にするから、心配するなよ」
「ふふ、いいよ。2人が幸せそうでよかった。」
っていうやり取りをメイチャン達も見てて、ワーチャンに改めて祝福するのであった~。
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